※この作品はR-18です。

ヨメクラIF:七曲京   作:モブ好き

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キャバクラ職業体験

 

俺と京ちゃんの関係を応援するべく、十六夜先生は夏休み中にある提案をしてくれた

それは……男子学生を相手にしたキャバクラ職業体験だ

 

以前、男子生徒たちを接待する様子を見てふと思ってしまった事だけど

十六夜先生はそんな俺の想像をヒントに、今回の企画を思いついたと言う事だった

 

「零次クン、準備は良い?」

 

「は、はい……!」

 

学校の教室内には俺と十六夜先生の二人だけ、そして俺の前には一台のパソコン

 

パソコンの画面は隣の教室に居る京ちゃんの姿を映していて、その格好はいつだったか

リアさんのバイト先で着ていたメイド服のそれで

巨乳の谷間と肉付きの良い太ももを惜しげもなく見せつけている

 

「七曲さんには、零次クンも見てるって話してあるからしっかり見てあげてね」

 

そう言ってウインクをすると十六夜先生は教室から出て行き、俺は教室内に残される

盗撮しているみたいで少し気まずい気持ちになりつつも

十六夜先生に言われた通り、パソコンの方へと注視する事にした

 

すると仕事体験を始めた様で、画面の中では椅子に座り男子生徒たちに囲まれている

京ちゃんの姿。テーブルを挟まず座って居る事もあり、男子生徒たちとの距離は近く

視線は京ちゃんの巨乳の谷間と、足を組んでいる事でちらりと見える下着へと

向けられているけど、京ちゃんは男性生徒たちのエロい視線を気にした様子も無く笑顔だ

 

今日集まって居るのは京ちゃんに投票している、京ちゃん風に言えばダチの皆

それもあってリラックス出来ているんだと思う

 

『七曲さん、その格好すげー似合ってる!』

『だよなぁ!七曲さん可愛い!』

『へへっ……ありがとうな』

 

男子生徒たちに次々と褒められ、照れくさそうにお礼を言う京ちゃん

 

『七曲さん、好きな男のタイプ教えてほしいですッ』

 

『好きな男のタイプ……それはまぁ……』

 

男子生徒の質問に、京ちゃんは部屋に置いてあるであろうカメラを見る

パソコンの画面越しに京ちゃんとしばらく視線を交した後

京ちゃんは男子生徒たちに向き直り

 

『やっぱり、優しい奴……だな』

『優しさなら自信ありますッ』

 

優しい、と言う所だけで言えば自分もそれに当てはまると考えたらしく

男子生徒は自分の優しさをアピールし始める

そんな京ちゃんへのアピール合戦を当の本人は

 

『ありがとうな……アタイのダチは、優しい奴ばかりで嬉しいよ』

 

なんて、困りながらも嬉しそうに笑っていた

 

『七曲さん、これでポッキーゲームお願いします!』

 

そんな和やかな雰囲気の中、一人の男子生徒はお金……と言ってもおもちゃのお金だけど

それをポケットから取り出し京ちゃんへと手渡す

 

十六夜先生から聞いた話では、今回のキャバクラ体験授業では

京ちゃんのサービスに対してこうしておもちゃのお金を支払う事で

京ちゃんのキャバ嬢としてのスキルを評価すると言う目的もあると言う話だった

 

「ぽ、ポッキーゲーム……ふぅ……」

 

少し離れたテーブルに置いてある、今回の実習のために用意された

京ちゃん専用のサービスメニューの紙。京ちゃんはそれを手にとって睨むと

息を吸って気合を入れた

 

「ポッキーゲームは全員で良いんだよな?」

 

京ちゃんの言葉に、その場に居る男子は全員頷く。京ちゃんはそれを確認した後

ポッキーゲームに使うお菓子をテーブルから手に取り口に咥える

 

そのまま近くに居る男子生徒に向けて突き出すと、男子生徒は嬉々としてもう片方を咥えた

大きく口を開けて咥えた事もあり、初手で京ちゃんと近い距離でお互いに見つめ合う

 

「んぉ……ッ!」

 

男子生徒の勢いに押され、思わず口に咥えたお菓子を折る京ちゃん

 

「すまねぇ、驚いちまって……その、イヤってワケじゃねから誤解しないでくれな?」

 

京ちゃんはそうフォローすると、次のポッキーゲームに向けて再びお菓子を口に咥える

男子生徒たちはみんな

京ちゃんとキスする勢いでお菓子に食らいつき

キスする手前で京ちゃんはお菓子を折る。そんなやりとりの繰り返しを

俺はパソコン越しに見つめていた

 

 

 

 

 

「ちょっとクールダウンさせてくれ」

 

京ちゃんの提案にキャバクラ体験は一旦休憩となり、京ちゃんは教室から一人出て行く

そして教室に残った男子生徒たちの雑談に耳を傾けている中、教室のドアの開く音にふと

そちらを見ると

 

「あ……京ちゃん。お疲れ様」

 

「お、おう……サンキュー」

 

俺を見るなり気まずそうに少し視線をそらす京ちゃんだけど、教室内へと入ってくると

パソコンを見る俺の隣に椅子を置きそのまま腰を下ろした

 

「………」

「………」

 

シンと静まりかえった教室内で気まずい雰囲気の中でも

京ちゃんはピッタリとくっつけた椅子からお尻を動かし、こちらに身体を寄せてくる

服の上からでも伝わるその柔らかさに横を見ると、京ちゃんのおっぱいは俺の腕に押し付けられていて

大きく開かれた胸元から覗くおっぱいの谷間を自然と見つめてしまう

 

けれど、俺のそんな様子にも京ちゃんはおっぱいを押しつけるように身体を寄せたままで……

 

「その……メイド服、似合ってて可愛いよ」

 

気づけばそう、自然と褒めていた

 

「ッ……あ、ありがとうな……ダチに褒められるのも嬉しいけど、やっぱりレイジに

 そう言って貰えるのは嬉しいぜ」

 

男子生徒たちから褒められた時とは違うその微笑みに、その京ちゃんの嬉しそうな反応に

心の満たされるような気持にさせられると同時に

 

ふと、先ほどまで京ちゃんに色々とアプローチをかけていた男子生徒たちを思い出す

ヨメクラはいわゆるハーレムクラスで、俺のために用意したと十六夜先生は言っていた

それは男子生徒たちも知って居るはずで、だからこそ京ちゃんにアプローチをかけるのは

不思議だとも思っていたけど……

 

(十六夜先生の方で、何か手を回しているんだろうな……)

 

十六夜先生は京ちゃんの事を気にしていた。俺にも京ちゃんを気にして欲しいと話していたし

男子生徒たちに京ちゃんの立場についてある程度話しているのかもしれない

それならこうして自分も京ちゃんと付き合えるんじゃないかとアプローチをかけているのも納得できた

 

(……負けてられないよな)

 

男子生徒たちのアプローチを思い出し、その行動力に背中を押されるように

 

「きょ、京ちゃん……これッ!」

 

上擦った声を出しつつ、テーブルに置いてあるお菓子の中から

ポッキーゲーム用のお菓子を取り出すと京ちゃんへと差し出した

 

「レイジ……おう、今日アタイはキャバ嬢見習いだからな!」

 

最初こそ口を開けて呆けていた京ちゃんだけど、次第に嬉しそうな表情に変わると

差し出したお菓子を受け取り棒の片方を口に咥え

 

「んっ……」

 

クイッともう片方をこちらへと差し出してきた

 

「く、咥えるね……」

 

そう前置きして、俺もゆっくりと差し出されたお菓子を咥えると

一本のお菓子を挟んで向かい合い、そのままどちらともなく咥えたお菓子を食べ始める

 

お菓子を折らないように慎重に食べつつ、京ちゃんを見ると

京ちゃんもこちらを見ていたようで、自然とお互いに視線を交わせる

京ちゃんは頬を染めていて、恥ずかしさもあるらしくこちらを見つめる瞳を少しそらす

そんな京ちゃんを見ていると、何とも言えない色気を感じてドキドキさせられた

 

京ちゃんに見惚れたままお菓子を食べていると、ふと柔らかい感触を感じて正気に戻る

 

「あ……」

 

気づけばお菓子は食べ終わっており、俺の口は京ちゃんの唇に触れていた

京ちゃんもそれには気づいているはずだけど、そのまま俺と唇を触れ合わせていて……

だから俺も、触れ合わせた唇を離せずにいた

 

自然と手は京ちゃんの腰へと伸びて、京ちゃんもそれに応えるように俺の方へと手を回してくる

軽く触れ合わせるだけだった唇は、しっかりとしたキスへと変わっていた

 

(キスって、こんなに気持ち良いんだな……)

 

キスをしている間、そんな事を思う

 

そして、お互い息の限界に気づいて唇を離し、お互いに呼吸を整えた後

 

二人顔を見合わせ、自然と笑い合った……

 

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