バスに乗っている生徒一同。
そして
「「「海だぁ!!」」」
トンネルを抜けた先に見えた美しい海に、女子達は嬉しそうな声を上げた。
おまけに今日は雲一つない快晴であり、海が一層輝いて見えた。
惇「普段学園から見えてる海とは言え、なんか輝いて見えるな・・・」
何故か海が輝いて見えるようだと感じた惇。
箒「それは多分、学園は泳げないからだろうな・・・」
箒は、学園の海は泳げないからだろうと答えると
惇「そんなもんか・・・」
惇は、そっけなく答えた。
セシリア「でも、夏のビーチというのは本当に良いですわね・・・」
セシリアは、バスの窓から見えるビーチに目を細めた。
ラウラ「うーむ・・・」
シャルロット「どうしたの、ラウラ?」
そんな中、ラウラはどこかキョロキョロと視線を動かしており、シャルロットはどうしたのか尋ねた。
ラウラ「ああ。あのような綺麗な砂浜と海を見るのは初めてでな・・・」
ラウラにとって、綺麗なビーチを見るのは初めての体験である為、少し戸惑いもあったのだ。
シャルロット「じゃあ、今日は思い切り楽しもう!水着もせっかく買ったんだし!」
ラウラ「う、うむ・・・!」
シャルロットの言葉に、ラウラは握り拳を作り、ガッツポーズのような格好を取ったのだった。
別のバスでも
鈴音「いやぁ、やっぱ夏の海は映えるわねぇ・・・!」
簪「うん!夏はやっぱり海!ビーチバレーも良いし、そこの海の家で食べるのも良い!」
鈴音「それね!」
鈴音と簪が、夏の海で盛り上がっていたのだった。
そして、旅館に到着し
千冬「それでは、ここが今日からお世話になる花月荘だ。全員、ここで働いておられる従業員の方々の仕事を増やすことが無いように気を付けろ。」
「「「宜しくお願いしまーす!」」」
「はい、こちらこそ。今年の1年生も元気があって宜しいですね。」
旅館の女将に挨拶した。
すると
「あら、こちらが噂の・・・」
女将が、惇と一夏に気付き
千冬「はい。何かと厄介かける事になると思いますが、宜しくお願いします。」
惇「足立惇です。宜しくお願いします。」
一夏「お、織斑一夏です。宜しくお願いします。」
惇と一夏は、改めて挨拶した。
「はい、こちらこそ。それでは皆さん、まずはお部屋に。海に行かれる方は別館の方で着替えられるようになっていますので、そちらをお使いください。場所がわからなければいつでも私達に聞いてください。」
そして、皆それぞれ荷物を置きに部屋に向かう。
因みに惇は山田先生と、一夏は千冬と同部屋になっていた。
その理由は、最初は二人一緒か個室という予定だったのだが、それをすれば就寝時間を無視した女子が押しかける可能性があるのと、特に前者の場合だと何とも言えない2人の間柄上、同部屋は宜しくないという判断でだった。
惇と箒を一緒にしなかったのは、もし一緒にすると2人だけ特別扱いにしてると言われる恐れがあったからだ。
故に、惇は山田先生と、一夏は千冬と同部屋になったのだ。
山田「それでは、私は織斑先生と色々連絡や確認事項がありますので、足立君は気にせず海で遊んで来てください。けれど、羽目を外しすぎないように。」
惇「分かりました。それでは、また。」
そして、惇は部屋を後にした。
すると
箒「惇。」
惇「おお、箒か。」
箒と遭遇した。
箒「惇は、これから泳ぎに行くのか?」
惇「ああ。箒も?」
箒「ああ。着替えに行こうと思ってな。」
惇「そっか・・・今日はどっちの水着で行くんだ?」
箒「それは秘密だ。」
惇「なんかスゲェ気になる・・・」
箒「フフ・・・」
2人は、途中まで仲良く一緒に歩きながら喋ったのであった。
投稿出来ました。
臨海学校に入るお話を入れました。
まだ纏まっていないので、次回のお話がいつ更新か分かりませんが・・・。
それでは、また。