応募作品からかなり選んだつもりでしたが、かなりの多くの人物を選んでしまったと思います。
締め切りは、25日までとなっていますので、まだ書いていない人や、この作品もという方は、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=320053&uid=45956
そして、既に登場予定となっている作品で、このキャラとのプレイを見たいという方は、ぜひこちらに。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=319601&uid=45956
かなりのお気に入り数で、驚きながらも、これからも頑張っていきたいと思いますので、感想やリクエストを送ってもらえると励みになりますので、お待ちしています。
最近、恋人である茜の様子が変だ。
それに気づいたのは、何時からなのか分からない。
「どうかしたの、翔君?」
野球部の練習が終わった後、茜と一緒に帰り道を歩いていた。
野球部では、恋愛禁止という事であり、休みの日で、デートを行う事は出来ない。
だから、こうして茜と一緒に過ごせる唯一の時間であった。
だけど、そんな茜は、少し様子がおかしかった。
どこか上の空であり、何か考え事をしている様子だった。
「ううん、何でもないよ」
そう言って笑顔を見せてくれるけど、やっぱりどこかおかしい気がした。
「本当に大丈夫? 具合が悪いなら、今日はもう帰る?」
いつもの茜であれば、部活が終わった後でもまだ元気があり、一緒に家まで歩くくらいは出来るはずだった。
だが今は違う。
どこかぼーっとしており、時々考え事をして、そしてため息をつく。
それが何時も一緒の家に帰る時に続くと心配にもなるし、何かあったのかと思ってしまう。
(俺じゃあ力になれないか?)
男として情けないとは思うけど、それでも恋人の力にはなりたい。
その想いを抱きながら俺は茜に問いかけた。
「なぁ茜、悩みがあるなら話してくれないか?」
すると茜は目を丸くしながら驚いている。
それに対して、苦笑いをしながら、頭を掻く。
どうやら自分の行動で悩んでいる原因に気づいたらしい。
「えっ? あっそっか私がずっと上の空だったからか」
「ああ、何時まで経っても話しかけてこないし、ため息ばかりついていてな」
そう言いながら、茜の手を握ってやる。
それは、手を握れば、少しでも落ち着くかもしれないと思ったからだ。
それをすると、茜は、少し驚いた顔をしていた。
そして、優しく微笑んでくれる。
その表情を見て、何故か胸が高鳴った。
「ふふっ、ありがとう。そうだね、そろそろ言おうかな」
そう言うと、彼女は鞄の中からスマートフォンを取り出して操作する。
するとっ。
「あっ」
茜の表情が変わる。
それは、見た事のない彼女の顔であった。
それはいつも見せる優しい笑みではなく、淫靡で妖艶なものであった。
そんな表情を見てしまい思わず喉が鳴る。
「どっどうしたんだ、茜」
そう、俺が声をかけると、茜は、はっと何かに気付いた様子だった。
「うぅん、なんでもないよ、翔君」
先ほどまでの表情とは違い、いつも通りに戻った彼女がそこにはいた。
だが、それが逆に違和感を覚える。
普段の彼女と違うのだ。
何かが違う気がする。
しかし、それが何なのかが分からない。
だからだろうか、聞いてしまう。
「本当に大丈夫か?」
「うん、平気だよ。心配してくれてありがとう」
その言葉を聞いてもなお心配してしまう。
なぜ、そう思うのか。
疑問に思っていると。
「あれ、先輩達じゃないですか?」
「んっ?」
誰かが声をかけてきた。
振り返ってみると、そこには後輩がいた。
俺の野球部に所属しているが、俺は正直、よく分からなかった。
陰気で怠惰で消極的ではある。
だが、それでも、気楽に話せており、時折、相談している事も多い。
「お前も、帰りか?」
「まぁ、色々と、それよりもお二人は、もしかしてデート?」
「はぁ、君はもう」
そう、茜は呆れたように言っていた。
茜は、後輩に対して、どこか冷めた態度を見せている。
「まぁ、その、お前が隠してくれているおかげで、こうして野球部にいられるからな」
そう、後輩には、既に、俺と茜と交際している事がバレている。
最初は、脅されると思っていたが、特に、そんな事はなかった。
「あぁ、別に良いですよ、というよりも、俺、野球部にそんなに拘りなかったので」
「元々、どこかの部活に入部しろって、言われたから、野球部にしたんだっけ?」
「そうなんですよねぇ、茜先輩」
そういう風に茜と後輩は、親しげに話している。
(むぅ)
その光景を見るとなぜかイライラとした気分になってしまう自分がいる事に気づく。
そんな感情を抱いている事に気づかずにいたがふとした瞬間に気づいてしまった。
恋人が、目の前で取られている。
そんな感じで。
「あっ、それじゃ、俺はここで失礼しますね」
そう、後輩が道中で別れる事になった。
「あれ、ここだっけ?」
「…まぁ、少し後輩の面倒を見る事に」
「後輩って、一年か?」
「まぁね」
そう、あいつは少しため息を吐いた。
「それだったら、俺も何か力になろうか?」
「いえいえ、別に。それに、俺個人としても、少しだけね」
そんな風に言った後輩は、どこか不気味であった。
しかし、それ以上は言う事は出来なかった。
「それじゃ、俺は行きますね、夜道、気を付けて下さいね、先輩方」
それと共に、後輩が、去って行った。
だが、その際、後輩が、茜の傍で。
「またな、茜」「ぅん」
小さな声で、何かを呟いた。
その一瞬、茜は、俺に見せた事のない女の顔に見えた気がした。
その横顔を見てドキッとする。
だがすぐにその表情は消えてしまう。
それを名残惜しく思ってしまう。
「じゃっ、帰ろうか」
「おっおう」
そして、一緒に家まで帰る。
その間、特に会話はなかったが、それでも幸せな時間だった。
だがそんな時間も終わりを迎える。
「それじゃ、私は、こっちだから」
「あっあぁ」
違和感が拭えないまま別れる事になる。
「翔君」
「なんだ?」
すると、茜は。
「好きだよ、今も、昔も」
その言葉に、不安は拭えた気がした。
「…俺もだ、好きだ、茜」
すると、茜の方からキスをしてきた。それは今までよりも深く激しいものだった。
だからだろうか。
身体が熱くなり股間が大きくなっていくのを感じた。
それは痛いくらいに大きくなっていた。
だがその痛みには快楽があった。
その痛みすらも心地よかった。
もっと欲しいと思ってしまうほどに。
だがそこで茜は口を離してしまう。
もう少ししていたかったと思ってしまった。
しかしそれ以上に彼女の表情が気になった。
「はぁはぁ」
荒い息を吐いており、頬は赤く染まっていた。
瞳は潤んでおり口元からは唾液が流れ出ていた。
「それじゃね」
それだけ言って、茜は、去って行った。
「…」
俺が、その後、家に帰って、ベットの上に行くのはすぐだった。
だからこそ。
「だけど、愛しているのは、彼だから」
その言葉に、気づかなかった。
次回のヒロインは
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藤野紗夜
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佐野明穂
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長野瑠璃
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小鳥遊すみれ
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