バレンタインデー中は、校舎内のあちこちで生徒同士が盛り合うことになる。
それに対し学校側は、性感染症の蔓延などを防ぐため、生徒会・保健委員会・風紀委員会と連携し積極的な協力体制を敷いている。
保健室のベッドの貸し出しも、その一環だった。
「失礼します。予約した一年C組の
「おはよう。風邪を引かれちゃ困るからね。空気清浄機もガンガン働いてるよ」保健室の先生が出迎える。「一年C組の如月……妹さんの方ね。はい、確認しました。じゃあ奥のベッドを使ってください」
「ありがとうございます。先輩、行きましょう」
「お、おう……」
二人は入り口でコートとマフラーを預け、手洗いうがい消毒を済ませてから中に進んだ。
保健室には、六つのベッドが備えられていた。そのうちの一つは、間仕切りのカーテンが閉められていた。
「あ、私たち以外にも、朝からお盛んな方がおられるようですね」
確かに、カーテンの向こうからは抑えた喘ぎ声が微かに聞こえてくる。既に生徒同士が使用しているのだ。
「お、おい、本当にここでいいのか?」
「何言ってんですか先輩。保健室はバレンタインデーにおける超人気スポットなんですよ?」如月は言った。「清潔なシーツにベッド。養護教諭の先生が常駐していて、コンドームの予備や緊急避妊薬といった備えもあります。間仕切りのカーテンで最低限のプライバシーが保たれてるのも嬉しいですね。予約するの大変だったんですから」
「そ、そうなのか……」
奥にあるベッドに決めると、如月はカーテンを閉めた。
「えーっと、じゃあ、始めましょうか……」
そう言って彼女は、おもむろに制服のボタンを外し始めた。
「おいおいおい、いきなりだな⁉」
「だって早く始めないと、授業に間に合わなくなっちゃいますよ?」
バレンタインデーの影響力はすさまじく、この日は普段よりも早めに授業が終わり、部活動も休みとなる。
しかし学校側としても妥協できるのはそこまでで、それ以外は普段通りのスケジュールなのだ。
「慌ただしいな……」
「あ、先輩。暖房が効いているとはいえ、万が一風邪でも引いたら困りますし、ここは着衣プレイで行きませんか?」
如月は、既にブレザーとカーディガンとブラウスのボタンを外していた。前立てが軽く開き、ライムグリーンのスポーツブラと白いお腹が覗いていた。
「いっ、いいんじゃないかっ?」
弥生の声が上ずる。
「おや、もしかして先輩の性癖に刺さった感じですかぁ?」如月がにやにやと笑う。「そういえば以前、先輩は着衣モノが好きだと口を滑らせていた気が……」
「わ、悪いかよ」
「いえいえ、とてもグッドです」
如月はベッドの上で正座をした。弥生も彼女と向き合って正座をする。
「では先輩、不束者ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします」
「こ、こちらこそ、よろしく……」
二人はお互いに三つ指を突いて礼をした。
「すみません、キスは付き合うことが正式に決定してからでもいいですか?」
「ああ、わかった。挿入はしていいんだな?」
「はい。先輩に、私の処女を貰ってほしいんです」
「処女か……」弥生は如月をまじまじと見つめる。「今更だけど、処女なんだな」
「何か?」如月がジト目になる。「まさか普段から下ネタをよく話すというだけで、ビッチさんだとでもお思いになっていたとか……?」
「い、いや、そうじゃなくてさ」弥生は慌てて首を横に振った。「俺も童貞だからさ、上手くいくかなって……」
「誘ったのは私ですから、そこはちゃんとリードして差し上げますよ。では、さっそくおっぱいの愛撫から始めていただきましょう」
如月は両手でブラウスの前立てを広げた。ライムグリーンのスポーツブラに包まれた、柔らかそうな胸の膨らみが露わとなる。
「スポーツブラなので、このまま上から触ったり、ずらして直接触ったりしてみてください」
「わ、わかった……」
開いた前立てのあいだから、弥生は手を差し入れる。
「おおっ、服の中があったかい。人肌で温もってる!」
「なるほど。冬場の着衣エッチならではということですね。さすが先輩、目の付け所が違います」
「うっすら馬鹿にしてないか? ともかく、さ、触るぞ……」
弥生は恐る恐る、まずは如月の背中から触ることにした。ブラウスの温かみの中で、スポーツブラ越しに背中を撫でる。それから意を決して、今度は素肌をゆっくりと撫でてみる。柔らかな肌触りと、人肌の温もり。そのままおっかなびっくり、脇の辺りやお腹周りにも手指を這わせる。
「あはっ。先輩、いいですよ、その不慣れな感じ」
「うるせぇ。許せ」
「許せもなにも、すごくいいですよ……んっ」
如月心愛は、うっとりとしていた。
「スポーツブラを背中や脇の方から触ってくるのも、先輩の童貞さんっぽさやフェティシズムが感じられてドキドキしちゃいます。触り心地はいかがですか?」
「サラサラしてて、いい素材を使ってるな」
「すみません、今のは私の身体について訊いたつもりだったんですが……」
「すまん! 柔らかくてスベスベで堪らないって思ってる!」
「本当ですかぁ……?」如月がジト目を向けてくる。「じゃあそろそろ、おっぱいの方を触ってください。心の準備はできてますので」
「あ、ああ……」
弥生はごくりと喉を鳴らす。思い切って、スポーツブラの上から如月の双丘に触った。もにゅり、と手のひらを押し返すほどの弾力。
「うおおおっ、すっげぇっ、柔らけぇっ! 一生触っていたいっ……!」
「それってプロポーズですか?」
「こんな最低なプロポーズがあるかっ!」
「ちなみにスポブラを揉むことに興奮してます? おっぱいを揉むことに興奮してます?」
「うっ……」
弥生は言葉に詰まる。もにゅりもにゅりと、柔肉を揉む手が止まらない。
「……ど、どっちもです。スポブラ越しのおっぱいを揉むことに興奮してます……」
「正直でよろしいです」如月はくすくすと笑う。「では特別に、先輩にはスポブラと肌のあいだに手を入れて、その中で生乳を揉む権利を差し上げましょう」
「お前……天才かよっ!」
「よく言われます」
「の、伸びたりするんじゃないのか? いいのか?」
「先輩の愛撫で伸びたスポブラなんて、一生の宝物ですよ」
「それってプロポーズか?」
「私の場合はそうなっちゃうかもしれませんね」
「ぐっ……」
藪蛇だった。
「冗談です。さっきも言いましたように、好き、大好き、セックスしたい、セックスしたい、セックスしたい、付き合いたい、までしかまだ考えていません」
「何でセックスだけ三回言った?」
「先輩の愛撫が効いてるからです」
「そ、そうなのか……でも確かに、おっぱいにも張りが出て、乳首も硬くなってる感じがあるな」
「それは肌寒さのせいです」
「そこは否定するのかよ……じゃ、じゃあ直接触るぞ?」
「どうぞどうぞ」
弥生は如月のお腹に手を這わせ、スポーツブラの下端から指先を侵入させる。
指先が、下乳に触れる。
「んっ……」
「おおっ、柔らけぇっ……!」
そのまま、指を尺取虫のように動かし、じわじわと、じわじわと、手指をスポーツブラの中へと潜り込ませる。
「うわ、柔らかいだけじゃねぇ。スポブラの中も人肌で温もってて、なんだこれ、エロあったけぇ……」
「エロあったけぇ……?」
「エロあったけぇ……!」
「あ、本気で仰ってる感じですか」
「すまん。俺なんかヘンなこと言ってるか? 正直めちゃくちゃ興奮してて……」
「いえいえ。どうぞそのまま、ご堪能なさっててください」
もみもみ、もみもみ、と弥生は手のひらで生乳の柔らかさと温かさを味わう。まるで手の中でとろけるかのようだった。手のひらには、硬く尖った乳首の感触。同時に手の甲では、スポーツブラの裏地の感触と温かみを味わっている。びしゃびしゃと脳汁が溢れて止まらなかった。
「すっげぇ、すっげぇっ……!」
弥生は子供のように繰り返していた。
「……あっ、んん……」
如月が、艶っぽい声を上げる。
「お、どうした? もしかして、揉まれてるだけで感じてるのか?」
「はい。自分でもびっくりしてます……」如月が真っ赤な顔で頷いた。「好きな人に触られるの、すごいです……!」
「そ、そうか……」いつもの軽口のつもりだった弥生はドギマギとしてしまう。「じゃ、じゃあ、乳首も触るぞ……?」
「は、はい……」
弥生は両手の親指の腹を使って、左右両方の乳首を、くに、くに、と刺激してみる。
「あっ、せん、ぱいっ……!」
「如月の感じてる声、可愛いよ……!」
「んっ、んーっ……!」
如月の乳首は、肌寒さのせいだけとは思えないほど硬く尖り、そして敏感になっていた。
(改めて、すごい光景だ……)
保健室のベッドで正座した後輩女子が、自分から制服をはだけ、スポーツブラに手を入れておっぱいを触ることを許してくれている。
(そうなると……)
今度は、スカートの中が気になってくる。
「なあ、もしかして下もスポブラみたいな感じなのか?」
「え? はい、お揃いの……あー」如月心愛が顔を曇らせた。「もしかして、もっと可愛い下着の方がよかったですかね? すみません、コンドーム選びに夢中で、そこまで気が回りませんでした……」
「いやいやいやいや、そうじゃなくてさ」弥生は慌てて首を振った。「そうじゃなくて、下も、今やってるみたいに、布と肌のあいだに手を入れて触ってもいいのかな、なんて……」
「先輩……」如月が再びジト目を向ける。「もしかしてクラスの男子から、天才って呼ばれてません?」
「皮肉か? 皮肉なんだな⁉」
「まあ、いいですよ。先輩の愛撫で伸びたショーツも、一生の宝物にします」
「よし。じゃあスカートをたくし上げて、パンツを見せてくれ」
「ハァ? わかりました」
「今普通にキレてなかったか⁉」
「いえ、こういうのって、やっぱりもっと可愛い下着でやったほうが嬉しかったんじゃないかと思いまして……」
如月心愛が両手の指先で制服のスカートの裾をつまみ、たくし上げた。スポーツブラとお揃いの、ライムグリーンのスポーツショーツが露わとなる。
「おおおっ! そんなことはないぞぉっ!」
弥生は興奮気味に言った。
「スカートのたくし上げは、それによってチラ見するお腹やブラウスの裾やスカートの裏地も興奮ポイントなんだ。それにパンツタイプの下着は股間の丸みだけじゃなく腰回りや太ももの丸みやエッチさが強調される感じがあって俺は好きだし生地の柔らかそうな質感が相乗効果をもたらすのもあってこれはこれですごくいいものなんだっ!」
「先輩って下ネタの時だけ早口になりますよね」
「えっ、そうなの⁉ そうだったの⁉」
「触るなら早く触ってください」如月がひらひらとスカートを振る。「こうやってるの、普通に恥ずかしいんですから」
その動きで、スカートの中に籠っていた如月の体温と甘い体臭が、漂ってきた。
「あ、ああ、わかったっ……!」
弥生はドキドキと顔を火照らせながら、まずそっと彼女の膝の上に両手を置いた。
「うおおっ⁉」如月がビクッと反応する。
「ど、どうした?」
「い、いえ、てっきりもっと股間に近い方を触られるものと身構えていたので」
「いやいや。太ももからじっくりと触らせてもらうからな」
「そ、そうですか……」
すりすりと、弥生は両の太ももを撫でる。細身な感触、すべすべとした手触り。
「んっ、先輩の手つき、エッチです」
「イヤか?」
「イヤじゃないです。……んっ、これ、スカートで触られてるところが見えなくて……」
「ああ、エッチだよな」
じわじわと手を移動させ、スポーツショーツの上から腰回りを撫でる。
「おお、これがパンツの感触か!」
「下着の感想から入るの、やめてくれません?」ジト目で如月が言った。
「す、すまん」弥生はスポーツショーツの上からお尻を撫でる。「ああ、エロあったけぇ……如月、もっとスカートをたくし上げてくれるか?」
「い、いいですけど……これ、かなりの羞恥プレイですよ……」
如月は口元近くまでスカートの裾を持ち上げてくれた。
「おお、ありがとう」
弥生はお礼を言って、スポーツショーツの上から鼠径部に指を這わせる。
そして、布の上からそおっと如月の恥丘に触れた。
「んっ、ああっ……!」
「おお、これはまた柔らかい……!」
「せ、先輩に触られるだけで、お股がじんじんしちゃいます……!」
「ど、どれどれ……」
弥生は股間の丸みに手のひらを沿わせると、柔らかく揉んでみた。
「んうっ! 先輩が、私のオマンコに触ってくれてる……!」
「うわっ、うわっ、本物のオマンコって、こんなに柔らかいのか……!」
「あはっ。先輩、さっきから柔らかいしか言えてなくないですかぁ……?」
「だって、本当にそうなんだって!」弥生は息が荒くなるのを懸命に抑えていた。「つ、次は直接触るぞ?」
「ど、どうぞ……!」
弥生は改めて如月心愛の太ももに両手を置き、撫でる。そのまま、彼女の下着と肌のあいだに、ゆっくりと指先を差し込んだ。
「んっ、先輩……!」
「うおお、ヤバい、今までで一番エロあったかい……!」
如月のスポーツショーツの中に、両手がすっぽりと収まる。正面から彼女の腰を掴んだような形になった。
まずは手のひらで肌の感触と温かさを、そして手の甲で裏地の感触と温かさを堪能する。それから、下着の中で腰肉を直接撫でる。尻肉を直接揉み込む。両手の親指で、鼠径部を直接なぞる。
「うわっ、うわあああああっ……!」
汗ばんだ女子の肌。秘密の領域に触れている興奮で、弥生は思わず声を洩らしてしまっていた。脳味噌が、バチバチとショートしてしまっている。
「ん、ふうぅぅっ……!」
如月心愛も、甘い吐息を洩らして身体を震わせていた。その無防備な反応で、さらにバチバチと脳内で火花が散る。理性がどこかに吹き飛びそうだった。
弥生は全身全霊で正気を保ち、親指の腹でそのまま恥丘をじっくりと撫でる。しょり、と柔らかな恥毛に触れる。
「せ、先輩……」如月心愛が、期待感に潤んだ瞳でこちらを見つめる。
「さ、触るぞ……!」
弥生は恥丘に触れていた両手の親指を、さらに下へと移動させる。恥丘とはまた違う、充血した大陰唇のぷにっとした感触にたどり着く。
「かあっ、や、柔らけぇぇぇっ……!」
弥生は、思わず大きな声を出してしまっていた。
「ああっ、ごめん。また俺、同じことを……」
「んっ。ふふっ、別にいいですよ……」
如月は大陰唇を触られながら、くすくすと笑っていた。
弥生は憮然としつつも、笑われたことで少し冷静になれていた。
両手の親指の腹で、大陰唇をそっと撫でる。指先を馴染ませたところで、両指の腹で大陰唇同士を閉じ合わせ、それからくぱぁと広げる。閉じ合わせ、広げる。くぱぁ、くぱぁ、と何度も繰り返す。その度に、ぬち、ぬち、と小さく水音が立つ。既に愛液で濡れているのだ。
「ん、ああっ……先輩、遊んでませんか?」
「いやいや。準備運動みたいなもんだよ……」
今度は親指の腹で、割れ目のあいだを下からゆっくりと撫で上げる。小陰唇らしき感触と、ぬるりとした愛液の感触を味わう。使うのは、右手の親指だけにする。下から上へと繰り返し撫で上げ、親指の腹に愛液をたっぷりと絡ませる。
「んっ、あう……」
如月の、甘い声。
そして、愛液が十分絡んだところで割れ目の上部を──クリトリスを、狙う。
指先の感覚を頼りにそおっと探り当て、にゅり、にゅり、と優しく触れる。
「いっ、あううっ⁉」
「如月、痛いか?」
「痛くないですっ。むしろ──あっ、先輩ダメです、イッちゃいそうですっ……!」
如月の腰が、ヒクヒクヒクッとわななく。
「そ、そんなにか? どうする、一度イッとくか?」
「んんっ、じ、時間が限られているので、今回は寸止めにしておきましょう……」
「わ、わかった……」
弥生は指の動きを止め、ゆっくりとスポーツショーツから両手を抜き出した。
(触った……触ったんだ、女子の身体に、如月のオマンコに……!)
集中力が途切れたことで、遅れて実感がやってくる。ドッドッドッドッと、心臓が早鐘のように鳴り打つ。ズボンの中でペニスが痛いほどに勃起していたことに、ようやく気がつく。
「……ふう」
如月心愛もまた、息を整えていた。自分の愛撫で上気した後輩女子の姿は、途方もなく色っぽく見えた。ペニスが、ずくずくと疼く。弥生は彼女を正面から見ることができなかった。
「ありがとうございました、先輩。普通に気持ちよかったです」
「普通は余計だろ」
「じゃあ次は、私が先輩のことを気持ちよくしますからね。さあ、スカートをたくし上げて、パンツを見せてください」
「着てねぇよ!」
「パンツをですか?」
「スカートをだよ!」
「真面目な話、ズボンを脱いだら寒くありませんか?」
「でも、どうしたって最終的には脱ぐことになりそうだからなぁ」
「あ、閃きました。先輩がスカートをたくし上げることができないなら、こうして向き合ってる必要はありませんよね」
そう言って、如月心愛は弥生の背後に回った。そのまま、ぎゅうっと抱き着いてくる。
「うおっ、如月⁉」
「今度は私が、こうやって後ろから先輩のことを責めちゃいます。もちろん、制服は着たままで……」
如月心愛が、はだけたシャツの裾から両手を差し入れ、胸板を触ってきた。
その手が、熱い。滑らかな肌が汗ばんでいる。興奮の名残だった。
「き、如月っ……」
「あはっ。確かに、これはエロあったかいですねぇ……」
「うわっ、いきなり乳首に触るな!」
「おや、未開発でしたか? それとも敏感だったのでしょうか?」
如月が、もにゅもにゅと胸板を揉んでくる。鼻歌交じりだった。
「楽しそうだな、お前」
「はい。楽しくて仕方がありません。おっ、ここは案外鍛えてますねぇ」
如月が、ゆっくりと腹筋を、そして脇腹を撫でてくる。
「んっ、おおっ……」
「それではこのまま、先輩のオチンチンを触っちゃいますね……」
如月は背後から、肌とトランクスのあいだにずぽっと両手を差し入れてきた。
「い、いきなり直接触るのか?」
「私は男性の下着に、そこまでフェティシズムは感じておりませんので。それに、一応焦らしては差し上げますよ?」
如月心愛はトランクスの中に手を入れて、そこから両の内腿をすりすりと撫でてきた。もどかしい快感に、ペニスがピクピクと震える。
「ううっ、如月……」
「わぁ、エロあったかいですねぇ……」
如月が、耳元で囁く。熱い吐息。愛撫と合わせ、弥生の背筋にゾクゾクと快美感が走る。
太ももと内腿をさわさわと撫でていた手指が、ゆっくりと股間へ移動する。
「これが先輩のアソコの毛で……あはっ、こっちがタマタマさんですかぁ」
「くっ、くそ、上手いこと焦らしてきやがって……」
「あ、上手にできてますか? ありがとうございます。じゃあ、オチンチンに触っちゃいますね」
陰嚢をやわやわと撫でていた如月の指先が、ペニスの根元に絡む。
「うおおっ、うおおおおおおっ……!」
勃起したペニスに触れられた歓びで、弥生は雄叫びを上げてしまっていた。
「わ、ビクビクしてます。それに熱い……エロあったかいなんてもんじゃありませんね、エロあっついです」
如月はペニスの根元を、親指と人差し指で作った円で、シコ、シコ、と扱いてきた。
「ああっ、あああああっ……!?」
「こんな感じですかね?」
「如月っ、気持ちいいよ……! ありがとう、ありがとうっ……! ああっ、うわあっ……!」
「……余裕のない先輩、可愛いです……ドキドキしちゃいます……!」
如月は指で作った円を、根元からカリのあいだでゆっくりと往復させた。
「ああっ、あああっ……!」
「ああ、先輩のオチンチン、火傷しちゃいそうなくらいエロあっついです……」
耳元で甘く囁かれながら、ペニスを扱かれる。
「先っぽは、カウパーが出てると予想して敢えて触ってないんですけど……あ、手の甲が、濡れた感触に当たりました。これって、トランクスに
「そうだよっ。もう、大丈夫だからっ。イクっ、出ちゃうっ……!」
「先輩、可愛すぎです……!」
如月心愛が指の動きを止めた。ふーっ、と長い吐息。彼女も興奮してくれていたのだ。
「では私の手で、本命コンドームを着けて差し上げますからね……!」