ガンダムビルドダイバーズ 〜LILY PARADISE〜 作:星龜
ダブルオーインパルスに乗って、指定されたディメンジョンに行くことにするダイヤ―。
指定された座標をナビに入力したら
【LILY PARADISE】
というディメンジョン名が表示されたが
[あなたは18歳以上ですか?]
と、警告メッセージも表示された。
(やば…★
エロディメンジョン
だ…★)
と思う
GBNもSNS…。
GBNが始まって十数年―。
次第に
アダルトコンテンツ
も登場し始めたのだ。
出会い系サイトやマッチングアプリに始まり、次第にオフパコやママ活…
ついには、性風俗店がGBN内にディメンジョンを開設し始めたのだ。
GBNの運営も、当初は出会い系サイトやマッチングアプリを削除していったが、性風俗店には手を出せなかった…。
結果、GBN内に
(そっか…
だから、彼氏がいるかどうか、訊いてきたのか…。
冗談じゃないよ…!!
そんな場所に行けますかっての!!)
と、踏み留まる。
(私には…
カズキ君が…。)
(カズキ君が…。)
しかし、カズキはバイト先の後輩であり、彼氏でもなんでもない…。
しかも、カズキはガンプラやGBNには、まったく興味をもっていない。
ヒカルの想いが届くような相手ではない…。
それでも…
ヒカルはカズキのことが好きだった…。
〈どうしたの?
来ないの?》
と、ミモザからの通信が入ったことに、驚く
「どうやって通信回線に…!?」
と訊く
〈ごめんなさい。
さっき、貴女のダイバーギアにアクセスしたから…。》
と言うミモザ。
「ダイバーギアにアクセス…!?」
と驚く
外部からダイバーギアにアクセスすることなど、不可能なはずだ。
(さっきの、あのスマホ…!!)
と、ミモザがスマートフォンのような機器を操作していたことを思い出す
(どうしよう…?)
と悩む
指定された座標があるディメンジョン【LILY PARADISE】というのは、おそらく風俗店の名前だろう。
その風俗店に、個人情報を知られてしまったのだ…。
(逃げよう…!!
それで、このことを運営に…)
と考えたが…
(いや…
逃げれるわけないか…。)
と、諦める…。
(行こう…。)
個人情報を知られた以上、逃げられない…。
◇
性風俗ディメンジョン内にある【LILY PARADISE】というエリアに来た
(な…
何、ここ…?)
と地面を見る
地上が真っ白なのだ。
よく見れば、なんと、地面がユリの花で埋め尽くされているのだ。
着地しようとすると…
(わぁっ!?)
なんと、ユリの花が消え、緑の平原に変わった。
ユリが消えた緑の大地に降り立つ
〈よく来たね☆》
と、ミモザからの通信が入った。
同時に、レーダーにも反応があった。
正面の、はるか先に立つ影―。
〈いらっしゃいませ☆
レズ風俗店【LILY PARADISE】
へようこそ☆》
と言うミモザ。
「ゑっ?
レズ風俗店!?」
と驚く
(どどど…
ど〜しよ〜!?)
と焦る
「あ…あの…
私…
レズには興味無いんですけど…?」
と言う
〈それは、ここに来た誰もが必ず言うセリフだよ☆
でもね…
レズプレイは
1度体験したら忘れられない
よ☆》
と言うミモザ。
(まさか★)
と思う
「私と勝負をするというのは嘘だったんですね!?」
と言う
〈ウソじゃないよ☆
本当だよ。》
と言うミモザ。
「風俗店なのに、どうしてガンプラバトルするんですか?」
と訊く
〈ここはGBN…
ガンプラバトルネクサス・オンライン。
だから、ガンプラバトルをするのは当然でしょ★》
と言うミモザ。
たしかに、ここはGBN…
ガンプラバトルネクサス・オンラインのディメンジョン。
だから、ガンプラバトルをするのは当然なのだが…
なぜ、風俗店でガンプラバトルをするのか…?
〈じつはね、GBN内にディメンジョンを開設するためには、ガンプラバトルの開催は絶対条件だからね☆》
と言うミモザ。
(なるほど…★)
と納得する
(だったら…!!)
と、意を決する
個人情報を知られている以上、もはや逃げられない。
ならば、せめて、ガンプラバトルに勝利して、ここから出よう―。
「ダイヤッ!!
ダブルオーインパルス、行きますッ!!」
と叫んで、ミモザのガンプラに立ち向かう―!!
だが…!!
こちらがまだ、ミモザのガンプラを射程に捉えていないのに、ミモザのガンプラからの攻撃がきた。
どうやら、かなり射程の長い射撃武器を持っているようだ。
しかし、連射性に難があるようだ。
1発目を回避したあと、2発目がくるまで時間があった。
ということは、この攻撃は牽制であって、主兵装ではなさそうだ。
(ならば、こちらも…ッ!!)
「ハロッ!!
GNファングッ!!」
と叫ぶ
「ナンデヤネン」
と、GNファングを起動させるスカイブルーハロ。
GNドライヴに接続されているGNファングを射出する
どうやら、
同時に、ロックオンカーソルがミモザのガンプラを捉えた。
(あれは…
ガンダムデュナメス…!?)
ロックオンカーソルが捉えたミモザのガンプラを見る
ミモザのガンプラは、ピンクと白のツートンカラーの、ガンダムデュナメスの改造ガンプラだった。
(デザイン∶黒瀬夜明 リベイク)
「そこッ!!」
と、GNソードⅡ・ガンモードを撃つ
しかし、
GNコンデンサーにGN粒子がチャージされるまでの間、GNソードⅡ・ガンモードで戦う
〈ダイヤのガンプラ、どうなってるの?
ダイヤのガンプラの攻撃、ぜんぜん効かないんだけど…?》
という、ミモザからの通信が入る。
「今はね…ッ!!」
と答える
〈そういえば、自己紹介がまだだったわね…。
この子の名は
ガンダムデュナメス・ジリオ》
と、自分の
そして、右手にGNビームサーベルを持って、
「ハロ…
GN粒子の貯蔵量は?」
とスカイブルーハロに、GNファングのコンデンサーに貯蔵されたGN粒子の量を訊く
「55パーセント」
と答えるスカイブルーハロ。
「ダメだ…
少い…★」
と悔しがる
せめて、70パーセントはないと、まともなダメージをあたえられない…。
右手に持つGNソードⅡで、