※この作品はR-18です。

負けヒロインがエロゲヒロイン過ぎる!   作:37級犬築士

40 / 44
今回短め、すまそ


(40) 大きくなったのは誰のせい?

 

 明らかに大きくなっている。

 

 よく食べる八奈見さんのことだから、少し太ったという線もあるかも、

 と、あまり意識しないようにもしてきた。自分のせいだと思いたくなかった。

 

 けど、周りはそうでない。違和感に気付き、我慢できずに口にする。

 

 

「やなちゃんさ~、胸大きくなったよね~……あ、そういえばアタシもブラ、最近きつくなってさ。人のこと言えないかもねw」

 

「ぶ、ブラ……少しだけ、キツい。買い替えたくないのに、形崩れるの嫌だから……買い換えたッ」

 

 焼塩と小鞠もそんなことを口にしていた。まるで、自分達の変化にも責任が俺にあるかのように言ってくる。

 二人に関しては目で見てわかる変化は無いのに、別に大きくなったって言っても、そうは見えないんだけどと返事して、結果焼塩からはジト目で睨まれ小鞠からは二回死ねと罵倒された。

 

 とにかく、最近は皆胸のことをよく口にする。普段の会話の中で八奈見さんの胸に関する言及は特によく出る。

 

 八奈見さんの変化、自身の変化、そして原因が俺にあるかのように言ってくる。そんな会話が度々起きてしまう。きっと思い違の、はず

 

 

「最近、アタシの胸……重い……重い、なった……君のせい」

 

「間違いありません。八奈見さんのバストはGカップでしょう、佳樹の目に狂いはありません……お兄様の成果ですね♡」

 

 志喜屋先輩にも背中に現物を押し付けられながら指摘されたりした。そして、佳樹からは逆に称賛される。

 最近寝る前になると佳樹にバストアップマッサージをするのが日課になっているけど、相も変わらず平坦なままだ。

 

 やはり、人のせいで大きくなるなんてのは迷信の類、都合の良いエロゲの中の世界の道理に違いないと、佳樹の胸骨の固さを指先で思い出しながら今日も俺は胸を触る。

 

 

「服、脱ぐの?」

 

 

「じゃなきゃ計れないでしょ……ほら、温水くんメジャー取って、私バンザイしてるから」

 

「……ッ」

 

 連なるリボンをはずし、制服のシャツを脱ぐとパステルブルーのフロントホックが目に映る。

 

 可憐な布地に納められた、健康的で肥沃に満ちた双丘。

 それが今完全に露になる。

 

 目の前で、八奈見さんは片手でホックをはずし、興されるように俺の目前で揺れてみせた。  

 

 

  ×   ×   ×

 

「何センチだった?」

 

「————……90と、4センチだね」

 

 

「ふぅん、じゃあ……アンダー差で、やっぱり大きくなってるね。アタシ、今Gカップみたい」

 

 

 アルファベットの歌が頭で響く、Gとはいったいどれほどなのかと、理解するために頭を回そうにも目の前のソレで脳がフリーズする。

 

 ここは自宅の脱衣所、風呂に入るために脱衣する場所に八奈見さんは立ち、そして上半身すべてを脱ぎ捨てて、俺の持つメジャーが素肌を縛っている。

 

 94㎝、現実に見るその数字が生々しくて、反芻してもまだ飲み込みきれない。

 

 

「おっぱい、見て良いのに……ほら、おっぱい大きくなってたでしょ。ねぇ、温水君♡」

 

 

「……ッ」

 

 

 メジャーをほどく、改めて八奈見さんのそれが目の前でプルンと瑞々しい感触を示している。

 

 以前まではEカップだと言っていたそれが、いつの間にか2サイズアップしてGとなった。

 八奈見さんの乳房を正面で拝む俺は、この素晴らしい光景を前にどうすればいいのか

 

 賛辞を贈るなら言葉が十や百では足りない。

 

 表現だって巧みであるべき、しかし出るもの一つだけ 

 

 

「……すごく、綺麗」

 

 

 当たり障りのない賛辞を吐き出す。それでも、歯が浮いて噛み合わせが悪くなる心地に悶えてしまう。

 

「――……んふ、ありがとね。温水くん♡」

 

 しかし、こんな拙い反応に八奈見さんは満足してしまう。

 

 笑みを浮かべ、俺の方に体を近づけて、そして

 

 

……むぎゅ

 

 

「ふぁ!」

 

 視界を多い尽くして、何も見えないようにしてきた。

 計るため、膝立ちになっていたから   

 

 都合よく、顔の前に膨らみがあったからか

 

 思い付きとはいえ、八奈見さんはこうすることに躊躇いはない。ただ、好意と善意と、そして自身の喜びのために、こういうことをしてくる。

 

「バスト94……Gカップ♡」

 

…………むにゅ、むぎゅッ……ぎゅうッ

 

 

「大きくなったのはさ、誰のせいだろうね」

 

「いっぱい揉むから?それともチュパチュパ吸うから?」

 

「……ブラ、買い直したんだよ。高くついちゃった、誰のせいかな?」

 

 みえない。

 

 だけど、ひどくニヤつく八奈見さんの顔は見えてしまう。脳裏に浮かんで、それがじつにいじらしく、そしてご機嫌であることは容易に理解できる。

 

 八奈見さんは気分が良い。

 

 気分が良いから、このままきっと

 

 

「吸って♡……おっぱい、温水くんのせいで膨らんだみたいなものだしさ♡」

 

「萎ませてよ、吸って良いから♡……ほら、乳首わかるでしょ。そこ、吸ってみるの♡」

 

「慣れてるでしょ、吸わせてあげたお・か・げ・で♡」

 

……むぎゅ……むにゅ、むにゅふにゅ……、……ふにゅん、ふみゅ……ぷるん♡

 

 

「――ッ」

 

 

 抱きついて、顔を縛る拘束は緩まった。けど、顔の先をくすぐるように八奈見さんは胸を揺らす。胸の柔らかさをタプタプ押し付けて、感じさせてくる。

 

 唇に、頬に、八奈見さんのおっぱいの先端が擦られている。

 

 弾力を帯びた先端が口を通りすぎる度に喉が無償に乾いてしまう。

 

「おっぱい、エッチしたら汚れちゃうでしょ」

 

「お顔、押し付けるの躊躇っちゃわない?……だから、今の内」

 

「おっぱいに甘えん坊するなら、今の内にだよ♡」

 

 

……――――ッ

 

 

「――……く、んッ」

 

 自分の発する音に耳を傾けたくない。

 

 抗いがたくて、仕方がない。だけど、誘惑に負ける恥は受け入れがたい。

 

 その事を八奈見さんは知っている。だから、耳を塞ぐ変わりにグルーミングの音を聴かせてくれる。

 

 後ろ髪を撫でる音

 

 耳の裏をかく音

 

 額に唇を押し付けて、音を立てて離す行為も、こちらの恥じらいを上書きするため。

 

「――…………いい子」

 

「……う、むぐ……ッ……く、んぅ」

 

 押し付けられる、咥えさせられる。

 

 優しいのか、それともいじらしいのか、判別は付かない。

 

 ただ、いい匂いなのだと、柔らかさは本物なのだと、己の内に湧く嬉しい気持ちを言語化するのみ

 

「――――ッ」

 

……くしゅ、くしゅくしゅ……むにゅ、ふにゅん♡……――ッ……コク、コククッ…………、…………チュ♡

 

「ん、んふ……ブラ買い換えた分、温水くんを可愛がって元を取らなきゃ」

 

「いっぱいするから、覚悟しててね♡」

 

 

 

 




以上、ここまで。次回からがっつりエッチ予定。

読了感謝です。感想、評価等頂けましたら幸いです。モチベ上がって執筆の励みになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。