休み時間に入ると、皆遠巻きに惇と一夏を見て話していた。
「あの2人よ!世界でISを使える男性って!」
「確か織斑君が入試の時にISを動かしちゃって、もう1人の男子の足立君が、その後の調査で動かせたんだってね!」
「やっぱりあの2人入ってきたんだ!」
「あなた話しかけなさいよ!」
「私行っちゃおうかしら?」
「待ってよ!まさか抜け駆けする気じゃないでしょうね?」
それを横目に
一夏「なぁ、あんたがもう1人の男の操縦者だろ?俺は織斑一夏だ!これから宜しくな、惇!」
そう、一夏は惇に馴れ馴れしく接してきた。
惇「えっと・・・宜しくな、織斑君。」
これに惇は、少し戸惑いながらも挨拶を返した。
一夏「一夏で良いぜ!惇ってさ、武道やってたんだってな!俺も剣道をやってたんだ!」
そんな惇に気付かず、一夏は自身も剣道をやってたと言った。
惇「そう・・・なんだ。」
それを聞いた惇は、一夏の仕草などを見て
惇「どれ程やってたの?」
と尋ねた。
一夏「小学生まで。中学は帰宅部だったんだ。3年連続皆勤賞だ。」
一夏は、小学生までやってたと言った。
惇(いや、皆勤賞は聞いてねーよ・・・)
その際、惇は心の中でちょっと突っ込んだ。
惇「そうなんだ。」
一夏「ああ!同じ武道をやってる同士、仲良くしようぜ!」
そんな惇に対し一夏は、笑みを浮かべながら言った。
惇(スッゲー馴れ馴れしい・・・元からこういう性格なのか?)
惇は、初対面とは思えない馴れ馴れしさに戸惑いを見せていた。
その時
惇(ん?)
箒「・・・」
視線を感じ、見てみると、箒が何か合図を送るような仕草をしていた。
それを見て
惇「悪い織斑君。ちょっと離れるわ。」
一夏「あ、ああ・・・」
惇は、一夏から離れた。
一夏(なんであんなに愛想ねーんだ?ありゃあ友達いねーだろ・・・)
この時一夏は、惇に対しそのような事を思っていた。
この後、一夏は縦ロールヘアのイギリス代表候補生の少女と揉めたのだった。
一方惇は、廊下に出て歩くと、箒も後ろから密かについていった。
そして、屋上に到着して
惇「久し振りだな、ほう・・・」
久しぶりと言おうとしたその時
ガバッ!
惇「え?」
箒が、惇に抱き締めていた。
惇「箒?」
惇が声をかけると
箒「・・・いたかった。」
惇「え?」
箒「会いたかった・・・惇・・・」
箒が、胸に顔を埋めながら言うと
箒「惇・・・」
次は顔を上げて、色気むき出しの表情を浮かべながら惇の頬に手を添えると、確かめるかのように両手で撫で回した。
惇「箒・・・」
惇は、優しい目をしながら箒を見つめ
そっ
箒「惇?」
惇「俺も会いたかった・・・スゲェ美人になったな、箒・・・」
箒の頬に手を添えた。
箒「んっ・・・」
その手を、箒は撫でていた手を離し、惇の手に重ねて、温もりを堪能していると
箒「んちゅ・・・」
惇「えっ、箒!?」
箒「んっ・・・チュパ・・・レロっ・・・」
惇の手にキスをして、指を咥えて舐め回した。
その姿は、いつになく淫靡でとても美しかった。
惇「箒・・・」
箒「レロっ・・・惇・・・」
惇は、箒に声をかけ顔を近づけると、箒も舐めるのを止め、惇の顔に近づいた。
そのまま唇が触れようとしたその時
キーンコーン
惇「んっ?」
箒「んあっ・・・?」
チャイムが鳴った。
惇「ハハ・・・戻ろっか。」
惇は、苦笑いを浮かべながら言うと
箒「んっ・・・ああ。」
箒は、正気を戻して返事をしたのだったが
箒(何でこんな時にチャイムが・・・!)
箒(ああ・・・身体が・・・ジンジンして・・・熱い・・・!)
箒(だ、ダメだ・・・抑えろ・・・!)
その際、箒は自身のグラマラスな肢体をぎゅっと抱き締めて胸から湧き出る心地良い痺れを必死に抑え込んでいたのであった。