※この作品はR-18です。

とある原因で母乳が溢れる女魔法使い(爆乳黒髪ロング眼鏡)を少年勇者(黒髪金眼低身長)が乳吸いする事で解決していく話   作:国英

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少年勇者の変化(☆)

 テネントが語ったように、アッシュ達が野営している近くにあるマムマ川は神の由来のものであるとされている。この川の水を飲むと「(体質に相性はあるが)メスは母乳を溢れさせてしまう」ということ。もちろん、「哺乳類を必要とする生物のみ」であること。

 

 これもまたテネントが告げた事だが、母乳の味はその母体の持つ感情によって左右されるという変わった特徴がある。さらに川から取り込んだ水は身体の隅々にまで、サキュバスの因子が行き渡る(しかし、サキュバス化するわけではない、あくまでサキュバスの持つ)

 

 ここまではテネントはノウリッジに伝わった言葉である。最後にもう一つ告げる前にノウリッジによって区切られてしまったこと。

 それは母乳を与えられた雄に対し催淫効果をもたらすことだ。

 

 マムマ川にはこんな逸話がある。

 

 雌鹿(めじか)がこのマムマ川にやってきて水を飲んだ。しばらくすると、その複乳から乳を垂れ流し始めた。その乳から甘い香りが匂い立ち、その香りに誘われて、雄鹿(おじか)がやってきた。雄鹿は雌鹿の胸に誘われてしまう。雌鹿は逃げなかった。雄鹿に吸われてしまうような体勢をとってしまう雌鹿。

 すると、雄鹿の肉棒はとたんに元気になってしまい、雌鹿に飛びつき、交尾をし始めた。やがて二匹は求愛行動を取る間もなく、つがいとなったそうな――。

 

 ☆ ◯

 

 ノウリッジはみるみる顔を赤くしていく。

 アッシュの股間、下腹部の部分がこんもりと盛り上がっていることに。

 

「(これは……そういうことなの……か……?)」

 

 人体に関する知識は不勉強なノウリッジだというのに、ロマンス小説を読んだりして、男女の情愛や濡れ場については知っていたりする関係で、「その方面に関する知識」はやたらと持っているむっつりスケベお姉さんである。

 

 アッシュのアソコが勃起していることにピンときてしまった。

 

――勇者が飲んだら、アソコがとても元気に――

 

 テネントはそう言っていた。自らの美味に変わった母乳を飲んで、強壮効果でもあったのかもしれない。

 

 それに自分がここまでに治療行為と偽ってきた行動がどんな行為であるかを改めてノウリッジは自覚していく。

 

「(へ……変な声をアッシュ君に聞かせてしまったし……う……私のような人物でも身体は女。年上の女の身体に反応してしまうのは、アッシュ君も健全な男の子ということで……じゃなくて)」

 

 自分が美女だという自覚なく、自己肯定感の低いお姉さん。目まぐるしく思考を奔らせる。

 

 そんな中、アッシュも混乱していた。

 

「(頭がふわふわする……)(ばたん)」後ろに倒れてしまうアッシュ。

「?! アッシュくん!」

 

 アッシュはごろんと仰向けに寝転がる。表情はとろんと熱に魘されたようにぼうっとしている。倒れた少年に身なりを気にせず、慌てて駆け寄るノウリッジ。

 

「大丈夫かい、アッシュくん!?」

「う……うう……」

 

 ノウリッジは心配な表情でアッシュの傍らにいる。非常事態ではあるが、「無音」の結界のせいで、外には何も伝わっていない。なので、ノウリッジは外に応援を呼ぼうとしかけたところで返事が返ってきた。

 

「下半身がその……あつい……です……ノウリッジさん……」

「!」

 

 アッシュのうなされた表情のまま、告げる言葉を聞いて外への進みを止める。反転してアッシュの元へ戻る。ノウリッジは小さいアッシュの声に身を寄せる形になったまま、耳を傾ける。

 

「下半身……だね?」

 

 お姉さんは言い出しにくい雰囲気を少年から感じ取る。勃起していることななんて恥ずかしくて口に出せないだろう。まして陰部だ。なので、この辺りに関しては察し良いノウリッジ。

 

「(状態を……みてみよう) アッシュ君。楽な体勢で寝ようか」

 

 ノウリッジはアッシュが楽になるように行動する。しかし、それが更なる泥沼への入口だとは気づかない。ましてや善意の行動を行われることから、これは善意の動き、その始まりなのに。

 

 ☆ ◯

 

「下ろすよ、アッシュくん」

「ぁ――」

 

 アッシュの意思を尊重しようとしかけたが、今の状態に関しては殆ど見通しがついている(テネントの助言の一端であるのがノウリッジにとって腹立たしいが)。アッシュのズボンの両端を掴む。小さな拒否の声を上げるアッシュ。

 

「――だ、……駄目……です……ぅ、……っ、……(びくんびくん)」

「(……アッシュくんにはわるいが、今のタイミング……かな)」

 

 最初、少年は嫌がり、抵抗したが、途中から「びくん」と身体を跳ねさせてしまう。その隙にズボンを下ろしてしまう。

 

 ノウリッジは少年の履き物を下ろすと、唖然としてしまう。

 おろしたズボンの下からは、毛も生え揃っていないような可愛らしい股間部に、黄ばんだヨーグルトのような濃い粘性の塊のどろどろが固着していた。「それ」は彼の下着にも染みつき、汚していた。

 

 アッシュのペニスは少年にしては大きい代物だった(とはいっても少年サイズにおいてであり、実際の長さは12-13cmほどだ)。

 少年はこの瞬間、精(・)通(・)し(・)た(・)のだが、ノウリッジはアッシュが写生したことにしか気づいていない。

 

 むわっ。

 青臭い強い性臭がノウリッジの鼻腔に入り込み、強く主張してくる。

 

 その瞬間、ノウリッジのメスの本能が強く揺さぶられる。年下趣味(ショタコン)でもない筈の彼女は、アッシュの出した白い固体に目を奪われ、強い興味を抱き、自らの胸の先っぽを硬くしてしまうぐらいに、強い興奮を覚えていく。

 

 もちろん、彼女の変態性が目覚めたわけでも、加虐性(サド)に目覚めたわけでもない。全てはマムマ川の川水に含まれた効果が「為せる」流れの一つだ。ノウリッジの不運はその一点に尽きる。

 

「(――いけない……)」

 

 ノウリッジの理性が溶ける。一匹のメスに成り下がっていく。

 しかし、止める者はいない。

 無音の結界はまだまだ続き、テントの中の異変は外の二人には一切伝わることはないからだ。

 

 ☆ ◯

 

 淫魔神の乳房から出たものがマムマ川となり、その川の水を雌(メス)が飲み、雌(メス)が出した母乳を雄(オス)が飲み、その雄(オス)が触発され、興奮して出した精液の匂いを嗅いでしまい、雌(メス)が興奮してしまう。肉体は亡(ほろ)びても、淫魔神の意思に従うかのように、雄と雌が求め合う流れを作ってしまうこと。

 

 古来より続く流れ。

 

 その流れに乗るノウリッジ。一気にノウリッジの身体は火照っていく。乳の先は尖りを見せ、硬くし、まだ穿いている下着と履物をぐっしょりと愛蜜で汚していき、肌はピンク色に上気し、背筋はゾクゾクと高ぶっていく。興奮してしまう、眼の前の少年に対して。

 

「(それは……いけない……)」

 

 原因はわからないが、気を許せば、理性を手放してしまい、すぐにでもアッシュに縋りつき、肉の悦楽を「心ゆくまで楽しみたい」という強く浮かぶ衝動を覚えてしまうノウリッジ。大切な仲間であり、年下のうら若き少年にそんなことをしたくないので、残った理性で踏みとどまる。

 

 ぴゅる……。ぴゅる……。

「(くっ……)」

 

 ノウリッジの乳房から母乳が溢れていく。自然に出てくる「それ」はまるで男の出す我慢汁(カウパー)のようだ。舌打ちしたくなるくらいに恨めしい。

 甘い香りがテント内に充満していく。

 

 その甘い香りに反応するように。

 

「う……ううっ……あっ」

「!! アッシュくん……」

 

 ノウリッジはアッシュの股間部は未だに白く汚れたままで、栗の花の匂い立つ「それ」に顔を寄せたくなる気持ちを押し殺しながら、少年の顔を覗き込む。

 

 苦しそうに顔を歪め、額から冷や汗やら脂汗を浮かべているアッシュの様子が見える。

 

「だ……大丈夫かい? アッシュくん」

「……ノウリッジさん……こそ……へいき、ですか……」

「(きゅんっ)(……って、アッシュくんにときめいてる場合じゃないだろう!?)」

 

 心のハードルのラインが下がって、どんなことにもときめきかねない自分を戒めるノウリッジ。

 

「私は平気だ。痛みも引いている」

「よかったです……」

「アッシュ君は大丈夫か? 突然倒れて、私は心配になったよ」心配そうに見つめるノウリッジ。

「……ぼ、僕は……う、うぅ……」

「?」

 

 言い淀む様子。仲間の安否がわかると、逆に少年は口を噤んでしまう。

 

「ウォーム(女司祭)を呼んでこよう」身体を反転させようとするノウリッジ。

「あ……だ、駄目……っ!?」

「っ……?」

 

 ノウリッジの手を掴んで静止させてくるアッシュ。だだっ子のような少年の幼く見えてしまう表情が、またお姉さんの心の琴線を容易く擽る。掴まれたまま、引きずるわけにもいかないので、アッシュの傍に戻るノウリッジ。少年の掴んだ手が離れた。

 

「……これでいいかい?」向き直ったノウリッジ。

「(こくこく)」何度も首を縦に振るアッシュ。

「(かわいい)」

 

 少年・年下趣味(ショタコン)に目覚めそうだった。目元に少し雫を貯めて、瞳を潤ませる少年はとても可愛らしい。

 

「……どこか、痛い所はあるかな? アッシュくん」

「その……えっと……」言い淀むアッシュ。

 

 ノウリッジはアッシュの顔を見ていると、愛らしさを感じて、理性の回復に努められそうであった。なので思わず、少し語尾に向けて上がるような声音の「ん?」が出てしまうノウリッジ。

 

 アッシュは何度も「あ」とか「う」とか言いにくそうに言い淀む。

 

「それじゃあ、分からないぞ……? アッシュくん」

「そんな……」弱々しい顔を浮かべるアッシュ。

 

 ちょっとSっ気に目覚めてしまいそうになる辺り、このお姉さんまだまだノリノリである。しかし、言い淀んでいたアッシュも観念したらしい。

 

「その……おちん……ちんが……痛くて……」

「へあ?!」

「ううっ……」

 

 お姉さんの素っ頓狂な高声を聞いて、恥ずかしいことを聞いたのだろう、と思い至り、羞恥にまた顔を赤くし、耳まで赤く染めてしまう少年。その姿にフォローを入れないと、と急いで言葉を考えるノウリッジ。

 

「そ、そうか……アッシュ君はアソコが痛いと……。……なるほど……」

「(こくこく)」何度も首を縦に振るアッシュ。

「よ、よく言えたね。(……うっ……)」

 

 ちらりと見ないようにしてきたアッシュの陰茎を見る。すっかりと反り返っていた。

 先端は皮を被っているが、勃起に伴い、チラリと皮の先からピンク色の表皮がチラ見しており、硬くそそり立つそれは少年にしてはやけに大きい肉棒。成人男性ならば、平均的な大きさではある(何度見ても12-13cmほどなのは変わらない)。

 

 白濁に汚れていて、強く香り続けてくる青臭い香りは、火照った身体のせいか、ノウリッジの心をかき乱す。

 

 性的な知識を知っているむっつりスケベお姉さん的には「その痛み」の、勃起の解消法にすぐに行き当たる。少年の名誉を守るためならば、女司祭を呼びに行くよりかは、今ここで実践すべきことがあるだろう。

 

「どうにか……できますか……ノウリッジさん……」

「う………………」

 

 今にも泣きそうな顔で頼られると、ノウリッジは途端に弱くなる。頼ってくる年下の者の思いに応えたくなるのが年上としての――かつてギルドの長として一組織の上に立った者としての――務めであろう。

 

「なんとか……できるかもしれない……」

「!! ノウリッジさん……」

 

 ぱあっと、苦しい中でも少し明るくなる顔に、お姉さんは応えたくなってしまっていた。

 

 ☆ ◯

 

 アッシュのズボンを今後こそ完全に脱がしきってしまうノウリッジ。

 

「浄化」

 

 呪文を唱えることで、服の汚れ(主に精液がついた汚れ)を綺麗に取り除く。これで抜くは大丈夫な件を伝えると安堵するアッシュ。次は年のためにテント内に持参していた布で、アッシュの太腿やら足の付け根やらに付着していた精液を拭き取る。

 

 くんくん。

 無意識に布についた「それ」の匂いを嗅いでしまうノウリッジ。少し時間が経っても「とても濃い」青臭い香りを醸し出していた。

 

「(――って、私は何をしてるんだ!?)」

 

 慌てて顔を離す。びっしりとこびりついて鼻腔から離れないように強い香りが、ノウリッジに刻まれてしまう。「浄化」を唱えて、布も綺麗にしつつ、まだ胸がドキドキと高鳴っているお姉さん。

 

 布をそのまま脇に置いておく。

 

「(やだ……なんで、……)」

 

 ノウリッジがまだ穿いている黒い下着(ショーツ)の表面に、潤いが増してきていることに気が付き、顔を染める。彼女の身体の真下が少し濡れていて、女の香りを立たせている。布で軽く拭いてから「浄化」を唱えるが、それでも彼女の身体から流れる蜜の量は変わらない。

 

 心のなかで誤魔化しながら、少年に向き直る。

 

 ビキビキ。

「(アッシュくんの……)」

 

 勃起したままでいる男根。まじまじと「それ」を見つめてしまうノウリッジ。知的好奇心と、女の興奮が止まらない。

 まだ元服(※成人は十五才とされている)を迎えていない彼が下半身のみ性的に成熟していることが既に文献とは違うことが興味深い。

 

「さ、さわるね。アッシュくん」

「うっ……」少し身構えた表情を浮かべるアッシュ。

「大丈夫だ。い、痛くない……から」

 

 アッシュの身体は小柄だ。仰向けに寝ているアッシュの顔の横でノウリッジが座りながら、下半身に手を伸ばしていく。

 

「あっ…………♥」

 

 そっ……ぎゅっ。

 女性の柔らかく細い指や手の平が、そっと優しく片手で握り込んでしまう。

 

「…………っ……♡(こんなに……堅いものなのか……)」

「ぅぁ…………っ♥」

 

 ビキビキ。

 にぎりこんだ手に返ってくるのは岩のように硬く、同時に熱い。なのに弾力といった生態的な感触を伴う肉棒。その存在の初 体験(にぎり)に感動してしまうノウリッジ。アッシュは自らの性器が握られると、反射で小さく呻き声を上げてる。

 

「ま、まだ痛いかい……アッシュくん……?」慎重な手つきで触るノウリッジ。

「な、なにか……変です……むずむず、して……っ♥」

「むずむず?」

 

 アッシュは知覚する。腰の奥、肉棒からせり上がる不思議な感覚を。

 

「お、おしっこ、が、……出そうな……う、うぅっ……あっ……!!」

「あっ」

 

 びゅるるるるるるるる。

 やや斜め気味の上に向けて吹き上がる白い弧線。それはアッシュの腹部やノウリッジの手をべったりと汚していく。ツンとした強い香りが再び強まる。

 

「え、あ、ちょ」慌てるノウリッジ。

 

 びゅっ、びゅぅ。びゅぐっ。

 次々と放たれる強く勢いで飛びつく白い放射液。放射線を描きながら、それはノウリッジの上半身にもふりかかる。

 

「(あつっ……♡)」

 

 自らの乳房や肩、お腹といった剥き出しの白い肌にかかっていく熱い白濁液。付着した所から「熱」が乗り移ったように、触れた箇所がどんどん熱くなる。

 

「ハーッ……ハーッ……♥(また……出ちゃった……僕……)」

 

 呆然としてしまう少年。痛みが少し引き、悦楽の尾がアッシュの全身を巡っていく。白く染まった脳裏はまだ余韻が強い。

 

「(こんなに……)」

 

 ぺちょ。

 一方で、白濁の噴火が終わり、自らの手についた雄汁を見るノウリッジ。その新鮮な「オス」の香り。まるでアッシュにマーキングされ、彼の女にされていくような倒錯した考えがノウリッジの思考の端に宿る。思考の端にある「それ」がノウリッジの身体に火をつける興奮の一部となる。子宮が熱く疼き、熱を持ち、ぐらぐらと理性と視界を揺らす。

 

「ま、まだ痛い……かい? アッシュくん(落ち着け、私。落ち着け、私。落ち着くんだ)」

 

 何とか落ち着こうと、掌から少年勇者に向き直る女魔法使い。出し終えたはずのペニスはまだ雄々しく硬い。萎え知らずの肉棒は脈動していて、鈴口からは「とろり♥」と白い涎を零す。

 

「まだ……痛み、ます……ノウリッジさん……」

 

 仰向けに寝たままのアッシュはノウリッジを見上げている。彼女の眼鏡越しに二人の視線が重なる。まだノウリッジの役目は終わっていないと言わんばかりに、少年の興奮と熱と股間の痛みは収まらない。

 

 その言葉を受けて、肚(ハラ)が熱くなるノウリッジ。

 

「ま……マシになるまで……続けようか……(そうだ。これは治療行為になる。……アッシュ君の痛みを取り除くために必要なことであり……)」

 

 自分に未練がましく言い聞かせるノウリッジの背には背徳感が浮かびっぱなしだ。

 

 ☆ ◯

 

 アッシュは興奮と(下腹部から上がる)痛みと申し訳無さと恥ずかしさといった様々な要因で、内側の精神がぐちゃぐちゃになっていた。同時にノウリッジの手で癒やされていくことに対して、どこか安心感と、どんどん強くなる満更でもない気持ちと嬉しさを覚えながら、快感に流されていく。

 

 ☆ ◯

 

 引き続き仰向けになって寝ているアッシュ。そして、先程と位置は変わらずアッシュの顔の横に女の子座りしているノウリッジ。手だけはしっかりと少年の肉棒を握りしめていて、反対の腕は露わになっている自らのとても大きな胸を恥ずかしそうに隠している。

 

 ちゅこ。ちゅこ。くちゅ。

「あっ……♥ あっ……♥」

「どうかな……また、出そうな感覚は強まってきたかな……?」

 

 ノウリッジはペニスを握りしめたまま、上下に手が動かし、肉棒を扱いていく。

女性らしい手が上下に動く度に少女のような声を上げ、切なそうに目を開いたり瞑ったりするアッシュ。

 

「また……何か……昇ってきました……っ……あっ……それ……良いです……っ♥」

「さっきから出ているものは、何か、ではなく、……『精液』というんだよ。アッシュくん」

「せ……せーえき……っ?」

 

 性教育を告げる口は平常を装っているが、とっくに子宮はグツグツと熱く煮え滾っていた。

 

「せ……せーえき……っ、……出そうです……♥」

「そ、そうか……♡ だ、……出してしまえ……♡」

 

 しゅっしゅっ。ぐちゅぐちゅ。

 扱く速度が少し速まっていく。我慢汁を手に纏い、滑らかに動いていく手は少年の射精誘導を進めていく。

 

「は……はやい……っ♥ あっ……あっ……♥ ノウリッジさ、ん……そん、な……っ……い、いじわる……っ……!」

「……い、意地悪ではないよ?♡ は、早く痛みから君を解放したくてだな……♡」

 

 ちゅこちゅこ。

 我慢汁やら精液でベトベトさは増し、天然の潤滑油と化した手の平から鳴り響く水音。それらは肉茎と掌の間で手の上下運動の助けとなる。早くなる手から与えられる官能の強さの余り、弱々しい声を上げ、弱めの糾弾をするアッシュ。

 お姉さんはそんな様子を見て、少し加虐心が浮かび、手の動きは激しさを増す。

 

「だめ……だめ……あああああぁ♥♥♥」

「…………♡」

 

 びゅるるるるる。びゅっ。びゅっ。

 通算5(・)回(・)目(・)の射精が放たれる。一度目と変わらないくらいの多量のザーメンシャワーがノウリッジの手や身体、テントの内部を白く汚していく。

 

 むわっ。

 テントの仲はすっかりイカ臭い室内に変貌していた。いくら「浄化」で無かったことにできても、今この瞬間にも、ノウリッジの理性にその匂いは爪を立てていく。

 

「はーっ……はっー……♥ ううっ……♥(びゅるびゅる)」

「……、…………」

 

 一向に収まりを見せない勇者肉棒。未だに一回目と変わりを見せずに多くの精虫を含んだ白濁液を放ち、蒔くことのできる精力は健在だ。

 

 いつまでも付き纏う「痛み」と、持続してしまう「勃起」に対して、ノウリッジはいくつか仮説を立てていた。しかし、それは理性の溶けた邪な考えを持った淫らな仮説。

 

 男性器を挿入し、膣内射精をすること。

 

 そんな淫らな仮説が脳裏を何度も過る。サキュバス由来の地。そこで摂取した食物(あるいは飲み物)を口にした生物に起きる強い催淫作用。だが、ノウリッジの頭で過る知識の出典もあやふやだ。

 

――もちろん、ノウリッジ本人は気づきようがない。サキュバス因子の強まりによって、淫らな考えへの指向性が強まっていることを。

 

 そんな状態で実証する仮説が正しいかは非常に怪しい。知識の出どころも彼女のメス本能が都合よく作り出したまやかしかもしれない。

 

 ぐちょ。ねっと。ぐちゃ。

 既に下着の内側は洪水だ。女の子座りで接地しているテントの床は燦々たる状況だろう。お姉さんは見なくても分かる。女陰からは愛液が垂れ流しだったからだ。

 処(・)女(・)と(・)は(・)思(・)え(・)な(・)い(・)ほ(・)ど(・)、ぐ(・)っ(・)し(・)ょ(・)り(・)と(・)ノ(・)ウ(・)リ(・)ッ(・)ジ(・)の(・)ア(・)ソ(・)コ(・)は(・)濡(・)れ(・)て(・)い(・)る(・)。

 子宮もおりきっている。

 

 ぷつんっ。

 頑張った方だろう。ノウリッジの理性の線が切れた。

 

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