朝のホームルームが終わり、全校集会が行われる会場にて整列した。
内容は勿論、今月中旬に行われる学園祭に関する事だ。
惇(しっかし、こう改めて見るとスゲェ女子だな・・・)
惇は、辺りを見渡すと女子、女子だけの空間に少し表情を引き攣らせた。
虚「それでは、生徒会長から説明をさせていただきます。」
すると、のほほんさんの姉の虚の静かな声が響くと、ざわつきがさーっと引き潮の如く消えていった。
本音「お姉ちゃんの声だ〜!」
・・・若干1名は相変わらずのほほんとした雰囲気を纏いながらなんか言っているが。
そして
楯無「やあ皆、おはよう。」
楯無「今年は色々と立て込んでいて、ちゃんとした挨拶がまだだったわね。私の名前は更識楯無。君達生徒の長よ。以後、宜しく。」
楯無が壇上に現れ、挨拶をした。
楯無「では、今月の一大イベントの学園祭だけど、クラスの出し物を皆で決めるように。」
と言い、扇子を広げ
『締切間近』
と見せた。
惇(前から思ってたんだが、あの扇子はどうなってるんだ・・・?)
惇は、楯無が持ってる扇子で、何故ああも文字内容が変わっていくのか不思議に感じていたのだった。
そして、その後授業が進み、最後に特別ホームルームと定め、学園祭でのクラスの出し物を決める話し合いが行われた。
こういった話し合いを主導するのは、クラス代表の一夏なのだが、体調不良で欠席している為
セシリア「皆さん、何が宜しいでしょうか?」
セシリアが代役で進めていた。
そして、決まったのは
『コスプレ喫茶』
だった。
その提案をしたのはラウラで
ラウラ「客受けは良いだろう。それに、飲食店は経費の回収が行える。」
シャルロット「うん・・・良いんじゃないかな?」
シャルロットが、ラウラの提案に賛成し
「メイド服どうする?」
「私縫えるよ!」
「メイド以外の衣装もやろうよ!」
「良いねぇ!」
皆も続いた。
セシリア「では、私達のクラスの出し物は、メイド喫茶ならぬコスプレ喫茶で決まりですわね。」
「「「はーい!!」」」
こうして、1年1組の出し物はコスプレ喫茶に決まった。
因みにこの後、クラスの出し物が決まった事をセシリアは千冬に報告すると
千冬「アイツがそのよう提案をするとはな・・・フッ・・・変わったな・・・」
千冬は、驚きつつもどこか嬉しそうな反応をした。
その表情は、いつも見る千冬とは違う表情だったと、後にセシリアは語ったのだった。
その後、惇と箒はアリーナへ行き特訓をした。
その際鈴音も参加し
箒「はっ!」
鈴音「っぶな〜・・・!」
箒と鈴音で手合わせをした。
結果は鈴音の勝ちだったが僅差での勝利だった為
惇「惜しかったな、箒。」
箒「うむ・・・後一歩だったが・・・甘くなかったか・・・」
鈴音「アンタ本当に凄いわね・・・私もウカウカしてられないわ!」
箒は悔しそうにし、鈴音にとって良い刺激となった。
惇「それはそうと、結局コスプレ喫茶になったな、俺らのクラス。」
箒「うむ。まぁ、変わった喫茶店だと思えば・・・私は和風メイド服だそうだな・・・」
惇「俺は侍か・・・」
鈴音「アンタ達のクラスも喫茶店やるんだ。」
その帰りの道中、惇達は、学園祭でやる事が決まったコスプレ喫茶について話していた。
箒は和風メイド服を着る事になり、惇に至っては侍の格好になる事が決まった。
惇「やるんだって、鈴音のクラスもか?」
鈴音の言葉に反応した惇は、そっちのクラスもやるのかと聞くと
鈴音「ええ。中華喫茶って言うのをね。」
中華喫茶をやると言った。
惇「中華喫茶・・・」
鈴音「しかも、チャイナドレスを着るのよ。」
加えて、チャイナドレスを着て接客するのだと言った。
惇「マジかよ・・・実質ウチと同じじゃん。」
箒「ま、まぁ・・・ウチのクラスは和洋組み合わさったもので、鈴は中国風だと捉えれば良いのでは?」
惇「まぁ・・・そうか・・・」
そんなこんなで、学園祭の話で盛り上がったのであった。
投稿出来ました。
ちょっと強引に纏めましたが、どうでしょうか?
それでは、また。