ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ☆R18Ver 作:おこむね
♯031 『椿雪とシックスナイン (本編♯026の間)』
8月に入ると、オレたちは無人島でバカンス――という学校の罠で豪華客船に乗せられていた。
当然ながら、原作知識や茶柱の証言から、これがただのバカンスでないことは把握済であり、事前に茶柱に命じて個室を借りる契約をしている。何が楽しくて男四人で二週間も過ごさねばならんのだ。あるなら、個室を利用するのは当然のことだろう。
一泊2万PPと少々値段が張るだけあって、部屋は広くベッドも大きい。防音設備もしっかりしており、シャワールームは個室付きとは思えない広さで泡も出るようになっている。
学校側の説明が終わり、後は無人島に着くまで自由になると、オレは早速雪と共に個室へやってきた。この部屋の使い勝手を確かめるのであれば、やはりまずは雪を呼ぶのが当然と言って良い。
「広いねー! ベッドなんか二人所か四人くらい寝られちゃうんじゃない?」
「流石に四人は窮屈だろうが、三人くらいまでなら余裕で使えそうだな」
「お風呂も広いよ! ここでなら横になっても大丈夫かも!」
「その内、風呂でも遊ぶか」
「それにこれ! まるで噂に聞くラブホテルかっていうような品揃え――って、これ! 清隆の玩具!? どうしてここに!?」
部屋の中を探索しながら興奮する雪を見ていると、クローゼットの中に隠された玩具たちを発見したようで驚いたような声を出した。
そう、これはオレが持ち込んだものだ。生徒としては流石にアダルトグッズを持ち込むのは無理だが、茶柱を使って事前にこの部屋にオレの私物を運搬させた。これで、この部屋でも玩具たちを使って遊ぶことが出来る。
「それに、種類が増えてる!? ってか、目隠しとか手錠まであるんだけど!」
「拘束プレイ用に買ったんだ。今はポイントが死ぬほどあるからな」
愛里のストーカー事件を使って、学校側からの賠償金を700万PPも手に入れた。5月に堀北兄から脅し取った200万PPと合わせて約900万PP――毎月PP不足で苦労しているDクラスの連中が羨ましがるであろう金額だ。
まぁ、そんな膨大なPPの大半も、セックスを充実させるためにしか使っていないのだが――
「うわぁ、これクジラくんの進化系でしょ? 前に言ってたお尻も一緒に責められるやつ……」
「興味あるなら使うか?」
「今はいいかな!」
焦ったように雪が玩具から手を放してクローゼットを締める。玩具を使うと手加減があまり利かなくなるから雪も流石に遠慮したようだ。まぁ、これから特別試験(無人島に行って一週間もサバイバル)なのに、始まる前から力尽きる訳にもいかないしな。
「さて、いつ呼び出しを受けるかわからないし、早い所このベッドの使い心地を確かめておくか……」
と、いうことで、早速二人して裸になっていく。制服を汚すわけにはいかないので、ハンガーにかけて壁に吊るしておいた。
準備完了と言わんばかりに、雪がベッドにダイブしていく。そのまま仰向けになると、ベッドが雪の体重で軽く沈んだが、すぐに反発するように元に戻った。
「すごーい、柔らかくてふかふかだー」
目を閉じたら眠ってしまえるというようなレベルで気持ちがいいらしい。オレもベッドに乗ってみると、確かに寮のベッドとは比べ物にならないくらいに良い感触をしている。
が、流石に寝るだけというのは勿体ないので、早速雪の体を味わっていく。仰向けに横になる雪にかぶさる様にして下の口に舌を這わせる。雪も、口元に来たTレックスを優しく掴んで口に含んだ。
シックスナイン――69という形の通り、互いの性器を口で愛撫する性行為の一つ。普段、オレはクンニをあまりしないので、シックスナインもこれが初めてだが、この機にトライしてみることにした。
「んっ、ふっ、んむっ……ちゅっ、れろっ、ぴちゅっ……ちゅっ、ちゅむっ、ふむぅっ……」
慣れぬ体勢ということもあって、雪がやりにくそうにTレックスに舌を伸ばす。
基本的にフェラをする時は、オレが座ったり立ったりするので、雪もしゃがんだり膝立ちですることが多い。こうして顔の上から挿し込まれるのは初めてということもあり、少し戸惑いながらTレックスを口に含んでいた。
「んぅっ、ふっ、んんっ……れろっ、れろっ、ぴちゃっ……ちゅっ……んむっ、んぁっ、ふぅっ」
地面に足を付けてするのと、横になってするのではやはり勝手が違うようで、雪にしては珍しく舌の使い方がたどたどしい。とはいえ、かくいうオレも、普段クンニする時と体の向きが反対なので責めるのに少し苦労していた。
後から思えば、上と下が逆だったかもしれない。オレが下で雪が上なら、もう少しいつもの形に近い体勢になれる。雪が下でオレが上だと、慣れない体勢に苦労するだけだった。
まるで、童貞と処女の時代に戻ったかのように、たどたどしいシックスナインだが、それでもじんわりとした気持ちよさは感じる。それは雪も一緒のようで、Tレックスを奉仕しながらも、徐々に口から甘い嬌声が零れ出ていた。
「ふむっ……ちゅっ、ちゅっ……んむっ、んぅっ……れろれろ、んぁっ、んんっ」
しかし、そろそろフィニッシュをかけにいく。オレも今まではなかなか慣れずに、雑に舐めていただけだが、興奮して膨らんできたクリトリスに狙いを定めて口に含んでやる。
軽く歯で甘噛みしながら、溢れ出る愛液を吸い込んでやると、ビクンと雪の腰が跳ねた。
「んくっ、ふむぅっ!? んぁっ、ああっ、待ってっ、それっ……あっ、あんっ、ああんっ!!」
それまで頑張って奉仕していた雪の口が離れ、喘ぐしか出来なくなっている。Tレックスが物足りないと抗議を上げるように天を突いているが、雪はもう快楽に溺れていてそれ処ではなかった。
口だけではなく、これまで封印していた指を使って、膣内を中指で穿っていく。膣内の壁を擦ると、返事をするようにヒダが動いた。具合を確かめるように弱い場所を的確に突いて虐めてやる。
「んぁあああっ! あぁっ……はぁっ……あんっ……んあっ、あんっ、あんっ!」
無意識に腰が浮き、Gスポットを押すと、蜜のように濃い愛液がゴボリと溢れ出てきた。
膣口を通じて、指から手首までがびしょ濡れになり、新品で綺麗だったシーツも愛液で染みになっている。雪ももう限界が近いのか、膣内が締まるように蠢いていた。
「あああああっ! あっ、ああっ! イクっ! イクっ! んぅううううう~~~~~っ!!」
プシャァッ――と、潮を吹きながら、雪が一回目のアクメを決めていく。
熱い吐息を零しながら雪が体を起こしたので、今度は入れ替わるようにオレが下になる。すると、シックスナインで奉仕をするのは無理と判断したのか、Tレックスの下まで移動して俯せになるように胸で肉棒を挟み込んできた。
「んっしょっ……んっ、ふっ、んんっ! あっ、んっ、ふぅっ……んぁっ、ああっ、あっ……!」
パイズリ――だが、いつもと違って腕立て伏せをするような体勢で、Tレックスを胸で包み、体を前後に動かすようにして擦っている。普段は胸を動かしてするそれだが、今回は体全体を動かすことで、Tレックスに与えられる快感が強くなっていた。
「んっ、んんっ……むっ、ふむっ、ちゅむっ……んぁむっ、ちゅるっ、ちゅぅっ、ちゅるるるっ!」
当然のように、亀頭を口に含み、舌で先走り汁を舐め取っていく。ちゅうちゅう――と、吸い込むように口を窄ませ、カリ裏を舐め上げつつ、胸で竿を扱かれるのは至極の一言だ。
先程お預けされていたこともあり、すぐに射精感が込み上げてくる。亀頭が膨らんだことで、雪もこちらの発射が近いと悟ったのか、胸を擦りつける動きと亀頭を吸う力が強くなっていく。
「ちゅむ、ちゅっ、じゅぶっ! ふむっ、ふっ、ちゅっ、じゅぶっ、じゅぼっ、じゅぞぞぞっ!」
「いいぞ、雪。もう出る……」
「んじゅぅぅぅっ! んぶっ、じゅぅっぶっ、んじゅっ、じゅるるるるるっ! んぐっ、じゅぅっぼっ、じゅぅっぶっ、じゅぅぅぅぅっ!!」
返事の代わりに、物凄い音を立ててTレックスを吸い込んでくる。同時に、今までにないくらい強い快感がTレックスを襲ってきた。どうやら、雪はバキュームフェラを練習していたようで、これまでにない強い刺激に精液が吸い出されるように導かれていく。
びゅくっ、びゅっ、びゅるるるるる――と、爆発するように、雪の口の中で精が弾け、吸い込む勢いそのままに雪は全ての精を飲み込んでいった。
完全に飲みきると、そのままお掃除フェラへと移り、雪がTレックスを綺麗にしていく。それが終わると、いつものように全てのみ込んだと、雪が口を開けて中を見せつけてきた。
「まさか、少し前にイラマを覚えたばかりで、もうバキュームフェラを覚えてくるとはな」
「えへへ、驚いた?」
「ああ、物凄く気持ちよかった」
「ならよかった。これ、吸い込む時、顔が変になるからあまり好きじゃないんだけど、清隆が気持ちいいならまたするね」
確かに、顔がひょっとこのように窄まっていたが、気持ちいい方が大事なのでオレが気にしない。
しかし、オレの為にわざわざ新技まで覚えてくるとは――やはり、雪は最高の駒だ。
ここはお礼も兼ねて優しく抱いてやろう。再び、場所を入れ替えるように雪を下にする。そのまま正常位の体勢で、濡れたままの膣口に元気になったTレックスを宛がった。
「んぁっ、ふぁっ、ああっ!」
ぐちゅり――と、水音を立てながら、雪の膣口がTレックスを飲み込んでいく。
もう慣れたもので挿入はとてもスムーズだが、与えられる快感には慣れることなく雪が甘い声を漏らす。奥まで突き入れられるその気持ちよさに、雪の表情は一瞬で蕩けた。
「あぁっ、あっ、ああんっ! はぁっ、あぁっ、あっ、んんっ! あんっ、あんっ、あんっ!」
膣内を掻きわけるように肉棒が前後する度、快楽の海に溺れるように喘ぎ声が響き渡る。
快感で顎が上がり、体は痙攣でもしたかのように震えが走る中、首筋に唇を這わせて吸っていく。自分のモノであるというマーキングをするかのように、雪の首に赤いキスマークが刻まれた。
「んぁっ、だめっ、跡……ついちゃうっ……ああっ、あっ、あんっ!」
「付けてやってるんだ。お前が誰のモノか、他の奴にもわからせないとな」
「やぁっ……だめぇ……」
首、鎖骨、乳房、脇腹――あちこちにキスの雨を降らして赤い刻印を残していく。
雪は口では嫌がる素振りを見せているが、既に体中の至る所が赤く染まっていた。だが、逃げるように体をくねらせてはいるが、雪も本気で嫌がっている訳ではない。他の人に見られるのが恥ずかしいだけで、本心ではオレが自分を求めてくれていることを喜んでいる。
「んぁあっ! あっ! だめっ、だめぇっ……あんっ、あぁっ、はぁんっ!」
その証拠に、ずっと繋がりあっている中心からは、肉棒から滴り落ちるように愛液が溢れていた。
結合部は既にドロドロに溶けきっており、雪は堪えきれないと言わんばかりに手を首に回してきた。ひしっと、体が密着し、柔らかい胸が押し付けられて変形する。その快感に応えるようにTレックスも雪の膣内を攪拌していった。
「んぃぃぃぃっ! おちんちんがっ、ズルズルってっ! あっあっ、気持ちいいっ、もっとっ、もっと突いてぇっ!!」
気持ちのいい場所を刺激され、雪の腰がブルリと震える。ギュッと抱き着く力は強くなり、益々体が密着していく。
互いの心音すら聞こえるのではないかという距離――心地よい体温を感じながら、雪の望みに応えるように、強く腰を打ち付けていった。
「んはぁあああああっ! もっとっ、もっとぉっ! ああっ、あんっ、あんっ、ああんっ!!」
雪もまた応えるように腰を振ってくる。お互いの腰がぶつかって、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ――と、一際大きな音が響き、快感で顔が振られる度に、汗で濡れた髪が振り回されていく。
もう限界が近いのか、口からは涎が垂れ、快楽で顔が赤く染まっていた。膣内も精をねだるように蠢き、ヒダ肉がTレックスに絡みついてくる。同時に、睾丸から精が込み上げてきて、いつ爆発してもおかしくなかった。
「イクっ! またイクっ! イクイクイクイクっ! んぁっ、イグぅぅぅ―――――っ!!」
雪がアクメを決めると、こちらも叩き付けるように膣内で全ての精を吐き出した。その熱さを感じながら、雪が無意識に唇を合わせてくる。
「んちゅっ、ちゅむっ、ふむぅっ……んぁっ、れろっ、んちゅっ、ちゅっ、ちゅるるるっ!」
啄むような甘いキス――から、舌と舌を絡め合うディープキスに移行し、互いに快感をぶつけ合った。
唾液で喉を潤し、粘膜が絡む快楽が脳を溶かしていく。気が付けば、Tレックスは雪の中で復活を果たし、再び膣内を蹂躙すべく動き出していた。
「はぁあああああんっ!! あっ、ああっ、あああっ! おちんちんがっ、おちんちんがっ! んぁあああああっ! だめっ、イっちゃうっ! またすぐにイっちゃうぅっ!!」
腰の動きに合わせて唇が離れる。唾液が橋のように糸を引いて繋がるの眺めながら、大きく腰をストロークしてGスポットを擦り上げていく。
今さっきイったばかりで、体が敏感な雪はすぐに絶頂に追い詰められそうになっていた。膣内の締まりや感触で、今雪がどういう気持ちでいるか、どれくらいの快感を味わっているかは手に取るようにわかる。
「んぁっ、ああっ、はぁんっ! あっあっ、んんっ、ふぅっ、んぅっ……だめっ、もうっ、イクっ!」
腰を少し持ち上げ、馬乗りになるように体を押し付けていく。俗にいう種付けプレスという体勢だが、押し込まれる快感に雪はすぐに絶頂まで追い込まれていった。
「あぁあああああ―――――っ! イクっ、イクゥッ! んぁあああああ―――――っ!!」
プシャアッ――と、潮を撒き散らしながら、雪が三度目のアクメを決めて体を痙攣させる。
しかし、こちらはまだ全てを出し切っていなかった。ただ、もう少しの所までは来ている。この熱いものを叩きつけるためにも、ラストスパートをかける――と、腰を叩き付けようと、Tレックスを引き抜いていくと、それを邪魔するかのように室内に妙なアナウンスが流れてきた。
『お時間がありましたら、是非デッキにお集まりください。間もなく島が見えて参ります。非常に意義のある景色をご覧頂けるでしょう』
意味深なアナウンスだが今はどうでもいい。それよりも、このアナウンスが流れた以上、時間はもう残されていなかった。当然ながら、意義のある景色など見るつもりはない。今は雪がオレを求めて乱れる景色を見るのにとても忙しいからだ。
「んぁっ、あっ、はぁっ、はぁっ……き、きよたか、今のアナウンスって……」
「気にするな。どうでもいい」
「ど、どうでもいいって……ああっ、まってっ! あっあっ、あんっ、ああんっ!!」
雪は今のアナウンスが気になったようだが、そんなアナウンスよりもオレのTレックスに夢中にさせてやる。
再び腰を打ち付けるために、まんぐり返しの体勢の雪からギリギリ引き抜かれていたTレックスを奥まで叩き付けていく。肉棒が膣肉を抉るように勢いよく中を掻き分けて行き、愛液が溢れるように飛び散っていった。
「はぁあああああんっ!! ああっ、ふぁっ、んんぅっ! あっ、あぁっ、ああんっ!!」
奥にあるポルチオの部分をTレックスの頭でグリグリと押され、雪の顔が快感で蕩けていく。
謎のアナウンスで真剣になりかけていた表情はその陰すらなくなり、今ではうっとりとオレの顔を眺めていた。叩きつけられる快楽で、脳内はTレックスのことしか考えられなくなっているのだろう。その証拠に、腰を打ち付けると応じるように膣内が締まっていた。
「あああああっ! んぅっ、んぐぅっ! あっ、はっ、ああっ! あんっ、あんっ、ああんっ!!」
もはや、アナウンスのことなど完全に頭から消え去ってしまったようで、ガクガクと腰が震えて膣内がうねっていく。
肉欲に溺れつつある雪の口からは悦びの声が溢れ、雪もまた限界が近いのか、無意識に足を腰に回してロックしてくる。まるで、Tレックスを逃がさないと言いたげだった。
「はっ、はぁっ、あっ……ああんっ、ああっ! ひぁっ、んんっ、くぅっ……あぁっ、イクっ! あんっ、あぁんっ、んぁぅっ!!」
広い個室の中に、雪の嬌声が響き渡る。
蕩けきっているのは顔だけではなく膣内もだった。まるで溶けてしまうかのような気持ちよさに、こちらもまた限界が近づいてきてくる。
「ひゃっ! ああっ、あぁあああんっ! きよたかっ! きよたかぁっ! あっあっあっあっあっ!!」
「雪、出すぞ……」
「出してぇっ! 中にっ、全部っ! 私もっ、また、イクからっ! 一緒にっ、一緒にぃっ!」
「くぅっ!」
「んぁあああああっ、はぁっ! イクっ! んはぁっ! イクっ、イクっ! あぁあああああ―――――っ!!」
こみ上げてくる熱をぶつけるように、深くまでTレックスをねじ込む。一度目から抜かずに続けたことで、膣内に出した精が隙間から漏れ出ていたが、その漏れ出た分を補充するように再び全ての精を吐き出していく。
びゅるるるっ、びゅるっ、びゅるるるるるっ――と、雪の子宮に精が流し込まれ、その熱で雪もアクメを決める。
同時に、体に電流が走ったかのように震えが走り、足の先までピンと伸び上がっていく。体は宙に浮くかのように反り返り、膣内が残りの精を搾り取るようにTレックスを扱きあげてきた。
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」
首に回されていた手が離され、雪の体がボスンとベッドに横たわっていく。抜かずの連戦で流石の雪も疲れたのか、なかなか息が整わないようだった。
全てを出し切ったTレックスを引き抜くと、膣口からは二度の射精によって溜まった精液が溢れ出ており、一部は愛液と掻き混ざったことで泡となっているのが目に入る。
その扇情的な姿に、思わずもう一回戦――と、行きたい所ではあるが、これから一週間の無人島サバイバル試験が始まる。流石に原作イベントを無視する訳にはいかないので、身なりを整えるために雪を抱えてシャワーを浴びることにした。
雪もようやく落ち着いてきたようで、互いに全身泡だらけにしていく。改めて見ると、オレのキスマークで全身が赤く染まっており、「もう、こんなにしちゃって!」と、雪も頬を膨らませながらプリプリ怒っていた。
しかし、そんな怒りも、ちょっとキスをするだけで笑顔に変わる。とはいえ、このまま部屋の外に出す訳にもいかない。オレは絆創膏でも貼って誤魔化そうかと考えていたが、雪は化粧品を使って上手くキスマークを消していた。
だが、雪は知らない。これから抜き打ちで一週間の無人島サバイバルがあることを。
化粧品など当然持ち込めるはずもないので、結果的には絆創膏を付けていた方がよかったかもしれないな――と、思っていると、今度は無人島に上陸するので準備をしろというアナウンスが流れてくる。
クラスに合流すると、堀北は原作通りに体調を崩しているようだった。オレが堀北に接触しに行くと、雪は空気を読んで櫛田と合流している。目ざとい櫛田は、今までオレと雪が一緒に居たことに気付いたらしく、雪が隠しているキスマークにも気付いているようだった。
対する堀北は、オレがついさっきまで雪とセックスしていたなど気づいた様子もなく、自分の体調不良を隠そうとしている。仮に原作知識がなかったとしても、堀北の体調不良に気づかない等有り得ないが、今はこいつに乗って気づかないフリをしてやることにした。
その後、下船が始まり、原作通りに本年度初の特別試験として、一週間の無人島サバイバルの開始が宣言される。
この試験は原作通りに進めるつもりなので、特に何かをするつもりはない。が、一週間も禁欲させられるのは御免なので、どうにかして外でセックスできそうな穴場を見つける必要があった。
とはいえ、今は穴場を見つける以前に、クラスに穴が空きそうな状況である。トイレ一つで揉め事を起こしている我らがDクラスは欠片も纏まりがなく、一週間所か一日で瓦解してもおかしくない雰囲気だった。
このままでは試験所ではないので櫛田をクラスのリーダーにして、不良品だらけのDクラスを纏めさせる。その後、ベースキャンプとなるスポットを探すために、三人ずつのチームに分かれて森の中を探索することになり、ようやく穴場を探しに行けるようになった。
三章書き終えたので久しぶりに更新。ただ、無人島試験なのでそこまで数はないです。最低一人一回と、追加で何人かは出番があるって感じ。まぁ、この章のメインは伊吹と堀北なので、この二人を楽しみにして貰えれば幸いです。