※この作品はR-18です。

エヴァちゃんが"下着"を履かされる話   作:ナトリウム

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このちゃんがせっちゃんをペットにする話

 

 

「……? 刹那さん、どうしましたか」

 

「っ! いえ、すみません。不躾でした」

 

 

 呆然と眺めていた刹那は、目の前の光景から慌てて目を逸らす。

 まさか、あのエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルが、闇の福音として恐れられている吸血鬼が、あんな……。振り返らずとも音は聞こえる。ヴヴヴヴ、と鈍い音が椅子を叩いていた。

 

 何かがおかしい。変な気がする。

 

 刹那は疑問を覚えて振り返り、茶々丸とエヴァの姿を眺めた。

 別段、おかしいとは思えない。なのに、変な気がする。刹那は言いようのない違和感に首を傾げる。

 

 

「マスター、起きて下さい。そろそろ授業ですよ」

 

 

 まず茶々丸さんは……。何かピンク色の、スイッチ? のような物を握っていた。

 どうやら目盛りのような物が存在するようで、茶々丸さんの親指が少しずつ上に動く度に、どうやら居眠りでもしているか、エヴァさんの身体が痙攣でもするように動いている。

 先ほど、茶々丸さんの背に背負われて登校していたから、エヴァさんは今日は調子が悪いのかもしれない。

 

 

「……そういえば、凄い"下着"だったな、エヴァさん」

 

 

 刹那はエヴァの姿を思い出した。その派手さに頬を僅かに赤らめた。

 あの"下着"は凄かったと思う。不躾だったとは思うが不思議な事に疑問が抑え切れず、茶々丸さんに詰め寄ってアレコレと質問攻めにしてしまった。

 どうやらエヴァさんの"下着"は、ピンポン球サイズのパールが大量に連なり、しかも腕より太いプラグで固定している、だなんて。あの小さな身体に収まるとは思えないサイズである。

 

 刹那の場合、あまり派手な"下着"は好まず、今日もビー玉程度のサイズの物を履いていた。

 控えめ過ぎて逆に恥ずかしいかな、なんて気もする。スカートの裾から引っ張りだすためのリングが見え隠れしてしまう。やはりもう少し派手なのにすれば良かったかもしれない。

 

 

「ぐ、ぎぃ……! 茶々丸、たすけ……。ケツ、マンコ、本当に、壊れ……!」

 

 

 気にしていたから、だろうか。苦しそうな声に刹那は振り向いた。

 脂汗をびっしりと浮かべたエヴァさんが、ヴィィン! ウィィン! と、何処から携帯のヴァイブレーションのよな音を響かせて、ぽっこり膨らんでいるお腹を制服の上から抑えている。

 今は椅子を撃つような音は聞こえない。刹那は不思議そうに首をひねった。

 

 

「……あの、すみません。エヴァンジェリンさん、どうなさったんですか?」

 

 

 先ほどから二人の様子が、妙なぐらい気になる。

 どうも尋常な様子ではないような気がした。見かねた刹那は声を掛ける。

 

 

「ええ。限界まで詰め込んだ"下着"を、思い切り振動させて、解しているところです。

 それにケツマンコの拡張も進めていまして。……そうだ、刹那さん。このスイッチを」

 

 

 手渡されたのは、先ほど茶々丸が弄っていた、あのピンクのスイッチだった。

 左の方に回転式の切り替えスイッチがあり、中央にはツマミ型のスイッチが有る。現在のところ回転式の方は 「パール」 という項目になっており、強度は 「3」 となっていた。

 エヴァンジェリンさんは絶望的な表情だ。下着を動かされている、というのは、あまり良くわからないけれど。6段階の内の3でこれなら、とてもキツイ内容なのかもしれない。

 

 

「えと、これは……?」

 

「お気になさらず。ですが、4、にして頂けますか?」

 

 

 刹那は言われるがまま、ツマミを一段階上の【4】に設定した。

 その瞬間に ヴヴヴヴヴィィィィ!! とバイブレーションの音が大きくなり、エヴァンジェリンさんが椅子をなぎ倒しそうな勢いで背中を反らせ、茶々丸さんが素早く支えた。

 びっくりして視線を向けると、エヴァンジェリンさんのお腹の中で何かが動いているような、いや震えている? ような気がする。肌蹴た制服の隙間から異様に膨らんだお腹が露出している。

 

 

「マスター、4にして頂けましたよ。お礼を言いませんと」

 

 

 茶々丸の言葉を理解できない刹那だが、それ以上に気になっている場所があった。

 エヴァンジェリンさんの座る椅子の座面が、その、雨でも降ったみたいに濡れている。

 今もスカートの中から ぷしゃっ、ぷしゃっ、と水が漏れ、椅子の脇からはポタポタ雫が垂れていた。それを見ていると 「吸血鬼の淫乱ケツマンコ」 とか 「38回目のケツマンコアクメ」 とか声が聞こえ、理由は分からないが頻りに感謝されてしまった。

 

 

「えっと、その、エヴァンジェリンさん?」

 

 

 何で濡れているのだろう……? 考えてもわからない。

 そして今になって気づいたのだが、エヴァンジェリンさんの両足は椅子に固定されていて、足を開いたり閉じたり出来ないようになっていた。

 どうして足の間から水が出るのだろうか。まさかエヴァンジェリンさんに限って、お漏らし、なんてしないだろうし。

 

 何故なのか気になって、スカートの中が知りたい、なんて思ってしまう。

 それと物凄く恥ずかしいのだけれど、お尻の穴がムズムズする。エヴァンジェリンさんがケツマンコで連続肛虐アクメする、その姿を見ているだけなのに。何故だろう?

 ムズムズを解消するために自分の"下着"を何度か履き直していると、余計にムズムズが強くなった気がする。

 

 

「あー、せっちゃん! いつの間に、エヴァちゃんや茶々丸さんと、仲ようなったの?」

 

 

 刹那が困っていると、背後から木乃香の脳天気な声が響いた。

 お嬢様! 反射的に逃げ出そうとする刹那だが、お尻のムズムズのせいで思うように足に力が入ってくれず、飛びついて来た木乃香に押し倒されるような格好になってしまう。

 

 

「……へー、せっちゃん、意外と子供っぽいの、履いてるんやね」

 

 

 あわあわと言葉を紡げないでいると、木乃香の視線は刹那のスカートの中に注がれていた。

 刹那はスパッツの一部を邪魔しないように繰り抜き、性器と排泄器を露出させている。お尻の方からパールに繋がっているリングが垂れ下がっているのは先程も述べたが、木乃香の指先はあろうことかそれを引きずり出そうと動いていた。

 

 

「お、お嬢さ……っ!」

 

「んもー、せっちゃん! お嬢様はめーよ、って、言うてるのに」

 

 

 腕がグイと後ろへ引かれ、刹那の尻穴から容赦なく"下着"が引きずり出される。

 咄嗟にアナルへ力を入れて抵抗を試みる刹那だったが、いくら鍛えている鳴神流の剣士とはいえ、肛門括約筋の力だけでは抵抗できるはずがない。

 むしろ無作為に刺激を増大させる結果となってしまった。先程から感じていた"ムズムズ"の影響もあり、自分でも間抜けだと思うような声が出てしまう。

 

 

「よーし、決めた! せっちゃん、お嬢様、って言う度に、罰ゲームや!」

 

 

 笑顔で宣告する木乃香の手には、刹那の中から抜き出された小さめの"下着"と、それよりも明らかに一回り以上は大きな"下着"が握られていた。

 木乃香は笑顔だが何処か淫猥さを感じさせる顔で、大きい方のパールを口の中で転がす。一つ一つ丹念に唾液を絡ませ、熱い吐息を漏らす。その姿に刹那は動けなかった。

 

 

「え、ちょ、お嬢様っ!?」

 

「あ、またお嬢様ッて言うたなー! でも、見越して大きいのにしたから、問題なしや」

 

 

 木乃香の唾液を纏ったパールが尻穴に迫る。 「ひっ!」 刹那は小さく悲鳴を上げた。

 自分が持っている中では最大級の大きさだった。それを木乃香の細い指先がグリグリと押し込んできて、下手に動いて脱臼でもさせたら、と思うと刹那は動けない。

 自分の肛門が次々にパールを飲み込んでいく。まさかお嬢様に"下着"の着用を手伝わせてしまうなんて。オーバーヒートしそうな頭では何も考えれず、刹那は激しく首を振る事しか出来なかった。

 

 

「うーん、やっぱりせっちゃんには、もっと大人びた"下着"が似合うんやないかなあ……。

 ほら、そこのエヴァちゃんがつけてるみたいな、極太でドギツクて凶悪で、せっちゃんの理性を腸壁と一緒にゴリゴリ削ってくれるような、そんなやつ」

 

「そんな、私には、似合いませんよ、お嬢さ……っ!」

 

 

 言う前に口を塞ごうとする。だが木乃香の耳にはしっかりと届いたようだ。

 ニコッとした笑顔で笑われてしまう。 「罰ゲームやで、せっちゃん♪」 刹那はその笑みに抵抗できず 「ほら、お尻を此方にな? 次のを入れるんやから」 良いようにされてしまう。

 

 

「でもなー、これ以上は、急には無理やからね。うん、お浣腸にしよか」

 

「ふぇっ!? お、お浣腸って、おじょ……このちゃん!」

 

 

 振り返った刹那は、自分の肩越しに、巨大な浣腸器を握る木乃香の姿を見た。

 どうやら茶々丸さんが用意してくれたらしい。助け舟を求めてそちらへ視線を向ける。

 だが聞こえてきたのは 「マスターも独りでは寂しいでしょうから。立派なケツマンコ奴隷になるために、刹那さんと一緒に頑張りましょう」 なんて相談だった。

 

 

「せっちゃん、お尻から力を抜いてーな。ギリギリのサイズやから、入らんでー」

 

「そ、そんなっ! 太すぎますよ、おじょ……。~~~~っ!」

 

「……せっちゃん、ってば。ケツマンコみたいに、頭も硬いんやなあ」

 

 

 乱暴に"下着"を引っこ抜かれ、その衝撃が抜けないまま、極太のプラグが捩じ込まれる。

 長い円筒形のアナルプラグであり、エヴァの腸内で暴虐の限りを尽くしているプラグと同じく、空気による拡張が可能なタイプ、だと木乃香は笑いながら言った。

 一度に奥まで突きこむのは無理、硬い手応えからそれを知ったようで、まるで掘削するような激しいピストンが刹那の尻穴に叩き込まれる。

 

 

「~~~~!!! っ!!!」

 

「はは、せっちゃん、カエルさんみたいや」

 

 

 床の上で這いつくばっていると、ケツ穴ごとプラグを上へ上へ押し上げられた。

 自然と木乃香の方へ尻を突き出すような格好になり 「せっちゃん、ほら、もう少しで、全部はいるで~?」 と笑う親友の姿を、何故か濡れそぼっている自分の股ぐら越しに捉える。

 木乃香はとても楽しそうだった。体重をかけてプラグを根本まで、文字通り押しこむ事に成功すると、今度はポンプをリズミカルに握り始めた。

 

 

「ほーら、起き上がらへんと、お浣腸の前なのに。ケツマンコがダメになってまうよー?」

 

 

 尻の中で傘が開いている。内側から圧迫されるという未知の恐怖で、刹那は声も出ない。

 椅子や机に縋り付きながら、どんどん膨らんでいくプラグに追い立てられながら、やっとの思いで立ち上がった。

 

 

「うちな、気づいたんよ。せっちゃんと親友になれへんなら、ペットすれば~、って。

 だからな、せっちゃん。うちのペットになってーな」

 

 

 衝撃的なセリフに言葉も出ない。刹那が口をパクパクさせていると、それを見た木乃香は悲しげに顔を顰めた。

 ポンプをまたリズミカルに、だが先程よりも明らかに高速で、激しく握り続ける。

 刹那は自分の腹の中で押し出された空気が移動し、聞いた事もないような音で、ぐぐぐぅ~と腹の虫が悲鳴を上げるのを耳にした。そして尻穴が無限に引き伸ばされていく悪寒も。

 

 

「はい、分かりました! せ、せつなは、このちゃんの、ペットになります!」

 

 

 額に脂汗を浮かせながら宣言する。騒がしいクラスメイトたちの声が頭に響く。

 刹那は自分がどのような場所で、どんな宣言を発したかに思考が及び、下腹部から感じる圧迫感もあってフラリと床に崩れ落ちた。

 本当に尻の穴が限界だ。床に肘をついて洗い呼吸をしていると、白い足が顔の前に差し出された。

 

 

「やった! せっちゃん、ありがとーな! 大切にするで、せっちゃん!

 ……じゃあ、まずは、躾から入るで? ほら、足を舐めて?」

 

 

 椅子に座った木乃香は、笑顔のまま、ソックスを脱いだ素足を提示する。

 笑顔だがプラグからチューブで繋がっているポンプを握ったままであり、木乃香の左手は今にも拡張を再開しそうな雰囲気があった。

 学校で、自分のクラスで、肛門を拡張されながら、親友の足を舐める。

 我ながらなんというシチュエーションだろう。刹那はショックで動けなかったが、数秒して自分の立場を理解すると、おずおずと木乃香のつま先に舌を這わせた。

 

 

「よし! せっちゃん、ええ子やでー。ご褒美に、お尻を少し、緩めたるな。

 午前はずっと自習やから、こんな調子やと、壊してしまいそうや」

 

 

 その言葉通り、肛門に感じていた圧迫感が、ほんの少しだけ緩んだ。

 どうやらあのポンプ側で操作できるらしい。刹那は安堵からゆっくりと息を吐いた。

 

 

「次はー、そうやな、首輪をつけてあげんと! ペットやからね。

 ほらせっちゃん、服を脱いで? もう人間を辞めたんや、いらんやろ?」

 

「は、はい。お、ッ! このちゃん!」

 

 

 木乃香の視線が冷たくなりかける。刹那は大慌てで制服を脱ぎにかかった。

 羞恥心を覚えながらもブラウスを脱ぎ、スポーツブラを外し、上半身を完全に露出させる。

 クラスメイトが居る空間でこんな事をするなんて。刹那の脳内で常識が最大限の警鐘を鳴らしていたが、木乃香を見るとその警鐘さえ霞むほどの危機感が湧き上がってしまう。

 

 

「残りは、ほら。ハサミを貸してあげる。これで切り裂いて?」

 

 

 木乃香の私物らしいハサミを受け取り、刹那は震えながらスカートに指をかけた。

 まるで首輪の代わりにプラグで操作される犬のようだ。刹那は腕を震わせながら、ジャキン、と音を立てて自分のスカートを布に変えていく。

 最後の牙城であるスパッツ。刹那はそれも切り裂く前に、木乃香の慈悲にすがった。しかし木乃香はゆっくりと首を振り 「せっちゃん、ええこ、やね?」 優しい笑みで絶望へ突き落とす。

 

 

「ふふ、せっちゃん、可愛ええなあ……。ほら、お手!

 よーし、えらいなあ、せっちゃん。次は、お座りして、待て!」

 

 

 刹那は木乃香に言われるまま、床の上で正座をした。

 楽しそうに笑っているが、正座という人間のポーズで座ったのが、木乃香としては面白くなかったらしい。

 茶々丸さんと楽しそうに会話する。 「せっちゃん、ワンコとしての自覚がたらん。どないすればいいん?」 木乃香の手が刹那の頭を撫でる。もう完璧に人間以下の扱いだった。

 

 

「では……。マスターに使う予定でしたが、こちらのワンちゃんタイプを、お使い下さい。

 刹那様の方がお似合いでしょうし。マスターはやはり、ネコちゃんが似合うでしょう」

 

 

 茶々丸は犬耳のついたカチューシャと、尻尾飾り、そしてベルトらしき物を渡す。

 それを受け取った木乃香は上機嫌で尻尾や耳の手触りを確認し、ニコニコと笑いながら刹那の頭へカチューシャを装着した。

 もはや刹那の意思は問われないのだ。そう思うと悲しくもあり、肯定したいとは絶対に思わないが、内股の奥がじゅわっと熱と湿り気を帯びるのを感じた。

 

 

「こちらのアナル尻尾には特殊な機能があり、まず、装着したプラグと融合します。

 カチューシャも髪に溶け込みますから、木乃香様以外、もう誰も外す事はできません」

 

 

 茶々丸の指が刹那に増えた犬耳に触る。軽く引っ張るが確かに外れる気配はなかった。

 木乃香に 「お尻!」 と言われ、刹那は言われるがままに尻を捧げる。木乃香の指がプラグを探るような気配と感触がして 「ひっ!?」 尻尾を引かれて悲鳴を上げてしまった。

 振り返るとモフモフの茶色い尻尾は、誰に支えられるでもなく直立している。しかも僅かに左右に揺れ動いていた。

 

 

「尻尾の効果として、装着者の感情を大まかに読み取り、このように動く機能があります。

 どうやら刹那様は喜んでおられるようですね。本当に犬がぴったりなお方です」

 

「へへ、せっちゃん、嬉しいん? うちも嬉しいわー」

 

 

 無遠慮な言葉が刹那の胸に突き刺さる。喜んでしまう自分に目眩がした。

 否定したかったが、それは木乃香を否定する事にもなってしまう。それは出来ない。

 

 

「最後に、この、完全管理用の貞操帯、があります。

 この部分が尿道に侵入して排尿をコントロールし、アナル側はプラグを取り込んで合体、完全に股間を覆いますから、排尿、排泄、自慰、全てが自由意志では不可能になります」

 

 

 その言葉にギョッとする。刹那は目を見開いた。

 排泄の自由を奪われるなど想定さえしていなかった事である。それでは完全に、完璧に、ペットではないか。刹那は目に涙が浮かぶのを感じた。

 

 

「ほら、せっちゃん? おいで、おいで」

 

 

 木乃香は本当に楽しそうな笑顔で手招きをする。刹那さえ見た事が少ない笑顔だった。

 怒鳴られても、罵倒されても、木乃香のためならば反抗もしよう。だがこの笑顔だけは汚せない。汚す事ができない。だから逆らえない。

 自ら木乃香の元に寄り、手で示されるようにして、自分の股間を親友に差し出す。

 

 木乃香の指は実にゆっくりと動いた。刹那の恥部を楽しむように滑らせ、ゆっくり、ゆっくりとベルトを回し、小さな突起を尿道口に宛てがい、背中側でガチャリと封印した。

 その瞬間に黒い金属質だった貞操帯が生き物のように動き出して、まず尿道に違和感を覚えた。内部を尿が逆流するかのような不快感、更にはアナルから僅かに顔を出していたプラグが取り込まれるような動き、そして最後に女性器が封印される、ほんの僅かな圧迫感だった。

 

 

「えへへー。これで、せっちゃん、本当にうちのものや!

 ご褒美に、浣腸しよ! 浣腸! たっぷり飲ませてあげるで、せっちゃん!」

 

 

 木乃香は巨大な浣腸器を持ち出す。その表面には 【せっちゃん専用】 と描かれていた。

 まるで注射器のような外観、その容積は少なく見積もっても、1リットルの大台は確実だ。

 刹那の口から乾いた笑いが溢れる。自分の尻から生え直した尻尾が、恐怖で床にペタンと落ちるのを、肛門からの感触で知った。

 

 ポンプとの接続は立たれており、尻尾以外に外へ伸びる物はない。

 ただしポンプの機能まで無くなったとは思えず、むしろ凶悪化しただろうという確信に近い予測が、刹那の尻の中で存在感を保っている。

 

 

「ああ、木乃香さま。ご説明します。

 この貞操帯は排尿や排泄を管理できますが、前からの注入を行う場合、まず膀胱を満たす事が可能です。

また限界を超えた分は内部でチューブを通り、尻穴に浣腸として注がれる事になりますから、まず膀胱をパンパンに膨らませるのをおすすめします」

 

 

 茶々丸の言葉に背中を押され、木乃香が握る浣腸器が、ゆっくりと近づいてくる。

 お座りのポーズでは入れにくい。そう思ったらしく 「ちんちん!」 のポーズを要求され、刹那はつま先を立てたまま座り、大きく膝を開いた状態で、それを迎え入れる。

 頭の横から動けなくなった手の平に、じわり、と汗が滲むのを刹那は感じた。

 

 

「へー、ここ、開くんやね。あ、せっちゃんの尿道口やー。

 チューブが2本通っとるな、本当にお浣腸になるん? 面白いわー。それっ!」

 

 

 硬いプラスティックの感触。それがゴム一枚通して、刹那の尿道口を圧迫する。

 グリグリと奥まで捩じ込む動作には一切の手心がない。ゴムの防御があるとはいえ若干の痛みを伴っており、刹那の尻尾は恐怖から足の隙間へと逃げこむ。

 

 

「んな怖がらんでも。大丈夫、ちょっと、おしっこがしたくなるだけや。

 破裂はせーへんのやろ? なら、たっぷりと、堪能してーや」

 

 

 木乃香は浣腸器が奥まで入った事を確かめると、シリンダーをぐっと押し込んだ。

 内部の薬液が尿の逆噴射のように膀胱へと入って来る。ゴムの触感がある割には生身のように感じて、早急に押し込まれていくシリンダーの感触、そして木乃香の手の動きまでを尿道で理解する。

 

 

「せっちゃん、どんな感じや? おしっこしたくなった?」

 

 

 最初の10cmはともかく、次の10cmでは急激な尿意が膨れ上がっていく。

 尿道の出口を大きくこじ開けられているのに、一滴だって排泄できない。その不可解かつ鈍痛を伴う感触を、刹那は自白する事を求められた。

 

 

「う、その、入口が広げられて、でも、出せなくて……。

 おしっこを我慢していないのに、なんだか、変な感じぃぃぃっ!?」

 

「よし、いい子やね、せっちゃん!

 ご褒美の浣腸、いや、この場合は……なんかなー?」

 

 

 ちょっとしたイジワルのつもりなのか。木乃香はシリンダーを殊更に強く押した。

 強く感じていた尿意は数秒で限界ラインを突破して、ズキズキと鈍い痛みを発するまでに膨れ上がる。尻穴で受けた衝撃も消えたわけではない、2つの穴で責められているようだった。

 見下ろした下腹部で膀胱の位置が盛り上がるのを見た。本当に、破裂する! そう思ってからも更なる薬液が膀胱を膨らませ、傍目にも明らかなほど膨らんでから、やっと浣腸へと移行した。

 

 

「あ、あっ! お浣腸、入ってきます! おしっこ、出てるのに! 出てるのにっ!」

 

 

 お腹の中に生暖かい物を感じる。自分の体温で温まった薬液だろう。

 1リットルもの量を注入されてしまい、つま先立ちのままで命令されている足が震え出す。木乃香はそんな様子を見ても 「せっちゃんの膀胱、ぷっくり膨らんどる。かわええなー」 と下腹部を撫でるだけだった。

 

 

「おしっこは満タンやけど、お浣腸としては、イマイチやねー?」

 

「……は、はい! もう一本、お、お願いします、このちゃん……」

 

「うん、ええよー! ご褒美やからね、次は此方でいこか」

 

 

 ドン、と。机の上を新しい浣腸器が占領する。

 先程よりも二回りは巨大だ。今度は重量のせいで抱えられない事も想定しているようで、注射器の先端からは長いチューブが伸びている。刹那は顔からサーと血の気が引く音を聞いた。

 引き止める間もなく木乃香は浣腸の準備へ入ってしまう。先程より明らかに太いチューブが尿道を押し広げ、3cm近くも内部へと押し込まれてから、カチッと金属音が響いて固定された。

 

 

「せっちゃん、ご褒美、ぜーんぶ、受け取ってや?」

 

 

 奥歯が噛み合わずガチガチと音を立てる。 「はい、このちゃん」 そう返すしか無かった。

 大きさ故に両手で押し倒すようにシリンダーがプッシュされる。強烈な濁流が膀胱を直撃するのを感じた。 「おしっこ、入ってきます! 出てる、出てるのに、入るうぅぅ!」 その直後に肛門への弁が開放され、いくら排泄しても永遠に消えない尿意に責められる。

 

 やがて膀胱の周辺だけではなく、下腹全体が膨らみ始めた。

 それだけの勢いで注入され、また排尿も行っているのだろう。 「またカエルさんやね!」 無邪気な言葉で刹那の現状を描写される。

 

 

「木乃香様、マスターと競争しましょう。

 負けてしまわれた方は、残念ですが、お預け……という事で」

 

 

 全身から汗を吹き出して耐えていると、茶々丸も同じ物を用意して言った。

 いつの間にかエヴァンジェリンさんもスカートや制服を剥ぎ取られており、気絶しているのか虚空を眺めたまま動かないが、猫の耳と尻尾、それに自分と同じ貞操帯が装着されている。

 明確な違いを言えば、その腹部はやはり内側から暴虐を尽くす"下着"に占拠されているようで、とても自分と同じだけの量が入るとは思えない事だろうか。

 

 

「うん、ええよー? はは、エヴァちゃん、可愛い猫さんやね!

 でも、ちょっとお眠みたいやけど、大丈夫なん?」

 

「ええ、問題ありません。マスターですから。

 後で母乳が出るお薬と搾乳器を装着させて、ケツマンコアクメの度に自動で搾乳浣腸をするようにする予定ですし、この程度はペロリと飲み干して頂かないと」

 

「おー! それ、ええなー? せっちゃんでもやりたいわ!」

 

 

 汗の浮いた頭をなでられる。 「は、はい!」 半ば反射で声を出した。

 飼い主たちが会話を続けている間にも浣腸は進んでいる。気絶していたエヴァンジェリンさんも無残に膀胱が膨らみ出した辺りで意識を取り戻し、太くなって激しく動きまわる尻尾に追い立てられるようにして自分の隣へと座らされ 「ちんちん!」 のポーズを取らされた。

 

 

「ぐっ、は……。茶々丸、ぎざま……!」

 

 

 エヴァンジェリンさんには、まだ反骨心が残っているようだ。

 瞬く間に自分と同じく、少しでも水分を放出したいのか大量の汗を吹き出しつつも、将来的には搾乳器を取り付けられてしまうらしい桜色の乳首を、痛いほどにピンと立てていた。

 

 消えない尿意と排泄感。止まらない流入に苦しめられる。

 自分以外のお腹が立てる、ぎゅるるるる、という音を聞きながら、そしてエヴァンジェリンさんのお腹から追加で響く ヴヴヴヴ、との機械音を聞きながら、刹那は必死に耐え続ける。

 

 どうやら苦痛の方が大きい自分とは違い、エヴァンジェリンさんは快楽を覚えているようだ。

 ネコが小刻みにしっぽを動かすのは、嬉しさと興奮を表している、と見た覚えがあった。断続的に絶頂を迎えているようで、浣腸側のチューブに少しだけ様子が違う液体が、恐らくは尻穴で極まった際に噴いた潮が混ざりこんでいる。

 

 

「マスターに喜んで頂けて、嬉しいです。

 お加減はどうですか? もっと注入速度を増やしますか?」

 

「……ぎ、っこの、ふざけるなよ! ぽんこつロボ!

 このダーク・エヴァンジェルを甘く見た事、絶対に、後悔させでっぅぅうぐぐぐ!」

 

 

 ボコン、と膀胱が一回り膨れ上がる。物凄い勢いでお腹も膨らんでいく。

 巨大な浣腸器が目に見えて押し込まれるほどのペースだ。 「マスター、レディは、そのような……」 とお説教が入った。

 猛烈な追い上げにより、浣腸器の残りは、ほとんど同じぐらいだろう。

 

 

「……木乃香様?」

 

「ええよ、茶々丸さん」

 

 

 猛烈な腹痛と尿意に責め立てられていると、茶々丸さんが2つの浣腸器を並べたのが見えた。

 刹那は猛烈に嫌な予感を懐き、木乃香の顔を眺める。 「ほら、同着一位なら、お預けもなしやでー?」 のほほんと笑う姿を見て笑いしか出るものがなかった。

 

 

「ひぎゃあああっ! このちゃん、痛い、痛いよおォォ!」

 

「茶々丸、きざま、ああぁっ!! おじっこ爆発するぅぅぅ!」

 

 

 同じように悲鳴を上げながら、妊婦のように膨らんだお腹へ、最後の排尿を行う。

 ついに体勢を崩して床に肘を着く。その動きでお腹に詰め込まれた液体が動き、限界まで広げられたと思ったお尻の穴が、メキメキと音を立てながら広がるのを感じた。

 

 

「よーし、せっちゃん、ちっちの時間やえー」

 

「マスター、お疲れ様です」

 

 

 二人は自分の首に、革製の何かが嵌められるのを感じた。

 刹那の方は大型犬用の頑丈そうな首輪に 【せっちゃん】 書かれたものを見せられ、エヴァンジェリンさんの方は猫用らしい細身の、鈴付きの物に 【Evangeline】 と描かれていた。

 

 ああ、本当に、にんげんとして終わるんだ……。

 刹那は呆然とそれを受け入れたが、エヴァンジェリンさんの方はまだ 「覚悟しておけよ、ポンコツロボの、中身め! 真っ先に殺してやるぞ!」 と気炎を吐いていた。

 

 

「それじゃ、せっちゃんと、エヴァちゃんの机を並べて……。

 ほら、せっちゃん、ここがトイレや。ちんちん!」

 

「ええ、並んで排泄していただきましょうか」

 

 

 刹那は液体の自重で倒れそうになりながら、自分の机の上で、ちんちんのポーズをとった。

 隣ではエヴァンジェリンさんが茶々丸さんに抱えられ、ピンク色のスイッチで弄ばれながら、同じようにポーズを取らされていた。

 

 机に登らされると、今までは見えていなかった、クラスの全景がよく見渡せる。

 普段は騒々しい教室であるが今は不思議なぐらい静かだ。年頃の少女たちであるクラスメイトの大半は、あまりに刺激が強すぎる行為だけに、おっかなびっくりな様子で遠巻きに眺めるだけになっていた。

 多くは切なさげに内股を擦り付けながら、一部は大胆に"下着"を激しく着脱しながら。熱のこもった視線が自分の下腹部に集中し、刹那は腹の奥に腹痛ではない熱さを感じてしまう。

 

 

「よーし、せっちゃん! エヴァちゃん! はい、チーズ!」

 

 

 木乃香が朝倉さんから借りてきてた、カメラを向けられる。

 刹那は全てを諦めたように笑い泣く。エヴァンジェリンさんは挑発的な笑みを絶頂で塗り潰されながらも牙を見せつけ、このいつも通りな自分たちの教室で、ペットとしての生活が始まる。

 

 木乃香の手によってシャッターが連続して切られ。隣のエヴァンジェリンさんが羞恥で呻く。

 刹那は自分の股間からチューブが外れる感触と、その奥で荒れ狂っていた尿意が、真っ白に染まる世界へと溢れだしていくのを感じた。

 

 

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