※この作品はR-18です。

ISーもう一人の男性操縦者   作:ホークス馬鹿

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118話です。


118話

一夏がテロ組織に加担したと言った楯無。

 

鈴音「・・・冗談ではなさそうですね。」

 

まず先に言葉を発したのは、鈴音だった。

 

楯無「ええ。私が信頼する専属エージェントから得た情報よ。間違いないと思うわ。」

 

楯無は、信頼する者から得た情報だと答え

 

楯無「また、1組の生徒の一部も関わっているわ。今日、織斑君含め同日に一緒にいないはずよ。」

 

一部の1組の女子も加担していると付け加えた。

 

セシリア「そう言えば・・・あの3人組だけ学園祭準備の時いませんでしたわね・・・」

 

それを聞き、セシリアがとある3人組のみいなかったと思い出し

 

箒「あの3人か・・・」

 

箒も、セシリアの発言を聞き誰か察した。

 

惇「・・・因みに彼が加担したテロ組織って、一体どんな奴らっすか?」

 

楯無「クラス対抗マッチ、タッグマッチトーナメント、そして臨海学校・・・これらのイベントが、突然の襲撃に見舞われているのは覚えてるわよね?」

 

楯無「それら全ての黒幕よ・・・!」

 

惇の質問に、楯無はこれまでのイベントで起きた襲撃事件全ての黒幕だと言い

 

シャルロット「女性権利団体・・・ですか?」

 

楯無「正解よ、シャルロットちゃん。」

 

シャルロットの答えに、楯無は頷いた。

 

セシリア「それで・・・どうなさいますの?今から織斑さんの部屋に行って拘束するんですの?」

 

ラウラ「それが良いだろう・・・例えきょうか・・・織斑先生の弟だろうと、犯罪組織に加担した者を放っとくわけにはいかないぞ。」

 

簪「それに、多分織斑君と一緒に関わっている女子3人組も同様。放っておいたら大変・・・」

 

ラウラと簪は、すぐ拘束した方が良いと答えた。

 

楯無「私も同様に思っているわ。けど女子3人組はともかく、織斑君の場合、もしISを貰っていたら、拘束時に展開し戦闘状態になって他の生徒を巻き込む危険性があるわ。」

 

しかし楯無は、無理に拘束を行った際に一夏が抵抗してISを展開し、それによる戦闘が起きたら他の生徒達に危険が及ぶリスクがあると言った。

 

箒「確かに・・・かえって危険極まりないですね・・・」

 

それを聞いた箒は、楯無の言う通りだと感じ

 

惇「けど、このまま放っとくわけには・・・」

 

惇は、とはいえこのまま放っとくのも危険だと言った。

すると

 

千冬「・・・私が呼び出しておくか。」

 

楯無「織斑先生?」

 

千冬が、重い口を開き

 

千冬「私がアイツをおびき寄せよう・・・例えば、直接ISの指導を行いたいからアリーナに来るよう伝えておく・・・」

 

千冬「そして、アイツがアリーナに入ってグラウンドに現れたその時拘束する・・・もしその場で展開しても戦闘出来るよう準備するのだ・・・」

 

アリーナに呼んで、グラウンドに現れたその瞬間に拘束する。もしもの時に備えていつでも戦闘出来るようスタンバっておくといった作戦だ。

 

ラウラ「確かに織斑先生の言葉ならアイツは素直に従うと思いますが、最悪彼に察せられたら・・・」

 

ラウラは、千冬を慕う一夏なら従うと思うが、もし彼に察せられた場合のリスクを言うと

 

千冬「その時は、私が自ら楯になるだけさ・・・」

 

「「「っ!?」」」

 

千冬は、自らの命に代えて止めると言い、皆絶句の表情を浮かべた。

 

千冬「何、あくまでもしもの場合だと言っただろう。私も柔じゃない、簡単にはやられんさ。」

 

皆の顔を見て、千冬は笑みを浮かべて答えた。

 

楯無「・・・分かりました。では明日の放課後、お願いしても宜しいですか?」

 

楯無は、明日の放課後に一夏を拘束すると決断し、千冬にお願いした。

 

千冬「ああ・・・頼んだぞ。」

 

惇「それで楯無さん。あの女子3人組は・・・?」

 

そして、女子3人組はどうするか聞いた惇に

 

楯無「彼女達も、同タイミングで拘束するわ。尋問の後、退学させるつもりよ。」

 

楯無「そのまま女性権利団体の本拠地に行って貰えれば、消す都合が良くて良いんだけど。」

 

楯無は、拘束し尋問して退学させると言った。

加えて、そのまま女性権利団体に行ってくれれば都合が良いと冷酷に答えた。

 

惇「成程・・・」

 

それを聞き、惇はこれ以上は聞かなかった。

 

楯無「それじゃあ皆!明日の放課後宜しく頼むわね!織斑先生も、宜しくお願いします。」

 

「「「はい!」」」

 

千冬「ああ・・・」

 

そして、皆は解散した。

その日

 

惇「・・・なぁ、箒。」

 

箒「ん?」

 

惇「こんな事になったとはいえ、彼はお前の幼馴染だ。その・・・何だ・・・上手く言えねーけど・・・」

 

惇は、一夏がこのような事になったとはいえ、箒の幼馴染だという事に変わりは無い為、少し気を遣ったのだが

 

箒「んっ・・・」

 

惇「んっ!?」

 

箒が惇に近付くと、キスをして唇を塞いだ。

そして、唇を離すと

 

箒「大丈夫だ。確かにアイツは私の幼馴染でもあり、初恋の相手だ。それは事実でもあり、覆しようのない事だ。」

 

箒「けど、悪事に荷担する者に最早未練は無い。私は・・・お前と一緒にこれからもずっと・・・」

 

最早一夏に未練は無いから気を遣う必要は無いと言った。

 

惇「・・・悪い。」

 

これに、惇は申し訳ないと感じ謝ると

 

箒「気にするな。それだけ私を大事に思ってくれたのだろう。」

 

箒「ありがとう・・・惇・・・」

 

箒は、優しい笑みを浮かべながらお礼の言葉を述べ

 

惇「ああ・・・」

 

2人はそのまま一緒に寝たのだった。

一方の楯無は

 

楯無(警戒態勢を取って、襲撃されたら返り討ちにしても良いけど、それじゃあ余計周りを巻き込むわ・・・)

 

楯無(なら、いっその事・・・あのビルに・・・)

 

学園祭に襲ってくる可能性がある女性権利団体に対し、警戒態勢を取って襲った時に返り討ちにする際、周りの無力な生徒や来賓者を巻き込むリスクが高い為、思い切ってビルに突入して制圧するのもアリかと考えていたのだった。

そして、翌日の朝

 

一夏「はあ・・・はあ・・・アア・・・女神様ぁ・・・」

 

一夏は相変わらず自家発電を勤しんでいると

 

コンコン

 

一夏「んあ?」

 

誰かが扉をノックする音が聞こえ

 

千冬『織斑はいるか?』

 

一夏「ち、千冬姉!?」

 

千冬の声が聞こえたのですぐさま自家発電を中断し

 

一夏「な、何かな?」

 

扉を開けて何の用か聞いた。

 

千冬「っ!」

 

この時千冬は

 

千冬(何だこの臭い・・・まさか・・・!)

 

鼻をつく強烈な異臭を感じ、それが何なのかすぐに察し

 

千冬(ここまで落ちぶれたとはな・・・最早コイツは・・・)

 

最早目の前にいる一夏を、弟として見れなくなり、完全に家族愛が冷めた。

 

一夏「えっと・・・千冬姉?」

 

そんな千冬の気持ちなんかつゆ知らず、一夏は何用か尋ねると

 

千冬「ああ、すまない。今日の放課後は空いているか?」

 

千冬は、放課後は何か予定が入っているのか尋ねた。

 

一夏「いや、特に無いけど・・・何で?」

 

千冬「いや。最近のお前を見て、私自ら指導をしようと思ってな。もしかして、都合が悪かったか?」

 

千冬の言葉を聞き

 

一夏「え!?本当に!?千冬姉が!?」

 

一夏は驚きの表情を浮かべた。

 

千冬「ああ。1から10まで徹底的に指導するつもりだ。もし都合が悪かったら、別の日に・・・」

 

一夏「いや!!受けるよ!!」

 

一夏(やった・・・千冬姉の指導なんて・・・良い!)

 

一夏は、大好きな姉の指導を受けれると聞き、喜色満面だった。

そんな彼に

 

千冬「・・・そうか。なら、今日の放課後、アリーナに来てくれ。」

 

千冬は冷めた表情と声でアリーナに来るよう伝えた。

 

一夏「ああ!!分かったよ!!」

 

そんな彼女の様子に全く気付かない一夏は、OKした。

 

千冬「ああ。連絡事項はそれだけだ。じゃあな。」

 

承諾を受け入れた千冬は、その場を後にした。

 

千冬(さらばだ・・・一夏・・・)

 

この時千冬は、内心一夏に最後の別れの言葉を言ったのだった。

 

一夏(やった・・・!千冬姉の直接指導・・・!)

 

一夏(千冬姉・・・いつものジャージ姿かな・・・それとも・・・)

 

一夏(ともかく・・・これでアイツに復讐できる・・・!そして・・・箒を俺の物に・・・!)

 

一夏「ウヘへ・・・!」

 

そんな千冬に最後まで気付かず、一夏は欲望塗れの表情を浮かべながら気色の悪い笑い声を上げていた。

そして、放課後となり、一夏は笑みを浮かべながら真っ直ぐアリーナに向かったのであった。

それが罠であると気付かずに・・・。




投稿出来ました。

少し長めです。

相変わらずの無理した内容なので、読みにくかったらお許し下さい。

それでは、また。
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