ようこそ俺小路くんの無念を晴らす教室へ☆R18Ver 作:おこむね
SIDE:椿雪
高校生活が始まってから二週間程が過ぎた。
清隆と再会できてからの生活は、嘘のように私の世界に彩を与えてくれている。同時に、これまでは自分で慰めるだけだったそっちの方も愛して貰えるようになり、私は自分でもまずい方向に流されて行ってしまっているのを自覚していた。
しかし、それを改善しようとは思わない。
何故なら、私は清隆がそっちの方が好きだと知っているから――私がよりえっちなことに貪欲になる方が清隆に好きになって貰える。なら、それを変える必要はない。
むしろ、変えるべきは私の常識の方だ。最初は、清隆が別の女を抱いたことに良い思いはしなかった。けど、私の気持ちなど清隆の望みの前ではどうでもいいことだ。
清隆が私に変態性を望むのなら変態になるのが私の役目であり、清隆がハーレムを望むのであればそれを支えるのが私の仕事である。
だからこそ、私は神室真澄という女子生徒に会う必要があった。彼女とコンタクトを取り、会話をし、これから増えるであろう清隆の女たちをコントロールする下地を作る。
と、いうことで、清隆にも許可を取って、今日は神室真澄さんに会いに行くことにした。
今回、清隆は用事があると言うことで参加はしていない。あくまで私と彼女だけで、本音でお話をするつもりだ。ちょっと話をすれば、彼女が今どの深度で清隆を愛しているかがわかる。後は、話をしてから臨機応変に対応すればいい――
「ってことで、改めて。1年Dクラスの椿雪だよ。よろしくね、神室さん」
現在、ケヤキモールの中にある喫茶店。その部屋の奥にある、話があまり聞かれにくい席の一角を二人で占拠しながら、私は目の前の彼女にそう挨拶をした。
「……よ、よろしく」
初めて見た彼女のイメージは、目に見えて緊張しているという感じだ。
表情は硬く、目線は落ち着きがなく辺りを見回しており、見た目は強気そうなのにかなり弱弱しい印象を感じる。
いや、正確には緊張と言うよりも困惑と言うべきか――何故、自分が呼び出されたのか、もしかしたら何か言われるのではないかと不安を感じているように見える。なら、まずはその不安を解消してあげるのが第一歩だろう。
「心配しなくても、私から神室さんに何か言うことはないよ。清隆から事情は聞いてるし」
私が緊張をほぐすように、そう笑みを浮かべると、神室さんも探るようにこちらに視線を向けてきた。
「で、でも、嫌……じゃないの? その、あいつが私と……っ」
「男女の関係になってるってこと?」
単刀直入に責めると、神室さんは目に見えて狼狽する。けど、さっきも言った通り、別に私から神室さんに何か言うつもりはなかった。
「清隆から多分聞いてると思うけど、私は清隆の彼女じゃないよ。立場的には神室さんと一緒」
「それ、って、あんたもセフレってこと……?」
「うん。神室さんは気付いてるか知らないけど、清隆には他人を好きになるって感情がないから」
ちょっと可哀想だけど、もし彼女が本気で清隆に惚れているのなら早めに諦めさせた方が良いと思ったのでズバズバ切り込んでいく。しかし、神室さんの態度は、こちらの想像したものと違っていた。
「っ、やっぱり、そうなんだ……」
「その感じ、気づいてたんだね」
「二回目に、呼び出された時に……気づいた。ああ、こいつは私のことなんか、一ミリもっ……好きじゃないんだなって……んっ」
「でも、関係を継続してるんだ。本気で拒絶しようと思えばできるよね?」
「……わ、私も意外と、あいつとの関係が嫌じゃないみたい」
そう言って、神室さんは少し顔を赤くする。
ホの字に見えるけど、清隆の現状はしっかり理解しているって感じかな。思ったよりも冷静だし、これなら変に暴走する心配はしなくてもいいかも。
「……その、あんたと綾小路って、な、仲がいいの?」
「幼馴染だからね。小学校高学年くらいから家の都合で離れ離れになっちゃったんだけど、この高校で久しぶりに再会したんだ」
「そう、なんだ……」
「久しぶりに再会した幼馴染が他の女を抱いて思う所はないのか? って、聞きたい?」
「な、なんでっ!?」
心の中で疑問に思っていたことを当てられて驚いた様子を見せる。わかりやすくて可愛い子だ。
「私はね、清隆が好きなの。清隆の為なら何でもする覚悟がある。例え、それが他の女を抱くことを容認することでも、私を他の男に抱かせることだとしても、清隆が私を必要としてくれるなら全部耐えられるんだ。だから、私は神室さんに何かを言うつもりはない」
「なら、何で……んっくっ」
「何で呼び出したかって聞きたいのかな? メールにも書いたけど、仲よくしたかっただけだよ。清隆は自分が抱いた女同士が争うのは多分嫌がると思ったから」
「……あんた、壊れてる」
「自覚済みだよ。私は清隆に関することにブレーキがないんだ。でも、清隆はこれから先も他の子を抱くだろうし、神室さんも早めにこちら側に来ることをお勧めするよ」
そう笑みを浮かべると、神室さんは唇を嚙むように俯いてしまった。あまり空気が良くないので、少し話題を変えよう。
「神室さんは、清隆に抱かれるまで男性経験はあったの?」
「っ、ない……あんたは?」
「私もなかった。じゃあ、初めては大変だったんじゃない? 清隆のって、有り得ないくらいに大きいから」
「そう、ね……焼けた杭を、打ち込まれたんじゃないかってくらい、い、痛かった……んっ」
ああ、やっぱり、初めてだとそうなるよね。私も出来るだけ我慢しようとしたけど、あの痛みはなかなかにキツい。個人差もあると思うけど、神室さんは私と同じで痛みが強かったタイプみたいだ。
に、しても、これだけ話をして、まだ緊張が取れた様子がない。話した感じ、結構割り切りが出来るタイプっぽいし、そろそろ慣れてくれてもいい頃のはずなんだけど――
「ちなみに何回されたかは覚えてる?」
「お、覚えてない。呼び出された、回数なら、覚えてるけど……っ」
「私も。清隆って、一日出しっぱなしでも萎えないから何回も連続でやるもんね」
「しょ、正直、初めての時は、もうっ少し加減してほしかった……んっ、あっ」
清隆も優しくしてくれるから痛みと快感が交じり合って変な感じになる。今はもう慣れてしまったけど、初体験のあの感じはいまだに忘れられなかった。
「……その、私っ……んっ、くっ……」
神室さんが、何かを我慢するようにフルフルと体を震わせる。よくよく耳を澄ませてみると、僅かな振動音が聞こえてきた。さっきから一向に緊張が取れないと思っていたけど、もしかして――
「神室さん、もしかして清隆から何かされてる?」
「ッ! イっ、くっ……っっっっっ!!」
私が指摘した瞬間、こちらの耳に聞こえるくらいウィーンという電動音が響き渡った。
同時に、体をビクビクと震わせて神室さんが俯く。間違いない――清隆が何か仕掛けたんだ。
「意外と気付くのが遅かったな」
そう言って、男子トイレから出てこちらに歩いてきたのは清隆だった。携帯電話を片手に真顔でそう話しかけてくる。今日は参加しないと言っていたけど、まさか神室さん側に接触しているとは思わなかった。
「あっあっ、早くとめっ、んあっ、また……またイクっ……!」
どうやら、まだ責めは続いているようで、神室さんが断続的に体を震わせる。対する清隆はいつもの無表情で神室さんを見つめていた。
「私たちの話を聞いてたってことは、神室さんの携帯を通話状態にしてたんだね?」
「ああ。お前が気づかずに話を進める中、こいつはずっと我慢していたわけだ」
「神室さんに何したの?」
「新しく買ったリモコンローターを試しただけだ。店内BGMのおかげで、そこまで振動音が響かなかったのは面白い誤算だった」
そういうと、清隆はリモコンのスイッチを切る。同時に、神室さんの体から力が抜けて倒れそうになったので、手を伸ばして支えてあげた。
「やりすぎだよ」
「クリトリスと膣内を同時責めできるという優れものだからな。正直、もっと早く気づくかと思ったが、意外と気付かなくてびっくりしたぞ」
失礼ながら、スカートをめくって少し中を見せて貰うと、下着の中に結構大きなローターがセットされているのが見える。
いや、ローターというよりも、もはやバイブと言っても差し支えはない。よくこんなものを付けながらここまで我慢したものだ。
「もうっ、ちゃんとお話したかったのに!」
「悪かったな。丁度いい機会だから、クジラくんを試したくなったんだ」
悪びれた様子もなく、清隆が謝ってくる。
クジラくんというのは、どうもこのローターの名前らしい。見た目の形が鯨っぽいからそう名付けたみたいだけど、ちょっと可愛いネーミングセンスだった。
「さて神室、ミッションは失敗だ。罰として、お前はそれを付けたままオレの部屋に帰って貰う」
「……わ、わかったわよ」
ミッションというのは、おそらく私にローターを付けているのを悟られずに過ごせ――みたいな命令が下されていたのだろう。
そして、私が気づいてしまったが故に、清隆は振動を最大にして神室さんをイかせた。
そう考えると、神室さんが罰を受けるのは私のせいでもある。このまま見放すのは流石に可愛そうだ。恩を売る意味も兼ねて、ここは一緒にいてサポートしてあげるべきだろう。
「清隆、私も神室さんと一緒に帰ってもいい? 神室さんも話してた方が気が紛れるだろうし」
「いいぞ。ただし、帰る間に神室が3回イったらお前にも罰ゲームを与える。明日はお前がクジラくんをつけたまま学校へ行くんだ」
「……わかった」
神室さんで試しているなら、いずれ私にも付けろと言ってくるのは予想できていた。反抗する気はないので素直に要求を受け入れる。少し興味もあるし。
「オレはお前たちから少し離れた位置で監視している。何かあれば携帯で連絡しろ」
そう言って、清隆はカフェから出て行った。流石にこの状態の神室さんと長々話をするのはありえないし、そもそも話をするという雰囲気ではなくなってしまったので、私たちもお会計を済ませて寮までの道を歩いていく。
「んっ、くっ……あっ、ッ! んぅっ、ふっ、んんっ!」
どうも、清隆は細かく振動を変えて遊んでいるようで、神室さんが耐えようと必死で口に手を当てていた。
しかし、そのせいで、歩みは亀のように遅い。このペースでは寮に戻るまで1時間は軽くかかる――神室さんが絶頂を3回耐えるのは絶望的だ。
でも、それは仕方ない。もし、これが神室さんでなく、私が同じ立場だったとしても、きっと耐えることは出来ない。仮に耐えそうになっても、ギリギリで清隆は振動を最大にしてこちらをイかせようとしてくるだろう。
元々、罰ゲームは受けるつもりで彼女の補佐に着いた。だから、そのことにどうこう言うつもりはない。
でも、神室さんには、私が自分を気遣って受けなくてもいい罰を受けた――そう思って貰った方が都合が良かった。その負い目は、後々の関係性を築くに当たって、私を有利にしてくれる。
きっと、清隆もそのために今回手を出してきたのだろう。私が神室さんの上に立てるように――半分はお遊びだと思うけど、残りの半分はアシストも兼ねている。ならば、それを有効に利用するのが私の役目だった。
◇◆
SIDE:神室真澄
昨日、私と同じ綾小路のセフレである椿雪から話をしたいと呼び出しを受けた。正直、いずれこういう日が来るのではないかとは思っていたが、当然ながら足取りは良くない。
噂でしか知らないが、椿は綾小路の幼馴染で気さくな関係だという。綾小路本人はただのセフレだと言っているが、女の方はまず間違いなく好意を持っている。
当たり前のことだが、自分が好きな男に他に抱いている女がいると聞いて、涼しい顔を出来る女がいるはずがない。私を売女のように罵ってくるのは火を見るよりも明らかだった。
しかし、呼び出しを無視すれば、それはそれで関係がこじれる。私に出来るのは、少しでも早く椿の機嫌が良くなるように下出に出ることだけ――の、はずだった。
「何か用? 連絡したと思うけど、今日用事があるんだけど?」
「ああ、雪に呼び出されているのは知っている。その前に、お前に渡したいものがあってな」
椿と約束した時間から凡そ30分前、そろそろ出かけるか――と、思った瞬間に、この男、綾小路から呼び出しを受けた。
用事があると返事をしたのだが、出かける前に少しでいいから寄れというので、仕方なくこうして部屋に来ている。しかし、話をしてみてわかったが、どうもこいつは私が椿に呼び出されていることを知っているらしい。
「……椿は怒ってたでしょ?」
「いや、これから仲よくするためにお喋りすると笑顔だったぞ。お前が、雪に責められると思っているなら勘違いだから、そんなに緊張しなくていい」
勘違いなはずはない。女が男の前で、素直に感情など見せるはずがなかった――こいつは、椿の表面上の笑顔にすっかり騙されている。
「オレが騙されていると言いたげだな」
私に渡すものとやらの準備をしているのか、こちらに背中を向けているはずなのに、まるで見透かしたようにこちらの内心を言い当ててきた。こういう所は無駄に鋭い。
「なら、こうしよう。お前の携帯電話とオレの携帯電話を通話状態にしておけ。もし、雪がお前を責めるような言葉を口にしたら、オレが雪を止めてやる。お前が望むなら、謝罪の証として万引きのデータを消してもいい」
「……いいの? せっかくのセフレがいなくなるけど?」
「オレは雪がそんな馬鹿な真似をしないと確信している。そんな心配は不要だ」
と、言いながら、先程から何やらガサゴソと袋の中に突っ込んでいた手を出して、綾小路がこちらに戻ってきた。
「とはいえ、一方的に雪を否定されてオレもいい気分じゃない。お前には、これを付けて雪の待っている場所に向かって貰う」
そう言って出してきたのは、ピンク色のナスのようなものだった。ヘタの部分が少し長い上、鋭くカーブしており、先端が複雑な形になっている。
「……なにこれ?」
「ローターだ。まぁ、大人の玩具と言えばわかるか? これをお前の下の口にセットする」
「はぁっ!? マジで言ってんの!? 頭おかしいんじゃない、こんなもの付けて外なんか行けるはずが――」
「命令だ」
無慈悲としか思えない言葉――でも、弱みを握られている私はそれに逆らうことは出来なかった。
「……わかったわよ」
「いい返事だ」
私が了承の言葉を口にすると、綾小路は私を抱きしめて唇を合わせてきた。互いの舌が混ざり合うと、痺れるような快感が襲ってくる。
この一週間ちょっとで、もう私はこいつから離れられなくさせられてしまった。どんな酷いことも、この快楽の前にはどうにでもいいと思えてくる。
「んんっ!? ちゅむっ、んむ……んあっ、あっ、だめっ……そこは……んぶっ」
キスをしながら、綾小路がこちらのショーツを降ろしてきた。そのまま、キスで濡れ始めていた割れ目をなぞるように指を前後させてくる。ちょっと触られているだけなのに、私の体はもうこいつを受け入れる準備を完了させつつあった。
「んむぅぅぅっ! んぁっ、ああっ、待って、もう時間ない……からっ、あっ、んっ!」
指で陰核を撫でるように刺激され、思わず足から力が抜けそうになる。濡れた膣内に指が入ると、私の弱い部分を的確に押されて縋りつくように抱き着いてしまった。
「あっあっあっ! だめっ、ああっ、あっ! あんっ、気持ちいいっ……あぁっ、あんっ!」
このままではすぐにイってしまう――そんな快感の波に抗うことなく身を任せていると、突如として綾小路が、私の中から指を引き抜いた。
「ふむ、これだけ濡れていれば十分だろう」
そう言いながら、肩で呼吸する私の膣内にローターを入れてくる。冷たくて硬い異物が自分の中に入ってくるのは、想像以上に恐ろしかった。
「まっ、まって……怖いっ」
「大丈夫だ、もう全部入る」
想像以上に濡れていたのか、私の膣内はすぐにローターを受け入れる。先程、ヘタに見えた場所は、私の陰核にぶつかっており、普段こいつのモノを受け入れている時とはまた違う圧迫感があった。
「弱、中、強、最大か。最大には吸引機能まであるから、いろいろ楽しめそうだ」
「……今の所、何も感じないけど――んあっ!」
特に変化もなかったが、急にスイッチを入れたようで、微弱な振動が襲ってくる。強さは弱でも、今さっきまで責められていた私には十分に強い刺激だった。
「あっ、んっ、まって……こんなの、歩けない……あっ、んんっ……っ!」
「頑張れ。約束の時間まで残り20分しかないぞ。このままじゃ遅刻するんじゃないか?」
「っ! お、覚えておきなさいよ……」
「言われなくても、お前の痴態は全て覚えている」
そう言って、スイッチを最大にしてくる。同時に、膣内と陰核に物凄い振動や吸引が伝わり、上り詰めていた私は一瞬でイかされてしまった。
「んぁあああっ! イっくっ、あぁあああ―――っ!!」
思わず、腰が抜けて座り込んでしまう。体は電流が走ったかのようにビクビクと震えていた。
「待ってっ、イってるからっ……ああっ、イっ、あああ―――っ!! あああああ―――――っ!!」
でも、こいつはスイッチを切らない。最大のまま私をイかせ続けながら話を続ける。
「ルールは、雪に気づかれないこと。気づかれたと判断したらまたスイッチを最大にする」
「ま、まって……本当にっ、あああっ! 歩け、ないからっ……んんっ!」
「仕方ない。お前が店に着くまではオフにしてやる。あまり、遅くなっても雪に悪いから早く行け」
――そして、地獄が始まった。
何とか時間までには間に合ったが、店に入った瞬間、ローターは弱振動を始め、ようやく落ち着いてきていた私の中を再び振動でかき乱してくる。こういうものの有効距離はわからないが、多分あいつは私の近くで様子を見ているのだろう。
約束通りに、携帯は通話状態にしているが、椿はあいつが言った通りに私のことを責めようとはしてこなかった。むしろ、本当に仲よくしようとする感じすらある。
しかし、私はそれ所ではなかった。
椿が話をする度に、あいつはローターの振動を弱と中で繰り返し、私を追い詰めてくる。正直、返事をするのが精一杯で、とても会話なんて気分にはなれなかった。だが、私から勝手に話を止める訳にはいかない。何とか取り繕うように言葉を発する。
そんな私の気など知らず、あいつは徐々にローターの強さを上げてきた。強になると、もう我慢が効かなくなってくる。言葉も途切れ途切れになり、もう耐えることしかできない。
流石に不審に思ったのか、椿が「神室さん、もしかして清隆から何かされてる?」と、疑問を口にすると同時に、あいつはスイッチを最大にしてこちらを追い込んできた。
ずっと我慢させられていて耐えられるはずもなく、私は椿の前でイキ恥を晒した。
そのままされるがままに、連続でイかされ、私は罰として寮に帰るまでこれを付けたままでいろと命じられる。拒否が出来ない以上、従うしかなかった。
でも、椿はそんな私を心配して、自分が罰を受けることも承知で、私を助けようとしてくれた。ぼんやりとした思考の中、こいつは本当にいい奴なんだな――と、思いながら、私の地獄は継続していく。
店の外に出ると、再び弱と中の振動が交互に私を襲ってくる。座っていた時はまだ耐えられたが、歩きながらだと中のローターが動いてまた違う振動を与えてきた。
こんなものをつけたまま、まともに歩けるはずがない。正直、椿が私を支えてくれなかったら、途中のどこかで倒れてローターを付けて歩いていることがバレていたかもしれない。
普通に歩けば、30分程で付くはずの寮が遠くに感じる。後、どれだけ我慢すればいいのか――と、考えていると、急にローターの振動が大になった。おまけに、歩いていたせいで弱い所に上手く刺激が来てイってしまう。
「んんんっ! イ、っく! んぅぅぅぅぅ~~~~~っ!!」
ビクンビクン――と、震える体を椿が支えてくれる。しかし、もう足がガクガクで力が入らなかった。
「神室さん、少し休もう」
「んっ……っ!」
近くにあったベンチに座らせて貰う。ぼんやりと辺りを見回してみると、どうもここは学校の通学路の途中らしい。だとすると、寮までは後10分もあれば着くはず――
「ああっ、まって、もう、ちょっとだからぁ……んんっ、イック……んぅぅぅぅぅっ!!」
後少しでゴール――そんな私の僅かな油断を突かれて、また振動が強になった。油断していたこともあって、私の体はすぐにまたイってしまう。これで、残りは一回。
もう一回イかされたらアウト。
このまま、ここに居たら椿にも罰が与えられる。何とか最後の力を振り絞って立ち上がると、再び椿に支えて貰いながら寮へと歩き始めた。
幸いと言うべきか、ようやくと言うべきか、少しずつこのローターの振動にも慣れてきた。何度もイかされたおかげで、弱と中なら耐えられる。大はおそらく半々、不意を突かれなければ大丈夫だろう。
けど、最大だけは耐えられる自信がなかった。
あの最大は振動の強さもそうだが、陰核を吸引して刺激してくるので、今まで味わったことのない凄い波が襲い掛かってくる。あれだけは、来たら勝てる気がしなかった。
しかし、流石にあれを使うのは反則だとあいつもわかっているのか、この帰り道で最大を使ってくる素振りは見せていない。これなら、もしかしたら耐えられるかも――と、希望を見出した時のことだった。
「あっれ? もしかして、神室ちゃん? 体調悪そうだけど、どうしたん?」
最悪なことに、後もう少しで寮に着くという所で、同じクラスの橋本という男子生徒に話しかけられてしまう。
私は無視して先に進みたかったが、こちらの事情を知らない椿は足を止めてしまい、彼女に支えて貰っている私も、必然的に足を止める羽目になってしまった。
「神室さん、知り合い?」
「……同じ、クラスの男子っ。んっ、別に、仲は……よくないっ……くっ……」
「おいおい、そりゃ頻繁に話す仲じゃないけど、これでも俺は神室ちゃんとは仲良くしたいと思ってるんだぜ?」
本当に私を気にしているなら、今すぐそこを退いて道を譲れ。
「そんで、えっと、そちらの可愛い子ちゃんは?」
「1年Dクラスの椿雪です。よろしくね」
「俺はAクラスの橋本正義。よろしくね、椿ちゃん。そっちは神室ちゃんと違って、取っつきやすそうで助かったわ」
「ぶぁあああんんっ! ッ!!」
無愛想で悪かったわね――と、悪態を吐こうとした瞬間、スイッチが大にされた。思わず、文句を言おうとしていた口から声が漏れる。
「わ、悪いんだけど……あまり、調子が、良くないから……っ」
「あ、ごめんね神室さん」
「お、おお。顔が真っ赤だし、マジで体調悪いのか」
流石の橋本も心配そうな声を出す。しかし、今はそんなことよりも、先に進みたかった。
「橋本くんも、お話はまた今度ね。神室さんを部屋まで連れて行くから」
「俺も手伝おうか?」
「ううん、大丈夫。もうすぐそこだし……ねっ、神室さん?」
「う、うん……だい、じょぶっ……んんっ、くっ……!」
「そ、そっか。じゃあ、俺は行くわ。二人とも、また今度お茶でもしようぜ」
若干疑問を感じているようだが空気を読んだのか、ようやく橋本がいなくなる。後は、寮に入って部屋に行けば――
「んあっ! う、うそっ! それはずる……イっ、んぅぅっっっ~~~~~っ!!」
動き出そうとした瞬間、スイッチが最大にされた。耐えられない快楽の波に押されて、最後の一回を消費してしまう。同時に、崩れ落ちるようにその場に座り込んでしまった。
「惜しかったな」
橋本と入れ替わるように、綾小路がやってくる。睨みつけるように見上げると、あいつはいつもの無表情でこちらを見下ろしてきた。
「スイッチ、最大に……あっ、んんっ、んぁっ、あああっ……!」
「最大にしないなんて誰も言ってないだろう」
そう言ってスイッチを切ると、綾小路は私を抱き上げる。そのまま、手を上手くスカートの中に入れてローターを抜き取った。
「あぁっ……!」
「ずぶ濡れだな。それじゃ雪、約束通り明日はお前がこれを付けて学校に行くんだ」
「……わかった」
ローターを受け取りながら椿が頷く。私のせいで、明日は椿が悲惨な目に合ってしまう。謝りたかったけど、もう私は呼吸を整えるので精一杯だった。
そのまま、綾小路と共にあいつの部屋に連れていかれる。正直、今日一日で体は疲れきっていて、もう何をされても抵抗できる気がしない。綾小路もそれをわかっているのか、ベッドに私を横たえると、服を脱がせもせずにショーツをずらして自分のモノを入れてきた。
「あああ―――っ! イクっ! あぁあああ―――――っ!! あああああ―――――っ!!」
今まで感じたことのない快感が体中を突き抜けてくる。生で入れられた――と、理解したのは、体が少し落ち着いてからのことだった。
確かに、綾小路にピルを飲むように強要されてから一週間は経過して、そろそろ効果が出始める頃だ。でも、もし今日ほど疲れていなかったら、また私は生ですることを渋っていただろう。
「どうだ? 生の気持ちよさは、ゴム付きとは比較にならないだろう」
その存在感を示すように、綾小路は腰を前後させていく。それだけで、もうすぐにイキそうになるくらい、生でするのは今までと次元が違った。
「あんっ、ああっ、あんっ! 待って、だめっ、イクっ! またっ、イクからぁっ!」
「いいぞ、好きなだけイけっ」
「んぁあああっ! イっ、クっ! イクぅぅぅぅぅ~~~~~っ!!」
もはや、自分でも何が何だかわからなかった。
自分の体のはずなのにまるで理解が及ばない。
ただ、こいつが腰を動かすたびに、何度も何度も頭が真っ白になってしまう。こいつに抱かれてから、何度もイったことはあったが、この感覚は理性が蕩けるくらい凄まじいものだった。
気が付くと、私は自分からこいつにキスをせがんで抱き着いている。あまりの快感に体が宙に浮きそうで、少しでも安心感を得たかった。
そして、こいつは私のそんな内心を見透かしたように、唇を合わせて体を抱きしめてくれる。こいつが私を愛していないのはわかっている――でも、この感覚を知ってしまったら、もう欠片も離れたいと思うことは出来なかった。
初の他人視点。
ちなみに出来事は前回神室を抱いてから、月末の小テストの間の出来事です。こうした本編外のプレイも余裕があればちょこちょこ書いていく予定です。