今回はリクエストより、「第十三・十四筆のIFで里香勝利ルート」の話となります。全部で前中後の3話構成となり、今回は前編となります。
鬼畜な内容+今回は珍しく逆レものとなりますので、苦手な方はご注意ください。
間宮 里香……千里に恋する乙女である。彼女は千里が書く文字の美しさに惹かれ、以前は遠目に彼の事を見て憧れを抱くだけで満足していた。
しかしその内面には、彼に対する強い執着、そして恋慕の気持ちが渦巻いていた。千里への想いは日に日に強くなっていき、それを慰める為に彼の書いた文字をスマホに撮影したりしていた。だがその程度で日々増していく渇きを完全に癒す事は出来ない。
何より決定打となったのは唯の存在であった。突然千里と距離を縮め始め、見る見るうちに親しくなっていった彼女の存在はどちらかと言えば大人しく前に出る事を躊躇ってしまう里香を嫉妬に狂わせるには十分なものであった。
その千里への執着心、嫉妬心を利用された。卍妖衆の幹部マンダラは彼女を誑かし、彼女に忍術を仕込みクセジとなる力を与えた。
千里への執着に狂った里香は遂に行動を起こし、千里を人気のない教室に連れ込んで彼をクセジの能力で拘束。あと一歩で彼を自由に出来るというところで椿と唯の乱入を許してしまった。
入念に千里を連れ込んだ部屋に捕縛用の糸を張り巡らせていた里香に、椿は唯が飛び込まないように諭しながら自身はツララに変身して氷遁の術で糸を切断しながら千里救出の為に突入。あと一歩のところで千里との甘い時間を邪魔された里香は、激昂してクセジに変異してツララと対峙した。
「邪魔を、するなぁぁぁぁぁぁっ!!」
〈忍法、妖蟲変化の術ッ! 達筆ッ!〉
里香が変異したクモクセジは、ツララの忍術により自由を取り戻しそうになっていた千里を再び糸で拘束し動けない様にした。
「うわっ!? くそ、また……」
「南城君は、そこでジッとしててね。直ぐに……終わらせるから」
そう言うとクモクセジはツララと対峙する。対するツララはあまり広くない空間だという事で、専用武器である四華ではなく忍者刀を構えていた。専用武器ではないとは言え、その程度で全力が出せない等と言う無様を晒す様な事はしない。彼女は忍者刀でも十二分に能力を発揮する事が出来た。
「舐められたものでござるな。千里殿を人質にとって、この狭い教室の中で拙者を相手にもう勝った気になっているでござるか?」
「試してみる?」
「是非も無し……!」
次の瞬間ツララとクモクセジが戦い始めた。ツララは氷遁の術で氷柱を飛ばしたり、手裏剣でクモクセジの糸を切断したりで対抗する。クモクセジもまた得意の糸を使ったり背中から生えたクモの足に付いた爪による攻撃で反撃するが、戦いの年季があまりにも違い過ぎてあっという間に追い込まれていた。
「フッ! ハッ!」
「あぐっ!? がぁぁっ!?」
ツララの振るう忍者刀がクモクセジを切り裂く。背中から生えた触角の様な足を切り落とされ、胴体を×字に斬りつけられあまりの激痛に悲鳴を上げながら跳ぶように下がり床に膝をつく。傷口からは血が流れ落ち、床に滴り汚していた。
「ぐ、うぅ……」
「ここまででござるな。観念するでござるよ」
最早勝敗は決した。そもそも相性が悪すぎるのだ。クモクセジの自慢の糸は、ツララの氷遁の術の前には意味をなさない。目に見えない極細の糸も凍らされて存在を露にさせられ砕かれる。地力でも勝てないのに、相性の悪さもあってツララの勝利は確実の様に教室の入り口から見ている唯には思えた。
だが、クモクセジに……間宮 里香に対してツララが勝つ事が出来ない要素が一つだけあった。
それは千里に対する強い執着心だ。尋常ではない程の執着心は、時に誰の予想をも覆す結果を齎す。ツララもまた、クモクセジの強い執着心を見誤り彼女の勝利への執着心を甘く見ていた。
その結果を彼女は次の瞬間理解させられる事となった。
「フ、フフフ……」
「? 何が可笑しいのでござるか? もしや、現実が受け入れられなくて頭がおかしくなったでござるか?」
突然笑い出したクモクセジに、ツララは不審に思いながらもそれ以上の警戒をしなかった。ツララは良くも悪くも優れた忍びではあったが、若いが故に未熟な面を持ってしまっていた。
その未熟さが最後の詰めを誤り、彼女を致命的な状況へと追いやってしまう。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「なっ!?」
「唯ちゃんッ!?」
突如響いた唯の悲鳴に、ツララと千里が教室の扉の方を見た。するとそこでは、唯が無数の小さな蜘蛛により糸で拘束されてクモクセジの元へと引き摺られる光景を目にした。
何が起こったかは直ぐに分かった。クモクセジはツララとの戦いの最中に、無数の小さな蜘蛛を式神として放っていたのだ。
全てはこの場で最も足手纏いであり、憎き恋敵でもある唯を捕らえる為に。
小蜘蛛により拘束した唯を手元に引き寄せたクモクセジは、彼女を盾にするように持ち上げてツララの前に掲げた。
「さぁ、どうするの? そのまま私を攻撃する? 私はそれでもいいわ。そうすれば邪魔なこの女を始末できるもの」
「くっ、卑怯な……!?」
こうなるとツララはクモクセジに対して攻撃できなかった。これまで彼女がクモクセジに対して攻撃できていたのは、余波を喰らう危険があるのが鍛えられた千里だけに限られるからである。彼女の氷遁の術の余波も、忍びとして鍛えられた千里であれば耐えられるが唯が相手となると話は別だった。氷点下を下回るツララの忍術の余波を唯が受けてしまっては、最悪凍傷などを負ってしまいかねない。
ツララが攻めあぐねていると、突如クモクセジが捉えている唯を投げつけてきた。
「ほら、受け取れば!」
「きゃぁぁぁっ!?」
「な、小鳥遊殿ッ!?」
投げ飛ばされてきた唯をツララは咄嗟に受け止めようとした。だがそれがクモクセジの罠であった。唯を受け止めようとすることに意識を向けていた為、ツララも仕掛けられていた罠に気付く事が出来なかったのだ。
咄嗟に手にしていた忍者刀を手放し唯を受け止めようと両手を広げた。その瞬間、唯の体に隠れていた無数の小蜘蛛がツララに飛び掛かり、あっと言う間に彼女の事も糸で拘束してしまった。
「あ、しま――」
両手を塞がれてしまっては忍術も使えない。身動きも抵抗も封じられたツララに唯が激突し、2人はもつれ合うように床に倒れてしまった。
「うわっ!?」
「きゃあっ!?」
倒れた2人をクモクセジはさらに糸を巻き付け完全に身動きを封じると、ツララに接近し腹に何度も拳を叩き込んだ。
「フンッ! フンッ!」
「ぐふっ!? あがぁっ!? や、め゛……!? ごふっ!?」
「や、止めてッ!? それ以上はッ!?」
唯の懇願も空しく、クモクセジは何度もツララの腹をサンドバックにした。床に罅が入るほど何度も拳を叩き込まれて、トドメの一撃に遂にツララは意識を失い変身も解除されてしまった。
「がはっ!? あ、が…………ぅぅ」
変身を解除されたツララは、口から僅かに血を吐きながら意識を失い四肢を投げ出して脱力する。その光景に唯が震えていると、クモクセジが彼女の事を一瞥した。
「ふぅ……ん~?」
「ヒッ!?」
クモクセジから向けられた視線に唯の口から引き攣ったような悲鳴が上がる。恐怖に慄いた様子の唯にクモクセジが満足そうに鼻を鳴らすと、変異を解き里香の姿で未だ縛られたままの千里に近付いて行った。
「お待たせ、南城君……」
「くぅ……! よくも、長谷部さんを……!」
近付いて来る里香を、千里は険しい目で睨み付ける。しかし彼女はそんな目で睨み付けられようが、千里に見つめられているという事実そのものが嬉しいのかうっとりとした顔で頬を両手で包む様に触れ熱い息を吐いた。
「あはぁ……♡ 南城君が、私の事をちゃんと見てくれてる……♡ うふ♡ 嬉しい……!」
歓喜に打ち震えながら里香は先程の続きをしようと、千里に抱き着き制服を着ている状態では分らなかった豊かな乳房を押し付けた。そして自分の匂いを彼に擦り付ける様に彼の胸板に頬擦りし、彼の首筋に顔を埋め思いっきり息を吸ってその体臭に再び熱の籠った息を吐いた。
「すぅ~……、はぁぁぁ……! 南城君の匂い♡ ん、レロ……」
「ぐぅぅ……!?」
興が乗ったのか、里香は千里の首筋の匂いを嗅ぐだけでは飽き足らずそのまま舌を這わせ始めた。まるで彼の首筋にハチミツか何かが塗ってあるのを舐め取ろうとしているかのように丹念に舌を這わせ、ねっとりと首筋を舐めその味を堪能する。特に好きでも無い少女の舌が何度も首筋を這う感触に、千里は全身鳥肌が立つような感覚を感じ逃れようと身を捩った。だが縛られた状態で床に固定され、抵抗を封じられた状態では満足に振り払う事も出来ない。
里香はそのまま千里の胸板にまで舌を這わせようとしたが、胴は彼の動きを封じる為糸を巻き付けておりそれは出来なかった。一瞬この糸を引き千切って胸板にもマーキングよろしく舌を這わせようとしたが、それをすると千里に抵抗を許す事にもなりかねないので里香は泣く泣くそれを諦めた。残念だが、今それが出来なくてもこれから彼を篭絡して思う存分味わえばいいだけの話だ。
そう思い直すと里香は尚も暴れようとする千里の顔を手で押さえると、睨み付けてくる彼の顔をうっとりと見つめながら徐に彼の唇をキスで塞いだ。
「フフ……南城君、好きよ♡ ん、チュ♡」
「んぐっ!?」
「あぁっ!?」
唐突に千里に口付けする里香の姿に、唯が思わず悲鳴のような声を上げた。まだ千里に対する気持ちをハッキリとはさせていない唯ではあるが、仄かに想いを寄せている彼の唇が強引に奪われた光景には思うところがあった。それ故の悲鳴であったが、里香はそんな彼女の声に愉悦を感じながら千里の唇を舌で割り口内に潜り込ませようとした。
「んむぅ♡ ん♡ チュ♡ チュ♡」
「んんっ!? ん゛~ん゛~!?」
口の中に潜り込んでくる舌に千里は抵抗しようとするが、見た目に反する強い力で顔を押さえられている為逃れる事が出来ない。里香の舌が口の中に入り舌を絡ませてくる感触に、肌が粟立つのを感じた千里は咄嗟に口の中に入り込んできた里香の舌を噛んだ。
「ん゛ッ!?」
舌を千里に噛まれて、里香も流石に唇を離した。手で押さえた口元からは血が一筋垂れ、千里の口元にも唾液と血が混じった液体がこびり付いている。
明確な千里からの拒絶。それを目の当たりにして、里香の顔に一瞬憤怒の表情が浮かんだ。何故唯の事は受け入れて自分の事は拒絶するのかと。
だが次の瞬間、里香の顔には凶悪さを感じさせる笑みが浮かび唯の方に手を向けた。すると式神の小蜘蛛がわらわらと唯の元へと集まっていく。小蜘蛛とは言え家でよく見る蜘蛛に比べれば普通に大きい方の小蜘蛛の群れが近付いてくる光景に、唯は生理的嫌悪感と恐怖を感じて悲鳴を上げた。
「ヒッ!? 嫌ッ!? 嫌、来ないでッ!? 来ないでよッ!?」
「唯ちゃんッ!?」
「抵抗しないで、南城君。これ以上抵抗するなら、小鳥遊さんと長谷部さんの事……殺しちゃうかもよ?」
唯に近付いていく小蜘蛛の式神が牙を蠢かせる。式神とは言え、作りは本物の蜘蛛と何ら変わりはない。そしてあの小蜘蛛は毒持ちだ。あの数に一斉に噛まれて毒を注入されては、唯も椿も一溜りも無いだろう。
それを告げられては、千里もこれ以上里香を不愉快にさせる事は出来なくなる。
「く、ぅぅ……!」
「ウフフ……」
千里からそれ以上の抵抗の意志が見られなくなったのを見ると、里香は配下の式神に命じてそれ以上の進行を止めさせた。ただし下がらせる事はしない。また千里が抵抗する様であれば進行を再開させ、場合によっては本当に小蜘蛛に唯達を噛ませて毒殺する事も視野に入れているからだ。
里香の魂胆が察せられるので、千里は睨み付けながらも文句の一つも言う事は出来なかった。そんな彼に里香は胸を押し付ける様にして再びキスを再開した。
「南城君……♡ ん、チュ♡」
「んぐ……むぐぅ……」
「チュ♡ チュ♡ レロ♡ ちゅぱ♡ あ、はぁ……♡」
「ぁ、ぁぁ……千里君……!?」
里香と千里が舌を絡め合う熱烈なキスをする。千里自身がそれを望んでいなくてもその光景は淫靡に映り、それを成している里香は満足そうに恍惚な表情をして、対照的に唯は絶望を顔に浮かべていた。
「ウフフッ! 南城君、なんだかんだ言っても男の子だね? だってここ、こんなにしちゃって♡」
「ち、違……! こ、これは……」
キスを中断して里香が指摘するのは、千里の股間の所。そこでは彼の分身が興奮のあまりズボンにテントを作り出していた。口ではどうこう言おうと、熱烈なディープキスに体は正直に反応して勃起してしまっていたのだ。自分とのキスで千里が興奮してくれている事に嬉しくなった里香は、興が乗ったのかブラジャーも外して生の乳房を露にすると千里のズボンを脱がせて彼の股間も露出させた。引っ掛かりを外す様に彼の制服のズボンを脱がせると、衣服に押さえ付けられていた千里の肉棒が跳ねる様に跳び出した。
「あはっ♡ 南城君のおチンチン、こんなになってる♡」
「く、くそぉ……!?」
好き放題去れているというのに、何も出来ない悔しさに千里が顔を顰める。里香はそんなの気にする素振りも見せず、千里の肉棒の匂いを嗅ぐとそのまま肉棒に舌を這わせて咥えしゃぶり始めた。
「あむ♡ ん、むぅ♡ レロレロ♡ じゅるる♡ ちゅぱちゅぱ♡」
「うぁっ! あ、うぅ……!?」
里香のフェラチオの動きは決して慣れているとは言い難い。千里以外は眼中になく、誰とも肉体関係を持ったことが無いのだろう。それでも千里と結ばれた時の事を想って必死に学んだ知識で里香は千里を満足させようと奉仕している。
「んっ♡ んっ♡ じゅるる♡ ん、んぉ♡ んぐ♡ レロレロ♡ むぐ♡ ん、ん~♡」
「ふぁっ!? ぁぁ、うぁぁ……!? ま、間宮さ、や、止め……!?」
どちらかと言えば拙いフェラチオだが、里香同様異性との経験の無い千里には十分な動きであった。肉棒に舌が絡みつき、丹念に舐られしゃぶられる。その快楽に千里は意識せず腰が跳ねるように動いてしまい、そんな自分が嫌でしかも唯に見られているという事実が羞恥心を生み、思わず逃れようと体を捩ってしまう。だがそれは無駄な抵抗となり、それどころか里香の奉仕は更に激しくなっていった。
「んぁっ♡ レロレロレロ♡ はむ♡ ジュポジュポ♡ ん♡ んむぐ、んんん♡ ぷはぁ♡ はぁ、はぁ♡ レロォ♡ んぁ♡ んぁぁ♡ んむぅ♡」
「うぁぁっ!? あっ、あっ、あっ!? ま、間宮さん、ダメだ!? こ、これ以上は本当に、うぁぁ……!?」
「んっ♡ んぁ♡ あはっ♡ 良いんだよ、南城君♡ 気持ちイイんでしょ? 好きなだけイっちゃいなよ♡ あむ♡ じゅるじゅる♡」
股間に何かが集まり、肉棒を込み上げてくるのを千里は感じた。それが何を意味しているのかは彼も理解していた。恥ずかしい話だが、千里も自分で自分を慰めた事はある。それこそ最近は唯の事を想いながら致す事もあった。そう言った話を嫌う彼女にとっては侮辱になる事なので明かした事は無いが。
故に千里は、里香からの奉仕に絶頂が近付いている事を理解しこれ以上は最初の一線を越えてしまうとこれ以上の奉仕を止めさせようとした。好きでもない里香を相手に絶頂するなど、受け入れたい事ではない。
だが体は何処までも正直だった。込み上げてくる快楽を必死に堪えようとした千里だったが、耐えきれず射精してしまった。
「~~~ッ、くぁぁっ!」
「きゃっ♡」
千里の肉棒から噴き出した精液が里香の顔を白く汚す。野暮ったい彼女の眼鏡にも精液は飛び散り、眼鏡の縁からゆっくりと垂れ落ちていく。里香は顔に掛けられた千里の精液を、指で掬い取り口に運び味わうように舐め取った。
「ん……♡ んふふ♡ 一杯出たね。でも……」
里香の視線の先では、今射精したばかりの千里の肉棒はまだまだ硬さを保っていた。あれだけ里香が丹念に奉仕した結果、千里の性的興奮は一度射精しただけでは収まらなくなっているのだ。千里の肉棒は次の射精の瞬間を待ちわびているかのようにビクンビクンと震えている。
そんな己の分身をうっとりとした目で見られて、千里は屈辱に顔を赤くしながら顔を背けた。
「クソ……間宮さん、もう止めろ……!」
千里は必死に里香を説得するが、当然彼女はそれを聞き入れる様な事はしない。それどころか更に行動はエスカレートした。
「はぁ! はぁ! も、もう、我慢できない!」
まるで千里の精液が媚薬の効果を持っているかのように里香は興奮を露にすると、今度は下着に手を掛け一気にそれを下ろして己の秘所を露わにした。
里香の膣は既に愛液でビショビショだった。下着を下ろせば膣と下着が愛液の糸で繋がり、下から覗き込めば彼女の膣口が愛液をトロトロと垂らしながらヒクヒクと開閉している。その様子は千里の肉棒を今すぐしゃぶりたいと涎を垂らしているかのようであった。
愛液を垂れ流す股を開いて、千里の上に跨りゆっくりと腰を落としていく。千里は抵抗しようとするが。里香の手が彼の肉棒を掴んで自身の膣口に当て狙いを定めるとそこから先は早かった。
「んんッ!」
「うぁっ!?」
里香が腰を下ろせば、千里の逞しい肉棒が彼女の膣内にずっぽりと納まる。その際千里は肉棒の先端が膜の様な物を引き千切るのを感じ、続き愛液とは別の液体が結合部からトロリと流れるのを感じた。それは里香が今この瞬間、少女から1人の女へと花開いた証。千里が童貞を失ったのと同様、里香も処女を失ったのだ。ただ千里がそれを望まぬ相手に無理矢理奪われたのに対し、里香は理想の相手に捧げる事が出来た事である。
「う、ぁぁ……!?」
千里は特別童貞を失う事に対してロマンチックな何かを求めてはいない。忍びとして、任務の為に何かの拍子にそれを捨てる可能性は絶えず彼の頭にあった。父である徹からも遠回しにそう言う任務があるという事は聞かされていたから、もしかすると自分も好きでもない相手を抱く事になるかもしれないという事くらいは考えていた。
だが何故だろう、今この時ばかりは初めての相手をこんな形で奪われた事に悔しさを感じずにはいられない。
「あ、あぁ……千里君……!?」
その理由が、直ぐ傍でこの光景を見せられている唯にあるのだという事に、千里が気付くよりも前に里香が歓喜に打ち震えた声を上げた。
「あ、ぁぁぁ……♡ 遂に……遂に、南城君が私の中に……♡ 私、南城君と、繋がってる♡」
破瓜の痛みも、今の里香にとっては甘美な刺激でしかない。挿入して処女を喪失した痛みすらも快楽に感じ、迸る快楽に一瞬で絶頂に近い感覚を覚えていた。
里香はそのまま千里の上で、彼の肉棒を膣内全体で味わうように腰を何度も振った。
「あぁっ♡ んぁっ♡ あひっ♡ ん、あぁぁっ♡ こ、これ♡ す、ごぉ……♡ あんっ♡ 奥、当たって♡ あぁっ♡ き、気持ちイイ♡ あぁっ♡」
「うぁぁっ!? あっ!? あぁぁっ!? うぅっ!? あっ!?」
里香が腰を上下に振る度に、膣肉が吸い付くように千里の肉棒を扱き上げていく。蠢く膣肉が剥がれる様に肉棒の全体を撫でる感触に、千里は快楽を抑えきれず口からは思わず声が零れ出る。そんな彼の声もまた甘美なのか、里香は激しく腰を動かし上下だけでなく前後左右にも腰を振って彼の肉棒を使い膣内を穿っていた。腰を動かし旅に隠れ巨乳だった里香の胸が大きく揺れ動き、乳首の残像がピンク色の軌跡を描いている。
「あっ♡ あっ♡ イイッ♡ んんっ♡ これ、最高♡ あっ♡ 指でするのとは、全然違うっ♡ あっ♡ ねぇ、南城君? 気持ちイイ? あんっ♡」
「う、くぅぅ……!?」
熱に浮かされたような顔になりながら訊ねてくる里香に、千里は拒絶を示す様にそっぽを向く。答えようとしない彼に里香は笑みを深めると、膣に意識を向け意図的に膣肉をキュウッと締め付けながら腰を何度も上げ下げした。
「あぁっ♡ あぁぁっ♡ あぁぁぁぁぁぁっ♡ イイよっ♡ 南城君♡ 気持ちイイ♡ あんっ♡ 私達、とっても相性良いんだね♡ あんっ♡ フフッ、我慢しなくていいよ♡ んんっ♡ 南城君も、気持ちイイんでしょ? んぁぁっ♡ だって、南城君のおチンチン、私の中で震えて膨らんでるもんね♡」
「ぐぅっ!? うぐっ!? ぐ、うぅぅ……!?」
凶悪な快楽に千里は屈しないようにと堪えるが、それも限度があり遂に耐えきれず射精してしまう。
「う、あっ!? だ、ダメだ!? う、あ、あぁぁぁぁっ!?」
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡ あ、ぁぁ……♡ で、出てる♡ 南城君の、精液♡ 私の中に、ドプドプって……♡」
「く、くそ……」
念願の千里の絶頂の証、膣内射精を受け入れた事で里香は天にも昇る気持ちとなる。一方の千里は里香に一方的に犯され、射精させられてしまった事への屈辱に快楽で蕩けそうになる顔を引き締めるのに必死であった。隠し切れない快楽が彼の頬を赤く上気させ、全身を汗まみれにする。
しかし里香はまだ満足していなかった。一度千里の精液を子宮で受け止めた事で完全に箍が外れ、千里の子を孕んで既成事実を作ろうと狂ったように腰を振り始めたのだ。
「うぁっ!? うあぁぁぁぁっ!? も、もう止めろッ!? 止めろぉぉぉッ!?」
「あっ♡ あんっ♡ あぁぁっ♡ もっと♡ もっと、頂戴♡ あはっ♡ 南城君のおチンチン♡ 南城君の精液♡ もっと、もっともっともっと♡」
「あっ♡ あっ、あっ、あっ♡ あぁっ♡ あんっ♡ あはぁっ♡ んんっ♡」
里香による千里への凌辱は終わらない。千里が何度射精しようと、里香は腰を振る事を止めようとはしなかった。彼が膣内で射精しても腰を動かす事を止めず、自身が絶頂して全身が震えて体が満足に動かなくても尚膣を締め付け乳房を揺らしながら腰を振り続けた。犯されながらも硬さを失わない千里の肉棒は、里香の膣内を余すことなく掻き毟り穿って彼女が一番気持ち良くなるところを刺激し続けた。
「んんっ♡ あっ♡ んぁぁっ♡ そこ、凄いっ♡ あっ♡ 気持ちイイ♡ あぁっ♡ あぁんっ♡」
「あぁっ♡ イクッ♡ また、イクッ♡ イッちゃう♡ あっ、あっ、あっ、あっ♡ あ、イクイクイクッ♡ イクゥゥゥゥゥゥゥゥッ♡♡」
「んぉ゛ッ♡ あ゛ぁ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ 出てるっ♡ また、南城君のせーえき、出てる♡ 一杯、出てるのぉ♡」
「んぁっ♡ んぁぁぁっ♡ もっと♡ もっと、出してぇ♡ 私の事、南城君のせーえきで、孕ませてぇ♡ 愛してる♡ 南城君、愛してるのぉ♡」
千里の上で狂ったように腰を振る、里香の姿は普段の大人しい様子からは想像もできない。今の彼女は正にサキュバスと言っても過言ではない淫靡さを放っており、そんな彼女に襲われている千里はもう意識も朦朧とするほど何度も射精させられていた。
「う、ぁ……ぁぁ……も、やめ、ろ……も、で、でない……ぁ゛ぁ゛……!?」
「あはぁぁぁっ♡」
精も魂も尽きるほど射精させられ、それでも尚腰を振る里香に快楽を叩きつけられる。徹底的に精を搾り取られて、心なしか千里の頬もこけてきているように感じられた。
そんな2人の様子から、唯は目を離す事が出来ずにいた。目の前で千里が犯され何度も射精させられているというのに、それを見ている事しか出来ない。気付けば唯の目からは止め処なく涙が零れ落ちていた。
「うぁ、ぁぁ……!? せ、千里君……!?」
「…………うふ♡」
悔しさを醸し出しながら泣き崩れる唯の姿を、里香が千里を犯しながらチラリと眺める。彼女の泣き顔に里香は勝ち誇ったように笑みを浮かべながら、式神の蜘蛛に指示を出して唯を噛ませた。それは彼女を殺す為のものではなく、彼女を一時的に完全に無力化する為の麻痺毒を注入する為。
小さな蜘蛛に一噛みされ、唯は一瞬痛みを感じた直後意識が遠のくのを感じる。視界が段々と暗くなっていく中、彼女の目には千里の上で淫らな踊りを踊る里香の姿が最後まで映っていた。
「あっ♡ あっ♡ イクッ♡ またイクッ♡ イクイクイクイクッ♡ イグッ♡ い、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
「うあ、あ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
里香の嬌声と千里の苦痛の叫び。相反する二つの声を聞きながら、唯の意識は完全に闇に閉ざされるのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!
次回の更新もお楽しみに!それでは。