「一緒にお風呂に入るのなんて、何年振りかしら」
脱衣所に入り、さよりは言った。
昨年は童貞卒業セックスということもあって、
「八年振りとかじゃない?」手洗いとうがいと消毒を済ませ、燕は言った。
「もうそんなになるのね……んっ」
さよりが、燕の目の前でセーターを脱いだ。
「う、わ……」
思わず、溜め息が漏れた。
燕の手のひらよりもずっと大きな黒いブラジャー。そこに、柔らかそうなおっぱいがみっちりと詰まっている。お腹周りは、服を脱ぐとちょっとお肉がついていることがわかる。その生々しさが、燕の胸をときめかせる。
さよりがジーンズを脱ぐ。大きなお尻だ。ブラジャーと同じ黒いショーツが、脱ぐ動作によって肌に張りつく。肉に食い込む。今すぐこの場で触りたくなってしまう。
「燕も早く脱ぎなさい」さよりが言った。
「う、うん」
燕も制服を脱ぎ、下着姿になる。トランクスの前は、既にむっくりとテントを張っていた。
「あら」さよりがそれを見た。「お母さんでもうそんなに大きくしちゃったの?」
「た、溜めてたから」
「そうよね。バレンタインデーを楽しみにしてたのよね。可哀想な燕……」
さよりの手が、トランクスの上からペニスに触れた。
「うっ、母さん……!」
「ふふっ、硬い。去年なら、ここで出しちゃってたかもしれないわね」
さよりがブラジャーを外す。たふん、と大きな乳房が解放される。釣鐘形の、谷間の深いおっぱいだ。年齢で垂れているのではなく、元々これほど大きな胸なのだと、燕はよく知っている。
ショーツも脱ぐ。黒く濃い毛叢からは、大人の女性の色香が──実の母親の甘い体臭が、強く漂ってくる。ビキリ、と燕のペニスがより硬くなる。
さよりは片足立ちになってもバランスを崩さず、脱いだ下着を洗濯籠に入れた。
そして、開封したコンドームの箱から包みを幾つか取り出し、浴室の扉を開けた。
「燕、いらっしゃい」
「うん」
燕は急いでシャツとトランクスを脱いだ。本当は気恥ずかしくてたまらなかったが、それを誤魔化し、堂々と浴室に入る。さよりはシャワーで浴室の床や壁を温めていた。浴室暖房も、既に起動してくれている。
「さすがに少し狭く感じるわね」
さよりはシャワーを燕に向けた。心臓から遠い足元から、身体を流してくれる。
「熱くない?」
「大丈夫」
「せっかくだし、身体も洗ってあげる」
さよりは自分も軽くシャワーを浴びると、燕をバスチェアに座らせ、ボディタオルを泡立てた。背後から身体を洗ってくれる。首筋、胸元、背中、腕……昔と同じ順番だった。燕はさよりに教えられた通りの順番を今でも守っていたので、それとわかった。
「こうして洗ってあげるのも、八年振りになるのかしら」
さよりの身体が近づく。むにゅう、と背中に柔らかな感触。
「母さん、む、胸が……」
「当ててるのよ」
さよりが、燕の股間に背後から目を落とす。
「もうカウパーが溢れてる。興奮しすぎじゃない?」
「母さんが狙ってやったことでしょ」
「まあね」
足元も洗い、さよりは燕を立たせてお尻も洗った。そこでいったん、シャワーで泡を洗い落とす。
「じゃあ、オチンチンを洗ってあげる」
(来た……!)
ぴくん、と燕のペニスが跳ねた。
家庭によって、バレンタインデーにどこまでのプレイを許容するかは様々だ。例えば、母子の間柄であっても、あるいは母子の間柄であるからこそ、手コキの段階からコンドームを使う家庭も多いと聞く。
しかしさよりの場合、素手で手コキをしてくれる。去年もそうだった。
さよりは両手でボディソープを泡立て、燕の正面に立った。燕よりも、少し背が高い。
泡塗れの両手が、ペニスを包む。
「ああっ、母さん……!」
「ふふっ。硬くて、熱くて、ずっしりして、燕のオチンチン立派ね」
両手を使い、根元から先端まで丁寧に洗ってくれる。特にカリ首周りは指で輪っかを作り、重点的に洗ってくれる。
「ううっ……!」
燕は、さよりの両肩に手を置いて身体を支えた。腰が引けてしまっている。
「ほら、もっと近づいて。腰も突き出して。ちゃんと洗えないでしょう」
さよりは右手でペニスを扱きながら、左手で睾丸を包み込んだ。たっぷりの泡と指先で、やわやわと揉み洗いしてくれる。
「母さん、それ、気持ちいい……!」
燕はペニスを突き出し、快感に耐える。
「いい子ね」さよりは微笑む。「バレンタインデーなんだから、お母さんに抱き着いて、いっぱい甘えてもいいのよ」
「か、母さんっ……!」
燕はぎゅうっとさよりに抱き着いた。ひんやりしたおっぱいが、むにゅうっと胸板で潰れる。泡まみれのペニスの先が、母親のお腹に押し当てられる。
燕はそのまま、ヘコヘコと腰を振ってしまう。
「母さんごめんっ、もう、射精るっ……!」
「いいのよ」さよりは囁いた。「このまま、お母さんのお腹に出しちゃいなさい」
「母さんっ、ああっ……‼」
ビュプッ、ビュプッ、ビュププッ‼
大量の精液が溢れ出す。オナ禁していた分、量も濃さも桁違いだった。
「あっ、すごい……」
さよりはうっとりとした声を出すと、射精中のペニスを根元からねちっこく扱き上げてくる。
「かっ、母さんっ……⁉」
「いい子ね。いっぱい出しなさい」
母親の手筒で、容赦なく射精を促される。
「んあああああっ……!」
ビュププッ、ビュププッ、ビュププッ……!
燕の腰が何度も震える。ぎゅうっと力を込めて母親に抱き着く。
「よし、よし……」
射精が終わると、さよりは優しく燕の腰を抱き寄せ、お腹でペニスを余韻に浸らせてくれた。さらには、とん、とん、と優しく腰をあやすことまでしてくれる。
(母さん、大好きっ……!)
母親と深く抱き合ったまま余韻に浸り、ビュプビュプとお腹に残り汁を吐き出す。頭がくらくらするほど気持ちがよかった。
オーガズムの波が引いていく。名残惜しかったが、燕はゆっくりと身体を離した。さよりのお腹は、息子の精液でドロドロになっていた。
「お母さんで、こんなに出しちゃったのね」さよりは指先で下乳を撫でた。「ほら、おっぱいの方まで飛んできてる」
「母さん、ありがとう……」
「どういたしまして」
さよりはシャワーで精液を洗い流した。燕のペニスも、洗い流してくれる。
「母さん」燕は言った。「今度はおれが、母さんの身体を洗うよ」
「そう? ならせっかくだし、お願いしようかしら」
今度はさよりがバスチェアに座った。燕はボディタオルの用意をする。
「行くよ、母さん」
泡立てたボディタオルで、首筋、胸元、背中、腕……と教えられた通りの順番で洗っていく。ゴシゴシと洗うのではなく、泡で撫でるように、丁寧に洗う。
「気持ちいいわ」さよりは言った。
「母さん、それじゃあ……」
身体を一通り洗ったところで、燕はボディタオルではなく素手で、母親のおっぱいに触れる。
「いいわよ。どうぞ」
流氷さよりは、バレンタインデーに息子がおっぱいに触ることを許す母親だった。
「ああ、母さん……」
燕は背後から、さよりの乳房を揉んだ。実際に触ると、手から溢れるほどの量感がたまらない。両手で泡を馴染ませるように、優しく揉む。とろけるような柔らかさの中に、硬い感触がある。肌寒さで締まった乳首だ。指先で、乳輪をなぞるようにして洗う。
(去年は愛撫の時に、「母さんも感じてる⁉」って舞い上がって、注意されたなぁ……)
今年は射精したばかりということもあり、燕は冷静さを──
「燕、当たってる」
「あっ、ご、ごめん」
「いいのよ。元気なのはとてもいいこと」
燕のペニスは、射精したばかりであるにもかかわらず既に硬さを取り戻していた。先端部をさよりの腰へと、無意識に擦りつけていたのだ。冷静には、なり切れていなかった。
「燕は本当におっぱいが好きね」
「う、うん……」
大好きな母親のおっぱいだからこそだ、とは言えなかった。
続けて燕は、背後からさよりの股間へと手を伸ばした。
流氷さよりは、バレンタインデーに息子がオマンコに触ることを許す母親だった。
燕は母親の陰毛を、泡塗れの指でゆっくりと梳く。
「そこも、撫でるくらいの力加減でいいからね」
さよりが、自分から脚を広げてくれる。
「う、うん」
燕は暴れる心臓を抑えつけ、母親の股間を洗う。大陰唇だけではない。下腹部や鼠径部や内腿や脚の付け根も含めて、丁寧に洗う。また腰をヘコヘコと動かしそうになってしまうのを、ぐっと堪える。
「……悪いけど、お尻は自分で洗わせて頂戴」
「わ、わかった」
燕はさよりにボディタオルを渡し、シャワーの準備をした。
(これもある種の線引きなのかな)
と、燕は目の前でさよりがお尻を洗うのを眺めながら思った。
シャワーを使って、母親の身体を洗い流す。
「ありがとう、燕」さよりは微笑んだ。「いったん、湯船に入りましょうか」
「うん」
湯船に張られたお湯は少なめだった。それでも、二人で向き合って入ると水が溢れそうになった。
「ふう、いいお湯」さよりは言った。「でも、少し身体を冷やしちゃったわね。燕、こっちに来なさい。抱っこしてあげるから」
「え」
「寒さ対策でもあるの。来なさい」
「うん……」
燕は湯船の中で身体を反転させ、背中を母親に預けた。内心、嬉しさで舞い上がりそうになりながら。
おっぱいの柔らかさと人肌の温もりに、すっぽりと包み込まれる。
「やっぱり、燕の身体も冷えちゃってる」さよりに、ぎゅうっと深く抱き締められる。「しばらくこうして、一緒に温まりましょう。ところで燕」
「何?」
「今年も、お母さんとキスする?」
流氷さよりは、バレンタインデーに息子が自分にキスすることを許す母親だった。
「……したい」
「じゃあ、こっちを向いて」
燕はさよりに抱かれたまま身体を右に向けた。母親のことを見上げる。
「……んっ」
さよりの方から、キスをしてくれた。
体勢的に、唇が交差したキスになる。優しく抱かれたまま、さよりの唇が食むように動く。燕はされるがままになる。脳味噌にビリビリと電流が走る。全身が敏感になり、母親に抱っこされている安心感がより強くなる。顔が熱い。涙が出そうだった。実の母親の熱い吐息を吸って、身体が内側から熱くなっているのを感じる。ペニスはガチガチに、射精前と変わらないほどに勃起してしまう。
舌が、入ってきた。
「う、あ……」
母親の舌が、息子の口腔内を犯す。口元が交差していることで、とびきり深いキスになる。燕は唇をねっとりと吸われ、ねっとりと舐められ……さらに舌をねっとりと吸われ、ねっとりと舐められ……母親の唾液を、ごくんと呑み込んだ。
「母さん……」
おねだりをするように、燕は言った。もじもじと腰が勝手に動く。
「我慢なさい」
さよりが湯船の中で、燕のペニスを優しく撫でる。
「我慢できたら、もっといいことをしてあげる」