夏休みその後~家の女全員をお嫁さんにして子作りをする少年の話~ 作:XX(旧山川海のすけ)
そしてまた、夏がやってきた。
去年の夏から色々変わったな……。
去年の僕にはママがいて、お姉ちゃんがいて、妹がいた。
でも、今の僕にはそんなものはいない……
「こんにちはー」
ガララ、と玄関の引き戸を開けて。
ソウちゃんがやってきた。
今年のソウちゃんは、背が伸びて。
去年よりも大人っぽく、凛々しく、かっこよく。
素敵な男になっていた。
男だ。
もう、少年じゃ無いのかもしれない……
僕の家にやってきたソウちゃんは
僕の家族を見て目を丸くした。
「おお……」
ため息。
感嘆のため息だと思う。
だって……
春子、夏美、ユイ……
3人とも妊娠して、ボテ腹なんだもの。
夏美は臨月。
ユイはポッコリ。
そして春子も膨らんでる……。
3人、並んで。少しだけ恥ずかしそうに。
ワンピースを着て玄関に立ち、ソウちゃんを出迎える僕の奥さんたち……
しばらくソウちゃんは、その光景をじっと見ていた。
そして……
ソウちゃんは僕を抱き締めたんだ。
頼れる兄貴分である、ソウちゃんが……!
僕は……
ソウちゃんに思わず
「……ソウちゃんから貰ったものを……僕なりに創意工夫してみたよ……!」
そう、自分の成果を訴えていた。
家の女全員孕ませ。
自分の愛妻化。
ソウちゃん……
キミはチンケなR18行為だと笑い飛ばすかもしれないけど。
僕は精一杯頑張ったんだ……!
どうか……僕の成長だけは認めて欲しい……!
そう思い、僕はソウちゃんの言葉を待った。
待ったんだ……
そしたら
「いい孕ませだ……ショタの鑑だよ……」
僕を褒めたたえる言葉……!
僕は……泣いていた……!
そんな僕に、ソウちゃんは兄貴の風格を崩さずに
「ユウちゃんの成長には感服するしかない……おじさんから手紙を預かって来たけど……読んでくれるかい……?」
そう言って、僕に封筒を差し出して来た。
おじさん……?
パパのことだろうか……?
僕は封筒の封を切り、中から1枚のA4の紙を取り出した。
そこには文章が印刷されていて。
それはこういう内容だった。
『ユウへ』
僕への手紙。
『これを読んでいるということは、お前は母さんから夏美、ユイに至るまで』
僕は文面に、目を走らせる。
『家の女を全員妊娠させたんだな』
そして僕は
『おめでとう。父さんはそれを望んでいた』
……えっ?
自分の目を疑った。
パパは全部知っていた……?
驚くしかない……!
そのため、僕はさらに続きの内容を読んだ。
すると……
パパは、自分の息子が家庭内ハーレムを築くのを期待して、今の状況を作ったらしい、
◆学生の息子が、妹と姉、母親を堕としてしまう。
そんなの興奮しかないじゃないか、って。
『母さんが産む子供のことは心配しなくていい。キチンと俺の子供として届けるから』
……パパ。
僕はパパの……いや、春子の昔の男の心遣いを知り、涙が止まらなかった。
手紙が僕の涙でグショグショに濡れて、僕は手紙を畳みながら、涙を手で拭う。
ソウちゃんは
「おめでとう……大きくなったね」
……ありがとう……本当にありがとう……
僕はその日、この世の全てに感謝した。
皆が居たから……今の僕があるんだ。
人はひとりでは生きられない。
皆で支え合って生きている。
感謝を忘れてはいけないよ……。
次回、最終回です。
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