悪徳プロデューサーへの転生 ~バッドエンドを回避するため枕営業させていた彼女たちに優しくしていたら、いつの間にか好意を寄せられてました ※ただし枕営業は辞めません 作:柊咲
愛人契約から二週間。
会社では挨拶代わりにフェラさせ、時間ができると眞由美を呼び出して社長室で犯す。
最初こそ俺に嫌悪感を抱いていた彼女も、次第に身体を支配する快感に抗えなくなっていた。
とはいえ、まだ堕ちるには至ってない。
まあ、簡単に堕ちてしまっては面白くない。
そして今日、俺はとある会社の社長が開催するパーティーに来ていた。
「蜂馬きゅん、今日はあたしのパーティーに来てくれて、あ・り・が・と・う♡」
「こちらこそ、お呼びいただきありがとうございます。ボヘミア社長」
「もう、そんな男みたいな名前で呼ばないで。あたしのことは、ボアって呼んで♡」
「は、はあ……」
俺と同等か、それ以上にがたいのいい体格の男が俺にウインクする。
「それにしても、こんな素敵なパーティーを月に何度も開催しているなんて知りませんでしたよ」
大音量で流れる音楽と騒々しく辺りを照らすライト。
一階には若い男女が踊り騒ぎ、それを見下ろせる二階席で、俺とファッション系の会社を運営するボヘミア・飯田という社長が酒を呑み交わす。
「もう、何言ってるのよ♡ 何度も誘ったのに来てくれなかったの、蜂馬きゅんじゃない♡」
「あ、ああ、そうでしたね、すみません」
なるほど、転生前の俺は誘われていたがずっと断っていたわけか。
どうせ、俺のことを獲物のように見つめるボヘミア・飯田を恐れて断っていたのだろう。
まあ、こんな漢に狙われたら敵わないからな。
ただ今日は大丈夫だろう。
ボヘミア・飯田の隣には俺よりもずっと若くて可愛い男が座ってる。
さっきから太股を撫でられ、引きつった笑顔を浮かべていた。
「それで、その女が今のあなたのお気に入り?」
「ええ。加藤眞由美です。なかなか気の利くいい秘書ですよ」
「ふぅん、気の利くねえ。それは仕事で? それとも、あなたの下のお世話の方……?」
「どっちも、ですね」
俺は眞由美の肩を抱き寄せる。
派手な赤色のチャイナドレスを着た眞由美は、ボヘミア・飯田の鋭い視線を受けて顔を俯かせる。
「そう、まあまあね。まず髪色が真っ黒で地味ね。衣装も、あまりそういうの着たことないのでしょ。衣装に着られてる感じがするわ。あなた、もう少し自分磨きした方がいいわよ、せっかくそれなりにいいモノ持っているのだから」
「は、はい……すみません」
「ふんっ! まあ、そういう何も知らない女を一から自分色に染めるのも、男の醍醐味よね……?」
「ですね。これからゆっくり育てていくつもりです」
「ふふ、ほんといい男よね、蜂馬きゅん♡ 女には勿体ないわ。ねえ、あたしにも少し味見させてくれない……? 若くて華奢な子を犯すのがタイプだけど、たまには蜂馬きゅんみたいな男に物扱いされて犯されてみたいの、ねっ♡」
「そ、それは、ちょっと……」
控えめに拒否すると、ボヘミア・飯田は「あらそう」と自分の男の股間を撫でる。
世間一般的にはイケメンとされる男が「ひゃん♡」と情けない声で鳴くと、ボヘミア・飯田は楽し気に笑う。
「あはっ、いいわ今の声……蜂馬きゅん、ごめんね。ちょっと向こうでこの子と楽しんでくるわね♡」
「はい、わかりました」
「あっ、蜂馬きゅんもその芋女と愉しみたいならここで好きにしていいわよ。下にいる連中はこの特等席には来られないから♡」
ぐるっと囲うように円状に伸びる二階席。
そこには俺たち以外にも人はいるが、どちらかというとかなり年を食った落ち着いた──風格のある人間ばかりだ。
どこかのお偉いさんだろう。
そんな連中は好き勝手に楽しんでる。
下の若い連中を見て楽しんだり、女を両脇に座らせて酒と女を楽しんだり。中にはその場で犯っている者も。
「じゃあ、またね♡」
ボヘミア・飯田は手をひらひらさせると、黒服を扉の脇に立たせた部屋へ入っていった。
一瞬だけ見えたのはラブホにあるような大きなベット。
あそこはやり部屋というわけか。ほんと、別世界だなここ。
「まだ緊張しているのか?」
「は、はい、すみません。私、あの方に失礼なことしてないでしょうか」
「問題ないだろ。それにああいうのは、細かいことをいちいち気にするようなタイプじゃない」
「そう、ですか」
安堵する眞由美。
何処までも真面目な女だ。
だから俺は酒を呑み、身体を抱き寄せ、乱暴に胸を揉む。
「んっ♡ 社長、なにを……っ!」
「何って、あの男も言っていただろ。ここで好きにしていいって」
「も、もしかして、ここで……?」
ニヤリと笑みを浮かべると、眞由美は辺りをキョロキョロと見る。
「だ、だめです、社長。周りに人が……他の場所でならいいですから」
「周りに人がいるのがいいんだろ。それに、お前に拒否権はないんだ」
「そんな……あんっ♡ だめ、です……こんな、こんな場所で、そんな」
チャックを下ろし、勃起した肉棒を握らせる。
頬を赤く染める眞由美は駄目と言いながらも肉棒を握り、ゆっくりと扱き始める。
眞由美の口から発せられる駄目という言葉は意味がない。とりあえず拒むだけで、この二週間ですっかり俺の肉棒の味を覚えさせた。
唇が触れ合う距離まで顔を近付けると、眞由美の呼吸が荒々しくなっていくのがわかる。