※この作品はR-18です。

ISーもう一人の男性操縦者   作:ホークス馬鹿

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55話です。


55話

学年別トーナメントが2人1組での参加となり、そのペア申込書が渡された。

その日の昼。

 

箒「惇は、学年別トーナメントのペアはどうするのだ?」

 

惇は、箒と昼を食べながらペアを誰にするのか尋ねられた。

 

惇「そうなんだよな・・・そこが今悩んでんだよ・・・」

 

惇は、頭を捻りながら悩みだと言いつつ

 

惇「お前と組みてーんだけど、流石に近接戦闘同士が組むのはバランス悪いよなぁ・・・」

 

箒と組みたいが、バランスが悪いと言った。

 

箒「確かにそうだな。私とお前が組めば、確実に負けるな。」

 

箒も、冷静に返して言うと

 

惇「そう。だから・・・遠距離戦闘に優れた者と組みてー。だとしたら候補に上がるのは・・・」

 

箒「セシリアか・・・」

 

セシリアがペアの候補に上がると言った。

 

惇「そう。けど、確実に彼女と組むのは競争だ。」

 

しかし、セシリアと組むのは競争になるのは確実だと言い

 

惇「思い切ってボーデヴィッヒと組むか・・・」

 

ラウラと組もうかと考えた。

 

箒「ボーデヴィッヒか・・・彼女も強そうだな・・・」

 

箒は、成程といった反応で頷き

 

惇「よし決めた!彼女にペアの申込みを頼もう!」

 

惇は、ラウラにペアの申込みをしようと決めた。

しかし

 

惇「あ、でも箒は・・・どうすんだ?」

 

箒はどうするのか聞いてなかった為尋ねると

 

箒「私は・・・簪に頼もうかな。」

 

簪と組もうと言った。

実を言うと箒は、あの日顔を合わせて以来、時折連絡を取っているのだ。

惇も、彼女と連絡を時々とっており、たまに話し相手になったりするのだ。

因みに惇と簪の話す内容は、主にアニメに関してだ。

箒は、まぁ主に姉に関してだった。

・・・お互い、ある意味破天荒な姉を持ってるからなぁ。

 

惇「そっか・・・なら、もし当たったら、宜しくな。」

 

箒「ああ。宜しく頼むぞ。」

 

惇と箒は、笑みを浮かべて言ったのだった。

そんな中

 

一夏「・・・クッ!」

 

一夏は、複雑な表情を浮かべていた。

その理由は、今朝の出来事だった。

 

 

 

 

回想

 

 

 

 

 

シャルロットとの一件で、惇とやり取りした翌朝だった。

 

一夏「シャル!必ず俺が守るから、安心しろ!」

 

シャルロット「・・・」

 

一夏は、シャルロットに安心して貰うよう守ると言い聞かせていた。

その時だった。

 

コンコン

 

一夏「誰だ?」

 

扉をノックされ、誰なのかと思った一夏は、扉を開けた。

するとそこに

 

楯無「やぁ、おはよう織斑君。」

 

一夏「生徒会長・・・さん?」

 

楯無がいた。

 

楯無「朝早くにごめんね。ちょっと良いかしら?」

 

楯無は、朝早くに申し訳ないが、部屋に入って良いか尋ねた。

 

一夏「・・・良いですよ。」

 

一夏は、一瞬考えたが了承し、楯無を部屋に入れた。

そして

 

一夏「生徒会長・・・一体何の用でここに・・・?」

 

一夏は、何の用で部屋に来たのか尋ねた。

 

楯無「うん。まず・・・本当の事を聞かせてもらえるかしら、シャルル・デュノア君いや・・・シャルロット・デュノアちゃん?」

 

すると楯無は、シャルロットの本名を言うと

 

一夏「なっ!?」

 

シャルロット「え!?」

 

2人は分かりやすいくらい動揺をした。

 

シャルロット「な、何の事ですか、生徒会長さん!?」

 

一夏「そ、そうですよ!彼はシャルル・デュノアって名前ですよ!」

 

一夏とシャルロットは、違うと否定したが

 

楯無「・・・そう。なら・・・」

 

楯無は瞬時にシャルロットに近寄ると

 

バッ

 

シャルロット「なっ!?」

 

一夏「えっ!?」

 

楯無「これでもまだ男だと言い張るの?」

 

シャルロットの上の制服などを強引に脱がせた。

すると、そこには男には無いブラと彼女の美乳があり、いつの間に取ったのか楯無の手には胸周りに装着していたであろうコルセットがあったのだった。

すると、観念したのか

 

シャルロット「・・・全てお話しします。」

 

シャルロットは全てを話そうとするが

 

楯無「ああ、動機は言わなくても良いわよ。全てもう知ってる事だから。」

 

楯無は全て知ってるからと手で制した。

それを聞き

 

一夏「なら・・・!」

 

一夏は救いを求めようとしたが

 

楯無「けど、スパイ活動と経歴を詐称したのは事実。フランスに強制送還する他無いわ。」

 

楯無の厳しい言葉に

 

一夏「なっ!?」

 

シャルロット「・・・」

 

一夏は絶句し、シャルロットは何も言わなかった。

 

楯無「けど・・・私も生徒の長。生徒を守る義務がある。」

 

楯無「そこでシャルロットちゃんの実家をさらに細かく調べてみたんだけど・・・あなたはお父さんに愛されてるわ。」

 

楯無の言葉に

 

シャルロット「・・・どういう事ですか?」

 

シャルロットは意味が分からなかった。

 

楯無「それを今から教えるわ。」

 

すると、楯無はスマホを取り出すと、ある音声データとファイルを取り出した。

まずファイルだが、デュノア社に関するデータで、デュノア社の経営危機である事について書かれており、その他にデュノア社社長アルベール・デュノアがシャルロット・デュノアの暗殺計画を知り、大切な娘を守る為にIS学園に逃がそうとした事。

彼の夫人であり、腹違いの母であるロゼンダ夫人は、確かにシャルロットを罵倒し平手打ちしたが、本当は母親として彼女を愛したかった事などが書かれてあった。

そして、音声データには、その2人の会話が録音されており

 

『ごめんなさい、貴方。あの子にあんな事を言って、ましてや叩くなんて事を・・・!』

 

『私こそすまなかった。お前をここまで苦しめてしまった事を・・・そして、シャルロットを不器用ながら愛そうとした事を・・・!』

 

『私は子供を産めない身体になってしまった。あの子は私とは1滴も血が繋がってない。けど、あの子は私にとって大切な娘・・・!本当は、もっと抱き締めたい・・・愛したい・・・!』

 

『けど、あの子を暗殺する者達から守る為に、暗殺者から私はあの子に敵意を抱いてると誤認させる為に・・・あの子に・・・!』

 

本当は、シャルロットを心から愛している事を言っている内容だった。

 

シャルロット「そんな・・・僕は・・・僕は・・・」

 

真実を知ったシャルロットは、顔に手を当て涙を流した。

 

楯無「この記録は全て事実よ。後は私と織斑先生に任せて。」

 

楯無「必ず、あなたを助けるから。」

 

楯無は、優しくシャルロットに言うと

 

シャルロット「・・・はい!」

 

シャルロットは、涙を流しながら頭を下げた。

一方の一夏は

 

一夏(何だよこれ・・・だったら何で・・・ちゃんとしっかりシャルロットに言わねーんだよ!)

 

ちゃんと話を聞いてないのか、シャルロットの両親に怒りを抱いていた。

その様子を見た楯無は

 

楯無「織斑君。貴方さっきのデータの話ちゃんと聞いてないでしょ?」

 

しっかり聞いたのか確認した。

 

一夏「勿論ちゃんと聞きましたよ!両親は2人とも親として最低だという事をな!」

 

一夏は、やはりちゃんと聞いておらず、シャルロットの両親を罵倒した。

それを聞き

 

パン

 

一夏「何すんだよ、シャル!」

 

シャルロットは、涙を流しながら平手打ちをした。

そして

 

シャルロット「すみません。ちょっとシャワーを浴びてきますが、宜しいですか?」

 

シャワーを浴びるから離れると言い

 

楯無「構わないわ。」

 

その場を後にした。

そして、楯無と一夏の2人っきりになり

 

楯無「さて織斑君。あなたしっかり聞いてないわね。」

 

楯無「シャルロットちゃんのご両親の命令は、全てシャルロットちゃんを守る為にやった事よ。何も愛してないからじゃない。」

 

楯無「愛してるからこそ、命令した事よ。」

 

楯無は、一夏にアルベール・デュノアとロゼンダ夫人は、全てシャルロットを守る為に敢えて嫌われる役を演じたのだと言った。

しかし

 

一夏「けど・・・それでどれだけシャルロットが傷付いたか・・・暴言は決して良くないですよ!」

 

一夏は納得せず、暴言は特に駄目だと言った。

 

楯無「・・・それ、あなたが言うかしら?」

 

しかし、楯無は目を細めて厳しい表情で返すと

 

一夏「どう言う意味ですか?」

 

一夏は何の事なのかを尋ねた。

それを聞き楯無は

 

楯無「もう1つ音声データがあるの。」

 

もう1つの音声データを再生した。

 

一夏「っ!?」

 

その内容に、一夏は驚きを隠せず

 

楯無「これでもまだ暴言は良くないと声を大にして言うかしら?」

 

楯無は、更に厳しい目で一夏に問い詰めた。

 

一夏「そ、そんなの・・・俺は言った覚えは無いです・・・」

 

一夏「だ、誰かが・・・俺の声をコピーして作成した偽のデータですよ・・・!」

 

一夏は、言ってないと否定した。

そんな姿に楯無は呆れ

 

楯無「・・・もう良いわ。でも、これだけは言っておくわ。例えやった覚え無くとも、やられた相手は死ぬまで忘れないわよ。」

 

一夏に忠告した。

 

一夏「・・・」

 

一夏は、不満そうに目を逸らし

 

楯無「それじゃあ、授業に遅れないように。」

 

楯無はそんな一夏に対しこれ以上何も言わず、部屋を後にした。

 

一夏「・・・くそ!」

 

一夏は、顔を歪めながら吐き捨てたのだった。

 

 

 

回想終了

 

 

 

一夏(何で・・・俺が悪いんだ・・・!俺は箒を殴ってないのに・・・!)

 

一夏(悪いのは俺じゃない・・・!シャルロットを泣かせた惇だ・・・!)

 

何も反省しておらず

 

シャルロット「・・・」

 

そんな一夏に、シャルロットは複雑な表情で見つめていたのであった。




投稿出来ました。

かなりグチャグチャになってますが、大丈夫でしょうか?

もし読みにくかったり、矛盾を感じたらお許し下さい。

出来うる限り修正を致します。

それでは、また。
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