※この作品はR-18です。

ISーもう一人の男性操縦者   作:ホークス馬鹿

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33話です。


33話

鈴音が、一夏と決別した翌日の朝。

 

山田「皆さん、明日からゴールデンウィークに入ります。それが明けると本格的にIS実習も始まりますので、事故や病気に気を付けて下さいね。」

 

「「「はーい!」」」

 

山田先生が、朝のHRを行っていた。

そして

 

山田「それでは、朝のHRを終わります。」

 

山田先生が、HRを終え、教室を後にした。

すると

 

「そう言えば気になったんだけど・・・」

 

「ん?何?」

 

「織斑先生、昨日からあまり喋らなくなったね・・・」

 

「そう言われてみれば・・・」

 

クラスの皆が、千冬があまり喋らなくなった事について話し始めた。

 

「今なんて、山田先生が取り仕切ってたもんね。」

 

「授業も殆ど山田先生が担当してるし・・・もう山田先生が実質担任だよね。」

 

「でも、山田先生って、優しいし授業も丁寧に教えてくれるから、とても分かりやすいよね。」

 

「確かに!」

 

最早、クラスの担任は実質山田先生になっていると言いつつ、山田先生の教鞭は良いと言った。

実を言うと、先日のクラス対抗戦後の管制塔であった話し合いの一件以来、千冬と山田先生との間に少し溝が出来てしまい、目を合わせる事も無くなった。

加えて、楯無と千冬との間にも溝が出来てしまっていた。

 

惇「皆が言うように、確かに織斑先生、昨日殆ど喋らなかったな・・・山田先生と目も合わせねーし・・・」

 

箒「そうだな・・・確かに千冬さんと山田先生、目を合わせてなかったな・・・」

 

セシリア「私と惇さんが管制塔を出てから、一体何があったのでしょう?」

 

惇達も、千冬と山田先生との間に何かあったと感じていた。

そして、その日の授業も、山田先生主導で進められ、放課後となった。

 

惇「さて・・・行こっか、箒。」

 

箒「ああ。」

 

惇は、箒と一緒に教室を後にした。

 

惇「なぁ、箒。」

 

箒「ん?何だ、惇?」

 

惇「明日からゴールデンウィークだけど、なんか予定ある?」

 

惇は、箒と一緒に歩いていて、彼女にゴールデンウィークの予定を尋ねた。

箒は、口元に指を当てて考えると

 

箒「いや・・・特に無いな。」

 

無いと答えた。

 

惇「そうか・・・良かった・・・」

 

箒「?」

 

箒は、何故惇が良かったとホッとした表情を浮かべたのか疑問に思うと

 

惇「ああ・・・実は・・・」

 

惇は、箒の耳元に近付き喋った。

その内容は

 

箒「ね、姉さんが・・・私に!」

 

束が、箒に会いたいという事だった。

 

惇「ああ。昨日の夜お前が風呂入ってる間に電話かかってきて・・・お前に会って謝りたいって言ってきてな・・・」

 

惇「昨日のうちに聞こうと思ったんだが・・・時間が時間で・・・すまん。」

 

本当は昨日のうちに相談しようとしたのだが、遅い時間だった為、後になってしまったので謝った惇。

 

箒「良いんだ。私は気にしてない。私も、姉さんに会いたいと思っていた時だったんだ。」

 

箒は、別に気にしてないと言いつつ、ちょうど束に会おうと思っていたと加えた。

 

惇「そうか!それじゃあ・・・」

 

箒「ああ。姉さんに会いに行こう。」

 

箒は、束に会おうと言った。

 

惇「分かった。では早速、束さんに連絡するよ。」

 

箒「ああ。」

 

そして、惇は束に連絡し、会う約束を交わしたのだった。

 

セシリア「さてと・・・明日も奉仕活動ですわ・・・簪さんも、無理に手伝わなくても良いんですのよ?」

 

セシリアは、先日の一件による罰で奉仕活動を行っており、この時に簪が彼女の奉仕活動を手伝っていたのだ。

 

簪「良いの。私がやりたいと思ってるんだから・・・」

 

簪は、別に無理してやってるわけでは無く、やりたいからやってるだけだと言った。

 

セシリア「ふふ・・・ありがとうございます。」

 

セシリアは、気品に溢れる笑みを浮かべながらお礼を述べたのだった。

一方、一夏はというと

 

一夏「・・・」

 

少し元気が無かった。

その理由は

 

一夏(何でだよ・・・何で・・・鈴は・・・)

 

鈴音に関する事だった。

昨日、鈴音に絶交だと言われ、今朝

 

一夏「お、おはよう、鈴・・・」

 

鈴音に挨拶したが

 

鈴音「何、『織斑君』?馴れ馴れしく名前で呼ばないでくれないかしら・・・」

 

鈴音は、無表情で他人のような態度で言われ

 

一夏「な、何で・・・?」

 

一夏は戸惑いを隠せず

 

鈴音「そこ、退いてくれないかしら?」

 

そんな一夏にお構いなく、鈴音は冷たい声で退くよう言われ

 

一夏「い、いや・・・鈴・・・!」

 

一夏は負けずに鈴音に言おうとしたが

 

鈴音「・・・退け!」

 

鈴音が少しドスの聞いた声で言うと

 

一夏「っ!」

 

一夏は退いた。

 

鈴音「・・・」

 

そんな一夏に対し、鈴音は冷たい目で見て、その場を後にしたのだった。

 

一夏(何で・・・何で何だよ、鈴・・・何でそんな酷い事出来んだよ・・・)

 

一夏(それに、皆を守るの何が悪いんだよ・・・)

 

一夏は、何故そんな態度が取れるのか、皆を守るのその皆は誰だと言われ、しっかり答えたのに何故悪いのか分からなかった。

 

一夏「何でだよ・・・」

 

その呟きに答える者は、誰もいなかった。

そして、ゴールデンウィークを迎えたのであった。




投稿出来ました。

少しオリジナルのお話を入れました。

上手く書けたか分かりませんが・・・。

それでは、また。
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