※この作品はR-18です。

夏休みその後~家の女全員をお嫁さんにして子作りをする少年の話~   作:XX(旧山川海のすけ)

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第13話 セックスパワーアップ

 僕は部活で野球部に入ってる。

 別に強豪じゃない。

 

 野球が好きだから入った。

 そういう男子の集まりだ。

 

 なので、対外試合でも本気度が強豪校とは違う。

 朝練に次ぐ朝練。練習に次ぐ練習。

 敵の研究に余念なく、いかにして地区大会を突破するか?

 

 そんなことに情熱を燃やすガチ勢じゃないんだよね。

 そりゃ出来れば勝ちたいけど、そのためにプライベートの時間を全て野球に注ぎ込むとか。

 そういうのじゃない。

 

 あくまで常識的な範囲内で頑張って、それで試合して。

 勝てたらいいなぁ。

 

 その程度。

 

 今日はそんな僕の部活の、日曜日の試合日で。

 応援に来てくれていた。

 

「ユウちゃん頑張って!」

 

「お兄ちゃん頑張って!」

 

「ユウちゃんなら勝てるよ!」

 

 ……僕の奥さんたちが。

 

 表向きはママ、妹、お姉ちゃんであるので、家での呼び方は封印なんだけど。

 

 黒いオータムコートに、白いシャツ、そして黒いジーンズの春子。

 

 ジーンズ生地の上着とスカート、そして桃色のシャツを着てるユイ。

 

 黒いセーラー服姿の夏美。

 

 3人が石のベンチに座って応援してくれている。

 3人の夫として、僕は戦わないといけない。

 

 ……まぁ。

 3人と夫婦としてエッチ……セックスしたことで、僕は大きく成長を遂げたんだけど。

 

 春子をお嫁さんにしたことで、僕は学校の定期テストで100点を余裕で取れるようになった。

 夏美をお嫁さんにしたことで、僕は◆学生の体力測定の世界記録を更新した。

 ユイをお嫁さんにしたことで、僕は1秒を1分に感じられるようになった。

 

 そのせいで。

 

 僕はバッターボックスの場に立つ。

 

 バットを右手に、真っ直ぐにピッチャーを見つめる。

 ピッチャーは……焦っていた。

 

 他の選手はヘボなのに、僕だけレベルが違うから。

 

 僕は慣らすように数回素振りして、構える。

 さあ、どうする……?

 

 ちなみに対戦しているのは、地区大会優勝候補の強豪。

 僕の学校のチームはヘボなので、いくら僕だけレベルが違うからといって、敬遠できない。

 

 あのヘボチーム相手に、敬遠した。

 その事実が多分、耐えきれない屈辱なんだと思う。

 

 でもさあ……

 

 僕の打席だけ、ストライク球を投げた瞬間必ずホームランされてたら、自信無くすよね。

 強豪校のエースピッチャーのはずだから。

 

 さあ、どうする……?

 

 ピッチャー、第1投。

 フォームで分かる。

 

 ……ボール球だ。

 やれやれ。

 

 ピッチャー、第2投。

 フォームで分かる。

 

 ……またボール球だ。

 やれやれ。やれやれ。

 

 ピッチャー、第3投。

 フォームで分かる。

 

 ……これもボール球だ。

 やれやれ。やれやれ。やれやれ。

 

 そして運命の4投目。

 

 僕は「とうとう敬遠か?」と半ば諦めていたけど。

 フォームを見て、気づいてしまった。

 

 ああ、こいつ……

 全力で投げる気だ。

 

 全力の……ど真ん中ストレートを……!

 

 見抜いた僕は、集中する。

 僕には1秒が1分に感じられる。

 つまり僕には、全ての速度が60分の1になるってことなんだ。

 

 ◆学生の野球で、ストレートの最高速度が150キロだそうだけど。

 今の僕にはその60分の1……2.5キロだ。

 ……徒歩より遅い速度。

 

 よって

 

 カキーン、と。

 僕は彼の球をホームランした。

 

 ガックリ項垂れ、悔し涙を流すピッチャー。

 

「キャー! ステキー!」

 

「お兄ちゃーん! 抱いてーッ!」

 

「ユウちゃんカッコイイよー!」

 

 同時に奥さんたちの声援。

 

 ……フゥ。悪いね。

 これが負けられないものを持っている男の差だよ。




某少年格闘王も、彼女とセックスしてパワーアップしたわけですので自然な展開です。
(飽き果てるまで喰らわせつつも、足りぬ牝であれ!)

本作を読んでいただき感謝です。
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