試合が開始された、一夏と鈴音の試合。
一夏「うおおっ!」
一夏は、鈴音に向かって一直線に突っ込んで行った。
しかし、そんな分かりやすい突貫に、鈴音は余裕で躱し
鈴音「はああっ!」
ドカッ
一夏「うわああっ!?」
双天牙月のカウンター攻撃を叩き込んだ。
カウンター攻撃を喰らった一夏は
一夏「ううっ・・・クッソー!」
再び鈴音に向かって行くが、再び躱されてしまい
一夏「ぐわああっ!?」
再びカウンター攻撃を喰らってしまった。
それを観客席で見ていた
惇「スゲェ・・・速さと鋭さで斬るというよりかは、純粋なパワーで叩っ斬るという感じだな・・・」
セシリア「ええ・・・一撃一撃が重そうですわね・・・」
惇とセシリアは、鈴音の双天牙月の威力を分析した。
箒「しかし一夏、考え無しに闇雲に突っ込むだけじゃ、勝機を見出せないぞ。」
箒は、一夏の突貫を見て厳しく言った。
簪「加えて、織斑君のあの武器・・・織斑先生と同じ特徴の能力なら、今の状態を続けたらマズい・・・」
簪は、今の状態を続けたら一夏に不利だと言った。
箒「どう言う事だ、簪?」
箒は、簪に訳を尋ねると
簪「織斑君のあの武器は、嘗て織斑先生がモンド・グロッソを制したのと同じ・・・」
簪「あの能力の特徴は、相手のエネルギー兵器による攻撃を無効化したり、シールドバリアーを切り裂いて相手のシールドエネルギーに直接ダメージを与える事が出来る。」
簪「けど、自身のシールドエネルギーを消費して稼動するため、使用すればするほどエネルギーを失っていく欠点があるの。」
簪「恐らく、今白式のシールドエネルギーは消耗し続けてるはず。」
簪は、零落白夜の長短を丁寧に説明した。
箒「つまり、一撃で勝負をつける、短期決戦タイプか・・・」
箒は、一撃型だとすぐに察した。
簪「また、出力を上げ過ぎたり、斬る場所が悪ければ相手の命に関わる危険性もある。」
加えて、命の危険性があるという特性を聞き
箒「一夏・・・その欠点をちゃんと聞いていただろうか・・・」
箒は目を細めながら変わらず突貫する一夏を見ていた。
そんな中
一夏(このままじゃ、マズい・・・一度距離を取って・・・)
一夏は、一度体勢を立て直す為、距離を取ろうとしたが
鈴音「甘い!」
それを察した鈴音は、甲龍の肩アーマーを開けた。
すると、中心の球体が光り
一夏「ぐわっ!」
その瞬間、一夏は殴られたかのような衝撃を受けた。
一夏「な、何だ・・・!?」
一夏は、何が起きたのか分からなかったが
鈴音「今のはジャブだからね。」
鈴音は、容赦なく攻撃を加え
一夏「ぐぅっ!」
一夏は再び先程と同様の衝撃を喰らい、地面に打ち付けられた。
そのダメージによって、白式のシールドエネルギーは更に消耗した。
これは『衝撃砲』で、鈴音の甲龍に掲載されており、『龍砲』という名だ。
惇「何だありゃ・・・?」
セシリア「あれは『衝撃砲』ですわ。空間自体に圧力をかけて砲弾を打ち出すもの。私のブルー・ティアーズと同じ第3世代型の兵器ですわ・・・」
セシリアの説明を聞き
惇「成程・・・見たところ、どの角度からでも撃てるようだな・・・」
惇は、鈴音の衝撃砲の特徴を見抜いた。
そんな中、一夏は鈴音の衝撃砲を喰らい続けており
箒「・・・一夏の負けだな。」
その様子を見た箒は、一夏の負けを確信した。
簪「うん・・・あのままじゃ、衝撃砲にジワジワと削られるだけ・・・」
簪も、このままだと一夏は負けると言った。
一夏「く、クソォ・・・!」
一夏は、鈴音の繰り出す衝撃砲に何も出来ず、白式のシールドエネルギーは残り僅かとなっていた。
鈴音「さてと・・・これでトドメよ!」
鈴音は、一夏の白式のシールドエネルギーが残り無いと見抜き、衝撃砲の攻撃を止めた瞬間、一気に距離を詰め一夏の前に現れた。
一夏「こ、攻撃が止まっ・・・うわっ!」
一夏は、攻撃が止まったのを感じた瞬間、鈴音が自身の目の前に現れ驚いた。
鈴音が使ったのは、惇がセシリアに使ったイグニッション・ブーストだ。
それにより、一瞬にして目の前に現れた鈴音に対処出来ず
ドカッ
一夏「うわああっ!」
強力な一撃をまともに喰らい、撃墜されてしまった。
その時
ドカアアアン!
大きな爆発音と衝撃と共にアリーナに何かが入って来たのであった。
投稿出来ました。
試合描写、上手く書けたかな・・・?
後、活動報告にて少しお話がありますので、もし良ければご覧になって下さい。
とても重要事項です。
それでは、また。