※この作品はR-18です。

AVパラダイス   作:kuroto xanadu

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春日檜 そのおっぱいからは逃げられない

 あれから一花の仕事は増えていった。

深夜だがテレビ出演に出て、台湾やタイでの写真集の撮影があり本屋で発売されれば即完売の店もあり入荷が間に合っていない店もあるほどだ。

来月には写真展の開催も予定している。

 

 

◇◇◇

 

 

 そして、今日も新たなAV女優の卵がデビューを控えていた。

 先日、面接も終えて今日が撮影日。

名前は春日檜、年齢は20歳、スリーサイズは95.61.90。

女優としてアメリカに渡米したものの全く売れず、日本に帰国しても仕事がなかったので『パラダイス』と契約することにしたのだ。

 AVは女優の墓場という人間もいるが、大復活した中野一花の記事を見て檜は決意したようだ。

 実際、一花の記事を見て面接しに来るものは少なくない。とはいえ誰でもいいというわけではない。

社長である錬馬のお眼鏡にかなわなければ意味はない。

 檜はその門をくぐり抜けたのだ。

 

 

◇◇◇

 

 

 今回の撮影テーマはパイズリ。

廃墟(美術スタッフが作ったスタジオ)に巨乳の幽霊がいるという噂を聞いた男が行くとパイズリで搾精されるという話だ。

タイトルは『パイズリモンスター そのおっぱいからは逃げられない』

 檜は既に衣装を着てスタンバイ済。

谷間が強調されている白装束を纏っている。

 

「社長、入られます!」

 

「おはよう」

 

おはようございます!とスタッフ一同から挨拶が返される。

 

「春日さん」

 

錬馬が檜に近づく。

 

「社長」

 

檜は社長の体を見る。

今回の社長は受けなので中肉中背といった感じだ。

 

「いや悪いね。デビュー作がだいぶ変化球になってしまって」

 

「構わないわ。この世界でビッグになるためだもの」

 

社長の錬馬に対してのその態度に秘書の狩山が何かを言おうとしたのを錬馬が手で制する。

 

「いい自信だ。楽しみにしている」

 

「ええ」

 

2人は最後にそれだけ言葉を交わして配置につく。

 

 

◇◇◇

 

 

「本番まで5秒前!4…3…」

 

2…1…0と指でカウントして撮影がスタートする。

 

中肉中背の男がギィっと音を立てて廃墟の扉を開ける。

 

「ここか。とんでもない巨乳の霊がいるってのは」

 

男は噂を聞いて面白そうなのでここまで来た。

少し進んでいくと目の前に女が現れた。

金髪で谷間が強調された白装束、何より目を引くのが噂の巨乳をさらに超える爆乳。

 

「ほんとにいた。巨乳…いや爆乳の女幽霊…」

 

普通幽霊に会ったら恐怖するものだがそんなものが吹っ飛ぶくらい目の前の女幽霊に夢中だった。

 

「おねがい…」

 

女幽霊が口を開いた。

 

「あなたのオチンチン…私のおっぱいで挟ませてぇ」

 

女幽霊がさらに谷間を強調する。

 

「マジかよ…最高じゃん!」

 

男がすぐにズボンとパンツを下ろしてペニスを晒すと女幽霊の爆乳によって挟まれた。

 

「おぉぉぉ…気持ちいいぃぃぃ…」

 

男はまるで温泉に入ってるかのような声を上げる。

 

「もっと気持ちよくしてあげるわ」

 

女幽霊がおっぱいを上下に激しく動かす。

 

「やばい…もう射精る!」

 

ドピュッ!ビュルルル!!!

 

男のペニスから精液が放たれる。

その直後、急に力が抜けたように後ろに倒れ込む。

 

「あれ…」

 

不思議に思うのも束の間、女幽霊は男のペニスを再び爆乳で挟んでパイズリをする。

 

「なんだ…どんどん…力が抜けて…」

 

「フフフ…気づいたようね…」

 

女幽霊が笑い出した。

 

「なにを…した?」

 

「生気を吸い取っているのよ。私のパイズリを受けた男は生気を吸い取られて、そして死ぬのよ」

 

「なんだって?」

 

「私を捨てて貧乳の女に浮気した男…男はみんな私のおっぱいで死ねばいいのよ!」

 

女幽霊の様子が一変した。

 

「い、いやだ…死にたくな…あぁっ!」

 

「私のパイズリで3回射精した男は死ぬの。幸せでしょ?パイズリで死ぬなんて!」

 

「いや…ああっ!」

 

ドピュッ!ビュルルルル!!!!

 

「あと1回ね」

 

「こんなところで…死んでたまるか!」

 

男は最後の抵抗とばかりに女幽霊を突き飛ばして出口へ走り出す。

しかし、扉はなぜか開かなかった。

 

「何でだよ!入った時は開いてたのに!」

 

悪態を吐く男が後ろを振り返ると女幽霊が追いかけてきていた。

 

「うわぁ!」

 

下半身丸出しで逃げ出す男。

部屋の中に入って息を潜める。

カツッカツッと足音が近づいてくる。

 

「…」

 

息を殺して女幽霊が通り過ぎるのを待つ男。

カツッカツッと男の部屋の前まで来た。

 

「…」

 

男が目を瞑り息を殺し続けていると足音が遠ざかっていく。

 

「…はぁ…」

 

安心した男が息を吐く。

 

「逃げられると思った?」

 

目を開けると目の前に女幽霊がいた。

 

「うわぁ!」

 

男が逃げようとするが体が動かなかった。

 

「か…らだ…うごか…ない…」

 

男は金縛りにあっていた。

 

「さあ、パイズリの時間よ」

 

女幽霊が男のペニスを爆乳で思いっきり挟み込んで今までより激しく上下に動かす。

男の生気を絞り尽くすように。

 

「あぁ…ああ…」

 

金縛りか快感のせいか男の言語がまともに機能していない。

 

「私のおっぱいで…私のパイズリで…死になさい!」

 

「あぁっ!!!」

 

ドピュッ!ビュルルルルル!!!!!

 

3回目の射精をしてしまった男は白目になり倒れた。

 

「フフフ…また私のおっぱいで男を殺したわ…フフフフフ…」

 

女の笑い声が廃墟に木霊する。

その後、彼の姿を見た者は誰もいない。

 

 

◇◇◇

 

 

「カット!…オッケー!」

 

ディレクターのOKが出て撮影が終了する。

 

「はぁ…」

 

錬馬の目が白目から元に戻る。

 

「春日さん、いい演技だったよ!社長もあの白目、迫真の演技でした!」

 

ディレクターが2人を褒める。

 

「ありがとうございま~す!」

 

檜がお礼を言った。

 

 

◇◇◇

 

 

数日後、檜のAVデビュー作が発売·配信されてホラーとエロを合わせた今までにないジャンルのAVに購入者が殺到した。

ネット上では賛否両論という感じだが、檜のAVデビューは成功といってもいいものだろう。




春日檜
原作:神のみぞ知るセカイ
年齢:20歳
スリーサイズ:95.61.90
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