貞操観念逆転した世界でビッチとして生きていく 作:雑食で節操なし
初めて身体を売ってから数日が経った、あれから四季さんは忍務に出撃して賃金を貰ってはオレを買いに来るようになった。
とは言え最初にハメ潰したせいか大きい金額で何発もという買い方ではなく、少ない金額で小まめにといったかんじだ。
それでも空き時間や放課後に良く買いに来る、もちろん拒む事なんてせずに確りとハメ潰してる。
そんな日々を過ごしていたある日の中休み、同じクラスの水城ゆきかぜさんが声をかけてきた。
「ねえ、◯◯ちょっといい」
訪ねる様な口調ながらも断る事を許さない雰囲気を醸し出してそう言って来た。
彼女は同じ1年生にして対魔忍の次期エースなんて呼ばれている。
「ゆきかぜさん。うん、何かな?」
「此処じゃあ何だから放課後残ってて」
そう言うとスッと自分の席に戻るゆきかぜさん、もしかして四季さんとの関係がバレたかな?
そうして放課後。
四季さんが放課後も買おうとして来たけれども先約があるからっと断った、いま教室にいるのはオレとゆきかぜさんの2人だけ。
達郎くんがゆきかぜさんに一緒に帰ろうっと誘っていたけど上手く断ったみたいだ。
「それで何の用かな?」
「……あんたって四季と付き合ってるの?」
「何でそんな事聞いてくるの?ゆきかぜさんとオレってあんまり関わりが無かったと思うけど」
バツが悪そうに顔を背けるゆきかぜさん、顔を赤くしたかと思ったらこっちを睨み付けながらゆっくりと話しだした。
「その、…見ちゃったのよ。アンタと四季が休み時間に…ヤってるのを」
「あ~、見られちゃってたか。でもオレと四季さんは付き合って無いよ」
「えっ、ウソでしょ、付き合って無いのにえっちしてるの。どういう事よ、詳しく説明しなさいよね!」
めんどくさっと思いつつ簡単に説明する事にした。
自分の性欲が強い事、射精一回につき5000円で身体を売っている事、四季さんは初めての客で定期的にオレを買ってはヤっている事なんかをそのまま伝えた。
それを聞いたゆきかぜさんは顔を赤くして俯いている。用事はそれだけかと聞いてこの場を離れようとしたら「ちょっと待って」と呼び止められてしまった。
「わっ、私も買えるかしら」
「?ゆきかぜさんには達郎くんが居るでしょ。それこそ付き合ってるんじゃないの?」
「つ、つつ、付き合ってなんかないわよ!?なんで達郎と、……そりゃあ幼馴染みだし凜子先輩の弟だから付き合いはあるけど、なんか最近は付き合い悪いくて……この前だって一緒に帰ろうって思ってたのに断られちゃったし」
達郎くんはよくゆきかぜさんを目で追っていたから気があるのだと思ってたけど。
あっ、もしかしてそれは所謂好き避けっと呼ばれるヤツではないかな。
まあコチラとしてはゆきかぜさんとヤれるんであれば大歓迎なのだけれども。
「うーん、ゆきかぜさんが良いならいいけど」
「ほっ、本当?!後でやっぱり無しなんて言わないでしょうね!?」
「あ~、うん。言わない言わない」
これで処女卒業出来る、大人な色気で達郎を振り向かせてやるんだから。っと小さい声で呟いているけど聞こえてるんだよなぁ。まあ細かい事はいいか。
「それでどうするの?買うの買わないの?」
「買うわ、買うに決まってるでしょ。でも……」
「でも何?何かあるの」
「えっと、その。安すぎない?1万円でも安い位よ?」
「あ~、う~ん、でもなぁ。あくまでオレの性欲発散も兼ねてるからあまり高くしたら誰も買ってくれなそうだし」
「あっ、そう言えば性欲が強いって言ってたわね。どれくらい強いのよ、聞いてあげるわ」
同い年の癖に何故お姉さんぶってるのか、まあいいか隠す様な事でも無いし。
「10回以上やってやっと治まるかな、それで次の日には元通り」
「ウソでしょ?!えっ、男って皆がそう…って訳じゃないわよね。そういった雑誌でも書いてあったし。そうなんだ、ふ~ん」
顔を赤くしながらもチラチラとオレの股間に視線を送っては反らしてまた視線を送るを繰り返すゆきかぜさん。
ここで、からかったら面倒臭くなるのは目に見えて明らかなので何も言わない。
すると何か閃いたのか「そうだ」っと声を漏らしコチラに「ねぇ、10万払うから私のしたいプレイをさせてくれない。どう?」っと提案して来た。
10万か、確かに大金だけどここで安請け合いをしてこの後に響くのは嫌だ。
「本当に10万?後で無しなんて言わないよね」
「言わないわよ、ヤらせてくれるだけでも最高なのに。これでゴネて次からダメなんて目も当てられないでしょ」
「……こっちが止めてって言ったら直ぐに止める事。それを守ってくれるなら良いよ」
「よし、契約成立ね。じゃあ私の家に行きましょ」
「えっ、それは……」
「何よ、しょうがないじゃない。私の部屋に行かないと道具も何も無いんだから」
そうしてゆきかぜさんに手を引かれて彼女の家に行くのだった。
選択肢を間違えた気がする。