話があると鈴音に言われ、付いて行った一夏。
そして
鈴音「ここで良いわね・・・」
辿り着いた場所は、屋上だった。
一夏「何だよ、鈴。こんなとこまで来させて・・・?」
一夏は、ここまで来させて、一体何だと尋ねた。
鈴音「・・・ねぇ、一夏。」
一夏「何だよ?」
鈴音「アンタさ・・・先日私が言った約束の話、覚えてる?」
鈴音は、改めて一夏に昔言った約束の話を覚えてるか尋ねた。
一夏「え?ああ、確か・・・『料理が上達したら毎日私の酢豚を食べてくれる?』だよな?」
一夏は、昔の約束の内容を言うと
鈴音「それで合ってるよ。」
鈴音は、正解だと言った。
一夏「そうか!良かった!」
一夏は、当たったので良かったとホッとした表情を浮かべた。
一夏「けど、何で叩かれなきゃいけねーんだよ。俺ちゃんと覚えてたじゃん。」
一夏「お前が、料理が上達したら、毎日飯を奢ってくれるっていう意味なんだろ?」
そして、改めて一夏はその意味を言ったが
鈴音「・・・全然違うわ。」
一夏「え?」
鈴音は、極めて冷徹な声で違うと返し
鈴音「日本だとさ、『毎日味噌汁を作って下さい』っていう言葉があるんだけど、知ってる?」
日本の昔のプロポーズの言葉について一夏に言うと
一夏「は?何だそれ?」
一夏は、その意味がよく分からなかった。
鈴音「分かりやすく言うと、『毎日味噌汁を作るために、これからもずっと一緒にいて下さい』っていうプロポーズの意味よ。」
鈴音は、噛み砕くように一夏に説明すると
一夏「おお、成程!流石鈴だぜ!」
一夏は、手を打って頷き、鈴音に流石だと言った。
鈴音「それを作る側に置き換えて、尚且つ味噌汁を別の国の食べ物に置き換えると、どうかしら?」
鈴音は、それを他国の食べ物に置き換えるというパターンはどうなるか聞いた。
一夏「え?それは・・・」
一夏は、腕を組んで考えると
一夏「・・・え?そ、それって・・・?」
一夏は、意味を察したのか
一夏「え・・・?鈴が・・・俺に・・・」
分かるくらい動揺した。
鈴音「そうよ、一夏・・・私ね、アンタが好きだから告白したのよ。」
鈴音は、改めて一夏に好きだから告白したんだと言った。
一夏「こ、告白・・・!?り、鈴が・・・俺に・・・!?」
一夏は、ますます動揺していった。
鈴音「とはいえ・・・これは私も悪いわ。アンタにハッキリとストレートに告白すれば、こんな事にならなかった・・・」
とはいえ、ちゃんとストレートに好きだと告白しなかった自分も悪いと鈴音は言い
鈴音「けど・・・もう良いわ・・・」
一夏「え?」
鈴音「もう、アンタを好きでも無いから忘れて良いわ。」
もう好きでは無くなったから忘れてと言い
鈴音「千冬さんの弟だから、その千冬さんが使った武器を持ってるから強くなったと勘違いし、自分のプライドを優先して人の話に耳を貸さずに迷惑を掛ける・・・」
鈴音「そして、人の話を聞かずに殴ろうとする・・・アンタがいつも言う皆を守るって何よ・・・?」
一夏に対し、皆を守るとは何なのかを聞いた。
すると
一夏「わ、悪かった!!俺が全部悪かった!!」
一夏は土下座をして謝ったが
鈴音「私は謝罪をして欲しいなんて言ってないわ!皆を守るがアンタにとって何なのかを聞いてるの!」
鈴音は、改めて皆を守るといつも言う一夏に、その意味を問うた。
一夏「そ、それは・・・皆を・・・悲しませないように・・・」
顔を上げた一夏は、皆を悲しませないようにする為だと言い
鈴音「その皆って誰・・・?」
鈴音は、皆は具体的に誰なのか詰めると
一夏「だから・・・皆だよ!」
一夏は、語気を荒げながら答えた。
鈴音「その中に、私は入ってないの?」
鈴音の言葉に
一夏「え・・・?」
一夏は、何も言えなかった。
それを見て
鈴音「もう良いわ・・・アンタの事が良く分かったわ・・・」
鈴音「アンタとはもう赤の他人・・・それ以上でもそれ以下でもないわ・・・」
鈴音は、一夏にもう絶交だと言い
鈴音「だから・・・もう私の事なんか気にしなくて良いわ・・・さよなら、『織斑君』・・・」
一夏を苗字で呼び、その場を後にしたのだった。
残された一夏は
一夏「・・・」
唖然茫然とした表情を浮かべていたのであった。
投稿出来ました。
内容が纏まらず、時間がかかりました。
申し訳ございません。
今回のお話、ちょっと両者に可哀想な事したかなと思っております。
不快に感じたから、申し訳ございません。
それでは、また。