悪徳プロデューサーへの転生 ~バッドエンドを回避するため枕営業させていた彼女たちに優しくしていたら、いつの間にか好意を寄せられてました ※ただし枕営業は辞めません 作:柊咲
──気付けば朝になっていた。
だが、あれから一睡もしていない。
「あ、あっ、ああぁん……ッ♡」
もう何度、中出ししたのかも、イカせたのかも覚えていない。
ベッドのシーツは汗と精液と愛液、それに母乳でびしょびしょだ。
部屋中が真夏のような熱に包まれ、匂いも独特で、なんとも表現しにくい男と女の蒸れた匂いで満たされていた。
「っぐ、ああッ!」
「あ、ううぅ……ッ♡ イグッ、イグイグ、イギュううううううう……ッ♡」
子宮へと精液を吐き出す。
射精しながら、彼女の身体の上に倒れた。
「はあ、はあ、はあ……どうだ、満足したか?」
「は、はい……ッ♡ もう、全身に力が入らなくなるぐらい……そ、それに、途中で何度も意識を失ってしまいました♡」
「知ってる。俺も、こんなに何度もしたのは久しぶりだ」
横に倒れて天井を見上げると、京香の肩を抱き寄せた。
「こんなにいい女を、これからは好きなだけ抱けるなんてな」
「旦那様にそう言っていただけて幸せです♡ ですが、毎日こんなにしていたら、セックス以外のことができなくなってしまいますね♡」
「ああ、そうだな。このままだと母親に戻れなくなるんじゃないか?」
「そうかもしれません。桜子に顔を見られたら、すぐに私の変化に気付きそうです」
「顔を見ただけでか?」
そう問いかけると、京香は俺の胸に顔を埋めながら答える。
「桜子は大人なので。それに察しのいい子なんです。ほら、あの人の件も気付いていましたから」
「ああ、ギャンブル癖だとか借金を残して逃げたとか知っていたな」
「だから私の顔を見ただけで気付くと……それに」
「それに?」
「私を旦那様にお願いしたのも、私の気持ちを知っていてお願いしたんだと思います」
そういえば、桜子に京香さんを家に泊めるよう頼まれたんだったか。
「なるほどな」
「だからたぶん、私が旦那様に女の幸せを覚えさせられたのも……きっと、顔を見たら気付くかもしれません♡」
「まあ、そのときはそのときだろ。それに他の理由で気づくかもしれないぞ?」
「えっ……ああ♡」
お腹を撫でながら伝えると、京香は幸せそうな笑顔を浮かべる。
「あんなに中出ししていただいたら、受精してるかもしれませんね……っ♡ 旦那様、もしそうなったら、その……」
「お前は、どうしたいんだ?」
「私は、旦那様の愛人なので♡ もし産んでもいいと言っていただけたら、欲しいです……旦那様との、愛の結晶を♡」
「愛人のままでいいのか?」
「はい……っ♡ 結婚して夫婦になるよりも、愛人関係の方が私には合ってるみたいですから。それに……重い女だと思われて、旦那様に逃げられたくありませんので♡」
「逃げるわけないだろ。こんないい女から」
「あ……ん、ちゅ……だんな、ひゃまぁ……っ♡」
強引に唇を奪いキスをする。
結婚を迫られるかと思ったがそんなことはなかった。
過去に夫婦になって失敗したからという影響もあるが、彼女の性格からも愛人関係の方が合っているのだろう。
蛇口マネーがあれば、愛人と赤ちゃんを育てることぐらい余裕だし、俺としては有難い。
「それに……」
キスを止めた京香は、やっと萎えてきたペニスを逆手で握る。
「こんな絶倫おちんぽ様……私一人で満足させられる自信ありませんから♡」
「京香」
「なのでこれからも、旦那様の愛人の一人でいさせてください♡ 私の身体を抱きたくなったら、いつでも呼んでください……手でも、お口でも、おまんこでも……お望みとあらばお尻の穴でだって、旦那様を満足させてみせますから♡」
「まったく、本当にいい女だな」
「ふふっ、そう言ってもらえて良かったです♡」
「で、そんな俺を悦ばせる言葉を口にしながらペニスを扱いているのは、俺を誘っているっていう解釈でいいのか?」
「……さあ、どうでしょうか♡ でも、あんまり大きくならないですね……あんなに射精したら、いくら旦那様の絶倫デカおちんぽ様でも勃ちませんか? ふふ、どうですか♡」
くちゅくちゅと音を鳴らしながら扱かれる。
耳元で囁く声は、少しだけ休んだから元気になったようだ。
仕方ない。
こんなに煽られたら、お仕置きしないわけにはいかない。
「せっかく、もう休ませてやろうと思ったのに……」
「……あっ、おちんぽがどんどん大きくなっていきます♡」
固さを取り戻した俺のペニスを握っていた京香が、嬉しそうに頬を赤らめる。
「生意気な態度をとって。覚悟はいいな、京香。こうなったらとりあえず、昼まで寝れるとは思うなよ?」
「お昼、まで……っ♡ はい、あなたの愛人である私のおまんこが悲鳴を上げるまで犯してくださいっ♡ この生意気な女を、思う存分お仕置きしてくださいませ、旦那さま♡」
♦
結局お昼過ぎまで京香のことを犯し続けた。
まだまだできそうだったんだが、何度目かの中出しと同時に彼女は意識を失ったように眠ってしまった。
俺も寝ようかと思ったんだが、先にやるべきことを済ました。
京香の元旦那の件を会社にいる秘書に知らせた。
奴は別れ際に『傷害で訴えてやる!』と叫んでいた。
もしかしたら俺に会う為、会社へ乗り込んでくるかもしれないと思った。
「予想通りか」
連絡した秘書から既に訪れたと聞かされた。
『社長に暴力を振るわれた、妻と娘を社長に奪われた……と、支離滅裂な言葉を叫び、暴れたので警備に連絡して取り押さえさせました』
「そうか」
『取り押さえる際、ロビーに置いていた電話機一台に置時計一台、それに複数個所、壁を殴ったり蹴って破損させたため警察にも通報いたしました。後日お時間があるときで構いませんので対応をお願いいたします。ちなみに連行された男は、社長に謝罪して器物破損の罪から逃れたいようです』
「謝罪なんて不要だ、徹底的に追い詰めろ」
『かしこまりました』
そこで電話を切った。
別に俺自身にはあの男に何ら恨みはないが、金輪際、京香と桜子に近づかせないようにするには刑務所にぶち込んだ方がいいだろう。
「まあ、後は優秀な弁護士様にお任せするか」
これで京香と桜子の件は一先ずいいだろう。
このまま寝てもいいが腹が減ってきた。
だから俺は仕方なくコンビニへと向かうことに。
…………。
……。
「何を買おうかな」
眠たい目を擦りながら買い物をしていた。
平日の昼過ぎということもあって、そこそこお客さんはいる。
お弁当や飲み物、それにお酒なんかをカゴに入れていると、ふと背中から声をかけられた。
「──ああっ、おじさんー。もしかして平日のお昼からお酒呑むの?」
「え?」
振り向くと、そこには制服姿の女子高生が。
俺の持つ買い物カゴを覗き見てニヤニヤした笑みを浮かべていた。
誰だこの子。
派手な見た目で少し変わった感じの子だったから、早く帰って寝たい俺は無視をした。
「ちょちょちょい、もしかしてムシー? おじさん、冷たいなー」
「……」
「でもでも、ムシしていいのかなー?」
ぴょんと跳ねて俺の進路を塞ぐように立つと、特徴的な八重歯を出してニヤリと笑った。
「……愛人契約のこと、警察に通報しちゃうぞー?」
その瞬間、全身に嫌な汗が溢れ出した。