ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ☆R18Ver 作:おこむね
SIDE:一之瀬帆波
何だかんだ綾小路くんとの仮の恋人関係は継続していた。最初は、こんなドロドロの関係はもうやめにしないといけないと思ったけど、付き合ってすぐに別れたらまた千尋ちゃんが告白してくるかもしれないし、恋人がいた方が色恋関係に関しては都合がいい。
それにDクラスとの協力関係を継続するという意味でも、彼とのラインは繋いだままの方が良かった。下手に関係を切ると、彼のセフレである椿さんや櫛田さんとのラインまで切れてしまう恐れがある。
けど、当然ながら綾小路くんとの恋人関係を続けるというのは、そういう関係を続けるということでもあった。
流石に期末試験の最中は気を使ってくれていたみたいだけど、試験が終了すると当たり前のように呼び出しを受けている。
無視することは出来た。仮の恋人なんだし、本当にそういうことをする必要はない。あくまで、恋人のフリをするだけで十分のはず――しかし、気が付けば、私は夕食の材料を手に彼の部屋にやってきていた。
本当はわかっている。
私は、彼との関係に溺れてしまったのだ。恋人関係を継続しているのも、千尋ちゃんのことやクラスの関係なんかどうでもよくて、ただ彼と一緒に居られる口実が欲しかっただけ。
だから、彼に呼び出しを受けて、私は喜んで部屋に来てしまった。椿さんから、彼に呼ばれた日は、女側が夕食を作るというルールも聞いていたので、少し奮発してから揚げの材料を用意している。
綾小路くんもから揚げは嫌いじゃないようで助かった。後は、お母さん直伝の味が通じるかどうか――と、考えて鶏肉を揉んでいると、いつの間にか後ろにやってきていた綾小路くんが私の背中から手を回してきた。
「んっ、だ、だめだよ綾小路くん。ま、まだ下拵えが終わってないから……っ」
しかし、制止も虚しく、綾小路くんは後ろから私の胸を揉んできた。制服やエプロンの上からということもあって、いつもより力が少し強い。
けど、それが逆に気持ちよかった。制服越しに乳首が擦れて思わず体を捩ってしまう――気が付けば彼の顔が近くにあった。もう駄目だ。キスがしたくて仕方がない。
「んむっ、ちゅっ……ちゅ、ちゅ……んぁ……ちゅむっ、ちゅっ……」
まるで吸い寄せられるように、私の唇が綾小路くんの唇と重なった。唇を啄み、舌を絡ませると、頭が真っ白になるくらい気持ちいい。
もうから揚げなどではなく、私自身を食べて欲しい――気が付けば、ジップロックに入れていた鶏肉は地面に落ちていて、私は綾小路くんに抱き着いていた。
「ふむっ、ちゅっ、ちゅくっ……あむっ、ちゅむっ、ちゅっ、ちゅうぅぅぅっ!」
キスをしながら、綾小路くんの手が私の制服を脱がせていく。エプロンの下で器用に手を回して上着を剥ぎ取り、ブラウスのボタンを外される。
続けて、ブラウスを剥ぎ取った後、ホックを外されてスカートがストンと下に落ちると、エプロンと上下の下着のみを身に着けるというえっちな恰好にさせられてしまった。
「あっ、いやっ、恥ずかしいっ……」
もう全身見られている所か、それ以上のことをしている――それでも、異性にこんな姿を見られるのは恥ずかしかった。
思わず、エプロンの裾を掴んでショーツを隠すように身を動かすと、再び後ろから綾小路くんが抱き着いてくる。今度はエプロンの中に手を入れて、ブラジャー越しに胸を揉まれた。
「あんっ、ああっ、ふぁあああっ……ああっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
先程よりも、肌に近い感触が大きな刺激を与えてくる。ブラジャー越しに乳首を擦られると、胸の下から持ち上げるように乳房が鷲掴みにされた。
「あっ、はっ、ああっ、あんっ……はぁっ……んっ……いいっ、ああっ……!」
しかし、やはり邪魔になったのか、もどかしいと言わんばかりにブラジャーも外され、気が付くと直に胸を揉まれている。
乳房を下から持ち上げるように指を這わせ、脇に向かってマッサージのように刺激を与えられた。少しくすぐったいような感じもあるが、優しい刺激が気持ちいい――と、考えていると、今度は手が下に伸びていた。
「ふぁあああああっ! ああっ、だめっ、そこっ、ああんっ!」
自分でもわかるほどショーツは濡れ、びしょびしょになってしまっている。キスをしていた時から濡れていたのは自覚していた。それだけ、彼とのキスは気持ちよかった。
「んっ、ふあっ、ああっ……んんっ、ふっ、んぁあああっ!」
結局、ブラジャーもショーツも剥ぎ取られてしまい、遂にエプロン一つだけ――俗にいう裸エプロンの姿にされてしまった。
しかし、もう気持ち良すぎて恥ずかしいとかそういう次元ではなくなっている。綾小路くんも興奮しているようで、ズボンを降ろすと大きくなったおちんちんを、後ろから私の太ももに挟み込んできた。
「あっ、ああっ、んぁっ! あっ、いいっ、そこっ、擦れてっ! あっあっ、あああっ!」
太ももに挟まったおちんちんが、エプロンを突き破るのではないかというくらいに前に押し出されていく。
後から聞いた話によると、これは素股というおちんちんをおまんこに入れずにする行為らしい。大きくなったおちんちんが、私の陰核や陰唇の部分を刺激して物凄い快感を与えてくる。
「あんっ、あんっ、あああっ! 待ってっ、乳首擦らないでっ! んはっ、あああっ!」
いきなり、両胸の乳首を擦るように摘ままれ、下と上――同時に強い刺激が与えられた。
自然と体をくねらせるも、快感の波は全身を襲って逃げ場はない。ただ、おちんちんが擦りつけられ、乳首をシコシコと摘ままれるのをされるがままにするしかなかった。
「んぁっ、待ってっ、イっちゃうっ! だめっ、出ちゃうっ! 潮吹いちゃうっ! あっあっあっ、だめぇっ!」
「いいぞ。オレも出る」
「あああ―――っ!! だめぇっ、だめぇぇぇっ! イクっ、イクぅううううう―――――っ!!」
ブシャアァァァッ――と、我ながら大量の潮を撒き散らし、エプロンの前面が茶色に変色していく。
同時に、びゅるっ、びゅるるるるるっ――と、綾小路くんも射精し、変色したエプロンの裏が大量の精液でベトベトになってしまった。
「んはぁっ、ああっ、はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」
呼吸を整えていると、エプロンが外される。
遂に生まれたままの姿になると、今度は真正面から綾小路くんが抱き着いておっぱいにむしゃぶりついてきた。
「んぁっ、ああっ、あんっ! あんっ、あんっ、待ってっ! ああっ、あああああんっ!!」
乳首を吸われ、舌で転がされ、凄い快感が襲ってくる。また、手でも乳房を揉み解され、完全にされるがままになってしまっていた。
ある程度、胸を弄って満足すると、今度は私をお姫様抱っこで持ち上げてベッドまで運ばれる。改めて、上から圧し掛かられるような体勢となり、思わずおまんこから愛液が流れた。
「んんっ、ちゅっ、ちゅむっ、ふむぅぅぅっ!? んぁっ、はぁっ、んむっ、ちゅるるるっ! んっ、んんんぅっ!!」
当たり前のように唇が合わさり、舌が絡み合っていく。同時に、思わずイってしまった。
キスをしたまま、潮を撒き散らし、綾小路くんの下半身を濡らしていく。すると、お返しとばかりに、おまんこの中に指が入ってきた。くちゅくちゅとかき回すような刺激と、キスの快感で頭が真っ白になり、また潮が溢れてくる。
「んむぅっ! んんんぅ! ふっ、ふぅっ! んんん―――っ! んんんんん―――――っ!!」
体が勝手にビクンと跳ねた。まるで電気でも流されたように――けど、それ以上に、もうイキ過ぎて何が何だかわからなかった。
ボーっと、綾小路くんの顔を眺めていると、気が付くと唇が離れており、膣口に熱いものが当てられているのがわかる。ああ、入れられるんだ――と、ぼんやり考えていると、まるで夢から覚めるような強い刺激が私の体を襲ってきた。
「ふぁあああああ~~~~~っ!!」
綾小路くんのおちんちんが、私の膣内を貫いている。思えば、ピルを飲み始めてからもう一週間は軽っているので、彼がゴムを付ける必要はなくなっていた。
最初はまだおちんちんを入れられる気持ちよさというのが良く分かっていなかったけど、時間が経って改めて味わうと、生の感触もあって物凄い気持ちよさだった。体が出来上がってしまっているということもあるかもしれないが、もう突かれるだけでイってしまいそうになる。
「ああっ、あんっ、ああんっ! ふぁっ、ああっ、凄いっ、大きいっ! んぁっ、ああっ、あぁあああああっ!!」
「くっ、凄いうねりだ……」
「あああっ、あああんっ! はぁっ、ふぁっ、あんっ、あんっ! イクっ! またイクっ! んはっ、ああっ、気持ちいいよぉっ!」
思わず、足を綾小路くんの腰に回してしまった。それでも、綾小路くんはピストンを止めずにおちんちんを抜き差ししてくる。
中をかき分ける感触もそうだが、改めておちんちんの形がはっきりとわかった。大きくて、長くて、太くて、固くて、反りかえっていて、何よりも熱い――これは女を支配するための武器だと、本能がそう理解する。
「ああっ、凄いのっ! おちんちんが、おちんちんがっ! あっあっ、あああああっ!!」
「一之瀬の中も凄いぞ……絡みついて離さない。全部、溶けてしまいそうだ」
「んぁあああああっ! ああっ、あっ、だめっ、イクっ! またイっちゃうっ! あんっ、ああんっ、はぁんっ!!」
おちんちんが抜き差しされる度に、イキ過ぎて潮を吹きまくってしまった。もう、私の中の水分を全て出したのではないかというくらい、先程まで渇いていたベッドはびしょびしょになってしまっている。
そして、だからこそわかった――あまりにイキ過ぎたせいか、今度は潮とは違う完全な尿意が私を襲ってきたのを。
「ああっ、ああんっ! あっあっ、ふぁあああああっ!! あっ、ま、待ってっ! お願いっ、待ってっ!」
「悪いが、待てない」
「違うのっ! あっ、あっ、今度は、おしっこ出ちゃうっ! 本当に出ちゃうのっ! あっ、ああっ! 待ってっ、トイレにっ、トイレにっ!」
「ここで出せっ!」
「ああっ、あっ、だめっ、出ちゃうっ! 出ちゃうぅぅぅっ!! ああっ、いやぁあああああぁぁぁっ!!」
チョロッ、チョロロロッ――と、今度こそ本当におしっこが漏れてしまった。
思わず、恥ずかしくて涙が出てくる。でも、綾小路くんは優しい顔で私の涙を舐めてきた。そのまま、安心させるかのように抱きしめてくれる。
「大丈夫だ。気持ちよくてお漏らししたのは一之瀬だけじゃない。雪や櫛田だってしたことがある」
「ほ、ほんと……?」
「ああ。それに、給水シートを敷いてあるからベッドの中は無事だ。安心して何回でもお漏らしろ」
「そ、それは恥ずかしいよ……」
どうやら、事前に私が潮や愛液を撒き散らすことは想定済みのようで、給水シート――つまり、おねしょマットを敷いているらしい。
これ、絶対私対策だ――思わず、顔が真っ赤になってしまう。お漏らしまでして今更かもしれないが、それでも真っ直ぐに彼の顔が見られなかった。
「んぁっ!? あんっ、あんっ! ま、待ってっ、急にっ!? ああっ、あっ、ああんっ!!」
急に腰を振られ、思わず声が漏れる。綾小路くんの顔を見ると、何だか切なそうな表情をしているように見えた。
「悪い……でも、もうオレもそろそろ限界なんだ」
そう言って、綾小路くんは強く腰を打ち付けてくる。しかし、お漏らしというアクシデントはあったが、私の体もそろそろ限界が近い。両胸の乳首をまた摘ままれ、おちんちんを奥まで押し込まれると、すぐにイキそうになってしまった。
「ああっ、あっ、あああっ……だめぇっ、おかしくなっちゃうっ……あっ、あんっ! もう、イクっ! またっ、またイっちゃうっ!」
「ああ、イけっ。オレももうイク……」
「ああっ、ああんっ! だめっ、だめだめっ! あっ、ああっ、あああっ! イクっ、イック! あああっ、あああああ―――――っ!!」
腰が再びビクンと震え、また勢いよく潮を撒き散らしていく。同時に、今度は私の中で熱いものが放たれた。
それが精液で、中出しされたのだと理解したのは、綾小路くんがおちんちんを抜いて私の中から精液が零れてきた時だった。ぷひゅぅ――と、空気に混ざっておならのような音が響いて、思わず恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
けど、それに興奮したのか、綾小路くんはすぐにまた私の中におちんちんを入れてきた。
私も拒むこともせず、与えられる快楽を貪っていく。こんな関係を続けてはいけない。そういう常識は私の中に残っている――けど、この気持ちよさの前には、そんな常識はもう端に寄せられてしまっていた。
結局、下拵えの途中のから揚げは投げ捨てられたまま、ひたすらセックスを続ける。
何だかんだ私たちがようやくから揚げを食べたのは、もう日が昇ってもおかしくないような時間になってからだった。
◇◆
SIDE:椿雪
期末試験も終わって、もう少ししたら夏休みになる。この七月の間に、新しくセフレが二人も増えたということもあり、夏の前にまたセフレ同士の集まりをすべきだと判断した。
今回は清隆も参加するということで、清隆、私、真澄ちゃん、櫛田さん、愛里ちゃん、一之瀬さんの6人で、いつものカフェの指定席を占拠していく。席順は、清隆、私、真澄ちゃん――向かい側に、櫛田さん、愛里ちゃん、一之瀬さんの順で座った。
コミュニケーション的な意味でも、セフレ同士の会合は定期的にすべきだと思っているけど、この調子で清隆がセフレを増やすようだと、もうこの喫茶店での集まりは難しいかもしれない――なんてことを考えながら、言い出しっぺである私から改めて自己紹介をしていくことにした。
「ってことで、改めて。1年Dクラスの椿雪だよ。よろしくね、みんな」
会合が初めてじゃない真澄ちゃんと櫛田さんは慣れた感じで「はい、よろしく」、「よろしくねー」と返事をしてくれる。清隆は話すつもりがないのか、頷くだけだった。
けど、初めての愛里ちゃんと一之瀬さんは、少し緊張した様子だ。特に愛里ちゃんは、そわそわししたように周囲を見ていて、逆に一之瀬さんは苦笑いを浮かべている。
「えっと、この集まりって、その……そういうこと、だよね?」
一之瀬さんがそう声を濁した。流石に正面切って、セフレの集まりとは言えないらしい。
「そうよ。この女たらしにしてやられた女の集まり……えっと、愛里は私とは初めてだっけ?」
「う、うん。よろしくね、真澄さん……」
清隆が名前で呼んでいるからか、初めましてでも真澄ちゃんと愛里ちゃんは互いを名前呼びした。
それに反応したのは櫛田さんだ。彼女も、もっとオープンになって認められれば名前で呼ばれるだろうに、いろいろ悩んでいるせいでランクが上がらずにいる。おまけに、後から入った愛里ちゃんに先を越されてしまったのだ。焦って当然とも言える。
「それで、今回はどういう意図で集めたの?」
「ほら、人数増えて複数人プレイとかするようになったでしょ。でも、やっぱり関係が浅いと一緒にえっちするのって難しいし、これを機に仲良くなりたいなーって」
と、真澄ちゃんの質問に私が応えていると、一之瀬さんが慌てたように立ち上がってこちらを止めるかのように手を伸ばしてきた。
「ちょっちょっ、そんなこと普通に話したら聞こえちゃうよっ!」
「大丈夫だよ、一之瀬さん。この席って奥にあるから、店内のBGMで多少の声は聞こえないし、余程叫ぶとかしなければ注意も集めないから」
前回、真澄ちゃんから受けた説明を今度は櫛田さんが一之瀬さんにしている。それでも、恥ずかしいようで、一之瀬さんは顔を赤くしたままだった。可愛いなぁ。
「話を戻すけど、結局は他の女と一緒でも大丈夫か聞きたいってことでしょ? まぁ、私はほぼ初めましての一之瀬ともさせられたし、もう誰とでも良い……っていうと、語弊があるか。もう開き直ったから、完全に初めましてじゃなきゃ平気」
議題を聞いて、やはり最初に反応を示したのは真澄ちゃんだ。もう彼女は清隆が居れば何でもいいという考えだから、まず拒絶はしてこないとわかっていた。
「私もそうだね。流石に顔も名前も知らない人は嫌だけど、清隆もそこまではしないと思うし」
清隆も何だかんだ、セフレ同士で問題が起きないように気を使っている。流石に、今の関係を壊すような馬鹿なことはしないはずだ。
「正直な所、真澄ちゃんについてはそこまで心配してないんだ。むしろ、心配なのは――」
と、視線を向かいの席にいる三人に向ける。
三人も自分のことを言われているとわかったようで、ばつが悪そうに視線を逸らしていた。
「わ、私は、清隆くんが望むならなんでもするっ!」
そんな中、愛里ちゃんが一番にそう声を上げる。やはり、ランクを上げられただけあって、清隆に対する忠誠心や覚悟が他の二人とは違うね。
「私と一緒でも平気ってこと?」
「う、うん。真澄さんとはもう知り合いになったし、平気だよ」
「じゃあ、愛里ちゃんもこっち側っと……」
そのまま、残る二人に視線を向けると、その内の一人である櫛田さんが困ったような表情でこちらを見てくる。言いたいことがあるけど言えない――そんな表情だ。
「私、その……まだ、みんなに話せないことがあるんだ。そのせいで、私は他の人と一緒にえっちしたくない」
「それはどうしようもないこと?」
「……そう、だね。まだそれを明かす勇気はない、かな」
「わかった。無理強いはしないよ。駄目なら駄目でいいから――」
「ま、待って! そうじゃなくて! も、もう少しだけ待って。覚悟が決まったらちゃんと話す。その後は、多分私も誰とでも一緒にえっちできると思う……」
「オッケー、じゃあ櫛田さんは保留だね」
多分、自分の本性を私や清隆以外に明かすのが怖いのだろう。彼女の気持ちは理解できるので、ここで無理強いするようなことじゃない。彼女の覚悟が固まるのを待とう。
「んじゃ、最後は一之瀬ね」
と、真澄ちゃんが一之瀬さんに話の矛先を向ける。同時に、暇を持て余してきたのか、清隆が私のスカートの中に指を入れてきた。
目線で「まだ話の途中だよ」と訴えるも、そんなことを知らぬとばかりに、ショーツ越しに指を動かしてくる。
わかってはいた。この会合で清隆が発言すれば、セフレたちはそれを尊重してしまう。だから、清隆は話こそ聞いても自分から話すことはしない――でも、まさか、こんな堂々とイタズラをしてくるとは思わなかった。
「わ、私は、その、えっと……」
「んっ、っ……えっと、一之瀬さんは他の女の子と一緒にえっちするのは嫌?」
「い、嫌じゃないけど、恥ずかしいというか……」
「この間、私と一緒にしたじゃない」
「あ、あれは流されて……!」
ぐちゅぐちゅ――と、ショーツ越しに割れ目やクリトリスを弄られて、すぐに愛液が溢れてきてしまう。駄目だ、清隆のテクニックに耐えられるはずがない。
真澄ちゃんが話し手を変わってくれたのをいいことに、私は声を堪えることにした。表面上、澄ました顔で耐えていると、今度はショーツの中に指を入れて膣口を直接弄ろうとしてくる。だめっ、指を中に入れないでっ――
「んぅっ! んんっ!」
当然、そんな願いを無視するように、清隆の指が二本――私の中に入ってきた。私の弱い所など百も承知だと、指で膣内を擦ってくる。
「んっ、くっ、んんっ! ふっ、んんっ、あっ……ッ! っ、んくっ、んぅっ!」
我慢できずに声が漏れてしまう――幸いにも、今の所は誰にもバレていない。けど、このままじゃイかされるのも時間の問題だった。
「じゃあ、私と一緒は嫌?」
「い、嫌じゃないよ。でも、えっちって、普通は他の人と一緒にはしないし……」
「まぁ、強要する気はないし、順番待ちする気があるならいいんじゃない?」
「じゅ、順番待ち?」
「良く考えてみなさい。この七月の間に二人も増えてるのよ? この調子ならあっという間に十人とか二十人になるわ。そうなれば、一人一人相手にする時間なんてそうは取れない。複数人プレイなら回数を増やせるけど、一人ならそれこそ月一とかざらになる。あんた、それに耐えられるの?」
「ッ!」
少し前、一之瀬さんはかなり久しぶりに清隆とえっちしている。その時の乱れっぷりは凄かったと清隆が話していた。それだけどっぷり漬かってしまって、これから人数が増えて何週間も待たされる事態になればきっと彼女は耐えられないだろう。
「あっ、んっ、ああっ……んっ、んんっ、ふっ、くっ……!」
いや、耐えられないのは私も同じか――もう、いつイかされてもおかしくないくらいに追い込まれてしまっている。我慢できているのは、清隆が手加減してくれているからだ。
「で、でも、そんなすぐにセフレなんて増えるわけ……」
「甘い考えは捨てた方がいいからハッキリ言うわ。前にも言ったけど、この男は女を堕とす天才よ? あんただってそれは身に染みてわかってるでしょ?」
「そ、れは……」
「テスト期間とかも、他のクラスだと簡単にえっち出来なくなるもんね。特に一之瀬さんはBクラスのリーダーだから、模範的に動かないといけないだろうし、待たされる時間は下手したら月一じゃ済まないかも……」
実際、少し前の期末の間、清隆は他クラスである真澄ちゃんと一之瀬さんは呼ばなかった。櫛田さんの言う通り、セフレの渋滞以外にも呼び出しを妨げる要因はある――と、考えていると、遂に限界がやってきた。
「んぅっ、ふぅっ、待ってっ、きよたかっ……ごめんっ、もうっ、イっちゃう、からっ……!」
小声で降参を口にするも、指の動きは変わらない。いや、むしろ私をイかせようともっと膣内を動かすスピードが速くなっていく。ぐちょっ、ぐちょっ――と、膣内の指は動きを激しくし、Gスポットを擦り上げられる。
「あっ、あっ、だめっ、んんっ……イクっ、イクっ! んんんッ、んんんんん~~~~~ッ!!」
ビクンと体が震え、ショーツがもう意味をなさないくらいに潮でびしょ濡れになった。
流石に、これだけ反応して周りに気付かれないはずがなく、他の四人も私の声に気付いて視線がこちらに向く。当然ながら、全員私が清隆にイタズラされていることに気付いた――恥ずかしくて顔が熱くなってくる。
「あんた……暇だからって変なことしてんじゃないわよ」
「椿さん、いきなり喋らなくなったなぁって思ったら……」
「えと、えと……平気、雪ちゃん?」
「あはは、綾小路くん……それは駄目だよ……」
四人からジッと見つめられ、清隆が降参と言わんばかりに両手を上げた。当然、上げた手には私の愛液がたくさんついており、指から掌までテカテカとライトに反射して光り輝いている。
「あーもう! 雪がこれじゃ、話し合いにならないじゃないっ!」
そう言って、真澄ちゃんがガシガシと自分の髪を掻く。続けて、もう面倒だと言わんばかりに、一之瀬さんに指を突きつけた。
「一之瀬、もう単刀直入に言うわ。あんたはもうこいつから逃げられないの。どうせ、最終的には受け入れるんだから、ここで素直になっておきなさいっ」
と、端的に真澄ちゃんが話を纏めると、一之瀬さんもため息交じりに頷いている。
「そう、だよね。呼び出し食らって他の人が居ても、私は多分普通にえっちしちゃうもんね」
「そういうこと。別に、このメンバーに嫌いな奴がいるわけじゃないんでしょ?」
「うん、それは平気……ただ、複数人プレイって、普通じゃないから受け入れにくかっただけで……」
「これから先、受け入れにくいことなんてもっとあるわよ。でも、逃げるチャンスを逃したのはあんたなんだから、もう諦めるしかないの」
実際、期末テストの間という、逃げるチャンスが一之瀬さんにはあった。けど、彼女はそれを捨ててここにいる――つまりはそういうことだ。
「んじゃ、纏めると、櫛田はもう少し保留で、他は誰とでも大丈夫――ってことでいいわね?」
真澄ちゃんが話を纏めると、全員が頷き――清隆も「問題ない」とばかりの態度だった。そのまま、今回は解散となり、全員が寮に戻っていく。
ただ、イかされて潮を吹いたせいか、私はもうショーツを超えてスカートも一部が染みになっており、一人ではまともに歩けるような状態ではなかった。
仕方ないと言わんばかりに、真澄ちゃんと愛里ちゃんが上手く隠すように体を重ねてくれる。また、他の人に見られないように、櫛田さんと一之瀬さんに先導されながら私たちは寮に戻っていった。
まさか、初めての全員共同作業が、私の姿を隠すことになるとは思わなかったけど、全員で協力したからか、寮に戻る頃には今日会った時よりも少し仲良くなっている。
もしかしたら、清隆はこれを狙って私にイタズラを――って、流石にそんなはずないか。
でも、これでセフレ組の仲は大分深まった。その証拠に、清隆は今日仲良くなったばかりの真澄ちゃんと愛里ちゃんを呼び出している。この組み合わせで問題がなければ、保留中の櫛田さんを除く他の組み合わせも問題ないと考えているのだろう。
私もきっと一之瀬さん辺りと組まされる――と、思っていると、次の日はその通りになり、一之瀬さんと一緒に散々鳴かされる結果となった。
須藤の事件、期末テストからの終業式までは実はそこまで時間がない上、怪我をしていたこともあって、二章では裏話的な回は少なめでしたが、どうしても茶柱の前に全員集めたかったので無理に突っ込みました。
次回はお楽しみの声が多かった茶柱になります。ぶっちゃけ、作者の趣味全開で書いたのでもしかしたら微妙かもしれませんが、お楽しみいただければ幸いです。