午前の授業が全て終わり、昼休みとなった。
箒「さて・・・惇。」
惇「ああ。そんじゃあ、行こっか。」
惇と箒は、昼食を食べに屋上に向かった。
そして、屋上に到着すると
箒「はい、惇。」
箒は、早速作った弁当を惇に差し出した。
開けてみると
惇「おお!美味そう!」
どれも手が込んでおり、加えて
惇「・・・なんか、俺の方が量が多いような・・・弁当箱もデケーし。」
弁当箱は大きく、量も多かった。
箒「うむ。お前は良く食べるからな。量は少し多めだ。それに、お前の好きな物を揃え尚且つ、栄養バランスもしっかり考えて作ったんだ。」
惇の好きな食べ物を揃えて、尚且つ栄養バランスも考え作ったと言った。
惇「そうか。ありがとう、箒。」
惇は、作ってくれた箒に感謝の言葉を述べ、頬を擦り寄せた。
箒「ふふ・・・どういたしまして。」
箒は柔らかい笑みを浮かべながら、自身も頬を擦り寄せた。
箒「さぁ、食べよう。」
惇「では・・・」
そして、惇がまず先に口にしたのは、唐揚げだった。
惇「この唐揚げ美味!これは・・・ニンニク風味か・・・?」
箒「ああ。味付けは生姜と醤油、おろしニンニク。それと、あらかじめ胡椒を少しだけ混ぜてある。隠し味には大根おろしが適量だな。」
唐揚げは特に手間をかけて作っており
惇「成程な・・・サンキュー。」
惇は、嬉しそうに食べた。
惇「うお!米と合うわ!うめー!」
箒「ふふ・・・そんなにがっつかなくても、食べ物は逃げないぞ・・・」
そんな惇を、箒は少し嗜めつつも優しい笑みで見つめていた。
そして、食べ終わった2人は
「「・・・」」
互いに寄せ合って昼休みの時間を過ごしたのだった。
そして、昼休み終了5分前に教室に戻り、午後の授業を受けた。
そして、放課後を迎えた時
惇「悪い、箒。ちょっと用があるから、先帰ってくんねーかな?」
用事があるから先に帰ってくれと惇は箒に言った。
箒「何か急用なのか?」
箒は、何の用か尋ねると、惇は耳元に寄り
惇「デュノアの件だよ。」
シャルルの件だと言った。
箒「・・・男では無いという事か?」
箒の言葉に
惇「何だお前、気付いてたのか?」
惇は、少し驚きの表情をした。
箒「ああ。ずっと見ていたが、仕草にどこか疑問を抱いてな。確信したのは、昼前にやったIS実習で喉を見た時だ。」
箒「喉仏が無い事にな。」
箒は、既に気づいてたと言った。
惇「何だ。俺と同じ箇所に気付いてたのか・・・」
惇は、自分と同じところに目を向けてた事に気付き
箒「じゃあ、シャルルが女だという事を千冬さんに報告するのか?」
惇「ああ。こういうのは勝手に自己解決するより、報告しておいた方が良いだろう。」
箒「それもそうだな。それじゃあ・・・」
惇「ああ。早速行くとしようか。」
そして、惇と箒は、一緒に職員室に向かったのであった。
連続投稿出来ました。
箒の唐揚げ・・・食べてみたいな・・・(笑)
それでは、また。