弾とプールデートに誘われた鈴音。
鈴音(弾と一緒に遊ぶなんて・・・いつ以来かしら?)
鈴音(あの時は・・・アイツもいたから・・・弾と2人っきりは初めてね・・・)
鈴音は、初めて弾と2人っきりで遊ぶことに気付き、ちょっと緊張していた。
鈴音(髪・・・大丈夫かしら?服も・・・おかしくないわよね・・・)
歩きながら、髪と服装共におかしくないかと確かめていた。
そんなこんなで駅前に到着すると
鈴音「あ・・・!」
見覚えのある後ろ姿を見つけ駆け寄ると
弾「よ!おはよう、鈴!」
弾が、既にいたのだ。
鈴音「おはよう・・・って、アンタいつからそこにいたの?」
鈴音は、いつからいたのか尋ねると
弾「ああ。10分前くらいかな?」
弾は、10分前程だと答えた。
しかし本当は
弾(本当は1時間前からいたんだけどな・・・初めて2人っきりで遊ぶから、舞い上がっちまって早く来ちゃったんだよな・・・)
1時間前からいたのだ。
2人っきりで遊びに行くという事は、実質デートのような物で、彼自身少し舞い上がってしまっているのだ。
鈴音「・・・そう。」
鈴音(嘘・・・本当はもっと前からいたんでしょ・・・だったら、そんな大量の汗なんてかかないわよ・・・)
しかし、鈴音には気付いていたが特に何も言わず
鈴音「さあ、行きましょう!」
弾「お、おお!!目一杯遊ぼうぜ!!」
一緒に肩を並べて電車に乗りに行った。
この時の鈴音の表情は
鈴音「・・・」
どことなく緩み、尚且つ暑さだけでは無い頬を赤らめていたのだった。
そして、プールに到着し
弾「それじゃあ、着替えてあのタコのアトラクション前で集合しよう。」
鈴音「ええ、良いわ。」
それぞれ着替えに向かったのだった。
その際
弾「これ、買うよ。」
鈴音「え?」
弾は、鈴音に浮き輪を買ってあげると言い
鈴音「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・これ買って。」
弾「分かった。」
弾は、鈴音に浮き輪を買ってあげた。
因みに浮き輪はバナナの浮き輪だった。
そして
弾「よっしゃあ!!遊ぶぜ!!」
鈴音「おお!!」
2人は、早速流れるプールに入った。
弾「やっぱ夏のプールは最高だな!!」
鈴音「ええ!!」
2人は、流れるプールで楽しんでいた。
すると
弾「何だ?」
鈴音「何の音かしら?」
何か汽笛のような音が聞こえた。
すると
弾「うおおっ!!」
鈴音「きゃああ!!」
プールの一部の扉が開き、大量の水が流れ込んだ。
その強烈な水に、2人は流れに流れていき、ようやく収まると
弾「す、凄い水だったな・・・」
鈴音「そ、そうね・・・」
2人は、目を丸くしながら見つめた。
すると
鈴音「あ!ウォータースライダーよ!!」
鈴音が、弾の後方を指差した。
すると、鈴音の言う通り、ウォータースライダーがあった。
弾「本当だ!!行こうぜ、鈴!」
鈴音「ええ!!」
2人は、すぐさまウォータースライダーに向かった。
到着すると
鈴音「あ!」
弾「どうした、鈴?」
鈴音「このウォータースライダー、ペア滑りコースっていうのがあるわよ!!」
2人一緒に滑るコースがあった。
鈴音「えっとさ・・・弾・・・私と一緒に・・・滑る?」
弾「え?」
すると、鈴音が、弾に一緒にペア滑りコースをやらないかと誘った。
弾は、突然の事に戸惑った。
弾「えっと・・・鈴。俺なんかで良いのか?」
自分で良いのか聞いた。
鈴音「うん・・・弾なら良いよ・・・駄目?」
鈴音は、弾なら良いと答え、上目遣いで聞いた。
弾(鈴・・・何かスゲぇ可愛い・・・)
そんな鈴音の姿に、弾はキュンとしてしまい
弾「・・・俺で良ければ。」
頭を掻きながら了承した。
鈴音「うん!」
鈴音は、満面の笑みを浮かべ
鈴音「早速行きましょう!!」
弾「お、おお!」
弾の手を取ってペア滑りコースの列に並んだのだった。
そして、順番が回ると
「それでは、ペア滑りのご説明を致します。まず、男の子が此処に座って・・・」
弾「あ、はい!」
「そして女の子は、足の間に座ってですね・・・」
鈴音「は、はい!」
鈴音「えっと・・・こう?」
弾「っ!」
弾が先に座り、その足の間に鈴音が座った。
互いに顔を赤らめ、ドキドキしながらだった。
そんな中でも、女性インストラクターの説明は続き
「で、男の子は・・・女の子を後ろからギュッとするんです!ギュッと!」
後ろから抱き締めると聞き
弾「は、はあ・・・」
弾「り、鈴・・・良いか?」
鈴音「う、うん!い、いつでも良いわ!!」
弾は、緊張しながら聞き、鈴音も同様に了承したので手を回すと
鈴音「ひゃ!」
弾「あっ、すまん!!」
鈴音の腹に触れた瞬間、甲高い声を上げたので、咄嗟に弾は手を離し、謝った。
そんな2人の様子に
(まだ出来たてカップルかな・・・?初々しくて・・・可愛い!)
女性インストラクターは笑みを浮かべつつも
「もう・・・危ないですから、しっかりとくっついて下さいね。」
弾「あ!」
鈴音「っ!」
ちゃんと仕事をし、弾の手を取って鈴音の腹に回した。
そして
「はい、いってらっしゃい!」
トンッ
「「うわああっ!!」」
弾の背中を押して、滑らせたのだった。
2人は流れるまま流れていき、その途中
鈴音「ひゃ!?」
弾が、鈴音の胸を触ってしまい
鈴音「ち、ちょっと弾!!」
弾「わ、わざとじゃ・・・!」
そして
ザバアアンッ!
滑り終わったのだった。
弾「ぶはっ!」
弾が、プールから顔を出すと
鈴音「・・・」
鈴音が、頬を赤らめ且つ膨らませながら胸を押さえて弾を見ていた。
弾「その・・・すまん、鈴!」
弾は、そんな鈴音に謝った。
鈴音「もう・・・弾ったら・・・」
弾「け、けどワザとじゃねーぞ!これは不可抗力というやつだ!!」
弾は、そんな鈴音にわざとではないと答え
鈴音「・・・フフ、良いよ。」
そんな弾の姿に、鈴音は微笑みを浮かべて許したのだった。
そして
鈴音「もう1回やろう!」
弾「あ、ああ!!」
再びウォータースライダーで滑り、楽しんだ。
因みに2回目は、鈴音が後ろから抱き締めるという形になり
「やっぱあの2人・・・可愛すぎるわ!!」
女性インストラクターは、微笑ましく見ていたのだった。
そして、遊びに遊び尽くした2人は
弾「楽しかったなぁ・・・」
鈴音「そうね・・・」
互いにくっつくのではないかという距離で歩いて帰ったのであった。
投稿出来ました。
OVAでやっていた夏休みのプールをベースにアレンジしてみました。
結構即興で書いたので、つまらなかったらすいません・・・。
それでは、また。