一夏の部屋を後にした惇と箒。
そのまま寮長室に向かうと扉をノックし
惇「織斑先生。お忙しい中申し訳ありませんが、ご相談があります。」
相談があると言った。
千冬『足立か、ちょっと待て。』
すると、扉越しから千冬の声が聞こえ暫くして
千冬「すまない、待たせたな。何の用だ?」
千冬が現れた。
惇「お忙しい中すいません。シャルルの件でご相談が・・・」
すると、惇は早速シャルロットの件で来たと言った。
その際、周りを気遣い、シャルロットをシャルルと言いながら。
千冬「・・・取り敢えず中に入れ。」
察した千冬は、中に入るよう促し、惇と箒は中に入った。
その際千冬は、楯無も呼んだのだった。
そして、寮長室に入ると
千冬「それで、デュノアの件だったな・・・」
早速千冬は、話をするよう促した。
惇「はい。まずはこちらを聞いていただけますか・・・」
早速惇は、スマホを取り出し録った音声を再生した。
内容を聞いていた千冬は、最初は普通に振る舞っていたが
千冬「・・・ハァ。」
次第に顔を顰め、最後は頭に手を当てて呆れたような表情を浮かべながら
千冬「あのバカは・・・」
そう一言呟くと
千冬「篠ノ之・・・本当にすまなかった。」
千冬は、頭を下げて謝った。
箒「あ、頭を上げて下さい!別にちふ・・・織斑先生が悪くないのですから!」
箒は、千冬は悪くないと慌てて言った。
そのタイミングで
楯無「失礼します。」
楯無が入って来た。
惇「楯無さん・・・」
楯無「織斑先生から言われて来たんだけど・・・どういう状況?」
楯無の目には、千冬が箒に土下座するかのような勢いで謝罪している様子が見えていた。
惇「えっと・・・まぁその・・・なんすか・・・詳しくはこちらを聞いてからで良いっすか?」
惇は、複雑な表情を浮かべながらスマホを見せた。
楯無「分かったわ。シャルロットちゃんに関する内容なのよね?」
楯無は、すぐに切り替え内容について尋ねると
惇「ああ、はい。そうっすけど・・・」
惇は、再び録音を再生するかどうしようかと思ったが
千冬「・・・私に気を使わなくても良い、再生してくれ。」
千冬が良いと言ったので
惇「・・・分かりました。」
箒「・・・」
惇は、最初から再生した。
そして、全部が終わると
楯無「・・・成程ね。」
楯無は、指を口に当てて快活な美貌を歪ませた。
千冬はというと
千冬「・・・」
目を閉じて冷静さを保っているが、少し無理をしてるように感じた。
惇「・・・織斑先生。」
箒「・・・ご無理をなさらずに。」
2人も、流石に千冬に気遣ったが
千冬「・・・大丈夫だ。」
千冬は大丈夫だと言ったが、流石に2度も同じ内容を聞くとなると酷く打ちのめされていた。
惇「それで、どうするんすか?」
惇は、これからどうするのか尋ねた。
楯無「足立君。その音声データ、私に貰えるかしら?」
すると、楯無は録音した音声データを貰いたいと言った。
惇「勿論、それは構いませんよ。」
惇は、即答で了承した。
そして、その音声データを貰った楯無は
楯無「取り敢えず、この音声データをベースに明日織斑君の部屋に行って来ます。」
楯無「彼の罵倒に関しても、こちらで全て対処するわ。」
内容に関する事は、全て明日一夏とシャルロットに聞くと言いつつ
楯無「織斑先生、宜しいですね?」
千冬に良いか聞いた。
千冬「・・・ああ、全て任せる。」
千冬は、楯無に全て任せると言った。
楯無「分かりました。」
楯無「それじゃあ2人とも、また明日。」
千冬からの了承を得た楯無は、惇と箒にまた明日と笑顔を浮かべて言った。
惇「はい、お疲れ様でした。」
箒「お疲れ様でした。」
そして、千冬にも挨拶をし、寮長室を後にしたのだった。
一方、一夏とシャルロットの方は
一夏「イ、イテテテ・・・アイツ・・・!」
一夏が、鳩尾辺りを痛そうに押さえながら何とかベッドに腰掛けており
一夏「箒の前で暴力を振るいやがって・・・許さねーぞ!!」
一夏「箒も箒だ・・・何で止めるんだ・・・?」
一夏「まさか・・・惇にDVされて・・・許さねー!」
一夏「箒があんな奴の隣にいたら・・・もっと酷い目に遭うに違いない・・・!」
一夏「あのエロい体は・・・俺の物だ!」
一夏「必ず・・・必ず助けてやるからな・・・!」
憎しみと狂気に染まった目でブツブツ呟いていた。
シャルロット「・・・」
そんな一夏を、シャルロットは何とも言えない表情で見ていたのだが、一夏には気付かなかったのであった。
投稿出来ました。
うーん・・・どうだろう、内容としては?
やり過ぎた気がしますが・・・もし不快に感じたらすいません。
それでは、また。