この学校は、おかしい。千雨は何時にも増して頭痛に似た感情を抱く。
何がおかしいのか……と、言われれば、具体的な内容は指摘できないのだが。どうも風邪を引いて数日ほど休んでいた間に変化があった気がする。
今日だって普通の平日の筈なのに、なぜだか休みになっているし。
まあ積極的にあの学校へ行きたいと思うほど、自分は優等生な訳じゃあない。休みになったのは素直に嬉しいかな、と千雨は思った。
風邪が治ったからと深夜までネットを徘徊してしまい、10時近くまで寝坊してしまっている。これで通常登校だったらキツかったはずだ。大きく伸びをしてベッドから身体を起こす。
「あん……? 下着、つけないで寝ちまったか?」
朝のアレコレを終わらせて、寝間着から着替えよう、として。千雨は不可解な布に首を傾げた。
自分の腰に布製の水着のような物が巻き付いている。凄く見覚えがある馴染みのある物、だと思うのだが、小骨が引っ掛かるような感じだ。いくら考えても思い出せなかった。
おかしい、異常だ。そう思うのに……、分からない。
首を傾げながらも全裸になる。ともかくは"下着"を身に付けなければ。
タンスを漁るが先ほどの布があるだけで目的の物はは見当たらず 「あれ? おっかしーな、全部洗濯しちまったのか……?」 と顔を顰めた。
コスプレ衣装ではやや露出の多い物も着込んだりするが、流石に普段からノーパンで過ごす趣味はない。千雨は大きく溜息を吐くと、幼さの残る裸体のまま部屋の中を歩き回る。
「クソ、いい加減に、裸だと……。恥ずかしいぞ、おい」
姿見に写った自分を見る。胸も尻も丸出しだ。千雨は頬を赤らめた。
前を通る際になんとなく気になって、コスプレ確認用の大きい鏡の前に立ち、自分のお尻を割り裂いてみれば、子供っぽく色素の薄い肛門が顕になった。
今からこの穴に、自分のケツの穴に、細くはない"下着"を挿入するのだ。
そう思うと期待と不安で心臓が踊り始める。耳年増を自覚している千雨だが、自慰をする時はローターさえ使っておらず、クリトリスや肛門を軽く揉むぐらいで終わらせていた。
その穴に凶悪なパールを捩じ込む。それを意識すると肛門がきゅっとすぼまるのを感じる。
「そりゃ、アナニーにも、興味はあったけどさ……」
後ろ弄るのはエロ漫画の影響で、最初は軽い雰囲気作り、の筈だった。
最近は自慰による開発が成されて来たのか、細い蛍光ペンとか使い終わった後のボールペンとか、そのぐらいなら試しに挿入しても……なんて事を思ったりする、けれど。まだアナルでは本格的に感じたりはしていない。
クリトリスを含めた膣全体を揉み込むようにしてオナるのが常である。肛門の方はあくまでも心理的なブースター、背徳感とエロ漫画的な没入感を出すのが役目だった。
「って! なにオナニーについて真剣に考えてんだ、私は!?
鏡の前でケツなんか晒して!? ああくそ、変態が移ったのか、まったく!」
自分の尻たぶを引っ張っていた両手をパッと離す。千雨は顔を真赤にして俯く。
いくら不意に裸になったからって、自分の尻穴なんかマジマジと見る馬鹿が何処に居るのだ。熱くなった頬で風を切りながら部屋から逃げ出した。
もし見られていたら、と思うと顔から火が出る思いだ。意識し過ぎたのか肛門がキュンとするのも余計に恥ずかしかった。
「ん、ダンボール……? 何か頼んだっけ?」
顔の熱を誤魔化す意味もあり、玄関前に置かれていたダンボールを抱え上げる。
小脇に抱えられるぐらいの大きさで、何が入っているのか、見た目よりちょっと重い感じだ。素肌にザラッとした感触を覚えながら自室へと運んだ。
「えっと、送り主は……。茶々丸? なんだってアイツが私に……?
なになに、 『千雨さんは数日ほどお休みになられており、また麻帆良全体を覆っている淫乱結界にも耐性がおありのようですので、ご褒美にこれを差し上げます?』 ……なんだ、そりゃ」
淫乱結界、という言葉は分かるのに、それが意味として頭に入ってこない。
千雨は理解できない荷物に困惑を示す。だが両手は自然とダンボールの梱包を解除しにかかり、よく見れば魔法陣のような物が書いてある伝票を凝視しながら、箱を開いてしまった。
「うぉ! なん……って"下着"かよ。いや、それでも十分に、何だこりゃ? だけどさ。
狐耳までついてるのは……。まさか、コスプレ趣味がバレた、って事じゃねえだろうな!?」
一番に目に付いたのは、派手な"下着"だ。派手というかドギツイ、そんなレベルだった。
なにせ直径こそ自分の親指より少し太い程度だが、それが貞操帯に固定された上で狐の尻尾を模した飾りまでついているとなると、コスプレ衣装としてもドン引きである。
黄金色の尻尾は手触りもよく可愛らしいけれど。流石にコレは……と苦笑いが出た。
「他のこれは、薬瓶か? なになに、浄化薬……? そういえば、トイレがまだだな、今日は」
お腹の中を完全に浄化する、魔法のお薬、らしい。
魔法だなんて馬鹿な事を……。そう思ったが無意識的に手が伸びてしまい、まるで精液のようにドロッとしたそれを飲み干してしまう。見た目の割に異様なほど美味しかった。
数秒ほどすると下腹部がじんわりと暖かくなる。これで完璧に浄化されたようだ。
体質ごと書き換えるため、飲んでしまえば恒常的に浄化され続ける。
その副作用として絶頂時の快楽が上昇し、また性欲も増大するのだとか。
クラスメイトたちには既に配られている、と書いてある。千雨が最後らしい。
あのクラスが淫乱になったら、ただでさえ煩すぎるのに大変だろう。千雨は魔法など冗談の一種として認識しているため、ハハハ、と苦笑いしながら他人事のように考えた。
その割には素直に飲んでしまったけれど。物静かで落ち着いている茶々丸はクラスでも好感度が高い。その影響だろうと深く考えずに流しまう。
「後は……。媚薬たっぷりのローション? それに……お"下着"じゃねーか、助かるぜ。
買いに行くにしても、ノーパンとかエロ漫画過ぎるしな、うん。すぐに履こう」
パールはビー玉ぐらいの大きさで、ちょっと子供っぽすぎる感じはある。
しかしノーパンで過ごすよりはずっと良い。千雨は僅かな疑問と腑に落ちない感情を抱きながらも、裸なせいで思考が変なんだろう、と考えを流して姿見の前へと向かった。
履くつもりはないが、一応、本当に一応、ド派手な方の"下着"類も持っていく。
「よし、腰の下にクッションを敷いて、け、け、ケツマンコが、よく見えるように、して。
……くそ、恥ずかしいな、ケツマンコ、って言うのっ! 裸なせいか?」
床に仰向けで寝転び、姿見へ向けて尻を突き出す。その行為で千雨の顔は真っ赤に染まる。
無理なく鏡を見るため、クッションを背中の後ろに置いて、軽く上体を起こすようにして身体を丸めた。お尻を持ち上げるためそちらにもクッションを置く。そして膝の裏を抱え込んだ。
密着した下半身が熱い。心臓はドクドクと脈打って、空気に晒された肛門がキュンキュンと切なそうに引き締まる。
「後は膝の下にベルトを巻いて、固定のための紐は背中へ……」
この状態を自力で維持するのは、体操部でもない千雨にはキツイ。
だから荷物の中にあったベルトを巻いて、長さを調整した紐を背中側を通して固定し、自分のフトモモが身体に密着するようにして足を固定する。
これで力を抜いても大丈夫だ。頭の下には枕を置いたから、自然な状態で鏡を見る事も出来た。絶望的に恥ずかしい格好だから見たい訳じゃ無いのだが。
「は、恥ずかしい……。人として終わってるだろ、このポーズ……!
早くケツマンコを拡張して、この"下着"ぐらい楽に着れるように、調教しねえとっ!」」
鏡には、自分のマンコとケツマンコが、これ以上ないぐらいに写っている。
最も恥ずかしい場所を完璧に曝け出すためのポーズだ。お腹がやや圧迫されるので肛門はに自然と力が入り、鏡の中でヒクヒクと動いているのが千雨にもよくわかった。
千雨の顔がカーっと熱くなる。ゴクリとつばを飲み込み、逸らしたいはずの視線はより一層自分の痴態に釘付けとなる。
エロ同人などではお馴染みであるが。自分がその状況に置かれると、絶望が身にしみる。
こんな状態を見られるだけでも自殺モノだ。激しい屈辱が行き過ぎて逆に笑いが出てしまうほど。少し身体の向きを変えれば、しーしーとおしっこのポーズ、にもなるだろうか。
自由になった両手で自分の頬を挟む。燃えるように熱い。本当に恥ずかしかった。
「は、早く、終わらせないと……! まずはこのローションを、塗り込んで」
脇に置いていた荷物、表面に 『初めてのアナル拡張キット』 と書かた箱を引き寄せる。
題された文字に対する僅かな疑問と、何か腑に落ちない感情を抱きながらも、千雨はその内部から薄ピンク色のローションと、親指よりも太く随分と長い筆を取り出した。
サラサラの先端で下腹部をさらっと撫でてみる。 「ふぃっ!?」 予想外に刺激が大きい。千雨はドキドキしながら筆を握りしめる。
「うぉ、ねっちょりしてやがるな……。凄い、エロい感じだ」
まずは円筒形のボトルを開いて、潤滑液であるローションの準備だ。
大きめのコップぐらいのサイズである。軽く匂いを確かめると桃のような爽やかな香りが鼻孔を擽った。筆を入れると爽やかな香りに反して蜂蜜のようにドロッとしているのが分かった。
これをケツ穴に塗りたくる、そう思うとオマンコが濡れそうになる。尻の穴がもう切なくて堪らない。見ていて恥ずかしいほどきゅんきゅんと存在を示していた。
大丈夫か、これ? 私はケツマンコの初心者だぞ?
疑問が湧いてきて手を止める。だが千雨の視線は釘付けである。
相変わらず真っ裸の下腹部にボトルを置くと、プラスティック容器の微妙な冷たさを肌で感じてしまい 「ひゃっ!」 と声が出る。今の刺激でごく軽い絶頂を迎えてしまった。自分のスジからたらりと粘液が落ちるのを見て、その液体は肛門に吸い込まれるように消える。
死ぬほど恥ずかしい。千雨はもう笑うしかなく、表情を歪めたまま左手で箱を漁った。
説明書らしき物を引っ張りだして、トンデモポーズでそれを読む自分の姿に羞恥心を覚えながらも、途中で何度も頭を振りながら斜め読みする。
「ええと、発情とか、拡張とかに、使えるのか?」
どうやら強い淫催効果に加えて、筋肉の柔軟性を上昇させる作用があるようだ。
効果的にケツマンコを作れる。すごい効果だと思う。また大量に使い過ぎると効能の一部が定着するため、一度に消費するのは20mmlから30mml程度に収めるように、と注意書きがあった。
つまり……このボトルは500mmlほどあるから、自分のケツマンコには空っぽになるまで注ぎ込めばいいんだな、と千雨は頷く。
「くそ、死ぬほど恥ずかしいのに、濡れてきちまった……っ」
この状況を楽しめる自分もいるらしい。オマンコは僅かな湿り気を帯びていた。
もしかしてローションの効果かも、なんて言い訳をしながら、先端が小振りなイチゴほどの大きさがある筆を粘液の中で躍らせる。その卑猥さにゴクリと喉を鳴らす。
零さぬよう慎重に腕を動かし、ボトルの縁をケツマンコに押し当てるようにしながら筆を持ち上げ、ぬるりとしたローションの冷たい感触が自分の肛門に落ちるのを感じた。
筆の先端でツン、ツンッと、自分の肛門をつっつく。
それだけでローションの雫が落ちてくる。大きな筆を持ち自分の肛門を舐ろうとする姿を鏡越しに捉え、千雨は本当に顔から火が出ないのが不思議なぐらい恥ずかしかった。
もしこの様子がwebカメラか何かで撮影・録画されており、この寮のロビーで流されでもしていたら、千雨は二度と学校を歩けなくなるだろう。
「ふおっ!? い、いがいに、冷たい?」
意を決して筆を肌に触らせ、その刺激で千雨は尻の穴をキュンと窄めた。
肛門の上にピンクのローションを纏わせた筆を置いている。我ながら本気で自殺物の姿だ。
自分の不浄の穴が収縮する感覚が、筆を通して指先に伝わった。もうどうにでもなれ。半ばヤケクソで指を動かすと 「ふひぃっ!」 尻穴に入り込もうとする感触で悲鳴を漏らす。
はー、はー、と呼吸を整え、まずは肛門とその周辺を筆で塗り潰すべく、筆を執る。
円を描くように動かすと尻穴の周囲を旋回する筆が非常にこそばゆい。ローション漬けなのでドロドロしているし、敏感な部分だから毛先の一本一本まで感じてしまう。
まるでピンク色のスライムにケツを襲わせているようだ。千雨はそんな感想を抱きつつ、筆の柔らかい毛先が肛門のシワの隙間にさえ入り込んでくるような感覚と、冷たいローションの下では早くも、じゅんっ、と身体が熱くなり始めているのを捉える。
「け、ケツマンコ……疼き始めたか、これっ!? ははは、すっげーエロい」
ぬるっ、ぬるっ。肛門の表面を筆が撫でていく。
元からオナニーの際は肛門を捏ね回すのが日課だった。千雨のケツ穴も思い出したらしい。
キュンとすぼまって頑なだった入り口も、幾度と無く筆が往復する度に少しずつ受け入れ始め、肉のリングの内側にもローションが浸透し始める。
まるで媚薬を尻から飲み干しているような。背徳感と屈辱感が半端ではなかった。
自分の肌をキャンパスにして 「ケツマンコ」 とか 「ドレイアナル」 なんて文字を書いてみたくなり、それをすると本当に抜けられなくなりそうで、分からないように肛門だけに書いている。卑猥な単語が完成する度に体を震わせていた。
「いいぞ、もっとたっぷり、つけて……。んっ、ケツマンコ、気持ち良い……」
いつの間にか額には汗が浮いている。はぁ、はぁ、と呼吸も荒い。
尻穴の周辺はピンク色のローションが大量に塗りつけられ、テカテカと光を反射するそれによって実に淫靡な様子だ。ローションなのか腸液なのか、あるいはオマンコから滴るミツなのか。尻穴から発される微弱な快楽が千雨の理性を溶かしていた。
くぱぁと小さく口を開いている肛門は快楽によってすっかり従順になり、今もまた追加されるローション筆に大喜びで吸い付いている。小さく泡を浮かべながら、ぬぷっ、ぬぷっと音を立てながら筆が出入りする。
「ふ、へへ。私のケツマンコ、すげえ……。ずっーとイッてる、みたい、だっ」
千雨は口の端から涎を垂らし、呆けたような表情で、呆然と宙を見ていた。
その両腕だけはより敏感なポイントを求め、ローションと腸液を滴らせた筆を動かし、桃の香りとメスの臭いを染み込ませながら撫で回す。
これを内部まで侵入させたら、どれほど……。千雨はゴクリと喉を鳴らした。
「もう、あの"下着"なら、履けるのに……。
私のケツ穴が、欲しいって、言ってやがる、くそっ……!」
ドキドキが止まらない。肛門の奥が切なく動くのが分かる。
特に子宮ごと貫くような位置にあるGスポット、そこが筆での刺激を求めている。入れずにも分かってしまうほど敏感なポイントだ。くぱぁと誘惑する肛門が千雨の理性を破壊する。
止めなくちゃ、もう十分だ、それは分かったが、欲求はマグマのように湧いていた。
「い、行くぞっ! もう、子供パンツじゃ、満足できないっ!
ちぅのケツマンコは、ビンカンでインランだから、仕方ないもんっ!」
まず筆をアナルから引き抜いて、たっぷりとローションを絡ませる。
半分以下にまで水位が減少したボトルに筆を突き入れ、少しでも多くのローションが絡むよう、これから自分のケツ穴に行うのと同じぐらい乱暴に、筆をガシガシ、グルグルと動かす。
もう理性の抑えなどぶっ飛んでいる。浅ましくケツ穴快楽を貪り尽くすまで止まれそうになかった。
ボトルを陵辱していても、貪欲な千雨の肛門は満足できず、切なさできゅんと動く
千雨は荒々しい呼吸を必至にの深呼吸で落ち着けると、上気して猿のように赤みを帯びている自分の臀部を眺め、そして入念な調教により花開こうとしている自分のケツマンコを捉える。
媚薬ローションを吸ってぷっくりと膨らんでいた。太い筆を楽々と飲み込めるほどに柔軟になり、筆でハンク指で軽く押し広げてみると、熱い肉がトロトロになって挿入を懇願している。
「行くぞ、行くぞっ! ちぅのケツマンコ、筆なんかで、貫通式っ!!
ファンのみんな、ごめんねっ! ちぅ、ケツマンコで堕ちますっ!」
千雨は筆を肛門に添え、自らの弱点たるGスポットへ一直線に構えた。
グリグリと筆を回転させてアナルをこじ開ける。抵抗らしい抵抗を失ったケツマンコは簡単に筆を招き入れ、千雨は興奮のあまり、んふっ、と淫靡な溜息を漏らし。両手を筆の後ろに添えた。
鏡の中の自分は大股を広げながら肛門で屈服しようとしている。これがネットアイドルランキングでも最上位に位置する、今からケツマンコで逝く女の子の痴態なのだと思う。
興奮する。自分の恥ずかしい姿でイキそうだ。
でも、イかない。今から筆を捩じ込んで、それでイくのだから。
千雨は意を決し、ずぶうっ! と両手を自らの尻に押し付けて挿入した。
「おぅぅっ! き、効く……ケツマンコ、すごお……っ!
自分の腸壁がゴリゴリと削られる感覚。それに千雨は耐え切れず、腰を跳ね上げる。
ケツマンコに夢中なせいで忘れされているスジから潮を吹いた。滴る粘液が肛門へと垂れていくのを見送りながら、千雨は身体をビクビクと痙攣させて肛虐を味わう。
淫猥だと思うセリフさえスパイスだった。自らを更なる興奮へ導くために、千雨は普段の自分であれば羞恥心で発狂するようなセリフを好んだ。
「ケツマンコ、凄いっ! もう、オマンコいらない! いっしょう、処女でいいっ!
うぁっ、ふぅ、ん。ケツマンコのドレイアイドル、ちぅ! 28回目の、そして初めてのガチケツアクメ、逝くぅっ!」
びくんっ! 千雨は姿見に向けて更に尻を突き出すポーズで、長い肛門絶頂を決める。
根本深くまで捩じ込んだ筆を支える指先に、自分の腸内がきゅっきゅっと動く感触が伝わってくる。その収縮がGスポット付近を抉っている先端をも動かした。千雨は更に身体を震わせた。
あ、逝く、また、逝く……。
指を離すと筆は腸の動きでぬぷぬぷと排泄される。既に両手は腸液でベタベタだった。
この筆は先端が少しだけ膨らんでおり、だから肛門の内側に引っかかるようにして降りて来たところを、千雨は嬉々として押し込んでやる。
「おふぅっ! やばい、やばいよ、ケツマンコ、気持ちよすぎる……!」
震えていた腕がついに床を撃ち、肛門が性器として再構成される感覚に、千雨は震えた。
もう普段みたいにオマンコじゃ満足できない。ケツマンコに極太の"下着"をねじ込んで、排泄するだけで逝くほど敏感になった肛門を掘削して、激しいケツアクメを決めたい!
「そうだ、例の"下着"……っ。あれ、履けば、もっと凄く……っ!」
震える指先で"下着"を掴む。大きなパールを肛門に押し当てながら恍惚の笑みを浮かべた。
恍惚、いや、肛惚、とでも言うべきか。纏っていた常識人のベールは剥ぎ取られ、浅ましく肛門絶頂を貪るメスとしての意識を押し出しながら、千雨は更なる肛感に胸を高める。
「うおっ、すご、おおきっ……」
ピンポン球サイズのパールは、千雨の肛門を押し開き、つぷっと音を立てて飲まれる。
ああ、ローションを絡めるのを忘れていた。千雨は性に溺れた顔を隠すでもなく鏡に向けて晒しながら、自分の肛門からゆっくりと顔を出すパールを眺め、それだけで軽く絶頂した。
尻穴で惨めに快楽をむさぼる自分。なまじネットアイドルという人に見られる趣味を持っているだけに、興奮が収まらない。
もし、この姿を写真にとって、ネットに晒したら……。
そんな禁断の快楽を想像するだけで、心も身体も絶頂を迎える。
残り少なくなったローションの中を泳がせ、エロい表情で何かを思いつくと、ボトルの口を自分の肛門へと押し当てる。そのままボトルを傾けて、どくっ、どくっ、と流し込む。
残った雫は筆を使って肛門に詰め込み、注がれた大量のローションが直火のような火力で直腸を焼き焦がすのを感じながら、メインディッシュである"下着"の挿入にかかった。
「んっ! 中で、ゴリゴリ、してっ! もっと、もっと欲しいっ!」
つるりとした表面のパールだが、内部で腸液を吸うと膨張する性質を持つようだ。
千雨は自分の下腹部に手を当てる。すると内部で大量のローションと腸液の混合物を吸収し、一回り以上は膨れ上がり、更に表面からは無数の凹凸が勃起するのを感じる。
それが腸の収縮により自然と奥へ奥へと飲み込まれ、千雨はただ快楽に震えているだけで、次々と自分の肛門をパールの群れが突破していくのがわかった。
「~~っ! くはっ、ぜんぶ、入った、のか? お腹、ゴリゴリして、すごっ!」
最後に残るのはプラグの部分だ。千雨は指で補助しながら尻に収めていく。
根本まで入ったのを確認すると貞操帯部分を股間に押し当て、自らのオマンコを封じるという背徳感に痺れながらベルトを回した。カチッ。封印が終わったのを見て軽くアクメする。
その瞬間、脳裏に茶々丸らしき声が響いて、千雨は快楽で溶けながらも首をひねった。
『千雨さん、ケツマンコ堕ち、おめでとうございます。
これからこのプラグはパールごと激しく振動しますが、一度でもケツアクメを迎えますと、完全に固定され、千雨さんは人権どころか排泄権利さえ没収された、肛虐奴隷に堕ちます。
狐耳を装着後、自動で催眠が解除されますが、プラグのロックは10分間、解除されません。
……人間のままで居たいのでしたら、耐える事をおすすめします。では」
千雨の手は自動で動く。黄金色の耳をつけたカチューシャを頭に被った。
その瞬間に理性が戻ってくる。自分が肛門拡張と調教によって30回以上のケツアクメを決め、更に現在自分が寝転んでいるのは、普段の部屋ではなくてベランダの真横である事も思い出した。
横を見れば大きな窓があり、少し高い位置から見下ろせば、自分がナニをやっているのか一目瞭然だった事さえ思い出した。
「う、うそ、だろ……。おい」
サーッと血の気が引く。姿見の上にはwebカメラが設置されていた。
いや、千雨は今の今まで忘れていたが、この姿見を運んだのもwebカメラを設置したのも、全ては千雨が自分でやったことだ。
だからこのカメラが寮の1階にあるロビーに繋がっている事も、姿見の下部に置かれた液晶からは茶々丸と木乃香の声が聞こえる事も、その液晶の中では 「ちんちん」 のポーズで固定されたクラスメイト二人、刹那とマクダウェルの奴が既に奴隷として辱められている事も、今まで認識できなかっただけだという事実を、やっと思い出した。
「う、うわ、うわああああああああっ! 止めろ、止めろっ! 忘れてくれええええええ!!」
千雨は思わず手を伸ばす。だが尻を晒した状態で拘束した肉体は、そう簡単には動かない。
今まで散々に肛門快楽を貪ってきたのだ。運動部ではない千雨の体力は既に限界であった。身体を起こそうにも腕はブルブルと震えて力が入らず。死ぬほどマヌケな格好のまま藻掻く。
下に敷いたクッションは身体を左右から支えており、痙攣する千雨の動きでは横へ倒れる事さえ許されなかった。ただ滑稽に尻をプリプリと振って木乃香を笑わせるだけであった。
「ひっ……! やだ、やだ、ケツアクメ、やだっ!」
ブルリ。千雨は自分の肛門の中で、悪魔が目覚めた事を知る。
画面の中の刹那に黒いポンプのような物が手渡された。 『千雨さん、ごめんなさい……』 暗い表情を浮かべる級友の様子に猛烈な悪寒を覚える。果たしてそれは千雨の肛門を直撃した。
シュー、シュー。画面の中で刹那がポンプを押し潰すと、それに応じてプラグ部分が膨らみ始めたのだ。
「お、お願いだ! 止めてくれ! なあ、クラスメイトだろ!?」
千雨は必死に懇願するが、画面の中の刹那は謝罪を繰り返すばかりだった。
彼女の左手に握られたポンプは一定のリズムで潰され続ける。そして千雨の肛門はジリジリと圧迫感を増し、それが腸内のパールを刺激して、ビクンッと千雨の身体を跳ねさせた。
『ふんっ。安心しろ、メガネ。私はすぐに戒め解き、このっ、ポンコツ、をっ!?
止めろこのっ! む、胸を揉むな、あ、あああ、オッパイ出るぅぅっ! またお浣腸されちゃ、ああっ! ケツマンコきついっ!』
マクダウェルの姿がアップになり、透明なカップを装備した胸が見せつけられる。
どうやら茶々丸が指で胸を絞っているらしい。情けない「ちんちん」の格好ながら威厳を出すべく引き締められていたマクダウェルの顔が一瞬で破綻し、激しく噴乳した真っ白い液体はチューブを通って彼女の股間へと吸い込まれていた。
その姿を見た千雨は更なる恐怖を抱き、快楽との鬩ぎ合いでガタガタと体を震わせる。
まるで牛の搾乳だった。マクダウェルの小さい胸からは噴水のように母乳が出て、それを送り込まれる下半身は見る間に膨らんでいく。
そしてまた自分の肛門も、プラグによって少しずつ拡張されているのだ。千雨の目には彼女たちの姿こそ自分の未来図として写っていた。
「うぐ、ぎっ……せ、刹那っ! もう、本気で、無理だっ! ケツマンコ、壊れ……っ!」
プラグの存在感は更に増す。千雨は額から汗が吹き出すのを感じた。
いくら念入りに肛門を解したとはいえ、既にプラグの直径はトイレットペーパーの芯よりも太くなっているだろう。既に挿入されたパールとの相乗効果もあり地獄のような快楽が腸を焼いている。
必死の懇願が功を奏したのだろうか。画面の中で動きがあり、プラグの膨張が停止した。
はー、はー、と荒く息をする。既に肛門が苦しい。鉄棒で串刺しにされた気分だった。
けれど助かった。もう終わりだ……。そう思った千雨の前で、液晶の中の刹那が振り返り、自らの尻を画面に大写しにする。
『千雨さん。見えていますか? 私のケツマンコにも、同じ物が入っています』
級友の白い尻がアップで映る。そしてその中央には、黒く巨大な物体が見えた。
狐タイプの自分とは違い、向こうは犬らしきしっぽが見える。そのプラグの太さは自分の腕よりも明らかに上回っており、。千雨はその惨状を見て小さく悲鳴を漏らした。
『これと同じ太さになるまで、ポンプを動かすのが、このちゃんの命令です。
プラグの太さが達したら、バイブのスイッチが入ります。そして千雨さんがケツマンコ奴隷になる、つまり絶頂するまで膨らませ続けるのも、このちゃんの命令です。
……ご自分のケツマンコが不安なら、早めに奴隷になって下さい。私には、そうとしか……」
絶望へ突き落とす言葉だ。千雨は声すら上げられずに無音の悲鳴を漏らした。
必死に呼びかけるが刹那は「ちんちん」のポーズに戻り、遅れを取り戻すかのようなスピードでポンプを動かして、千雨の肛門を容赦なく拡張していく。千雨の尻はメリメリと音を立てる。
恐ろしいことに苦痛はない。ただ自分の存在を塗り潰すような肛虐の恐怖、奴隷にされるという不安、そして抑え込もうとしても湧き続ける肛門快楽があった。
「止めろおお、止め、やだっ! 尻が、ケツマンコが、広がるぅっ!
ケツマンコだめ、だめっ! 奴隷落ちするぅっ! 誰か、誰かたすけっ!」
そして、千雨の肛門が奴隷ペットのそれと同じに達した、その瞬間に。
腸内で暴蛇のようにパールが唸りを上げ、千雨の意識とケツマンコを激しく抉り立てた。
「っっっ!!!!! っが、んうっ!」
千雨の脳裏で激しく火花が散る。熟れきったケツマンコが爆発的な勢いで快楽を生む。
一瞬で意識を刈り取られるほどの快楽。それに抗えたのは奇跡だろう。自分が人間以下の存在に貶められる。その危機感が最後の砦になったのかもしれない。
腸内では掘削機のような振動を発しながらパールたちが暴走し、千雨は涙と鼻水で顔を汚していた。歯を食いしばりながらギリギリの崖っぷちで耐えていた。
『……千雨さん、申し訳、ありませんっ! 私も、ケツマンコプラグ、連動しててっ!
あ、ダメ、手が動いちゃう、千雨さんを奴隷に尽き落としちゃうゥゥゥっ!』
刹那の手が握り締められる。更に太さを増したプラグが、千雨の尻穴にとどめを刺す。
画面の中でも、画面の此方でも。尿道から透明な雫が噴出して、お互いの姿が水のカーテンで遮られた。
千雨の股間を覆っていた貞操帯にロックが掛かり、途中まで吹き出していた雫が強引にせき止めらる。その衝撃と肛門の絶頂で千雨は意識を手放した。