※この作品はR-18です。

エクソシスター・スペルマグレイル   作:朝神佑来

3 / 8
【ステラ&エリス】本番

 ……どくん、どくんと高鳴り続ける心臓の音を聞き、熱に浮かされながら、二人に渡されたふたつの鍵を指先で握りしめる。

 

 目の前には壁に手をつき、お尻を突き出した二人の少女。先ほどまで着ていた厚手の服はすべて脱ぎ去って、全裸のまま靴と貞操帯だけ身につけて、外気に4つのおっぱいを晒して並べている。

 その彼女たちの股間には、ぴったりと硬い貞操帯がつけられている。そして僕が今握っている鍵は、それを取り外すためのもの。

 その向こうにあるものを、僕が、使うための……もの。

 

「はぁっ……はぁっ……♥ マスター様、どうか、御慈悲をっっ……私の処女まんこを、どうか、お使いくださいっ……」

 

「主様、主様専用処女まんこはこちらにもございます……どちらからでも構いませんから、どうか、どうか私にもぉっ……♥」

 

 切なげな声をあげてお尻を振るのは、愛おしいエクソシスター、エリスとステラ。

 貞操帯の内側から漏れ出た愛液が二人の内ももをぐっしょりと濡らしており、膝すら通り抜けて足元にまで垂れていくそれは靴へと吸い込まれていく。

 この上ないほど倒錯的で扇情的な光景を前にしながら、僕の頭はかえって冷静になっていた。血が股間に集っているからだろうか……。

 僕は一人、性器は一本。犯す際には絶対に先と後が生まれる。加えて僕は童貞だ。故にたった今、どちらの少女に童貞を捧げるかを決めなければならなかった。

 頭は冷静でも、びくんびくんと跳ねる性器は長考を許さない。触れる外気が冷たく感じはじめるより前に、彼女たちの温かい穴へ収めたくてたまらない。行為に対する抵抗も彼女たちへ向ける遠慮もとっくに消え失せて、片手それぞれにそれぞれの貞操帯の鍵を持つ。

 

 それから、同時にかちゃりと挿入し。

 同時に、鍵を回した瞬間……かちゃんと外れ、ぼとんと貞操帯が地面に落下した。

 

「ひゃん……っ!!♥」

「はぁあっ……!!♥」

 

 とぷ、とぷっ、と貞操帯から解放されたそこから淫らな唾液が溢れ出す。外気が熱く火照ったそこを撫でた瞬間、ぶるりと二人そろって身を震わせた。

 露わになった、ふたつの性器。どちらもぴっちりと閉じて、果実のように赤く膨れ、淫らに盛り上がってだくだくと絶え間なく涎を垂らしていた。

 目の前にふたつ並ぶそれを目にして、今更ふつふつと罪悪感が湧き始める。彼女たちはシスターだ。相棒だ。その彼女たちに、こんな凶悪なものを突き立てるつもりか、と。

 けれどそれでも、鎮められ続けた本能は内側から突き刺すように心臓を鳴らしていて。

 

「……マスター様」

「主、様っ……」

 

 せつなそうな声を出す二人が、同時に自分の腿の肉を両手で押し広げたとき。

 ぐぷぁ……っ、と塊のような愛液が溢れ出た、薄膜の張った膣穴が見えると同時に、わずかに残っていた理性が消え失せた。

 代わりに生まれる、とてつもなく巨大な『挿れたい』という欲求。それが心を支配して、僕の体を動かした。

 

「きゃぅ……っ!!」

 

 鷲掴んだのは、ステラのお尻。

 シスターとしての服も脱ぎ、貞操帯も失い、エリスもステラもただの女として僕の前にいる。その二人の内、先にと選んだのは……僕に『鍵を渡す』という選択をしてくれたステラ。

 

「ぁ……っ、いいな、いいなぁ……私もあとで、いーーーーっぱい、いーーーーっぱい…………っ!!」

 

 切なげな声でふりふりとお尻を揺らすエリスに、こくりと頷いて答える。

 それから性器の根本を支え、先端をステラの膣穴にあてがうと、ゆっくりと、ゆっ……くりと、腰を前に突き出した。

 いつぞや見たポルノでしていた行為を、見様見真似で。

 

 「ふ、ふっっ、ふぅうっっぉっほぉぉおおぉおおっっ……!! ぁっ……主様のおちんぽ、主様のっ……!! っどうぞ、どうぞ遠慮なく、ステラのおまんこを一気に、ずっぷりと、貫いてくださ……っ、ぉ゛、ぅっっお゛、ぉぉおおおおっっ……ぉほっ、ぉ、おおおおおっっ……!!♥♥」

 

 ぐぷりと、先端が僅かに膣穴に埋まり。

 ぐっ、と力を入れて少しずつ押し広げ、みちみちと挿入していくにつれ、ステラの声に余裕がなくなっていき。

 僕も必死で息を吸いながら、ステラのお尻に指を食い込ませながら、はじめての快楽に身悶えそうになるのを必死でこらえ続けて。

 挿れて……挿れて、挿れて、半ばほどまで入ったとき。

 

 まだ、膣内には余裕があると。

 挿入した性器から伝わる感触で、そう感じて……ステラ、と名を呼び。

 

「はっ……はぇ……? いかが……いたし、まひた、ぁ……」

 

 ごめん、と。

 一言、謝ってから。

 

「え……? …………ぁ」

 

 “――ばちゅんッッ!!!♥”

 

「お゛へっっ!!!?!?♥♥♥ ひっっぃっお゛っぉぉおおおおおおおぉッッ!!?!!?」

 

 残りを一気に挿入し、腰と尻を強くぶつけた。ゆっくりと慎重に挿れていく、その行為がもう、煩わしくて限界だった。

 雄叫びのような嬌声を聞きながら、みちみちと締め付ける熱い膣肉の感触を性器の全部で味わい尽くす。そのおまんこは処女膜を突き破ったばかりのはずなのに、もう何年も使い込んできたかのように、僕のモノの形に合わせてみっちりと包み込むように締め付けてくれた。

 これが、これがステラの。こんなに、心地良い。僕のモノすら余さず咥え込んで受け入れてくれる、おまんこ。

 先の激しいフェラチオで一度射精を迎えていなければ、即座に決壊して精液を注ぎ込んでいただろうと思う。長年背負ってきた童貞が、たった今とろけるように消え失せた実感を覚えながら、呼吸を整える。

 

「あ゛…………♥♥ 主、様っ、の……♥ ぉ、おなか、押し上げ、って……♥ こ、これっ、お、っきすぎっ、というより、な、がっっ……♥♥ あ゛ッ♥♥」

 

 それからゆっくりと腰を引き、再度膣奥を突く。引いても突いても膣肉が性器にしゃぶりついて離さず、無意識にへこへこと腰が動いてしまう。

 けど、駄目だ。自分だけが気持ちよくなるわけには、いかない。歯を食いしばって息を深く吸い、絶頂に至りかねないほど大きな快楽を必死で押し殺しながら、今度は突く角度に変化を入れる。前傾姿勢になって、ステラに覆いかぶさるような形で、ぐりぐりと膣壁に亀頭を押し付けるように。

 

「はぁぁっ、はぁぁあっ、やっっ……ば……っ♥ これっ、ぃ、意識っ、保つのが、やっと、ですっっ……♥ 主様のおちんぽが、立派すぎて、気持ち、よすぎ、てっっ……ぁ゜♥♥」

 

 ぐりゅっっ、と奥の方を穿るように突いた瞬間、いっそう甲高く甘い声がステラの口から放たれた。

 ここ……だろうか。女性が膣内を犯されて絶頂するのは難しいと聞く。膣内に少しでも気持ちいい箇所があるなら……そこを責めて、より強く、ステラに気持ちよくなってもらいたい。

 その一心で、狙いを定めて、たん、たんっ、とストロークを繰り返す。

 

「待っ、主様、そこっっ、ゃ……ばっっ!!?♥♥ 待って、まってくださっ、それほんとにやッ――ば…………ぁぎッ!!? ひぎっっ、ぅ、あ゙ッ、あ゙、あ゙ッッ!!♥♥」

 

 ここだ。間違いない。彼女の膣内だけでなく、全身と声でステラが快感を示し始めた。

 ぎゅ、っと彼女の背中を抱き寄せて、ぴったりと密着しながら腰を叩きつける。狙いは彼女の弱点だけに向けて――。

 もっと、もっと、もっと。もっともっと気持ちよくなってほしい、僕とのセックスを大好きに想ってほしい、僕のことを――もっと、大好きになってほしい。その一心で。

 自分の性器に刺激を与えるよりも、自分の性器で刺激することを強く意識しながら、たんたんたんと細かくリズミカルに腰を打ち付け続ける。

 執拗で激しくはないピストンだが、突く度にステラの体がびくんと跳ねて汗ばんだ髪が揺れて、その度にふわりと彼女の香りが鼻孔をくすぐった。

 

「ぁ゙ッ、あ゙、あ゙…………はぁぁぁぁぁっっ……♥♥ ぉ……おっ♥ ぉ…………っっ、ぐ、ぎもちぃッ……♥♥ とろけ、るっっ……おまんこ……とけるっっ♥♥ 主様の腰づかいっ、巧すぎてっ――イキっぱなしのままっ、戻ってっ、これなくてっ……頭も、おまんこもっ、とけて、しまい、ますぅ……っ……♥♥ お゙っ♥♥ ぃ゙……っぐ♥♥ イく、イくっ、イっ……く、ふぅぅぅううぅぅぅ…………っっ♥♥」

 

 びっくん、びっくんっ……と何度もステラの体が跳ねて、僕が彼女を抱きしめているように、彼女の膣も僕の性器をぎゅううっと抱きしめた。

 その甘い刺激が、かえってもどかしく感じてしまう。激しくしたい、一方的に犯したい、射精したいという気持ちが体の奥底で絶えず膨らみ続けている。

 でも、だけど、だめだ。彼女の体を労らなくちゃ、一方的なセックスは女性の体を傷つけてしまうから……。葛藤しながら、射精感を遠のかせるため、腰を振るのをやめた時。

 

「……マスター様♥」

 

 その心を悟ったかのようなタイミングで、エリスが不意に耳元で僕を呼んだ。

 

「感じてあげてください……ステラの体を。そのおまんこ……どんな風になってますか? みっともなく、下品に、正直に……イきまくってるの、わかりますか?♥」

 

「はぇ゙、へっ、あぇ゙…………♥♥ ……あ……主様っ、もっと……も、っろ……♥♥」

 

 エリスに伝えられた、その言葉の通りにステラの体を抱きしめる。ふかふかとした女体の感触の奥にある、戦いで鍛えられたがっしりとした筋肉の感触。

 じっとりと汗ばんだ肌の感触と、それが運ぶステラの匂い。自分が今犯している女の実在感を咀嚼するように味わうことで、頭と心がとろけていく気がしたが――ほんの少しだけ取り戻した理性が、本当の答えを導きだした。

 

「……好きだ……っ」

 

「へ……っ??」

 

 気持ちいい、心地いい。犯したい、激しくしたい、壊してしまうほど。一方的で加害的な欲望が、彼女を屈服させたいという嗜虐的なものだと思っていたけれど、そうじゃない。

 僕はステラが好きだ。ザーメン臭いキスやゲップを見せつけてくれた、貞操帯の鍵をくれた、おまんこを使わせてくれた――それだけのことで、僕は彼女に恋をしている。

 同じように……エリスにも恋をしている。マルファにもイレーヌにもソフィアにも、きっと僕は深く心を奪われている。複数人のシスターと関係を持つという不誠実な現実が、事実。

 それに気づき、向き合ったときにこぼれた言葉をステラに聞かせた瞬間。

 

 “む……ちゅっ♥ ぐぷ……♥ もぐ、もぐ♥♥”

 

 ――腰と背中に、ぞわりとした快感が走る。

 亀頭が、彼女のおまんこの中で何かに包まれている。開くはずのない口を開き、迎え入れるように降りてきた何かが、丹念にしゃぶりついている。おまんこの奥にあるものが、受け入れるように僕の性器を咥え込んでいる――そんな信じがたい状況が何を意味するのか。

 本能で理解した瞬間、僕の腰もがくがくと震え始めた。エリスに尋ねたときと同じだ。たぶん、これは。

 『いいの』、という問いに対する、『どうぞ』……。

 

「ふふっ……♥ わかりますか……マスター様? ステラのイきまくってよわよわになったおまんこ……もう何したってイっちゃいます♥ こ、こ……おちんぽ、しゃぶってますよね……?♥ ご主人様、旦那様っ、て……甘えて、媚び媚びの……ステラの、子宮♥ 女の子のいっちばん大事なとこを、無防備に差し出しちゃってますね……♥」

 

「ふぅぅ……っっ、ふぅうっっ……!! へ…………っっ??♥ な、ぇっ……しきゅうっ……?? う、そっ……そんな、ことっ……♥」

 

 エリスが語り、ステラは驚き、僕は最後の理性を蕩けさせる。

 彼女の言葉と、ステラのお腹越しにすりすりと優しく撫でるその指先の感触が、完全に僕の理性を奪い去り、どろどろと蕩けた後に残った、ものは。

 

 「ほら、マスター様……『どうぞ♥』、って♥ ステラの子宮が、どうぞっ♥ って言ってますよ♥ お願いします♥ 犯してください、大好きな殿方に、犯してもらいたいです、って……必死にアピールしてる、ステラのどすけべ処女おまんこの、新品の子宮♥ 乱暴にっ、開封、して…………」

 

 「……孕ませて、あげて♥」

 

 エリスが囁いて示してくれた、その。

 本能、だけだった。

 

 「お゛ぐぅッッ!!!?!?♥♥♥」

 

 ずるずると緩んだ子宮口から性器を引き抜き、膣全体にしゃぶられながらも腰を引いて、そして一気に突き上げる。

 一切の遠慮も容赦もないピストンは、緩みきった子宮口すら貫いて、ぼこんっっ!! と、つるりとした感触のする場所までたどり着かせた。

 腰が砕け、蕩け落ちるほどの快楽。それでも尚、体の芯は失われないまま腰が動く。

 

 「あ゙へ…………???♥♥ な゙えッ、あ゙、あ゙ッッ!!!♥♥ なにこれっっなにこぇえッ!!?♥♥ ぎもぢ、よすぎ、わら、わらひの体っっ、どう、なッ――こぇ゙ッ!!!?!?♥♥」

 

 腰と頭が完全に分かたれて、快楽に歪む思考を置き去りにする速度で、僕の腰がステラのおまんこを犯し続ける。

 目的と狙いを完全に定めたと言わんばかりにまっすぐに絶頂へと向かう中で、正面からはステラの悲鳴じみた喘ぎ声と、横からはエリスの興奮しきった声が聞こえてくる。

 

 「ふはあぁぁぁっ……♥♥ や……っっばぁ♥♥ ステラのお腹、ぽこんっ、ぽこんってなってるっ♥♥ ふつーの女の子だったら重傷ですよっ、こんなの♥♥ 一生赤ちゃん作れなくなっちゃうような衝撃っっ……♥♥ でも、でもっっ……私たち、なら……なぁんにも問題ありませんっっ♥♥ むしろ、大喜びっっ♥♥」

 

 ぐちゅぐちゅと自分の股間を掻くように揉みながら、エリスは蕩けた目を見開いてステラの姿を見つめ。

 対し、ステラはふわふわの髪をぶんぶんと左右に振り乱してその言葉を否定した。

 どぢゅっ、どちゅ、ずっちゅ、どぢゅッ――と何度も何度も響く豪快な水音に混じり、ステラが叫ぶ。

 

 「ちがっっちがうっっちがいますっっ大丈夫じゃないですこれやばいぎもぢいぃっこれほんとにやばいです死んじゃいます私っっ主様の極太おちんぽにおまんこぜんぶぶっ殺されちゃいますますうぅうううッッぎもぢぃぃぃいいいッッ!!!! いや、やっ、たすけ、助けっっ、たすけへ、エリスっ、エリスうぅぅッッ!!!♥♥♥」

 

 肩の向こうに見えるステラの涙で崩れた顔と涙声が、とっくに限界を迎えている股間にさらなる興奮を重ねていく。

 吸い寄せられるように僕の両手は彼女のおっぱいを鷲掴みにして、弄びながら来る最後の一瞬に向けてスパートをかける。

 心も肉体もぐちゃぐちゃにとろけて混ざり合うような快楽の中、ただただステラのことを愛おしいと思う気持ちだけが形を保っていた。

 

「ごめ……無理っっ……♥♥ ステラとマスター様のセックスがえっちすぎて、おまんこ弄り止まんないっっ♥♥ ごめんっ、ごめんねステラ、私もあとでマスター様に犯してもらうからっっ……先に…………孕んでてっ♥♥ ほら、マスター様も、もうっ……♥♥ 私もっっ、イ…………っく……♥♥」

 

「そ、んにゃ、ぁ゙ッッ――ぐるっっ、おっぱいもみもみされてイくっっ、おまんこぐちゃぐちゃにされてイぎますぅうッッ!!!♥♥ お゙ッッ…………ぉ゙ッ…………♥♥ ぉぐっ、くださ、主様のッッ、お願いしまずっっ!!♥♥ あかちゃんっっ――はらませ、てぇ゙っ――…………!!!♥♥♥ …………ぁ゙…………っっ♥♥♥」

 

 その瞬間、自分が何を口にしているのかもわからなくなった。ただ確実に、彼女を孕ませる、鷲掴んでいるおっぱいから母乳が出るまで犯し尽くすと、そんな決意だけがあった。

 ステラが意識とともに言葉を失う瞬間、ひときわ強く突き上げた僕の腰とその先にあるものすべてが、みっちりと締まる子宮と子宮口と膣に締め付けられ、しゃぶりつかれ――射精の瞬間に引き抜く、という選択肢を奪い。

 

「――ぉ゙お゙おおおぉおおおおおおぉぉぉぉぉぉっっ♥♥♥ ぉ、あッ、ぁ゙…………え゙ッ♥♥♥ げぷッッ……♥♥♥」

 

 “ごぷッッ、どぐッ、ぶびゅるっ、びゅぐ、びゅぅぅぅううううう…………ッッ!!”

 

 射精、以上に、とてつもない解放感を伴った放尿、のような――果てしない充足感と多幸感のすべてが、股間から脳髄に向かって落ちる落雷のように訪れる。

 注いでも注いでも、結合部からあふれ出る様子がない。なぜかという疑問が、おっぱいから滑り落ちた手がステラの腹部にたどり着いた瞬間に氷解した。

 ――膨らんでいる。少しずつ。子宮が、まるで水風船のように。びゅくびゅくと精液が注ぎ込まれる度に、少しずつ少しずつ……臨月へ近づくように。

 そのことに気づいた瞬間、深い深い絶頂の最中にあるステラがなぜ手で自分の口を押さえているのかという、その理由にもたどり着く。

 

「……む……ぐっっ、ぅ…………っぷ…………、……ふ、ンぐ、ぅ…………ッッ」

 

 先ほど、僕はエリスの口に精液を注ぎ込んだ。その精液を、ステラは口移しで飲まされた。

 二人の胃袋にはたっぷりのザーメンが収まっている、そんな状態で――子宮が膨らむほどの精液を注ぎ込まれたなら。

 膨らんだ子宮は、必然、胃袋を圧迫して――。

 

 

「ッッげぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙え゙え゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙っぷ……!!!♥♥♥ ごっぷ、んぶっ、ん…………んっぐ……っ♥♥」

 

 

 ステラの口からは、もう一度特大のゲップがひり出される。同時にせり上がった精液も、どうにか飲み込み……ステラは子宮と胃袋の両方で、そのお腹の中に僕の精液を収めてくれた。

 

「…………はぇ……へっっ…………♥♥♥  ぁ、りが、ろ……ござっ…………♥♥」

 

 壁に両手をついたまま、全身から力が抜けたステラの膝が笑い出して、ゆっくりと曲がっていった。

 僕のちんぽを包んでいた彼女の膣もまた、務めをなんとか果たしたと言わんばかりにとろとろに弛緩しており、彼女の体がずるずると落下していくとともにずるりと僕のちんぽを手放した。

 膣に残った少量の精液と大量の愛液がどぷりと溢れたが、ステラのお腹は膨らんだままで、子宮口がぴっちりと閉じて精液を包んでくれたのだとわかった。

 

 そして、僕の体は、未だ。

 

「……はっ…………はっ……♥♥ はぁ……はぁっ…………♥♥ ……っ、…………♥♥」

 

 童貞卒業セックス、そしてはじめての中出し射精。その達成感で満たされているはずなのに――まだ、乾いている。

 あらゆる体液にまみれたちんぽは屹立したまま硬く、尿道に残った精液を押し出すように先走り汁が溢れてくる。

 びくつくそれは、必死に僕に要求していた。次の、愛する女性との…………交尾、を。

 

「エリス…………」

 

 ごっくん、と唾液を飲み込んで、エリスは緊張しきった面持ちで、先ほどまで指で弄りつづけていた処女おまんこを自分で拡げてみせた。

 ぎゅっとすぼまった膣口が、どぷっ……と泡立った愛液を溢れさせる。ステラと同じように、壁に片手をついてお尻を差し出すような体勢で、彼女は自分から口を開いた。

 

「わ……私、はっ…………」

 

「……?」

 

「マスター様、の…………オナホール……ですっっ♥♥」

 

 どこで、そんな言葉を知ったやら――肩越しに振り向いて見せた顔は、とても複雑な表情をしていた。

 冷や汗が浮かび、瞳が震えて恐怖が隠せずにいるのに、その頬は上を向いて歪んでいて、震える瞳にはハートが浮かんで見える。

 恐れながら――求めていた。興奮していた。続く言葉が、それを明確にする。

 

「マスター様のちんぽ喜ばせるだけのっ、専用生オナホですっ♥♥ ついでに赤ちゃんも作れます……♥ なの、なので、あの……っっ」

 

 言葉が連なる度に、びくん、びくんとちんぽが跳ねる。急かすように、訴えるように。

 エリスのおまんこに、ぎりぎり触れない場所に亀頭の先端を構えて……彼女が唾を飲むのを待つ。

 緊張し、震える言葉で彼女が示した意思は。

 

「最初っから……めちゃくちゃに激しくしてっ、使ってください♥♥ おまんこぶっ壊してっ♥ 子宮もザーメンで埋め尽くして、卵子がぜんぶマスター様の精子で溺れるくらい使い尽くしてっっ♥♥ イき狂わせてっっ、ください……っっ♥♥」

 

 マゾ――の二文字を、体現したような想いだった。

 

 

 *

 

 

 “ぬ――ちゅっ……♥”

 

「はぇあ…………っっ♥♥」

 

 先端と入り口が触れ合った瞬間、先走って溢れる二種類の淫らな液体が混ざり合う。

 その瞬間の快楽と衝撃に備えるあまり、過呼吸になりかけているエリスの背中に覆いかぶさるように抱きついて、そっと彼女の髪を撫でた。

 

「はぇ…………ぁえ…………??♥ マスター……様っ……?♥」

 

 ありがとう。最初に口にしたのは、その一言。

 それから続けて彼女の耳に、ありったけの想いを流し込んだ。

 ずりずりと、ぬりゅぬりゅと、膣口に鈴口を押し当てながらも挿入はしないまま。好き、愛してる、かわいい、きれいだ、そんなような言葉をたくさん、たくさん。

 

「はゃ――…………ッッ、や……あ、やだっっ、それ、それやですっ、マスター様、やさっ、やさしくされるの、やば……ぃ……からッッ……ぁ」

 

 びくん、びくんと震える彼女の腰が自分から挿入を試みようと前後するが、ぬるついた股間同士が滑り合うばかり。

 その淫らな素直さが余計に興奮を煽り、彼女を褒めそやす言葉にも熱が入る。ぬちぬちと股間からいやらしい音をたてながら、かわいい、かわいい、好き、大好きと、くどいくらいに彼女に愛を伝え続けて。

 やがてエリスはふるふると首を横に振りはじめ、こらえきれないといった様子で限界を迎えかける。

 

「ぁたま、とろけ、ちゃい、ますからっっ……ちょろくて雑っ魚い生オナホおまんこっっ、恋、しちゃいますからっっ♥♥ やめ、やめてっ、ひ、ひと思いに犯して、使ってっ、耐え、耐えられなひ――」

 

 瞬間。

 つんと勃起した彼女の乳首を、ぎゅうッ――と指先で掴み。

 

「ひッッぎッッ!!?!?♥♥♥」

 

 膣口が鈴口を咥えこむと同時に、逃すまいと、腰を一気に突き上げた。

 

「お゙ッッ!!!!!♥♥♥」

 

 ごちゅッ――と、いくつかあった抵抗のすべてを貫いて、硬さを保ったままの性器が一気に彼女のおまんこの最奥へとたどり着く。

 処女膜と、狭苦しい膣と、緩みきった子宮口。すべてを一気に通り抜けて、まだ小さな子宮に亀頭が包まれる。

 ステラのおまんことはまた違う感触に、頭がとろけていくのを感じる。ひとりひとり特別なものを持って生まれてくるのだと、二度目のセックスで奇妙な実感を得る。

 その特別なものを、僕は今、奪い去った――手に入れた、ばかりだ。

 

「ぉ゙…………お゙…………っ???♥♥ ほぁ――あ、ぇ゙???♥♥♥」

 

 エリスは全身をがくんがくんと揺らしながら、処理しきれない快楽の衝撃に翻弄されていた。強烈な快感がかえって一瞬の理性を与えてきた、今の僕とは正反対の様子。

 ……こんな瞬間を、今まで……想像したことがあっただろうか。生まれ持った性器が故に、童貞を捧げるということすら諦めていた自分が。

 自分を想ってくれる女性、その処女を、まるて熟れた極上の果実をたった一口で咀嚼し飲み込むように――贅沢に食らえる瞬間が来るだなんて。

 

 たまらない。最高だ。愛おしくて、仕方ない。

 そんな想いの丈が腰で生まれて口へと上り、両手でおっぱいを揉みくちゃにしながら、さっきと全く同じようにエリスに愛を伝え続ける。

 

「ぇ゙――へ、えへ、えへへへっっ♥♥♥ ぅれ、うれし、ですっ、私っっ……マスター様の……ぉなほに、なれ、ら゙っ……♥♥」

 

 恍惚そのものといった表情を浮かべるエリスの言葉を、それは違うと否定する。

 

「へ……っ?♥」

 

 そして彼女の長い髪をさらさらと撫でながら。

 ――腰を引き、一気に突き上げる。

 

「ふぎゅッ!!?♥♥ ん゙ぇ、あ゙ッ、え゙ッッ!!?♥♥」

 

 抜いて、突いて、抜いて、突いてを繰り返し、遠慮も容赦もなく彼女の膣と子宮を犯しながら。

 頭と髪を撫でる手つきと、囁く言葉は優しいまま。君は僕の――お嫁さんだと、そう伝えた。

 大事な大事なお嫁さん。これからずっとお世話になる、女の子だと。

 

「はゃ――っっ♥♥ ッッ!!!♥♥♥ うれ、しッ、けど、けどぉッッ!!?♥♥ マスター様ッ、ぁ゙の、あのッッ!!!♥♥」

 

 愛を伝えれば伝えるほど、自分の頭の中が真っ白になっていく。口に出した愛が逆流して返ってくるかのように、心の中が『好き』で満ちる。

 愛を伝えながら、欲のままに貪るように彼女を犯す。犯す、ことができる相手。一切の遠慮も躊躇も必要なく、乱暴で押しつけがましい愛情と性欲を刻み込める相手。

 それが、エリス――僕のお嫁さん――…………。

 

 「ちがっっ!!!♥♥ ごれちがっっ、およめさんとするセックスじゃな゙ッッ!!!♥♥ ぃ、のに、ぜった、ちが、のにッッ、ぎもぢ、ぃッ――ぃ゙い゙いぃいいいいいッッ!!!♥♥」

 

 ぶんっぶんっと頭を左右に振って汗ばんだ髪を振り乱しながら、エリスは僕の愛情を否定しながらも悦び始める。

 彼女の中にあった常識を、自分の欲望で塗り替えていく奇妙な達成感を覚えながら、ぐつぐつと迫ってくる射精の衝動に対し全身を委ねる。

 気持ちいい、たまらない、愛している、それでいい――だって全部、全部、受け止めてくれる。彼女たちは、僕の欲望の全部をぶつけていい相手なんだ――。

 

 「あ゙ッぁあ゙ぁ゙ああああッッ好きッッ好き好き好き好き大好きマスター様ぁ゙あ大好きですぅううッッ!!!♥♥♥ こわしてッッ、私も、私のこともッッ、あなたの形に変えてくださいぃッッ!!!♥♥♥ ステラみたいにッ、私のお腹も、子宮もッ、全部、奪って、占領してッッ――赤ちゃんっ…………ください……孕ませてっ、くださ、ぃ゙ぃいいいいいいッッ!!!♥♥♥」

 

 欲望が精液に変わり、モコモコと膨らんでせり上がる。彼女の嬌声と懇願が引き金になって、言葉で答える代わりに腰を叩きつけることで答えた。

 ばちゅん、ばちゅん、ばぢゅっ、ばぢゅんッッ――と、一突き一突きに万感の想いを込めた全力のピストンと共に、亀頭をちゅうちゅうと締め付ける子宮の中へ、何もかもを……注ぎ込んだ。

 

 「ぁッッぐるっぐるぐるぐるいっっちばんしぁわせなのがきちゃうぅぅうううッッ!!!!♥♥♥ マスター様ぁぁああああっっっ大ッッ好きぃぃぃぃいいいぃいいッッ!!!!♥♥♥ ぃいッ……ぐ……ぅぅううううううううッッ!!!!♥♥♥」

 

 “びゅぐッッ、ぶびゅッ、びゅる、びゅるるるるぅぅぅううううう…………ッッ!!!”

 

 エリスは声に変わった快楽を喉から吐き出し、僕は鈴口から声の代わりに精液を吐き出す。

 生涯で二度目の膣内射精。二人目のお嫁さんを孕ませるための、愛情と独占欲に満ちた繁殖行為。快楽を貪り合って口に吐き出した時とは違う、彼女の全身も人生もすべて独り占めするような達成感と充足感に満ちた絶頂は、何度経験しても耐え難いほどに甘美であり続けるだろう確信があった。

 抱き寄せ、撫でさするお腹が膨らんでいく。精液を受け止めて膨らんでいく子宮が、お腹の形すら変えていく。その膨らんだエリスのお腹の感触が、たまらなく愛おしかった。

 

「ぉ゙ッ……ぐ……♥ ぃ、っぐ……♥♥ とまんにゃっ、ひ……っ♥♥ しゃ、ぁ、せっ……しあ、わせぇ……っっ♥♥」

 

 お疲れ様、エリス。ありがとう。呼吸を整えながら、また彼女の頭を撫でる。

 わずかに曲がった両膝の間には彼女の大きなお尻があって、両腿で挟み込むとその大きさがよくわかった。

 すうっと失せていく興奮とともに取り戻す理性で、改めて充足感を噛み締める。求めるまま、求められるまま、彼女たちと体を重ねたその実感を。

 

「あ゙……♥♥ ぁ゙ーー……♥♥ えへへぇ、えへ、えへへへっ……♥♥ んぐ、っぷ――♥♥ ん、むぐ、ぅっ…………お゙ッ、ごぇ、ぶえ゙え゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙え゙え゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙っっ!!!♥♥♥ っっけふぅ…………♥♥♥」

 

 ステラと同様に、膨らんだ子宮がお腹を圧迫し、ひり出された盛大なザーメンゲップの後――快楽の余韻で起こる全身の痙攣に身を任せながら、エリスは子供のように笑った。

 肩越しに振り返って僕を見る顔は、淫らさなんてどこにもない、無邪気な笑顔だった。

 あんなにも乱れて、感じて、叫び散らすように喘いだ彼女が見せる『彼女』の顔が、可愛らしい、愛おしい。いつも見ていたカードに描かれた顔と重なって、彼女は彼女なんだという実感と理解が改めて深まっていく。

 

 体力と精力にはまだ余裕があるが、これ以上野外で続けるのもよろしくはないと、心地いい満足感と共に名残惜しさを覚えながらエリスの子宮と膣からちんぽを引き抜いていく。

 一瞬の抵抗はあったが、優しくゆっくりと腰を引くとエリスの性器は僕を解放し、別れを惜しむようにわずかに吸い付きながらちゅぽんと手放した。

 ステラと同様に、その股間からはほんの数滴の精液しかこぼれ出なかった。注ぎ込まれた殆どを閉じ込め、大切に包み込んでくれている。

 

「……っ……ぉ……終わり……まし、た……ぁっ……?♥」

 

「あ゙ー……♥♥ ……ん、マスター様はまだまだ余裕そうだけど……いったんね……?」

 

 ようやく意識を取り戻したステラが姿勢を正し、手をついていた壁に背中でもたれかかってエリスに尋ねる。

 エリスも同様にふらつく足で上体を持ち上げ、振り返ってこちらを見る。全身に汗をかいて、顔に前髪を張り付かせてお腹を膨らませた二人のエクソシスターが、僕の目の前に並んで立っている。

 

「マスター様。……ありがとう、ございました♥ いただいた精はすべて、こちらに……♥ 赤ちゃんができるまで……いえ、できた後も、いーっぱいおまんこを使って、子宮オナホに栄養たっぷりのザーメン……注いでくださいね……♥」

 

「我々の体は、主様――人間とは仕組みが異なりますから。凝縮された『想い』をエネルギーとして受け止め、頂戴することができます。この想いすべて、私の力と変え、いつまでも主様をお守りさせていただきます――主様が授けてくださった、子供と一緒に……♥」

 

 すりすりと満足げに膨らんだお腹を撫でさする二人に対し、いまさら照れくささと責任の重さを覚える。

 一度に二人も、自分のことを好きでいてくれるお嫁さんができた幸せが今でも信じがたい。そう正直な想いを口にする、と。

 

「五人、ですよ。……楽しみですね、主様♥」

 

 その数を、ステラに訂正される。

 どこか満足げ……というより得意げな顔をする彼女に対し、エリスが小さく頬を膨らませたが、何かを思いついたようにエリスも僕に両手を差し出した。

 

「そうだ……マスター様、貞操帯をいただけますか? あれは私たちの正装ですから、マスター様におまんこ使っていただいた後は、ちゃんとつけておかないと……」

 

 言われるがまま、懐にしまい込んだ二人の貞操帯を取り出す。

 貞操を捧げた今、必要かどうか少し考えたが――直後の光景と、彼女たちの言葉でその必要性を実感することになる。

 

「ん、しょ……っと。……はい、ありがとうございます♥ これで……マスター様以外の誰も、おまんこ見ることも使うこともできません……♥ ま、元からですけど……♥」

 

「っ……♥ 鍵を開けるのは、主様の自由……閉めるのも自由、です♥ 主様が鍵をお持ちしているということは、私のおまんこの所有権は、主様にある……ということですわ♥」

 

 ぬちゅ、ぅ……っ、と、貞操帯を取りつけて、僕の手でその鍵をかちゃりと閉める。

 そして彼女たちは二人とも、自然と口にする言葉で、僕の心になかったはずの独占欲を刺激する。

 自分の体の一部であるはずのそれを、僕に捧げる――その儀式めいた行為を、貞操帯を使うことで目の前で示してくれた。

 

 ふつふつと、ありったけ注いで使い尽くしたはずのものが湧き始めているのを感じながら。

 僕らは三人そろって、僕らの家へ向かう帰路についた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。