ハイスクールH&S with [Nioh2][Wild Heats] and more 作:「秀吉」
「お父様、分かってますやろ? ウチの家、もうボロボロやん。稼業も殆ど手放してしもた以上、纏まったお金は必要です。それも大金なら猶更や」
「……せやけど、お前を売って手にした金やで。そんなんで再建しても、ご先祖はんに申し訳立たへんわ。それに、元々は分家のあの阿呆のせいや。お前が犠牲になる必要なんて……」
「その阿呆の婚約者だったうちが、きちんとお金を返すんや。分家の皆さんには、その分も上乗せして、きっちり破滅して貰いましょう」
「……紅華」
「それに、お母様が入院中やし。生まれてくる弟か妹の為にも、悪縁は切っとかんと」
「……知っとるかもしれへんが。豊葦原は後ろ盾のない女にとって苦界もいいとこや。昔の遊郭よりも女の扱いが悪過ぎる」
「……お父様、卒業生なん?」
「いいや。知り合いに卒業したヤツがいただけや。ソイツも死んでしもたけどな」
「そうなんや」
「せやから、充分に気をつけなさい。……達者でな」
「……はい。さようなら、お父様」
――二年前、とある京都の屋敷にて――
紅華と名乗った女子生徒は、匂い立つような色香を纏っていた。
誠一や叶馬でさえ、もしパートナーがいなければくらりときていたと思わされるその艶やかさ。
数えきれない男に何度も抱かれる事によって磨かれた──ある種の性の芸術品とも呼べるその美貌。
制服の上からでも分かる豊満でしかしメリハリのある肢体。
恐らくこの先輩は、指先の所作だけで、人の劣情を操れると誠一は確信した。
愁いを帯びた眼差しは、一瞥するだけで耐性のない男を手玉に取ってしまうだろう。
だからこそ、誠一は危機感を覚えた。
何故なら秀龍は、
少なくともこの一週間、女子を部屋に招いていないのは確かだった。
週の半分以上をこの寮にいたからこそ、知っている。
麻衣や静香の喘ぎ声は壁越しに聴こえていたが、秀龍の部屋から
恐らく、あの地獄を生き抜いた事で培われた強靭な精神力で我慢しているのだろう。
正直に言えば、誠一は抵抗があるものの麻衣を『貸し出す』事も考えていた。
だが、それは秀龍が拒んだ。それとなく提案した際、感謝と同時に頭を強く叩かれてこんこんと説教されてしまった。……目から火花が出るような威力だった。
曰く、『自分の女をそう易々と他人に抱かせようとするな。少なくとも俺にはそんな癖はねぇ』との事だ。
事実として、麻衣や静香を見る秀龍の目が、性欲に濁っているのを誠一は見た事がなかった。
当たり前のように距離を取る先輩の考えも聞いている。だから納得してはいた。
秀龍は、明日の『羅城門』ダンジョンの探索を終えたら別行動となるからだ。
理由は二つ。
一つは、秀龍のパートナーの不在である。
ダンジョン内での戦闘は、男女関係なく性欲を増大させてしまう。そんな環境でパートナー同士である四人と共にいれば、いずれ麻衣や静香に手を出すかもしれない──そう秀龍が危惧したからだ。
もう一つは、単純に実力が離れ過ぎている事が挙げられた。これには叶馬も誠一も納得した。理屈の話ではなく、意地や矜持の話になるからだ。
勿論、切羽詰まった状況ならばかなぐり捨てる程度のプライドの話だ。
だがそれでも、男がプライドを捨てて何が残ると言うのだろうか。……この二人とは最近つるみ出したのに、思考が染まってしまったのは良いことなのか悪いことなのか。
「……見た感じやけど、皆さんもう女のコを抱いてはりますなぁ」
若干の京訛りの言葉で、紅華と名乗る二年の先輩は呟いた。
彼女の声にすら驚く程に『艶』が乗っていたが、その内容に誠一は反応する。
「……分かりますか」
叶馬が感心した様子で頷く。
「ええ、見ての通りうちは『
誠一は、その言葉を受けて『まさか』と思い秀龍を見た。
だが彼はその言葉を否定しない。
その態度が正しいのなら、少なくとも一度は女を抱いた──という事になる。
「……まさか、『来られた』のですか?」
「ああ、その日の夜にな」
叶馬がそう訊ねる。
どうやら秀龍が相手を頼んだ女子を知っているようだ。
「おい、そんな人がいたのか?」
「ああ……縁に恵まれてな。だが、まさかもう来られていたとは」
「……」
紅華は、冷静にこちらの会話を聞き、
「……どうやら、行きずりの人にお願いしたみたいですねぇ。その人とは今後も?」
「いや、どうだろう? 多分一度だけだったんじゃなかろうか、と」
「……そうですか」
そう言いながら思考を巡らせる。
(……恐らく、三年か四年の先輩やろねぇ。一回だけって事は、『
学園の裏話として、『失踪』してしまった生徒が、その後に学園内で短期間だけでも発見される──という事例は無いワケではない。だから紅華は、そんな「幽霊」が秀龍の相手をしたのだと思う事にした。
であれば、今後のダンジョン探索において増してゆく性欲を解消する方法は無いと見るべきだ。
そうであるのなら自分が相手をしても問題ないだろう。
それに、同年代とは言えども学園に染まり切っていない男子と『長期契約』を結べば、こちらとしてもメリットがある。
如何に『
そう、思っていた。
(──秀龍、か。どこかで……)
写真の中にいた、その少年の姿を思い出すまでは──
「────え」
呆然とする紅華。
じっと、秀龍と呼ばれた同い年の少年を観察していく。
髪は付け根が黒い白髪で、右目には刀傷が走り金のカラコンが入っているようだが──言われてみれば確かに『面影』があった。
「……ウソや」
思わず笑ってしまいそうになった。
まさか、こんな場所で逢う事になるなんて──
「ちょっと、紅華? どうしたのよ」
「……え、ああ。なんでもあらへんよ、乙葉」
「それ、なんでもないって顔じゃないわよ」
「……うち、どんな顔しとる?」
「……泣きそうではあるわね」
「──そか」
少し、息を吸う。
吐く。
気合いを入れろ。
こんな偶然と幸運は、運の無い自分の人生ではそうそう無いぞ。
あのしょーもない男のツケをやっと精算出来るのだ。
自分にとって、汚点としか言い様の無い従兄であり婚約者サマ。
ここに入学する前の自分の処女を奪い、一年以上この身体を貪り続けた男。
遠出した先で飲酒事故を引き起こして、数億の負債を自分たちに遺して死んだ阿呆。
自分が、『この学園』に
まさかまさかだ。
あの男のせいで死んだご夫婦の忘れ形見。
その人が目の前にいるだなんて。
「秀龍さん」
震えそうになる声を死ぬ気で抑えて、紅華は話し掛ける。
「うち、『娼婦』としてお客を取ってます。まぁまぁ色々と面倒な条件を付けても、それでもうちがこの学園で生きていける程度には稼いでいます」
「……はい」
意味は分からずとも、何かを伝えようとしている事が分かった秀龍は、相槌だけを返す。
「そんなうちですが、今回はあんさんに抱かれても良いと考えてます」
「ちょ、紅華」
乙葉が驚きの声を出した。
紅華の一晩の値段が幾らなのか知っているからだ。……その金額に見合うどころか凌駕するかもしれない努力も。
クラスチェンジして『
その為、体術や武器術関連の授業にも積極的に参加し、男の教師たちにも彼女は抱かれた。
今では自分だけの力でダンジョンを探索し『銭』を稼いでいる。
「……ただし。明日、ダンジョンに潜って『対価』を用意して貰えますか? どんなものでも構いません」
乙葉たちには、凛子の為だと視線で語る。
秀龍には、事情がある事を視線で語る。
「……ふむ。つまり、貴女を抱きたければ、相応の対価を用意しろ──と?」
「外の世界でもうちみたいな女の子、抱きたいなら──相応に対価はいりますやろ?」
「違いない」
納得する秀龍。
若干腑に落ちない顔をしている誠一だが、それでも他の先輩二人が渋々でも納得する理由がある事を理解した。……叶馬は分からないのに頷いていた。
「どうでしょう……うちが磨いた手管とこの
乙葉や蜜柑ですら頬が赤くなるような強烈な色気が紅華の全身から放たれる。
胸に手を当て、服の上から豊満な胸をなぞる。
艶やかな流し目を受けて、秀龍どころか誠一や叶馬でさえも反応しそうになり──
「せーいち?」
「とーまさん?」
ふと、パートナーの声が耳に届いた。
ギギギ、と錆びた機械のような動きで視線を向ける誠一と叶馬。
そこには、パートナーである麻衣と静香がいた。
「お、来たのか」
何やら威圧的なオーラを発する二人に普通に接する秀龍。
まあそれはそうだろう。
二人のプレッシャーは、自分たちのパートナーだけに注がれているのだから。
「二人とも、夕飯はどうした?」
「あ、ダイジョーブですよー先輩。ちゃんとゴハンは食べてきましたからぁ」
「ええ、何の問題もありません。ですから……」
笑顔で、ガシリと肩を掴まれる誠一と叶馬。
爪が食い込んでいない筈なのに、握力だけで肩が痛い。
「逝こっか……誠一」
「来てくれますか? 叶馬さん」
「「……はい」」
あ、恐らくこれから、朝まで物理的に搾り取られるな。
それが四人を見送る全員の感想だった。
□
「……巧いな」
俺は離れていく男共の背中を見送りながら、呟いた。
ただ少しだけ──『色気と色香』を見せた紅華嬢。
純粋な技術によるそれは、たったそれだけで、叶馬と誠一の性欲も煽り、来ていた静香と麻衣に危機感を覚えさせた。
それこそ一目散に部屋に相方を連れ込んで、自分とのセックスで上書きするように意識の方向性を調整して、だ。
麻衣は兎も角、普段は冷静な静香に危機感を抱かせるレベルの色気とは凄まじい。
「あら? 何のことですやろか?」
ニコニコと笑いながら、紅華嬢は惚ける。
しかし、さっきこの人は言っていた。
俺たちが女子を抱いたかどうか見れば分かる、と。なら、静香と麻衣に何かを感じたって事なんだろうな。……若干独占欲が滲み出てきたように思えるが、それが原因か?
なんかよく分からん『パートナー契約』とやらの紙に、叶馬が記入するように言われてたな、そう言えば。
「……紅華、もしかして。あの娘たちって……」
乙葉嬢が何かに気付いた様子で、問いかけた。
「……まあ、そやね。ほんまに珍しいんやけど、もう『堕ち』かけとるわあのコら。多分……今日エッチしたら、完全に『そう』なるんやないかなぁ」
乙葉嬢は、恐ろしいものを見るような目で叶馬たちを見送った。
なんの事だろうか。
「話は分かった。分からん事も色々あるが、俺の性欲の問題が解決出来るんなら、こっちとしても願ったりですしね」
「そうですか。では、契約成立と言うことで。明日は……うちがまたここまでお邪魔しましょか」
「……俺が貴女の部屋に行く──のは他の女子が恐がるか」
「まあ、そやね。こうして明日の『一晩』を契約した今やから言うけど、男子にトラウマ持ってるコもいてますから」
「……かと言って、だ。男が多い男子寮に来たら……」
「うん、大体のケースで秀龍さんの予想通りや。大人数を女のコは相手しないといけなくなります。寮の人に一目置かれてたら話は別やけど」
「……なら、ウチみたいな俺だけしか住んでなくて、パートナー持ちの叶馬や誠一がいるこっちがまだ負担は少ない、か」
納得する。
……ただ、なんだ。
なんかこの
俺も両親も京都方面に知り合いは、いない筈なんだが……
「どうされました?」
「本当に、送らなくていいので?」
「ええ。皆、『麻鷺荘』の寮生ですし、うちも今日はそっちに泊まりますさかい」
「……まあ、送り狼になっても困りますか」
「うふふふ……」
せめて、と寮の外まで三人を見送る事にした。
乙葉嬢と蜜柑嬢は先に寮へ戻って行った。
蜜柑嬢はとても元気な様子で手を振っていたが、やはり乙葉嬢は寮長らしくまだ若干警戒はしていた。
よっぽど男に酷い目に遭わされた女子でもいるんだろうか。
「いますよ」
俺の内心を読んだのか、紅華嬢はそう言った。
「ここは、そういう場所です。そして、それはうちや乙葉、蜜柑さんも例外じゃありません」
「……そりゃまた」
「そして多分、大多数の男子はその流れに逆らいませんし、逆らえません。もしそれに逆らいたくて、意志を貫くには──『強く』なるしかありません」
「……貴女のように?」
「はい。そして……
何かを確信しているのか、そう言われた。
「……そう言えば、貴女は俺が明日、必ず対価を用意する──と確信しているようですが……何故?」
「ああ、それは簡単です」
悪戯っぽく笑い、俺の唇に伸ばした人差し指で触れる。
「ただの──女の勘です」
吐息まじりにそう囁かれる。
──成程。
確かにそれは簡単だ。
大いに理不尽でもあるが。
暗い夜道を一人歩く彼女を見送って、俺は寮の中に戻る。
娼婦、と言っていたがそれがどれくらいの力量なのか分からなかった。
だが──思った事がある。
「あの乙葉嬢も紅華嬢も……強い、のか?」
生産職らしい蜜柑嬢が俺より弱いのはまあそんな事もあるだろう。
だが、戦闘職らしい彼女たち(一人は違うが)は俺より一年以上このダンジョンを攻略している筈だ。
なのに。
なのにだ。
どうしてか──俺は思った。
──俺より弱い、と。*1
まあ、そうだな。
俺も一年、別のダンジョンを攻略していたんだ。
培った「力」に自負はある。
だから同じくらいのレベルだと思っていた。まさか、俺の方が強いなんて……そんな事あるか? *2
なら、何が違う?
やっぱり──死に戻る度に記憶が欠落する事だろうか? *3
それとも──最初に死んだ時に落とす魂の欠片のせいだろうか? *4
ダンジョンのシステムが違うせいか、どうにも俺と彼女たちでは、成長曲線が違うように見える。*5
なら──両方のシステムの影響下にある叶馬たちは、俺よりも早く成長するのだろうか。*6
「やっぱ死に戻りの記憶の欠落は良くねぇシステムだな。振り返りが出来ねぇ」
それならば一度でも死んだらそこまで、という本来の条件で篩に掛けた方が良いと思うんだが……あのシステムを考えた人間は、俺とは違う考えや思想だったんだろうな。
まあ、俺も『死に戻りの恩恵』を受けているから、否定するのも違うか。
しかもこっちは、普通に魂の摩耗や欠落もないっていう仕様だしな。
その分、こっちの相手はアホみたく強いワケだが。
初見殺し?
そんなの序盤の餓鬼すらデフォルトだぞ。
ガード不能の攻撃なんてどいつもこいつも複数は持ってやがる。
何度齧られ、掴まれ、踏み潰され、曳き潰されたか。
何ならありとあらゆる死亡を経験してんだぞこの野郎。
「つーか、まだヤってんのかあいつら」
寮に戻ると、女の嬌声が聴こえてきた。
やっぱ、部屋は防音にしてやった方がいいよなぁ。『つくも』たちにお願いするか。
うーん……やっぱ、一度「東の国」の獣も戦わせた方が良いよな?
あいつら、「十三桜の村」の途中まで行けたんで、この調子ならクリアもすぐだろ。
なら、そのタイミングで『ハナヤドシ』と戦わせてみるか。
□
と、いうワケで。
『つくも』に手紙を持たせて二人の部屋に行って貰った。『ちょっと落ち着いたら下りて来い』って。
暫くするとシオシオになった誠一と若干やつれた叶馬が下りてきた。女子はツヤツヤテカテカしていて超ご満悦だった。
……さっきより精神が安定しているように見えるんだが……そんなにこいつらとのセックスが好きなのか?
取り合えず合戦してた四人に麦茶をコップに注いで渡してやる。
身体が火照ってるだろうからな。
熱い緑茶よか良いだろう。
「さて──お前らにはもう話してたけど、俺は明日のダンジョン探索が終わったらソロで動く」
「はい」
叶馬が頷く。
この中で一番強いのは叶馬だ。
多分方針を決めるのはコイツになるんだろうな。
誠一は、リーダーというよりも参謀タイプだ。色々と提案するが、多分最終決定権は叶馬に任せそうな気がする。
あのイメージカラーが黄色で、四番目のナンバリングの学園ジュブナイルRPGの親友くんと同じポジションだな。
「ただその前にな、お前たちにはどうしても戦ってほしい相手がいるんだわ」
「……どっちっスか?」
誠一が、少し警戒した感じで俺に問いかける。
「まあ、「東の国」だな」
「ですよねぇー」
溜息を吐いて誠一が項垂れる。
そんな様子を見て、ヘヴン状態だった女子たちが帰還してくる。
「なにがそんなに嫌なの、誠一?」
麻衣の疑問に、誠一は自分の「
「これを見ろ。こんなのを振り回さなきゃいけねぇんだぞ。相手はデカいんだ。デカいってのはそれだけで脅威なんだよ。先輩を見てみろ」
言われて三人が俺を見る。
まあ、そうだな。
確かに俺はデカいか。
「まあ、言うて最初のボスはそんなに大きくないぞ。基本的な『からくり』が使えるようなら、『からくり刀』だけで対処出来るさ」
「……そう、ですか」
静香が少しだけ微妙な顔をしていた。
まあ、確かに咄嗟に『
だけどそれが出来たら「戦国奈落獄」でも有用だぞ。
強い攻撃には無力だが、普通の攻撃や初動の動きなんかは阻害出来るからな。
「と、いうワケで今から「
多少なりともセックスで疲弊しているかもしれんが、その程度ならどうとでもなるレベルには「霊石」と「天つ糸」は肉体を強化している。
どうせ向こうの食材食わせれば体調は回復するしな。
「……分かりました。皆も良いか?」
「はい。叶馬さんの良いように」
「ま、確かに「戦国奈落獄」だけじゃなくて、こっちも攻略しねぇといけないしな」
「う~、痛いの嫌だけどさ、殺されるのはもっと嫌だしね」
各々言いながらも、きちんと意識を戦闘する状態に移行させたのが分かった。
ほほう、イイ感じだ。
「んじゃあ、行こうか」
設置されてある「社」に近付き、両手を合わせて祈る。
光の鳥居が三つ床からせり上がってきて、三角形の陣を形成した。
そうして、俺たちは──「湊」へと向かう。
もうこの一週間、何度も行っているので四人も馴れたもんだろう。
「……さぁて、勝てるかな」
まあ、勝てなくて当然。
寧ろ勝てたら今持ってるのより良い武器をくれてやろう。
頑張ってみせろ若人たちよ。
登場人物紹介
葛城紅華(かつらぎべにか)
年齢:16歳
身長:178センチ
体重:※乙女にソレは訊いたらあきません
カップ:G
職業:『娼婦』
所属:二年辰組
倶楽部:無所属
キャラクターコンセプト:叶馬と出会わなかった静香と沙姫のハイブリッド
キャラクターモチーフ:『ワイルドハーツ』より商人『紅玉』
解説
とある京都の老舗商家の長女。
元々は家伝の武術家の家系だったが、商家としての側面が強くこちらは失伝している。
跡取り娘として育てられ、分家から年上の男を中学の時に将来の婿として婚約者に迎える。
だが男は、彼女の親の目を盗んで、婚約成立した日に彼女を凌辱。一年以上もの間嬲り続けた。
男の性格は粗暴且つ短絡的で、酒癖も悪かった。
分家とは言えども実家は地元では名士なので、かなりの悪行を揉み消して貰った過去を持つ。
飲酒運転の常習犯で、遠出した先で斎藤家両親の乗る車と正面衝突し、死亡。
この婚約者のせいで、実家(本家も分家も)は数億の負債を抱えてしまい、紅華を学園へ『出荷』せざるを得なくなった。彼女の入学後に弟(長男)が生まれている。
元々は『華組』に入学出来るくらいの家格だったが、婚約者の過去の悪行が明るみになり複数の訴訟やその解決金を工面した結果、普通科へと入学。(普通科の女子は入学金はいらず、逆に報酬が支払われる)本人も納得済みで実家では既に死亡した扱い。
入学後は、普通に『羅城門』に挑み、死んで魂魄結晶を喪う。
その後、一ヶ月もしない内に悪質な倶楽部の上級生男子に捕まり、レベリングを兼ねた凌辱の果てに『娼婦』のクラスとなる。
しかしその倶楽部もレイドクエストに参加し、崩壊。
たった一人だけ生き残る事になる。
このままではいけない、と一念発起し『娼婦』でありながら、独力でダンジョン攻略するレベルまで自分を磨き上げる。
様々な男たちに仕込まれた事と、生来の肉体の敏感さが悪魔合体したせいで、実はセックスに抵抗はない。寧ろ大好き。
性格は、義理や人情に篤く友情や愛情には全霊で報いるタイプ。『こう』と決めたらブレない。
肉体的には静香の上位互換のような豊満な肉体を、武術家の血筋による柔軟で強靭な筋肉や骨格で支えている。
180センチ近い長身である事で、実は周囲の男子からは遠巻きにされるタイプの美女。パートナーにしたくはないが、その身体は味わいたい──と思われている。
実は自分よりも背丈の高い男が好み。自分より小さいか良くて同じサイズの身長の男しかいなかったので、2メートルある秀龍を見て内心ときめいていた。