千冬と楯無に、シャルロットとの話をした惇と箒。
その翌日の事だった。
いつもの通り授業を終えると、惇と箒はアリーナにいた。
惇「はあっ!やあっ!」
2人は、互いにISを纏い、剣を交えていた。
惇は、巧みな太刀捌きで箒に攻撃しながら受け流し
箒「はあっ!せいっ!」
その箒も、流れるように太刀を振るい、惇同様受け流しつつも、攻撃をする。
2人のその姿は、まるで本当に剣舞のように美しく舞っているようで
「うわぁ・・・!」
「2人とも綺麗・・・!」
「まるで舞を舞ってるみたいだよ・・・!」
周りの者も、2人の戦いに魅了された。
「篠ノ之さん凄い・・・!」
「うん・・・打鉄をあそこまで上手く扱えるなんて・・・」
「剣道全日本優勝の実力は伊達じゃないね・・・」
箒の実力に驚嘆していた。
セシリア「まぁ、箒さんなら納得ですわね。」
「オルコットさん・・・」
そこに、セシリアが現れ、箒ならこれくらいの実力は当然だと言った。
何故そう言うのかと言うと
セシリア「私、箒さんとも1度だけ対戦してますわ。」
セシリアは一度だけだが箒と対戦した事があるのだ。
「結果は・・・どうだったの?」
その結果を、1人の女子生徒が聞くと
セシリア「私の勝ちでしたわ。」
セシリアは、自分が勝ったと言った。
しかし
セシリア「けれど、私の射撃を少し見切って避けますし、『焔備』で弾幕を張って目眩しをして、確実に距離を詰めて攻撃してきますの。何一つ気を抜けられませんでしたわ。」
セシリア「惇さんと箒さん、2人は今でも代表候補生になれる実力ですわ。」
気が抜けられなかったと言う程で、惇と並んで代表候補生になれる力を持っていると言う程だった。
「そうだったんだ・・・」
「篠ノ之さんって、本当に強いんだね・・・」
皆は、改めて箒も高いポテンシャルを秘めているという事をセシリアの話を聞いて感じた。
生徒達の間でも、惇と箒の実力は話題に上がる程だった。
まず惇は、最初は一夏と同じ男性操縦者という事で注目された。
優しく爽やか系イケメンの一夏と、クールで大人しい系イケメンの惇と言った感じで対比された。
しかし、今となっては一夏の方が少しずつ株が下がってきている。
その訳は、クラス対抗戦での鈴音との試合がキッカケだ。
何も考えず闇雲に突貫し躱されカウンター攻撃を喰らい、敵ISの襲撃で対抗戦は無くなったが、実質彼の敗北に変わりなかった。
また、昨日あった1組と2組の合同実習での彼の態度だ。
班のリーダーとなっていたラウラの指示を聞かず、注意されても悪びれずに開き直る。
そして最後に、女性達に対してあたかも見下してるかのような発言を言った事が更に拍車を掛けた。
実際に、あの時彼と一緒だった女子からは、一夏に対する幻滅や失望を抱き始めてしまっている程だ。
「そうだね。足立君と篠ノ之さんって、なんて言うかこう・・・侍って感じがするよね!」
「確かに!侍の格好させたら凄く似合いそう!」
周りの皆は、惇と箒の侍の格好を想像し、盛り上がっていた。
そうしてる中
「「はあっ!!」」
互いの刀が、お互いの首筋に当たる寸前で止まり、両者は再び引き分けとなった。
惇「また相討ちか・・・」
箒「そうだな・・・」
惇と箒は、また引き分けだった。
そして、ISの展開を解き、ISスーツ姿になった2人。
惇「しかし箒、お前また腕を上げたんじゃねーか?また太刀筋が更に鋭くなっていたぞ!」
惇は、箒の腕が以前手合わせした時と比べて格段に向上していた事に驚いていた。
箒「惇こそ同じじゃないか。また更に腕を伸ばしているぞ!」
箒も、惇の腕がまた上がった事を言及した。
惇「ありがとう。」
惇は、一言そう言ったが、表情は非常に嬉しそうだった。
箒「だが、まだ腕を磨かないと・・・」
しかし、箒は変わらず腕を磨くと加えて言い
惇「・・・そうだな。」
惇も、同意した。
その時だった。
??「2人とも凄かったね!僕も思わず魅入っちゃったよ!」
背後から柔らかい声音が聞こえたので振り返ると
シャルロット「こんにちは、足立君と篠ノ之さん。」
シャルロットがいたのであった。
投稿出来ました。
手合わせをベースに書きました。
オリジナル話は本当に難しいです(汗)
頭では思い浮かべても、文章にするのは・・・(苦笑)
いやぁ、書ける人が羨ましいです。
そ、それでは、また。