悪徳プロデューサーへの転生 ~バッドエンドを回避するため枕営業させていた彼女たちに優しくしていたら、いつの間にか好意を寄せられてました ※ただし枕営業は辞めません 作:柊咲
真面目な性格の人って、本当に凄いな。
「ああ、来たか。ほら、こっち来い」
「……はい」
仕事を休むことなく、何事もなく秘書の業務をこなし、社長室に呼び出せばすぐに来る。
嫌がっている表情は見せるものの、呼べば社長室の椅子に座る俺の横まで来る。
「しゃがめ」
「しゃがむ? ここで、ですか……?」
「そうだ」
机の下のスペース。
眞由美はしゃがんでそこに入ると、こちらを見て座る。
「旦那とセックスしてないだろうな?」
頬を撫でると、嫌がって顔を離そうとする。
だがずっと触っていると諦めたのか、涙目になりながら返事をした。
「してません」
「誘われなかったのか?」
「……」
「誘われたが、ちゃんと断ったんだな。偉いぞ、眞由美」
椅子から下りて唇を奪う。
舌を絡めてのキスに拒もうとした眞由美だが、次第に諦め、受け入れる。
まあ、眞由美から舌を絡ませてくるということはなく、硬くさせたままだが。
その反抗心も俺を興奮させる。
椅子に座ると、今度は頭を撫でながら伝える。
「チャックを下ろせ」
「……はい」
顔を横に向けて背け、恐る恐るといった感じで手を股間に伸ばす。
──ジジジ。
チャックを下ろすと、眞由美は俺を見る。
そのまま肉棒を握れと目で伝えると、ちゃんと肉棒を取り出す。
屹立した肉棒は黒光りして、雄の匂いを発する。
眞由美は唾を飲み、眼鏡の奥に見える瞳を右往左往させる。
「ほら、舐めろ」
「……舐める、ですか」
「なんだ? 拒むのか?」
笑みを浮かべて問いかけると、眞由美は悔しそうにしながらも肉棒へと顔を近付け、
「……れ、ろっ」
控えめな感じで裏筋を舐める。
地味で無愛想で真面目な眞由美が、旦那でもない男──しかも社長の肉棒を社長室で舐めるというシチュエーションにたまらなく興奮する。
しかも舐め方もぎこちなく、たった数回舐められただけでそんなにフェラしたことないんだと理解できた。
「おお、いいぞ眞由美。どうだ、旦那以外の男のペニスの味は?」
「っ! れろ、ちゅ……ちゅ、ちゅ」
何も答えることなく肉棒にキスをし続ける。
なんのためにペニスを舐めさせているのか、たぶん理解していないのだろう。
これならセックスを覚えたての学生の方が上手い。
だが、このレベルから一か月間の調教でどれだけ上達するかというのも楽しみなものだ。
「そんなにキスして、キスに飢えていたのか?」
「そ、そんなわけ、ないじゃないですか……」
「じゃあ、もう咥えていいぞ」
「咥える!? 咥えるって、これを、ですか……」
まさか。
「まさか人妻なのにフェラをしたことないというわけじゃないよな?」
「……」
「ほお、これは」
中にはセックスはするけどフェラはしない、苦手という女もいる。男だってクンニしない奴もいるからな。
だが人妻で未経験とは。
聞いただけで興奮してくる。
「じゃあ、俺がお前にペニスのしゃぶりかたを教えてやるよ。ほら、まずはこの口でペニスを咥えろ」
唇を撫でながら言うと、眞由美は逃げるように離れる。
「そ、そんな……こんな汚いモノ、口の中に入れるなんて無理です!」
「前は口内射精させてくれただろ」
「それは……で、でも、こんな……こんな汚いモノを咥えるなんて」
「そうか」
その汚いモノを女に咥えさせるからいいんだが、まあ、そういう考えをする女もいるだろうな。
だから俺は、机に置かれた社内用の電話機を手に取る。
「社長、何を……」
「お前がしないなら、仕方ないな。──ああ、俺だ。加藤洋一郎を社長室に呼んでくれ」
がちゃ。
その瞬間、眞由美の表情が変わる。
「な、なんで彼をここに」
「お前が命令に従わないんだから、仕方ないだろ。契約違反には、それなりの罰を与えないとな?」
「そんなっ! ま、まって、まってください」
「どうした?」
唾を飲み、迷う眞由美だったが、
「します、から……だから、彼をここに呼ばないでください」
「します?」
「させて、ください……フェ、フェラ、させてください、お願いします……っ!」
「仕方ないな。だが、もう遅いようだ」
数日前の出来事の負い目があって急いできたのだろう、予想よりも早い到着に電話で「やっぱなし!」と言う時間がなかった。
すぐそこまで旦那が来ているのを知って、眞由美が机の下で動揺しだす。
「ほら、咥えろ」
「で、でも、もうすぐあの人が」
「俺との契約を守りたいなら、このままフェラしろ。まあ安心しろ、俺とあいつが話してる最中に嫁が社長のペニスをしゃぶっている、なんてことは絶対にバレないようにしてやるから」
「そんな……」
「ほら、もう来るぞ。仕方ないからあいつがいる間は咥えてるだけでいい」
そう急かすと、眞由美は躊躇いながらも肉棒へと顔を近付け──口を大きく開けて亀頭を咥える。
温かい口内に包まれるが、歯が当たって少し痛い。
「歯、当たってるぞ」
「ん、んん」
眞由美は鼻で呼吸しながら、歯を当てないようにした。
とはいえ初めてのフェラだ、すぐに良くなることはない。
このまま教えてやりたかったが、
「失礼します、お呼びでしょうか?」
「んっ!?」
残念ながら、何も知らない旦那が来てしまった。
俺は妻の頭を撫でながら「少し話がしたくてな」と旦那に声をかけた。