※この作品はR-18です。

ISーもう一人の男性操縦者   作:ホークス馬鹿

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84話です。


84話

セカンドシフトした福音と交戦して30分程経過した。

 

セシリア「シャルロットさん!」

 

シャルロット「うん!」

 

惇「行くぞ、簪!」

 

簪「うん!力を貸して、打鉄弐式!」

 

ラウラ「私も負けない!」

 

鈴音「遅れた分を取り戻してあげる!双天牙月の威力を思い知りなさい!!」

 

セシリアとシャルロットの援護射撃に惇と簪、そしてラウラに一夏を運んで戻ってきた鈴音の近距離攻撃による連携でダメージを与えていくのだが

 

福音「ー!」

 

何度攻撃し、ダメージを与えてもその都度再生するのだ。

 

惇「コイツ、また!!」

 

ラウラ「このままじゃ埒が開かない!!」

 

惇「再生が追いつかねー程のダメージを与えていくしかねーんだが・・・」

 

鈴音「でも、コイツの再生スピードは異常よ!」

 

しかもその再生スピードが異常に早く、難しいのだ。

 

簪「山嵐の弾薬も残り少ない!このままじゃ・・・!」

 

ラウラ「私もシールドエネルギーが・・・!」

 

簪も、近距離だけじゃなく時々距離を取っては春雷や山嵐といった遠距離での攻撃で対応もしているのだが、それらも限界だ。

 

セシリア「クゥッ・・・もう・・・限界ですわ!」

 

シャルロット「セシリア!」

 

セシリア達も限界だった。

 

惇「俺はまだギリ戦える・・・鈴は?」

 

鈴音「私もまだ・・・って言いたいけど、流石にキツいわ・・・」

 

皆最早限界に近かった。

 

惇(クソが・・・)

 

内心愚痴った惇。

その時

 

福音「ー!」

 

惇「なっ!?」

 

その隙を福音は流さず

 

ドカッ

 

惇「クゥッ!!」

 

「「「惇(さん)!!」」」

 

惇に一気に距離を詰め、近距離で攻撃してきた。

惇は咄嗟にガードの体勢を取ったが、ダメージを抑えきれず、海に落とされてしまった。

 

ラウラ「貴様!よくも私の友を!」

 

ラウラは、怒りでレールカノンを繰り出して攻撃した。

 

シャルロット「許さない!」

 

セシリア「私も!このまま好きにさせませんわ!」

 

簪「あなたを倒す!」

 

鈴音「よくも!よくもー!!」

 

皆も、友を撃墜したその怒りで福音に攻撃を仕掛けた。

しかし

 

「「「うわぁぁっ!!」」」

 

皆それぞれ返り討ちにあった。

その頃、旅館では

 

箒「っ!」

 

箒が、何やら胸騒ぎを感じ、部屋を出た。

 

「篠ノ之さん?」

 

「駄目だよ篠ノ之さん!部屋にいないと怒られちゃうよ!」

 

一緒にいる女子達が何か言うが

 

箒(惇!)

 

箒には聞こえなかった。

ただ、惇に何かあったのだと言う嫌な予感がしたのだ。

そして、偶々即席の司令室の扉前を過ぎた時

 

山田『大変です!足立君の反応が消失しました!』

 

千冬『何!?』

 

惇の反応が無くなったという声が聞こえた。

 

箒「っ!」

 

その声を聞いた箒は

 

箒「惇が・・・惇がどうしたんですか!?」

 

千冬「し、篠ノ之!?」

 

扉を開けて入った。

 

千冬「ここは立ち入り禁止だ、篠ノ之!!」

 

箒「惇は!惇はどうしたんですか!?」

 

千冬の言葉に、箒は聞こえず、ただ惇がどうしたのか尋ねた。

 

千冬「・・・まだ分からないが、反応が消失した。もしかしたら・・・」

 

千冬は、最悪のパターンを考えて言うと

 

箒「っ!」

 

箒はぺたりと座り込み

 

箒「アア・・・惇・・・!惇ー!!」

 

大粒の涙を流した。

 

 

 

 

 

惇(んだ・・・ここは?)

 

撃墜された惇は、1人暗闇の中に沈んでいた。

すると

 

惇『誰だ、アンタは?』

 

突然目の前に、誰かがいた。

 

『・・・』

 

その者は、顔はよく見えず、男か女か分からなかったが、惇を真っ直ぐ見つめているのが分かった。

すると

 

『・・・力を、欲するか?』

 

その者は突然、そのような質問をしてきた。

 

惇『いきなりだな・・・』

 

突然の質問に驚いたが

 

惇『ああ、欲しい。』

 

惇は、迷いなく欲しいと答えた。

 

『それはなんの為だ?』

 

更なる質問に

 

惇『大切な人を・・・守る為だ。』

 

『・・・』

 

惇『俺は別に大層な人間じゃねーし、完全無欠な人間でもねー。けど、俺の身近にいる守りたくてかけがえのない大切な人を守れる力が欲しいんだ・・・』

 

惇の答えに

 

『・・・そうか。なら、ココでくたばるのは良くない。行くんだ。』

 

その者は背後にある光に向かって惇を押したのだった。

 

 

 

 

ドーン!

 

 

 

 

「「「っ!!」」」

 

皆が福音に劣勢を強いられ、もはや万事休すと思った瞬間、突然海面から何かが飛び出した。

その者は

 

「「「惇!!」」」

 

惇だった。

 

 

 

 

司令室でも

 

山田「足立君の反応、再び現れました!」

 

千冬「何!?」

 

惇が復活したと反応があった。

 

箒「あ、ああ・・・!」

 

箒は、涙でぐしゃぐしゃの顔を上げ

 

箒「惇ー!!」

 

すぐ笑みを浮かべ、大粒の涙を再び流した。

 

 

 

 

 

惇の復活に喜ぶセシリア達。

しかも

 

セシリア「あ、アレは・・・!?」

 

シャルロット「惇のISが・・・!」

 

ラウラ「変わってる・・・!」

 

簪「セカンドシフト・・・!」

 

惇の『打鉄・改』の色が変わっており、黒から浅葱色のだんだら模様になっていた。

 

惇「行くぞ、兼定!!」

 

そして、そのまま村正を抜いて突っ込んだ。

しかも、先程とは違った桁違いのスピードで

 

福音「ー!?」

 

ズバッ

 

福音は対処出来ず斬られてしまった。

そのまま再生するのだが

 

惇「はああっ!!」

 

ザシュ

 

再生する前に、惇の斬撃が襲いかかってくるので何も出来ず

 

ズバッ

 

只々斬られるのみだった。

 

セシリア「す、凄いですわ・・・!」

 

鈴音「なんて太刀筋・・・!」

 

簪「まるで・・・流麗の舞のよう・・・」

 

シャルロット「回復が間に合ってない・・・」

 

ラウラ「これが・・・サムライ・・・!」

 

セシリア達は、惇の剣舞の如き流麗な太刀筋に見惚れていた。

そして

 

惇「これで終わりだ!!」

 

ズバッ

 

最後の一太刀を喰らわせ

 

福音「ー!?」

 

福音は大ダメージを負い

 

ドカーン

 

木っ端微塵に粉砕した。

因みにこの時、惇はちゃっかりISコアを回収していた。

 

セシリア「終わり・・・ましたわね・・・」

 

鈴音「ええ・・・」

 

シャルロット「そうだね・・・」

 

ラウラ「ああ・・・」

 

簪「・・・うん。」

 

そして

 

惇「帰ろっか・・・」

 

皆旅館に帰還した。

同時刻

 

「な、何なのよこれは・・・!?」

 

「ようやく男を討ち取って、他の仲間も殺そうと思ったら・・・ふ、復活した・・・!?」

 

とある某所で、何人かの女性達が狼狽えていた。

その者達は、今回の福音を仕掛けた者達で、以前のタッグマッチトーナメントで襲撃した者達と同様女性権利団体の者達だ。

彼女らは、福音を使って惇を殺し、その他の皆も同様に殺す計画だったのだ。

しかし、惇がセカンドシフトした為、計画は失敗した。

 

「クソッ!!・・・だが、決して諦めないぞ!」

 

とはいえ、これでもまだ諦めなかった。

そして、次の計画を立てたのであった。




投稿出来ました。

物凄いご都合展開のお話です。

読んでて面白くなかったらご了承下さい。

それでは、また。
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