五反田食堂
「すいません!ご飯おかわりお願いします!」
蘭「はーい!少々お待ち下さい!」
「すいませーん!注文良いですか?」
鈴音「はーい!お待ち下さい!」
五反田食堂は、いつも混雑しつつ、皆美味しく楽しく食べており、忙しかった。
そんな中でも
鈴音「弾!3番テーブルから注文!生姜焼き定食1つよ!」
弾「あいよ!」
弾と蘭は勿論、鈴音の表情はイキイキとしていた。
何故鈴音がいるのか。彼女はあの事件後努力を重ねて中国代表に登り詰めるまでに成長した。
このまま中国代表として、その実力をどんどん発揮するのかと思いきや、IS学園を卒業してすぐ代表を引退した。
全盛期を迎える前の引退に皆驚きの声を上げたのだが、当の本人は
鈴音「私は、大切な人と共に人生を歩みたいです。」
と言い残し、現役を退いた。
その後、鈴音は五反田弾の実家である五反田食堂に行き、そこで働く事となった。
実を言うと、中学時代からの友達である弾に告白され付き合う事となり、来た時は彼含め、妹の蘭も母親も大歓迎だった。
そして、そのまま働き続けていくと、彼女の明朗快活でサッパリした性格から常連客から人気を集め、今や蘭と並んで看板娘として人気を誇る事となった。
そのまま働き続け最初は大変だったが、今じゃ常連客の美味しくも楽しそうに食べている姿を見る度にやりがいと楽しみを感じるようになった。
それは弾も同様で、最初は美味しい料理を作る大変さを身にしみて感じたが、その料理でお客さんを楽しく笑顔にする姿にやりがいと楽しさを感じていき、一層料理の腕を磨いたのだった。
そして、営業が終わり
鈴音「終わったー!」
蘭「お疲れ様です、鈴さん!」
鈴音と蘭は労いの言葉をかけた。
弾「2人共お疲れさん!」
弾も、2人に労いの言葉をかけ、掃除を始めた。
そんな中
弾「あのさ・・・鈴。」
鈴音「ん?何かしら?」
弾が、鈴音に声をかけたのだが、いつに増して緊張した表情を浮かべていた。
弾「仕事終わりで疲れてる中悪いんだが、後で俺の部屋に来てくれないか?」
鈴音に後で部屋に来て欲しいと言われ
鈴音「ええ、良いわよ。」
鈴音は了承した。
弾「そ、そうか!それじゃあ、また後でな!」
その声を聞き、弾は店の奥に行ってしまい
鈴音「一体何かしら?」
鈴音は首を傾げたのだった。
そして、掃除がひと段落し
蘭「鈴さん。あとは私がやりますので。」
残りの細かいところをやろうとしたら、蘭がやると言い
鈴音「良いの?」
蘭「はい。お兄に呼ばれたのなら、早く行ったほうが良いですよ。」
鈴音「・・・そう。なら、お言葉に甘えて。」
鈴音は頷き、その場を後にした。
蘭「・・・頑張って、お兄。」
蘭は、目を閉じて微笑みながら呟いたのだった。
鈴音は、弾の部屋に着くと
コンコン
鈴音「私よ。入って良いかしら?」
弾『あ、ああ・・・良いぞ!」
鈴音「失礼するわね。」
弾の部屋に入った。
弾「疲れてる中本当に悪いな、呼び出しちゃって・・・」
鈴音「別に良いわよ。それで、何の用?」
すると
弾「ああ・・・えっと・・・鈴。」
弾「本当にありがとな。この店に来てくれて。」
鈴音「え?」
弾から突然の感謝の言葉に、鈴音は戸惑った。
弾「IS学園に中国代表になって、卒業しても本当は足立みたいに代表として世界大会で活躍したかったのに・・・引退してまで店に来てくれて・・・」
鈴音「何言ってんの今更・・・これは私が決めた道よ。弾が気にしなくて良いのよ。」
弾の言葉を聞き、鈴音は優しい笑みを浮かべながら気にするなと言った。
弾「ああ・・・それで・・・この先も・・・ずっと一緒だったら良いなって・・・」
鈴音「え・・・?それって・・・?」
その言葉に、鈴音はまさかと目を見開くと
弾「鳳鈴音さん・・・これからも・・・毎日酢豚を作って下さい!」
弾は、味噌汁の酢豚バージョンのプロポーズをした。
鈴音「っ!!」
このサプライズに、鈴音は口元を両手に当てながら涙を流した。
そして
鈴音「・・・はい!」
涙を流しつつも、笑みを浮かべてプロポーズを受け入れ
バッ
鈴音「好き!弾!」
弾に抱き付いた。
弾「俺も好きだ!これからも、ずっと一緒にいてくれ!」
弾も、鈴音に抱き締め返した。
そして
「「んっ・・・」」
2人は永遠の愛のキスを交わしたのであった。
投稿出来ました。
鈴音と弾のお話・・・かなりの即興なので、内容は宜しくないかもしれませんが、お許しを・・・(汗)
それでは、また。