はらぺこサキュバスが性欲の強い男エルフと一夜のあやまちで契約してしまう話 作:ケロリビドー
慌てて脱いでいたズボンを穿き、窓を開ける。シルキィ君の下着は桶に入れて、とりあえずベッドの下に押し込んだ。あんまり慌てていたので自分の下着をつけるのを忘れたが、致し方ない。
「す、すみません。どなたですか?」
「レイモンドさぁん、わたしです。シルキィですぅ」
誰何の問いに答えたのはシルキィ君だった。少し安心したが、なんだか声の調子がおかしいような気がする。私の精臭に満ちた部屋に入れるのは抵抗があったが、何をしていたのかは前もって知らせているし、窓も開けているし良いか。とドアを開けた。
「どうしたんですか? えっと……お借りした下着は、その、酷く汚してしまったので洗ってお返ししたいのですが……」
間抜けな申し出をしている私には答えずトコトコと歩いてベッドの方に歩くシルキィ君。ぽたぽたと何か垂らして歩いているので見ると、スカートの中から足元に幾筋も雫が垂れていた。
「シルキィ君? 大丈夫ですか?」
「レイモンドさん……」
振り向きざまにシルキィ君は私の顔を見上げた。何かおかしい。
(瞳と白目の色が……反転している……?)
「シルキィ君! 君、その目はどうし……」
『犬になれっ!』
「わんっ!!」
シルキィ君の声がブレて二重に聞こえた瞬間、私は勢いよくしゃがみ込み、一声吼えた。……は?
「レイモンドさん、『待て』だよ。『待て』……」
「ううう……」
身体がピクリとも動かない。シルキィ君に何が起こっているのか聞こうとしても唸り声しか出なかった。
「こんなところにおいしいの隠して……においでバレバレなんだから……悪いワンちゃん♡」
服従のポーズのままの私を放って、彼女は先ほど隠した桶をベッドの下から引っ張り出した。
「すごい……いっぱい出すぎて、水袋みたいになっちゃってる♡ これ全部、わたしのこと考えて出してくれたんでしょ? だったら、わたしが飲んでいいよねぇ♡」
私の精液がたっぷり詰まった下着を指でつまんで艶然と微笑んだ彼女は、そのまま顔の上にそれを持っていき、あーんと長く尖った舌を出してその上にとろとろと私の精液を流して乗せた。
「んふふ……♡」
うっとりとした表情で口に含んだ精液をもぐもぐと口の中でかき混ぜ、味わう彼女の姿はまさに一般的なサキュバスそのものだった。
「わ、わん……」
ぶくぶくぐじゅぐじゅと口の中で精液を練ったままの彼女が、犬のおねだりポーズで硬直している私に近づいてくる。そして小さな手が私の鼻をつまみ、顎をこじ開けた。
「んむむむぅっ……! ぐぅっ……」
「んちゅ……♡ んっ……ちゅく……♡」
生臭く、薬草のようなえぐみのある自分の精液が彼女によって口に流し込まれ、舌で顎の裏に塗りつけられて吐きそうになったが、彼女は許してくれない。私の口の中と彼女の口のなかで私の精液が行ったり来たりする。私は涙を流して唸るしかできなかった。
「ごくんっ♡」
「ぶはっ……! あ゛っ、はぁ……はぁ……うっ、ぐっ……」
永遠かと思われる時間、実際には数分なのだろうが、二人の咥内を往復した精液は最終的には彼女の腹に収まったようだ。
「ふわぁ……♡ おいしい~……♡」
恋焦がれるような表情で、シルキィ君は両手で頬を抑え、ほうっとため息をついた。私の唇から伸びた粘液の糸が彼女の口元まで伸びている。信じられないほど淫蕩だった。普段の彼女と同じ顔をしているのが、ことさらに異様だ。
『いい子ねワンちゃん。お腹を見せて、わたしにあなたをあけわたしなさい』
「わんっ……」
反転した目に見据えられ、私は抵抗する気持ちをすべて削がれてあおむけにひっくり返った。
「見てぇ? レイモンドさんが一人で悪いことしてるから、シルキィのおまんこ、こんなになっちゃったのぉ♡」
天井を見上げたわたしの顔の上を、何も穿いていない彼女の下半身が跨ぐ。陰核が真っ赤に腫れ、肉襞がしとどに濡れてキラキラ光っていた。彼女は二本の指でそれを挟んで割り開き、私の顔の上に腰を下ろして押し付けた。
「うぶ、ぶぶ……」
「あ~、レイモンドさんも下着穿いてないな~? もうズボンも脱いじゃえ~♡」
しゃがんだ形のまま固まった足から、ズボンをめりめりと剥がれてされるがままの私の立ち上がり始めた一物に彼女の指が触れる。
「うわぁん、身長差がありすぎてお口が届かない~。もっと勃たせろ♡ えいえい♡」
ぬちゅぬちゅと両手で扱かれて、私の竿がぐんぐんと伸びるのがわかる。やがて私の先端と彼女の唇が体の上で出会ったようだった。
「んちゅ……♡ れろれろ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ んあぁん♡ ワンちゃんももっと舐めてぇ♡♡♡」
硬直した体で自由になるのは口しかないので、どうしようもできずに私は彼女を口で愛撫するしかなかった。
「あひっ♡ んんぅひぃ……♡ れろれろきもちひぃよぉ♡♡ 隣の部屋で生殺しだったのぉ♡ やっとほんとに触ってもらえるの嬉しいのぉ♡♡♡」
そうか、いやに気持ちいいと思ったら彼女の官能が流れ込んできていたのか……。私は先ほどの自慰中に聞こえて来た幻聴を思い出していた。もしかしたらあれは幻聴ではなかったかもしれない……。
「ねえレイモンドさんいいよね? このおちんちん、おまんこで食べていいよね? シルキィもう我慢できないのぉ♡♡ あッ♡ ちょっとイくッ♡ おくちまんこでちっちゃくイくッ♡」
びくっ♡ びくびくっ♡
許可を求められても、この状態では返事すらできない。というか拒否権がないだろう。
「う、はぁっ……」
軽く絶頂して納得したらしい彼女が顔からどいて、私はようやく息がつけた。
「よいっしょ……っと」
私の足からズボンを全部取り払って、膝をついた彼女が私の片足を持ち上げ、肩に引っ掛けながらずりずりと近寄ってくる。なんだ? どうするつもりなんだ……?
「えいっ♡」
ぴと♡ ずろろろろっ♡ ずっぷんっっ♡♡♡
「あ、アオッ!! アオォン!!!?!?!?!」
瞬間、獣じみた声が出た。シルキィ君が私の一物を小さな膣でいっぱいに頬張り、勢いよく腰を下ろしたのだ。
「ンふぁああぁんッッ♡♡♡ これこれぇっ♡♡ このおちんぽが欲しかったのぉっ♡♡」
「うオッ、オオッ、オオオンッ!!」
ぬちょ♡ ぬちっ♡ ぷちゅぷちゅっ♡♡
そのまま腰をぐりぐりと押し付けるシルキィ君。こ、これは、私のほうが犯されているっ!!
「えいっえいえいっ♡ こらっ♡ レイモンドやいっ♡♡ いつもカッコつけてわたしをめちゃくちゃにしてっ♡♡♡ やいやいっ♡ たまにはわたしに責められてヒイヒイ言いなさいっ♡♡♡ あんッ♡ おちんぽふかぁいっ♡♡♡」
「オ゛ッ♡ オオンッ♡ クゥンッ♡ クンクンッ♡♡♡」
彼女の尻尾の骨に押しつぶされて、睾丸が悲鳴を上げているっ!! やめて欲しいのに子犬のような甘え声が鼻から抜けるだけだった。
『もうエルフに戻っていいですよ?』
「オオ……うあああ゛ッ♡♡ し、シルキィ君っ♡ どうして? 君に何が……ア゛ッ!!! やめてぇ♡ 睾丸潰れるッ♡♡ もう許してぇ♡♡♡」
急に彼女の『許可』が出て、私は四肢の自由を取り戻す。自分の髪を掻きむしり、仰け反って許しを乞うも、彼女の攻撃は止まらなかった。
「駄目ですよぉっ♡ 許しませぇん♡♡ ねえ知ってます? 相手のことを好きって言いながらイくとすごく気持ちいいんですよぉ♡♡♡ だから今だけでいいから、レイモンドさんも好きって言いながらイってくださぁあい♡♡♡♡」
ぬ゛っちょ♡ ぬ゛っちょ♡ ぬ゛っちょ♡ ぬ゛っちょ♡ ぬ゛っちょ♡
「あ゛ッがぁッ♡ わ、わがっだがらッ♡♡ 好きッ♡ 好きですっっ♡♡ あ゛ぁっ♡ 私男なのにッ!! いい歳の男エルフなのにシルキィ君に犯されてイかされるッ♡♡♡ ん゛ヒィ……ッ♡♡♡」
びくびくびくびくッッ♡♡♡ びゅるっ……♡ ぶじゅじゅじゅ……♡♡ ぶびゅるるるるっっ……♡♡
「あふぁああぁあぁっ……♡♡♡ 中出し告られアクメぇ……♡♡♡ サキュバス袋が幸せで一杯になっちゃったのぉ……♡♡ レイモンドさんだいしゅきぃい♡♡♡♡」
「あっ、あっ、あ、あぁ……」
「すぅ……♡」
背骨が抜けるかと思うほどの射精感に仰け反り、脊椎を痙攣させている私の腿に抱き着き、絶頂の快感を最後まで味わったシルキィ君は、その姿勢のまま眠ってしまったようだった。
私はまったく動くことができず、二人ともその変な姿勢のまましばらくその場で激しすぎた交わりの余韻を感じていた。
おかげさまで連載三十回を迎えました。レイモンドさんから「好き」が出ましたが、はちゃめちゃな二人の話はまだ全然続きます。続きが気になる、もっと応援したいなどございましたらレビューや感想、評価、ブクマなどいただけると嬉しいです。