※この作品はR-18です。

バレンタイン・コンドーム   作:屍蜂朽一

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2-3:義理ゴム手マン、串刺し立ちバック

「「なら、ここは俺たちに任せてもらおうか!」」

「「今度は、二人が気持ちよくなる番っしょ!」」

 

 雪消(ゆきぎえ)美景(みかげ)と末黒(すえぐろ)芒(すすき)の呼びかけに、四人の男子が進み出た。

 

「何⁉ 誰⁉」初参加の四方木(よもぎ)は戸惑っていた。

 

「手マン勢だよ」と、花見(はなみ)仲春(なかはる)は言った。

 

 手マン勢──

 バレンタインデーに貰った義理コンドームを、くれた相手への手マンや指マン──手指による愛撫で使うことに情熱を燃やす男子たちのことである。

 

「では、よろしくお願いいたしますね」

「本番前の下準備でもあるからね。よろしく~」

 

 雪消美景と末黒芒が、まずは水分補給を済ませる。その間に、有志の男子たちが教室の中央に二人が普段使っている椅子を移動させた。

 二人が、隣り合って座る。脚を大きく開き、制服のスカートの裾をたくし上げた。雪消美景のノーパン黒タイツが、末黒芒の日焼けした肌とヒョウ柄の紐パンが、改めて曝け出される。太ももには、大量の使用済みコンドーム。その積極的な仕草に、「「「おおおおおっ……!」」」と改めて男子たちがどよめく。

 

 手マン勢が二人ずつに分かれ、雪消美景と末黒芒の左右に膝を突いた。他の男子たちにも見えるように、横から愛撫をしてくれるのだ。

 

「委員長、よろしく」「この黒タイツって……」

「もちろん、破っちゃって大丈夫ですよ」

「末黒さんも、よろしく」「紐パン、脱がしちゃうね?」

「にひひ、オッケー!」

 

 雪消美景を担当する二人の手マン勢が、黒タイツの股間を慣れた様子でピリピリッと破く。「「おお、濡れてる!」」と彼らは感嘆し、裂け目をさらにビリッと大きく広げた。

 

 末黒芒を担当する二人の手マン勢は、左右から紐パンの紐をつまみ上げた。周囲の男子たちに見せつけるように、ゆっくりとゆっくりと引っ張り、ほどく。ぺろり、と股間を覆っていた布が垂れた。

 

「「「「「うおおおおっ!」」」」」男子たちが沸いた。「「「「「委員長と末黒さんの、生マンコだぁあああああっ!」」」」」

 

「えへへ、さすがに恥ずかしいです」

 

 雪消美景は少し照れている様子だった。しかし、顔を赤くしながらも、制服のスカートの裾はしっかりとたくし上げてくれていた。黒タイツの裂け目から、白い肌と綺麗に整えられた黒い恥毛が覗いている。割れ目は少し開き、鮮やかなピンクの肉が愛液で潤んでいるのが見えた。

 

「わ、思ったより濡れてる~」

 

 末黒芒が、自分の股間を確認しながら言った。確かに、紐パンの裏地に大きな染みができるほど、日焼けしたパイパンオマンコは濡れていた。「うふぅ……!」とそのオマンコと染みを見た男子が一人果てた。

 

「じゃあ委員長」「オマンコ触らせてもらうね」

「よろしくお願いします!」

「末黒さんも下準備はできてるっぽいし」「軽くクリに触ってから、指を入れさせてもらうね?」

「ん、お願いね~!」

 

 手マン勢は、その場で義理コンドームの包みを破った。そして、花見仲春たちから見て右の手マン勢が、左手の中指に義理コンドームを装着した。「「俺たちは、クリトリスの愛撫に集中する」」

 

 続けて、花見たちから見て左の手マン勢が、右手の中指に義理コンドームを装着した。「「おれたちは、膣内の愛撫に集中する」」

 

「クリトリスの愛撫にも、義理コンドームを使うの?」小さな声で四方木が訊いた。

「それが、あいつらなりのこだわりなんだよ」引鴨(ひきがも)が、やはり小さな声で答えた。

 

 まず、クリトリス担当の手マン勢が動いた。義理コンドームを装着した中指、そして相手のオマンコ全体に、温められた潤滑ゼリーを垂らした。

 その中指を使い、オマンコに潤滑ゼリーを馴染ませていく。大陰唇を、下から上へゆっくりと撫で上げる。その次に割れ目も、下から上へゆっくりと。繰り返し、何度も何度も撫で上げる。

 

「ん……」「おお~……」雪消美景と末黒芒が、軽く反応する。

 

 大陰唇及び割れ目の愛撫は、膣内担当の手マン勢へと引き継がれた。クリトリス担当は、潤滑ゼリーのたっぷり絡んだ指先で、にゅり、にゅり、とクリトリスの周辺を円を描くように刺激する。

 クリトリスの感度が確かめられたところで、今度はクリトリス本体を、にゅり、にゅり、とヌルヌルの指先で柔らかに愛撫。

 

「あは、気持ちいいです……!」

「へぇ、んっ、上手いじゃ~ん……!」

 

 おおっ……と男子たちが唸った。手マン勢のクリ愛撫によって、二人の割れ目が目に見えて広がってきていたからだ。小陰唇も花咲くように広がり、潤んだ膣口が顔を覗かせる。

 膣内担当の手マン勢が、動いた。温められた使い切りタイプの潤滑ゼリーの容器を取り出し、膣口へと挿入。ぶちゅうううっ、と膣内に潤滑ゼリーを注入する。

 

「じゃあ、指を入れるね、委員長」

「はい、お願いします……!」

「末黒さん、力抜いて……」

「大勢に見られてると、やっぱ緊張しちゃうな~……んっ!」

 

 義理コンドームを着けた中指が、二人の膣内へ挿入り込んだ。手マン勢は周囲の男子たちが観察しやすいように、手の角度と腕の角度を調整した。

 そして、まずは指を馴染ませるのを兼ねて、膣の入り口を愛撫する。

 くるり、くるり。まるでトンボを捕まえる時のように、指先で小さく円を描く。ぐちゅり、ぐちゅり。膣穴の輪郭が、指先の動きに従い形を変える。

 膣口をほぐし終わると、今度は中指を真っ直ぐに伸ばして、浅く緩やかなピストン運動。ちゅうちゅうと、膣肉が指先に吸いつくのが見える。

 

「うおっ、柔らかそう……!」「締まりすごっ。見てるだけでヤバい……!」

 

 教室中の男子が、二人のオマンコを凝視していた。

 

「委員長のオマンコ、指に慣れてきてくれたみたいだね」

「Gスポットの位置はわかったから、末黒さん、触ってくよ?」

 

 膣内担当の手マン勢が、いよいよ本格的な愛撫を始めた。といっても、激しい動きをするわけではない。くに、くに、と鉤を作るように指先を動かし、Gスポットを重点的に狙うのだ。見映えこそしないが──

 

「……あっ、来たっ、ああんっ!」

「んっ、んっ、ん~っ……!」

 

 クリトリスと膣内の同時愛撫であることもあって、二人の反応は劇的だった。

 

 学校の椅子に座って、制服のスカートをたくし上げて下半身を晒し、クラスメイトの愛撫で本気喘ぎをしている学級委員長とビッチギャル──

 

「「「「「おおっ、おおっ、おおおおおっ……!」」」」」

 

 男子たちのボルテージが上がる。誰もが二人のオマンコに目を奪われ、誰もがペニスを熱く膨らませていた。無意識に漏れ出す呻きが、教室内に低く響く。

 

「あっ、ああっ、あんっ、ああっ……!」

「んくっ、んくっ、んっ、くうっ……!」

 

 男子たちの熱視線に、性感を煽られているのだろう。雪消美景と末黒芒のボルテージも上がっているようだった。大きく開いた脚がヒクヒクと震え、腰が何度も跳ねて軽く浮き上がる。喘ぎ声も余裕のないものとなり──

 

「あんっ、イクッ、イクイクイクッ──‼」

「んくんくっ……、んんんんん──っ‼」

 

 ビクビクビクビクッ‼/ガクガクガクガクッ‼

 

 男子たちに見守られながら、雪消美景と末黒芒はオーガズムを迎えた。クリトリスとGスポットによる、ブレンドオーガズム。ぐじゅぐじゅぐじゅっ、と膣肉が鮮やかに痙攣し、手マン勢の指に食いついているのが見える。雪消美景に至っては、プシュッと軽く潮吹きまでしていた。

 

「ああっ、指締めいいっ……」「ザーメン、漏れるっ……!」

「おれの指で、末黒さんがイッてくれてる……」「た、たまんねぇっ……!」

 

 手マン勢たちも、恍惚としていた。

 

 見抜き勢の男子たちも、「な、生のイキマンコ……イクッ!」「今出す、今出す、溜めてたけど今出すっ……おっふぅ……!」と何人もが果てていた。

 

 手マン勢は、最後まで愛撫を続けた。恍惚としながらも、相手の反応を真摯にうかがい、二人の余韻を邪魔しないよう、指を静かに動かしていた。

 

 やがて、膣内担当の手マン勢がゆっくりと指を引き抜いた。どちらの膣肉も、最後まで手マン勢の中指に吸いついていた。じゅぽっ、と水音。義理コンドームを着けた中指は、潤滑ゼリーと愛液でぬらぬらと照り輝いていた。

 

 二人の膣口は、オーガズムの余韻でひくひくと開閉し、とろりと蜜液を溢れさせていた。

 

 男子たちが、一斉に拍手をした。

 

「いいイキっぷりだったよ」「ありがとう、委員長!」と雪消美景担当の手マン勢。

「こちらこそ、ありがとうございます。とっても気持ちよかったです!」

「末黒さんの締まり」「最高だった!」と末黒芒担当の手マン勢。

「ありがと~。マジでよかったよ!」

 

「いいもん見れたよ、ありがとう!」「二人とも、可愛くて、超エロかったぞ!」周囲の男子たちも称賛を飛ばし、再び大きな拍手が上がった。

 

「委員長も末黒さんも、すごかったねぇ!」四方木も、大きく拍手をしていた。

「ん? どうした花見、また深刻な顔しやがって」と引鴨。

 

「いや……」花見仲春は言った。「委員長と末黒さん、同じタイミングでイッてたなぁって……」

 

「そういえば……でも、手マン勢の人たちがすごかっただけなんじゃない?」

「気にしすぎじゃねぇのか?」

 

「でも、何かが引っかかるんだ……」

 

「ふふふ、みなさんに喜んでいただけて、オマンコの準備もできてしまうなんて、やっぱり手マンはいいものですね……!」

「ここからは、義理ゴムセックスの時間だよ~!」

 

 末黒芒の宣言に、教室がさらに大きく沸いた。

 

     ※

 

「しゃあっ、勝った!」

 

 引鴨が吼えた。厳正なるじゃんけん大会の結果、雪消美景と一番最初にセックスする権利を得たのである。

 

「やった、やったぁっ……!」

 

 末黒芒の一番最初の相手も、四方木に決まった。

 

「一番乗りは引鴨くんですね。よろしくお願いいたします」

「よろしく、委員長!」

「ヨモギン緊張し過ぎ~。大丈夫?」

「だ、大丈夫ですっ、末黒さん!」

 

 雪消美景と末黒芒は、教室の中央に並べて置かれた自分たちの机に手を置き、腰を突き出した。まずは、立ちバックでセックスをさせてくれるのだ。

 二人のオマンコは、手マン勢たちの愛撫によってトロトロに仕上がっていた。そこに、二人は温められた潤滑ゼリーを追加で注入していた。

 引鴨と四方木が、義理コンドームの装着を終え、二人の背後に並び立つ。

 

「委員長、挿入れさせてもらうぞ!」

「はーい、一番乗りどうぞ!」

「末黒さん、行きますっ!」

「準備万端だから、いきなり奥まで挿入れちゃってもオッケーだからね~!」

 

 引鴨と四方木が、ペニスの先端を膣口に宛がう。捲り上げたスカート越しに、腰を掴む。隣同士で、ちらと顔を見合わせる。タイミングを合わせ、ずぷずぷと挿入──

 

「おおおっ、委員長ぉ……!」

「ふふっ。引鴨くん、いらっしゃいです」

「ああっ、末黒さんで童貞卒業っ……!」

「あ、マジ? そうだったの? 先に言ってよ、おめでとう!」

「ありがとうございま──うううううっ……‼」

 

 びゅっびゅっびゅっびゅ~~~~っ‼

 

 末黒芒の尻肉にぴったりと腰を押しつけ、四方木はあっという間に射精してしまっていた。

 

「末黒さ、ごめ……!」

「いいよいいよ。ほらほら、童貞卒業射精、一番奥で全部出しちゃえ~!」

「あああああああっ……⁉」

 

 末黒芒は自分からお尻を押しつけ、四方木をさらに射精させた。恐らく膣肉の締めつけも加えているのだろう。四方木は反射的にがっしりと彼女の腰を掴み、何度も何度も大きな痙攣を繰り返していた。

 

「うおっ、四方木のやつ気持ちよさそうすぎる──ぐおおっ、もらいイキしちまうっ……!」

「あ、引鴨くんもイッちゃいそうですか? では、オマンコでぎゅ~ってして差し上げますね!」

「えっ、ちょっ、委員長そんな──おっほおおおおおおおうっ⁉」

 

 びゅくびゅくびゅくびゅく~~~~っ‼

 

 雪消美景も自分から腰を押しつけたかと思うと、その瞬間に引鴨も絶頂していた。上体を仰け反らせるようにして腰を突き出し、ビクビクと全身を痙攣させる。

 

「うわ、二人とも即イキさせられちまった。えっろ……」

「委員長も末黒も余裕そうなのがマジで抜ける。うっ……!」

 

 あっさり射精してしまった/させてしまったクラスメイトたちの様子に、待機勢まで何人かお漏らし射精をしてしまっていた。

 

 びゅっ……びゅっ……びゅっ……びゅっ……。

 びゅくっ……びゅくっ……びゅくっ……びゅくっ……。

 

 引鴨も四方木も、長い射精をしていた。オナ禁で溜め込んでいた分と、ここまでで新たに生産されていた分を、念願の義理ゴムセックスでたっぷりと吐き出している──搾り出されている。

 

 雪消美景と末黒芒に、射精中のペニスをたっぷりともてなされているのだ。

 

「ぐおっ……おほおっ……!」

「きもちっ……きもちいいっ……!」

 

 引鴨は獣のように低く喘ぎ、逆に四方木は甲高い声で身も世もなく喘いでいた。

 

 長い射精が終わる。二人が、ゆっくりと腰を引いた。

 先のぶっくりと膨らんだ義理コンドームが、ぼろんと垂れ落ちてきた。

 教室中が、拍手に包まれた。

 

「うっはぁ……委員長のマンコ、締めつけヤバすぎたぁ……!」

「引鴨くん、お疲れさまです!」

「あ、あの、末黒さん、僕まだゴム持ってるんで、この後またしてもらってもいいですか……?」

「もちろん、そのつもりで渡してるから全然オッケー。童貞卒業おめでとう~。はい、じゃあ次の人~?」

 

「委員長、よろしくお願いします!」

「末黒、お手合わせ頼む!」

 

 待機していた男子が、次々と二人に挿入する。二人の背後には、まだまだ男子たちが並んでいる。

 

 彼らは、次々と射精していった。

 

「ぐあっ、気持ちいいっ‼」「委員長、出るっ‼」「んおっ、んおおおおおっ‼」

「末黒さん好きぃ……‼」「末黒の、褐色尻っ、ぐふぅ……‼」「マンコ温い……イグゥ‼」

 

 乱交のシチュエーションではスムーズに人員の交代をするため、そして女性への負担を下げるため、控えている男子陣はオナニーをして下準備をしておくことが推奨される。遅漏気味の男子であればなおさら──そしてそれが挿入ともなれば、なおさらだった。

 その結果の、挿入後即射精。ほとんど三擦り半での即射精。パンパンパンパンッ‼ ビュッビュッビュッ‼ 乱交時における、男子陣なりの気遣いだった。

 

 さらに、

 

「委員長、せっかくのバックハメだし、使用済みコンドームをお尻の上に置いてもいい?」

「はーい、いいですよ」

「末黒、俺たちもやっていい?」

「オッケー。いいねぇ、エッチだねぇ!」

 

 黒タイツに包まれた美尻が、こんがり焼けた褐色尻が、色とりどりのコンドームで彩られていく。

 

「うおっ、ゴムが載せられた瞬間、委員長のマンコが締まった!」

「末黒もだ、締まりがどんどん良くなってる! おおっ、イクッ……‼」

 

「すごいなぁ……委員長も末黒さんも、使用済みコンドームを身につけることを本気で楽しんでるんだ……!」

「まあ、そうでもなきゃ、わざわざあんな格好はしないわな」

「二人とも、お疲れ様」

 

 花見仲春は、ペニスの後始末を終えた引鴨と四方木を出迎えた。

 

「おう、ただいま。委員長の締めつけヤバかったぁ……!」

「すぐイッちゃったけど、末黒さんのオマンコで童貞卒業……感慨無量だよ……!」

 

 引鴨も四方木も、じーんと余韻に浸っている様子だった。

 

「花見くんは、参加しないの?」と四方木。

「もうちょっと待つつもりだよ」花見は言った。「あの二人のことだから、ここらで何か味変をしてくるんじゃないかって考えてるんだ」

「味変?」

 

 ちょうど、その時だった。

 

「芒ちゃん、そろそろあれをやってみませんか?」

「お、アレだね。オッケー! みんな~、ちょっとだけ体位を変えちゃうよ~!」

 

 そう言って雪消美景と末黒芒は、自分の机に手を突いた体勢から、自分の椅子に手を突いた体勢に移行した。

 しかも、挿入されたままでだった。

 より前屈みの体勢になり、お尻が高く突き出される。

 

「おおっ……!」「挿入感が変わって、いい感じ……!」

 

 ちょうど挿入していた男子たちが言った。

 

「ふふ、それだけじゃありませんよ……!」

「フェラチオされたい人、私たちの前に来て~!」

 

「あの体勢から、フェラチオ……!?」と四方木。

「乱交シチュの醍醐味……いわゆる、串刺しセックスだ!」と引鴨。

 

「ここだ……!」花見仲春は手を挙げた。「はい! 委員長の相手は、僕で!」

「ありがとうございます。では花見くん、こちらへ。また咥えちゃいますね」

「じゃあ末黒の相手は俺だ!」待機していた別の男子が手を挙げた。

「オッケー! よろしくね~!」

 

 花見仲春と別の男子が、椅子に手を突いた状態で挿入されている雪消美景と末黒芒の顔の前に、義理コンドームを装着したペニスを突き出す。

 

「では行きますよ、芒ちゃん」

「オッケーオッケー!」

 

 雪消美景と末黒芒が、視線を交わしてにやりと笑う。そして、花見仲春と、横に並んだ別の男子のペニスを、同時に、

 

 ちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶうううううううっ……! と、根元まで咥え込んできた。

 

「うっ、うわぁぁぁぁっ⁉」「ま、またセルフイラマチオ⁉」

 

 花見と隣の男子が驚愕が重なった、その瞬間だった。

 

「あひゃああああああっ⁉」「ほぎょおおおおおおっ⁉」

 

 ブジュッ、ブジュッ、ブジュゥッ‼/ドビュビュッ、ドビュビュッ、ドビュビュゥッ‼

 

 二人に挿入していた男子が、同時に射精していた。

 彼らの射精を受け止めながら、雪消美景と末黒芒はセルフイラマチオを続けた。彼女たちがペニスに吸いつくたびに、「あひゃっ、あひゃっ⁉」「ほぎょっ、ほぎょぉ⁉」と彼らは奇声を上げる。

 

「な、何だ⁉」「何が起きてるんだ⁉」周囲の男子たちがざわめく。

 

「せ、セルフイラマチオのたびに、締まってるぅ……!」「末黒も、とんでもない締まりだぁっ……!」

 

「「「えええっ⁉」」」

 

「ああっ、まだ出るっ! 搾られるぅ……!」「気持ちいいっ、気持ちいいっ……!」

 

「そっ、そうか……!」花見仲春は快感に耐えながら言った。「さっきのセルフイラマチオでも、委員長は愛液が黒タイツから滴るほどに感じていた。つまり、セルフイラマチオをしながら、自分もめちゃくちゃ気持ちよくなってるんだ……!」

 

「そういえば、末黒の紐パンも、裏地はビショビショだった……!」「二人とも、エロ過ぎるだろ……!」

 

「えへへ、ありがとうございます!」

「褒められると照れちゃうなぁ~」

 

 ぶはぁ、とペニスから口を離し、二人は笑顔を見せた。

 

「でも、ちょっと加減が効きませんでしたね」

「ね~。まあ初めてのチャレンジだから、こんなものかな~」

 

(加減が効かなかった? 初めてのチャレンジ?)

 

 花見は二人の会話に不穏なものを感じたが、それどころではなかった。

 

「あ、そうだ。花見くん」上目遣いでぺろりと唇を舐め、雪消美景が言った。「せっかくですし、串刺しセックスの挿入する方も、体験してみませんか?」

「い、いいのっ!?」ビンッ、と花見のペニスが跳ねる。「ぜひっ、ぜひやらせてっ!」

「す、末黒さん、俺もいいっ?」

「もちろんオッケー! あ、でも後ろの人たちはどうかな~?」

 

「いや、そういうことなら花見、ここは譲るぜ」「僕も!」

 

 雪消美景と末黒芒の後ろに並んでいた男子たちが、快く順番を譲ってくれた。

 

「ありがとう、恩に着るよ」「お前ら、ありがとな!」

「じゃあ俺は、串刺しセックスの舐められる方、体験してみたい!」「僕は、末黒さんにっ!」

 

 こうして再び、串刺しセックスの用意が整った。

 

 花見仲春は、雪消美景の唾液で根元まで濡れた義理ゴムペニスを、彼女の膣口へと宛がった。

 

(うおっ、委員長のオマンコ、挿入する前から仕上がってるのがわかる……!)

 

 度重なる挿入で、すっかり愛液と潤滑ゼリーが馴染んでいた。膣口も開いたままで、ヒクヒクと次のペニスを待ち焦がれている。ペニスを近づけると、向こうから吸いついてきたほどだ。

 黒タイツに包まれた尻肉には、今や複数の使用済みコンドームが淫猥に張りついている。

 花見仲春は、それらに触れないように、両手で彼女の腰をしっかりと掴んだ。隣でも、挿入の準備が整ったようだ。

 

「委員長、行くよ」

「末黒さん、行きますっ!」

 

 ちら、と隣同士で視線を交わし、同時に挿入──

 

 ずぷずぷずぷずぷぅっ……!

 

「んはぁ、オチンチンっ……!」

「ああっ、効くぅ~っ……!」

 

 雪消美景も末黒芒も、気持ちよさそうに喘いだ。

 

「ううっ、委員長のマンコ、具合良すぎっ……!」

 

 花見仲春にとっては、これが本日初めての挿入となる。しかし雪消美景のオマンコは、既に複数人のペニスを受け入れている。どの挿入も早々(はやばや)と終わっているとはいえ、着実に彼女の性感を、そして飢餓感を高めていた。

 じゅぷじゅぷっ、じゅぷじゅぷっ、と膣肉の方からペニスにジャストフィットするように締めつけてくる。その上で、波打つ動きで奥へ奥へと誘ってくる。完璧に仕上がった、女性器の動き。

 

(これが、乱交シチュでしか味わえない、他の男子のペニスで仕上がったオマンコへの挿入……!)

 

「末黒のオマンコも、動いてないのに気持ちいいっ!」

「ありがと~。じゃあこれから、オチンチン咥えちゃうから──」

「思う存分、味比べしてくださいね。それでは、いただきまーす……!」

 

 雪消美景と末黒芒が、ちゅっとオチンポキスをする音が聞こえた。そして──

 

 ちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶぅぅぅぅぅぅぅっ……!

 

「んぎゃっ」「ひえっ」「おぎょっ」「ぐふぅっ」

 

 花見仲春たち四人の奇声が、重なった。

 

「こ、これが委員長のセルフイラマ! ふ、深いぃ……!」「や、やべぇ、ハメられてる女子に咥えられてるっ。バレンタイン、やべぇ……!」

 

 目の前で、ペニスを咥えられてる男子二人が陶然となっている。

 花見の視点からは、雪消美景の後頭部しか見えない。しかし彼女の膣肉は──

 

 じゅるじゅるじゅるじゅるぅぅぅ~~~~っ! と、汁気たっぷりに引き締まっていた。

 

「い、委員長のオマンコ、めちゃくちゃ締まってるぅっ!?」

「末黒もだっ。こっ、これっ、動かなくていいっ!」隣の男子が言った。「むしろイラマの邪魔になるから、あまり動かないほうがいいっ!」

「た、確かにっ……!」

 

 花見も隣の男子も、小さく緩やかなピストンで膣肉を味わうことにした。

 しかしそもそも、あまりに強い膣肉の締めつけに、小さく緩やかにしか腰を動かすことができなかった。

 

 じゅずずっ、じゅずずっ、じゅずずっ、と二人がセルフイラマチオでペニスに吸いつく。

 

 すると、じゅるじゅるじゅるっ、じゅるじゅるじゅるっ、じゅるじゅるじゅるっ、と二人のオマンコが力強くうねるのだ。

 

「い、委員長っ、委員長っ!?」「深すぎるっ、深すぎるぅっ!」

「あひっ、末黒もうイクッ、もうイッちゃうっ!」「怖いっ、怖いっ、気持ちよすぎて怖いっ!」

 

 串刺しセックスというプレイであるにもかかわらず、花見たちは情けなく喘がされっ放しだった。

 

 そして、ついに、

 

「おぎょぉっ、委員長だめぇっ‼」「末黒さんっ、ふぎゅうううっ‼」

 

 だぷだぷだぷだぷっ‼!/ぶっしゅるるるるっ‼

 

 セルフイラマチオをされていた二人が、射精した。

 

 その瞬間、

 

「んふううううううっ‼」「んっくううううう~っ‼」

 

 じゅるっきゅじゅるっきゅじゅるっきゅじゅるっきゅっ‼

 

 猛烈な勢いで、雪消美景のオマンコが引き締まった。末黒芒も、ペニスを咥え込んだまま腰を震わせている。

 

「あぎゃあっ⁉」「ひえああああああああっ⁉」

 

 同時に、花見も隣の男子も、奇声を上げて絶頂していた。

 

 ドビュドビュドビュドビュ、ドビュドビュドビュドビュビュ~~~~ッ‼

 

「い、委員長、イッてるううううっ……⁉」

「末黒もだっ、喉奥射精と連動して、マンコがめちゃくちゃに引き締まって──ああああああああっ⁉」

「そ、それだけじゃねぇっ、吸いつきの力も増して──おぎょおおおおおっ!?」「食べられてるっ、食べられてるっ、イキながらチンコ食べられて──ふっ、ふぎゅううううっ!?」

 

 まさかのセルフイラマチオによる絶頂に、四人全員がこってりと精液を搾り取られる。

 

「なっ、なんだよっ、わけがわかんねぇぞ⁉」「でも、エロ過ぎるっ……ぐふぅ……!」「もらいイクッ、もらいイクッ、もらいイクおおおおおっ……!」

 

 周囲の男子の何人もが股間を押さえ、ぶぴゅぶぴゅとお漏らし射精をしてしまっていた。

 

 教室が、沈黙に包まれる。四人の男子と二人の女子が、息を整えオーガズムの余韻に浸る。

 

 先に動いたのは、雪消美景と末黒芒だった。喉奥まで咥えていたペニスを、ずろろろろろろおっ、と吸い上げにかかる。同時に、膣肉でもペニスをじゅくじゅくじゅくっと締めつける。

 

「「「「あっ、あへぇぇぇぇぇっ……⁉」」」」

 

 射精直後のペニスへと猛烈に吸いつかれ、花見ら四人はやはり奇声を上げてよがってしまった。

 

 ぶはっ、と口で咥えられていたペニスが解放された。どちらも唾液でドロドロだった。

 

 花見と隣の男子は、ゆっくりと腰を引いた。最後まで吸着された果てに──じゅぼっ、とペニスが引き抜かれる。こちらは、愛液と潤滑ゼリーでドロドロだった。

 

 教室中が、またもや拍手で満たされた。

 

「すっ、すげぇっ、どっちもすげぇっ……!」「委員長も末黒も、セルフイラマチオで射精されてイクとか、ヤバすぎだろっ!」「見てるだけで気持ちよかった……感動した!」

 

「委員長のイキマンコ、とんでもなかったよ。ありがとう!」「イキながらチンポをしゃぶられるの、マジですごかった! ありがとう!」

「いえいえ。お二人のオチンチン、とっても美味しかったですよ」

「末黒ぉ……ありがとう……!」「ごめん……余韻が全身に染み渡って涙が止まらねぇ……!」

「喜んでくれて、め~っちゃ嬉しい! いっぱい気持ちよくなってくれて、ありがとね!」

 

 男子たちが、再び大きく拍手。

 

「すげぇ、委員長も末黒も、あんなプレイの後で満面の笑みだよ……!」「本当にセルフイラマチオが気持ちいいか、楽しいんだろうな……」「俺、正直イラマチオは怖かったんだけど……むしろ二人になら、やらせてあげたいって気持ちになった!」「お、俺も!」

 

「ふふふっ。みなさん、まだまだやる気十分みたいですね」と雪消美景。

「次にヤリたい人、来て来て~!」と末黒芒。「串刺しセックスで、二人同時に相手しちゃうよ~!」

 

 うおおおおっ……! と雄叫びを上げ、男子たちが列を作る。

 

 花見仲春はコンドームを回収し、しっかりと口を縛ってから、雪消美景のお尻に張りつけた。

 

 その時に、訊ねてみた。

 

「ねえ委員長──末黒さんもだけど──もしかして、僕たちがイク時のタイミングを、意図的に合わせてきてる……?」

 

「あっ、はい、そうですよ!」

 

 雪消美景がにこやかに──何でもないことのように、言った。

 

「せっかくの、大人数でのエッチですからね。みんなと一緒にイッた方が気持ちいいと思いまして」

「セルフイラマチオと組み合わせるのは初めてだからさ、委員長といろいろ調整してたんだよね~」と末黒芒。「男子たちのオーガズムと、私たちのオーガズムも組み合わせて、オールハッピー大作戦! 最後まで楽しんでってよね、ハナミン!」

 

「う、うん……」

 

 花見仲春は、ふらふらと男子たちの輪へと戻り──

 

 がっくりと、学校の椅子に座り込んでしまった。

 

「おい、花見!?」

「花見くん、大丈夫!?」

 

「ダメだ……格が違い過ぎる……」と花見。「狙って起こす、乱交シチュでの同時イキ……! ものすごく興奮しちゃって、しこたま搾り取られちゃった……。小手先の体力管理だなんて、こんなんじゃ通用しないっ……!」

 

「ああ。見てるだけでやべぇってわかったぜ。でも、だからこそだろうな。みんな、委員長と末黒に搾られたがってる……」

 

 引鴨の視線の先では、あらかじめ有志の人員として声をかけていた男子たちが、いそいそと串刺しセックスの列に並ぶ姿があった。

 

(すまん、花見……!)

(俺のチンポが、言うことを聞かねぇんだ……!)

 

 彼らは、申し訳なさそうにアイコンタクトを送ってきていた。

 

「……しょうがないよ、体力管理という作戦の前提が瓦解しちゃったんだ。僕にみんなを引き留める権利はない……」花見仲春は言った。「今年のバレンタインデーも、僕たちは二人に搾り尽くされて終了、かな……」

 

「でも、委員長も末黒さんも、イッてくれてるよ? ほら、今だって」と四方木。

 

 四名分のイキ声が、教室に響く。串刺しセックスによって、新たに男子たちが絶頂を迎えた、迎えさせられたのである。

 雪消美景と末黒芒も、同時にオーガズムを迎えているようだった。

 

「これなら、二人にとっても大満足なんじゃないかな?」

 

「いや、単純にイクだけなら、去年の委員長も末黒もたっぷりイッてたんだ」と引鴨。「その上で、俺たち男子側が先にノックアウトさせられちまった。だから今年は、乱交の締めに男子側がリードして二人にイッてもらおうと考えてたんだが……」

 

「そ、そうか……」と四方木。「このままじゃ今年も、男子側がすっからかんにされちゃって終わり……そうだ! 今からでも引鴨くん辺りが、精力剤を服用して頑張るってのはどうかな?」

「残念ながら、俺たちはもう服用してるんだ」と引鴨。「それでも今の委員長たち相手だと、あと一回で根こそぎ搾り取られちまうんじゃねぇかな」

「そんな……あ、じゃあ追加で服用するってのは?」

「用法用量を守らないのはダメだろ」

「そっか、じゃあ、もう……」

 

「打つ手が、ない……」

 

 花見仲春の呟きに、引鴨と四方木が顔を見合わせる。

 

「……楽しもうぜ、花見」引鴨が言った。「俺だって正直、二人がここまで格上の存在だとは思ってもみなかった。今では、俺たちが二人を満足させようなんて、驕り高ぶりもはなはだしかったんじゃねぇかって考えてるくらいだ。だったらよ、あとは割り切って楽しむしかねぇんじゃねぇのか?」

 

「そ、そうだよ、花見くん」と四方木。「末黒さんに満足してもらえないのは寂しいけれど……でも、できないものはしょうがないよ。むしろ、勝手に絶望して、暗い顔をしてる方がよくないっていうか……そう、思い通りの展開にならなかったときの心の準備をしておこうって、花見くんも言ってたでしょ?」

 

「……そうだね」

 

 花見仲春は、パシン、と両手で自分の頬をはたいた。

 

「ありがとう、二人とも。バレンタインデー、最後まで楽しんでいこう!」

 

「おうよ」

「うん、楽しもう、花見くん……!」

 

 引鴨も四方木も、心の底では悔しいと考えていることが、花見にはわかった。

 

(でも、四方木くんが言った通りだ。できないものは、どうしようもない)

 

(せめて一発逆転のアイデアでもあれば、話は違ってくるんだろうけど──)

 

「みなさん、いっぱい出してくれましたね!」

「あはは~、お尻重たかった~」

 

 一通り、クラスの男子たちによる串刺しバックハメが終わり──

 

 雪消美景と末黒芒は、お尻にのせられていた使用済みコンドームをまとめて手に持ち、ご満悦だった。

 

「いやぁ、マジで出したなぁ……」「でもそれだけの量になると、太ももじゃもう足りないんじゃない?」男子たちが言った。

 

「ふっふっふ。その言葉を待っていました」

「ここで、フォームチェンジの時間だよ~!」

 

 雪消美景と末黒芒が、制服のスカートを脱いだ。さらにブレザーとブラウスをはだけ、前立てをくつろげる。

 二人のブラジャーとお腹が覗き、おおっ! と男子たちが沸く。

 

 そして──

 

 雪消美景は、自身の黒いブラジャーと黒タイツの腰回りに、

 末黒芒は、ヒョウ柄のブラジャーとガーターベルトに、

 それぞれ、お尻にのせられていた使用済みコンドームを装着していった。

 

 おおおおおっ! と男子たちがさらに沸いた。

 

「そ、そうやって使うんだっ⁉」初参加の四方木が感動していた。

 

「ここからは、この格好でセックスをして行きますよ!」

「次は、簡易ベッドの上で騎乗位セックスだ~!」

 

「「「うおおおおおおおっ!」」」

 

 大きな声で沸く男子たち。

 

 その瞬間、雪消美景と末黒芒の姿を見ていた花見仲春が──

 

「──あああっ!?」

 

「ど、どうしたの花見くん?」と四方木。

「急にでけぇ声出すな。びっくりするだろうが」と引鴨。

 

「……お、思いついたかもしれない」

 

 と、花見仲春は言った。

 

「委員長と末黒さんに満足してもらうための、一発逆転の作戦……!」

 

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