悪徳プロデューサーへの転生 ~バッドエンドを回避するため枕営業させていた彼女たちに優しくしていたら、いつの間にか好意を寄せられてました ※ただし枕営業は辞めません 作:柊咲
尻穴への射精。
膣内とは少し違った感じがした。
ただ快感と高揚感は変わらず最高だ。
「私の、尻穴に……旦那様の精液が、たっくさん注がれてます♡」
尻穴からペニスを抜くと京香はそのまま倒れる。
両方の穴から白濁液を漏らす姿を見て、俺はゴクリと唾を飲む。
「気持ちよかったか?」
抱き寄せると、京香はこくこくと小さく頷く。
「は、はい……っ♡ とっても気持ちよかったです♡ それになんだか、旦那様に抱いていただくと若返っていくような気がします♡」
「俺もそんな気がする」
「ふふっ、ではもう一度しますか? 私はまだまだ──」
「──あのー、お二人さん?」
がらっと脱衣所の扉が開かれる。
開いた隙間から、紗奈と桜子は頬を染めながら顔だけを出す。
娘とその友達に見られて、恥ずかしそうにしながら身体を手で隠す京香。
「あっ、桜子、それに紗奈ちゃん……これは、その」
「いやー京香ママ、今さら恥ずかしがらなくてもー」
紗奈は呆れたように笑う。
「パパとママのエッチ、激しかったね」
「え、パパ……?」
京香が不思議そうな目で見る。
桜子をじゃない、俺をだ。
「桜子にそう呼ばせてほしいって言われたんだ」
「そ、そう、ですか……パパって、呼びたいの?」
「えっ、ああ……うん」
「そう……」
なんとも言えない空気が流れる。
別に京香と結婚しているわけではなく、彼女は愛人という関係だ。
もちろんこれ自体どうなのかとも思うが、京香がそれを望んでいるのだから別にいい。
ただ桜子にパパと呼ばれると、自然と京香も意識してしまうのだろう。
チラッチラッと見つめられる。
「俺も呼ばれるのは構わない。もちろん人前だとアレだが」
「わ、わかってます……。ただこうしてお家の中とかでだけ、呼びたいです」
「それなら。京香もいいか?」
「はい、旦那様がよろしければ私は。なんだか緊張しちゃいますけど」
妻が愛しい夫を見つめるような、そんな眼差しを向けられる。
俺は頭を撫で三人に伝える。
「昼ご飯でも食べるか」
♦
──それから四人で食事を済ますと、三人は帰っていった。
帰り際、紗奈と桜子に「また家に遊びに来ていい?」と聞かれた。
桜子は恥ずかしそうにして何も言わなかったが、紗奈は耳元で「エッチなことさせてあげるから♡」と。
俺は頷き、遊びに来たかったら連絡してくれと伝えた。
お互いに口には出さなかったが、女子高生二人がセフレになったということだろう。
京香、紗奈、桜子。
三人の身体を堪能した俺は、ゆっくりと寝ようかと思ったのだが……。
「まさか、ハワイに招待されるとはな……」
その日の20時ごろ。
俺は一件のメッセージを貰い、ホノルル空港へ飛ぶ飛行機に乗った。
本当は昨日の夜に受け取ったのだが、色々とあって気付くのが遅れてしまった。
眠たかったが、幸いにもハワイへ飛ぶ飛行機が夜出発便のナイトフライトだ。
およそ8時間の飛行中は機内でぐっすりと眠り、起きたら到着していた。
「こっちは朝の8時か、時差ボケは……よく寝たからあんまり感じないな」
空港にて。
俺は大きく伸びをした。
今は春で、東京の気温は平均して15度。
対してハワイは24度ぐらいで、空港から外に出ると涼しい風が吹いて気持ちいい。
「さて、ここからどうしたら──」
「──社長♡」
ふと、後ろから声をかけられた。
肩をちょんちょんと指で突っつかれ振り向く。
大きなサングラスをかけた彼女──茅野レイカは、俺の顔を見て勢いよく抱き着いてくる。
「お久しぶりです、社長♡」
「ああ、久しぶり。一ヶ月ぶりだな」
茅野レイカ。
蛇口に転生して最初に目にした女性であり、枕営業をさせていたモデルの彼女。
最後にラブホテルでした時も言っていたように一ヵ月間、彼女は海外で仕事をしていた。
つい先日その仕事が終わって、今は休暇でハワイに来ているそうだ。
「まさか本当に来てくれると思わなかったので、こうして会えてとても嬉しいです♡」
「俺もだ」
「ふふっ、社長……っ♡ そういえば、また雰囲気変わりましたね。筋肉も前より付いてて、肌も……ヒサロ通ってるんですか?」
「ああ、レイカが海外に行ってからな」
「へえ、そうなんですね……ふふっ、すっごく素敵な身体♡」
うっとりとした瞳のレイカは、胸板をペタペタと触る。
「一ヵ月も我慢したんです♡ 今夜はこの身体で、たっぷり私のこと抱いてくださいね……っ♡」
「任せろ」
「はあ、楽しみです……っ♡ 私からも、社長を悦ばせるモノを持ってきましたので♡」
「何か用意してるのか?」
そう問いかけると、彼女は笑みを浮かべながら「夜まで秘密です♡」と教えてくれなかった。
「それじゃあ、楽しみにしているぞ。そういえば仕事は問題なく終わったらしいな、向こうの関係者もレイカのこと褒めてたぞ」
「本当ですか? 良かった……。初めての海外での撮影だったので緊張しましたけど、楽しんで仕事できました」
頬で胸板をスリスリするレイカ。
モデルとして活動していくことで自分に自信を持ったからか、テレビや雑誌で目にしたときも思ったが、前に見たときよりも顔付きは大人っぽく綺麗になっているように見えた。
けれどこうして俺に抱き着く彼女は子供のような無邪気さがあった。
自分だけがこんな可愛らしい彼女を見れるのだと感じると、優越感から興奮してくる。
「ほら、そろそろ移動しよう。ここで抱き合ってると週刊誌に撮られるぞ?」
「あっ、そうですね。……私はいいですけど、社長に迷惑はかけたくないので」
くすっと微笑むと、近くに停めていた車を指差す。
「実は海外で友達ができたんです。社長にも紹介させてください」
「友達?」
車はどうやらタクシーらしく、運転手の男性に荷物を預けて乗りこむ。
すると助手席に座っていた女性は窓を開け俺を見る。
「ハーイ! アナタがレイカの言っていたカレね。わたしはセシリー・ロゼラッタよ。ヨロシクねっ♡」
綺麗で明るく金色に輝くブロンドヘアの女性が、俺にひらひらと手を振る。