※この作品はR-18です。

創作えっちなの置き場ぁ~!!!!   作:八雲崎 夢鏡

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分かる人には私の正体がわかるでしょう


純白の肌着

 図書館の裏側、と言われる場所は多いけれども、その中でも特別に人の目が届かぬ場所。それが更衣室である。ロッカールームと言い換えてもいい。言葉に意味は無く、それが形容したものにこそ、まだ意味はあるとプラトンは述べていた。話を戻そう。この目に届かぬ場所で、一人の女性がいたのだ。

 

 ふんふ〜♪ ふんふーん♪と気持ちよく鼻歌を歌う女性がいる。彼女はこの図書館で一番活動的な女性で、慕われていた。その親しくする人物たちは彼女のことを性的な目で見るものは少ない。それはこの女性の勤める職場に訪れる者の多くが女性であるということもあるが、それ以上に彼女の人柄と普段から見せる性的な魅力が少ないことが理由のほとんどだった。

 黒のエプロンと白のブラウス、青に仄かに緑を混ぜた色合いのパンツスカート。エプロンのポケットにはペンやメモ帳や、初任給で買った懐中時計が入っている。作業の為の動きやすさと職員としての最低限の固さが残った格好である。彼女はその割合が動きやすさの方に偏っているが、注意するほどのことでもないので特にお咎めは無い。

 さて、普段の彼女であれば、ロッカールームでエプロンをロッカーの中に入れ、ポケットから懐中時計だけ取り出して帰路に着くのだが、今日は事情が異なっていた。

「ふぅ、ちょっと汗吸っちゃいましたかね。うーん、やっぱり持ってきていて正解でした」

 鼻歌を止め、鎖骨のあたりを引っ張ると仄かに湿り気を帯びた生地が持ち上がり、手を離すと重力に引かれるままにペタリと肌に張り付いた。普段から動きやすい格好で仕事している彼女だが、今日は特別忙しく動き回る日だった。それが事前にわかっていた司書は、ロッカーに着替えを持ってきていたのだった。

 

 司書は、はむっと黒の革手袋の指先を噛む。薄い桃色のリップの付いたプルプルの唇が指の爪と腹の先の部分に触れる。手袋の黒さが彼女の肌の白さを、また唇の赤を引き立てた───それは普段の生活の中でも時たま見せる動きだったが、それ故に一番目につきやすい彼女の性的魅力を香らせる仕草でもあった。

 彼女はそのままグイッと顎をそらし、手袋を引っ張る。そうすることで手袋が外しやすい部分まで引っ張られるのだ。そこまで引っ張られたら彼女は手の平を丸め、生命線に沿ってできた隙間に反対の手の指を突っ込み、引き外す。そして外れた手袋を口にくわえたまま、彼女はもう片方の手袋も外す。

「ふぁ~……ふぁふれるふぉふぇんほうふぁから、ふぉほってふぃりふぃりのハィズふぃましたふぁ、やっふぁりふこしふぉーひふふれふぁよふぁったふぇす(はぁ~外れると面倒だからと思ってギリギリのサイズにしましたが、やっぱり少し大きくすればよかったです)」

 それから彼女は、その手袋をロッカーの上部にある小物置きに置いた。

 

 パチッとスカートのホックを外した。しかし、彼女はそのままスカートを下ろそうとせず、手を上半身に向かわせた。ぷちぷちぷちとブラウスのボタンを外す。首元の第一ボタンから段々と下っていく。胸元のボタンを外した瞬間、抑え込められていた女性的な部分を溢れ出した。ぷにっと抑圧されていた胸部、それは彼女の隠れていた一面でもある。ボタンを一つ外すごとに現れていく女性らしさ。それが持ちあげるため、ブラウスは肌に張り付き、彼女の白いながらも血色の良い肌を透かせる。

「ふぅ、やっぱちょっとスースーしますね……汗が冷え切る前にさっさと着替えましょうね~」

 ボタンを外し切り、自由になった胸が揺れる推定サイズはD、いやEはあるかもしれない。それを包むのが純白の下着だ。それは彼女が職務上透けてしまうと困るからと言うのもあるが、彼女の趣味でもあった。刺繍とフリルのついた可愛らしい下着。彼女はそれを外すために背中へと手を回した。

 ホックを外し、ついに最後の戒めから乳房が解き放たれる。ぷるんとしつつもしっかりとした形のある乳房。色素の薄い桜色の乳輪と乳首は彼女が清純であることを示す。その先は下に向かわず少しだけツンと上を見ている。それは彼女の向上心を表しているようにも、自分よりも高いところから弄ってほしいという欲求が隠れているようにも思えた。別に彼女も一人の女性であり、性知識は皆無ではない。いつも純粋なように振る舞う彼女にも性的欲求はきちんとあり、夜一人でその迸りを慰めるために股座へ右手を伸ばし、左手は乳首を擦り上げる夜もある。そういう時に想像する相手は、いつも決まって紳士的な壮年であることもまた、彼女の隠れた欲求を仄めかす証拠の一つだった。

 

 話を戻そう。ブラジャーを外した彼女はロッカーの中のカバンからハンドタオルを取り出し、左脇から下乳の汗を拭きとりながら右脇に向かう。だが、下乳は自分では見えない場所であり、しかし感触は存在する。肌に滴る汗の感覚とそれがうっすらと流れる空気の流れによって気化し、それが体の熱を奪うことで、そこがまだ濡れていることが感じられる。だが、直ぐに全てをふき取るのは難しいのだ。だがさっさと拭き取りたいがために、何度か強めに擦る彼女は自身の敏感な部分を刺激してしまった。

「んっ♡」

 彼女の口から色っぽい声が零れ出る。反射的に空いていた手で口元を抑えるが、声は既に広がっている。だからこそ彼女は次に出入り口の方を振り返ったのである。その顔は驚きから徐々に恥ずかしさに移行していき、それに合わせて血の気が満ちてくる。頬は熟れた桃の様に朱に染まり、登ってきた血液が顔から全身に広がり続け、肩や胸にも赤みが増えていく。それはつまり興奮の血流が全身に満ち始めたという証であり、それを示すように乳房の先の先にまで少しの赤みが見え、元から上向き気味ではあった乳首がほんのりと硬さを増して、上向き加減が多くなるっていく。

「あっ……もう、これじゃあ、着直しにくいじゃないですかぁ」

 うるんだ瞳はツンと針で刺しただけの快楽を物足りなく感じたのか、それともただ単に恥ずかしさからなのか、それは言葉で明らかであろう。しかし、それでも現れている結果は、彼女が性的興奮を理由として乳首を勃たせてしまったということを示していた。

 

 彼女は諦めて自然に任せて血の気が引くことを選択し、着替えを続行する。スカートのホックを外したとはいえ、それではいそうですかとストンと床に落ちるほど彼女の臀部はこじんまりとはしていない。むしろ日々歩き回るのと椅子で温めるのを繰り返しているが故に鍛え上げられたモッチリ感があった。

 ジジーっとファスナーを下ろす。それによってやっとスカートは重力に従うことを許された。ストンと引っかからずに落ちるスカート。そして、スカートが取り払われて、まだそこにあるものは、彼女の見事な乳白色の素足だった。彼女は面倒臭がりなこともあり、タイツを履くことは少ない。真冬に寒さに耐えかねてということでもなければロングスカートの彼女にとって素足のほうが楽なのであった。

 さて、気になるのは彼女の下着だろう。先ほど面倒臭がりであるとは言ったが、流石に上下別の下着を履くことはせず、ブラジャーとセットの白のショーツを選んでいた。フリフリのフリルと刺繍入りで、前面に小さな赤いリボンが付いている。手入れされている為はみ出したアンダーへアは無く、美しい少女像を守っている。

 彼女は乳房での反省を活かし、今度は慎重に太腿の内や外を拭った。そして乙女らしい女性的なむっちりとした安産型の桃尻によって押されて食い込んだショーツを、指を差し込んで引っ張り、元の位置に戻す。だが、強く意識するというのも考え物だ。理性によって抑え込まれた欲求の底に燻ぶる自堕落な心が、無意識のうちに現れてしまう。彼女からすれば、慎重になって割れ目に近い方ではなく、尾骨の方から差し込んだのだろう。だが、それは裏を返せば、指が割れ目の方へ向かうのであり、指を引き抜く時にクロッチが引っ張り当てられるということでもあるのだ。

「あんっ♡」

 彼女の口から再びあられもない声が飛び出す。今度は慎重にしていたという慢心もあって、先ほどより大きな声が出た。彼女は先程と同じように口を押え、入口の方を見ながら赤面する。単純な繰り返しだが、同じような失敗をすぐに繰り返す方が恥ずかしさは数段跳ね上がり、かつ、強く強く意識し始めてしまう。

 乳首は既に熱に浮かされる夜の如くとなっており、陰核も少し熱を帯び、持ち上がりかけている。きっとこのままでは、完全に発情してしまうだろう。いいや、もうその兆しは来ているのだ。それを本人は認めようとはしないだろうが……。

 彼女はショーツの腰周りを指で引っ掛けて引っ張り覗き込むというようなことはしない。そうすればさらに悪い方向に行くことを彼女は知っている。それを知った経緯は、想像がつくだろう。勿論職場でしてしまったというわけではないが、自身の高ぶりに惑い、情欲に従い淫欲に耽った過去があったというわけだ。

 

 このままでは不味いと気づいた彼女は急いで帰り支度を整える。ロッカーから着替えを引っ張り出す。黒のゆったりとしたロングスカートと背中にお気に入りの印象派画家の風景画がプリントされたパーカーを着て、それまでに脱いだ服を鞄に突っこんで飛び出していった。

 きっと彼女の夜は始まったばかりだろう。




匿名投稿の理由は一応非公式的扱いだからですが、下着ぐらいは公式設定って言ってもいいかも
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