何れ会うかもしれないし、そうでないかもしれない人々。印人と呼ばれる彼、彼女達と自分が未来で縁を結ぶのかはまだ分からない。
所詮己は紛い物の存在。描写されていないだけで、彼が進んだ道とは既に違う道を歩んでいる。知っている道筋もどれ程変わっているのだろうか。
もしかしたら、会わないのかもしれないな、と心の何処かで思っていた。思っていたのだが、
「八宗さん!」
自分の姿が目に入るや否や、彼女は少し前まで浮かべていた憂鬱そうな表情を投げ捨て、途端に満面の笑みを浮かべる。
やや勢いのついた抱擁を受け止める。ガッシリと正面から掴まえた胸板からはむにゅ、と柔らかな感触を感じた。
女性の胸とは正面から抱き締めれば主張が激しくなる。大き過ぎず、小さ過ぎずの彼女の胸ならばこの状態ですぐに分かる。
「会いたかった…最近忙しくて顔も見れなかったから…」
抱擁を受けながら、彼女は久しぶりの己を堪能するべく、胸板に顔を寄せ、その中で何回も、何回も、息を吸って吐いていた。前から自分の匂いが好きだと公言する通り、彼女は自身の匂いを嗅いで少々トリップしているようだ。顔を見れば頬が少し赤らんで来てる。
「
「──あ、そ、そうね。ごめんなさい。私気が焦っちゃってて…」
有村クリスティ。ニュースキャスターとして働いている彼女は、普通の人間に比べれば顔が割れている。一応はサングラスや帽子で些細な変装はしているが、それも長く一つの所に留まれば何処まで効力が続くか。
再会を喜んでいるクリスティに、余り急かすような事を言うのは気が引けたが、それで周りにバレてはお互い面倒だ。
「じゃあ早く行きましょうか!八宗さん」
「ああ、行こう。クリスティ」
そそくさとその場をあとにしたお陰か、此処に居たのが有村クリスティだとは誰も気が付かなかった。
八宗が運転する乗用車の隣席にクリスティは座りつつ、彼女は車の揺れに流されていく。
「今回はどれくらい何だ?」
「えーと、そうね………3日、くらいかしらね」
運転をしながら、隣にいるクリスティに、どれだけの日数をこれから過ごせるのかと問いかける。クリスティはスケジュール帳を取り出すと、その中身を何度か確認してから3日間という結論を出す。
「多めに居られるじゃないか」
「本当はもっと、長く一緒に居たいんだけれどね…」
「まあ、そう言うな。これから3日間の間、離しはしないからな」
「も、もう…!」
八宗という、想い人との逢瀬が長くはない事が不満な様子のクリスティへ、3日間繋がりっ放しの生活が待っているぞと遠回しに伝えると、クリスティは恥ずかしい事を言わないでと言いたげに八宗の方を向いた後、しかし満載でもない風にふふっ、と小さな笑みを浮かべた。
有村クリスティとの出会いは本当に偶然だった。最初に出会ったのは、彼女が食事をしている時に話し掛けたのが初めてだ。相手が彼女だとは気付かずにそのまま会話を進め、盛り上がった雰囲気から酒を勧めた。
そして酔いが回ってくるとクリスティを持ち帰り、そのままベッドイン。後はクリスティが自分に堕ちるまで只管行為を重ね続けたのだ。
「お、お願いっ♡♡♡せ、せめて今の仕事に区切りがつくまではっ♡♡♡」
予想外だった出来事は2つ。クリスティの熱意が強かった事から、自分の子供を産むのは仕事を辞めてからと約束した事。無理矢理堕としてYESと言わせる事も出来はしたが、それは流石にどうかと想うので止めた。無理に堕とさなくても何れは妊娠して産むことを望んではいるしな。
次は単純に、彼女があの有村クリスティだとは思わなかった事だ。警戒されていたからか、下の名前であるクリスティという箇所までしか知らず。ファミリーネームに当たる名は分からなかった。顔からして外国人だと思っていた。服装も私服であり、顔立ちも若い。雰囲気がまるで違うと感じていたのだ。
会うとしてもまだまだ先だろうという無意識の考えもあった。確かによくよく考えれば、彼女も自分も同じ日本に住んでいる人間。確率は低くても、活発に女性に声を掛けている自分が会うというのも有り得た話なのだろう。
「んちゅ、ちゅるちゅる…はぁ…八宗さん…♡」
「クリスティ…」
艶めかしく首に手を回し、愛しい人を直ぐ傍に感じるよう唇を合わせる。ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌を絡めてクリスティはキスを続けていく。キスの合間、開いた口からは何度も八宗の名前を呼び続ける。それに応えるように八宗も彼女の名前を呼ぶのだった。
未来では不倫騒動を起こしたとして色々と問題になるクリスティだが、自分との関係が出来た事によりそれも無くなりそうだ。未来の出来事を変えても良いのかという懸念もあるが、今更こんなにも自分を好いている彼女を捨てる筈もないし、仮にやったら刺されそうだ。それほどまでにクリスティは自分に夢中だ。未来で起こるだろう事も人間関係の縺れ、別に変化しても大丈夫だろう。
「んん〜♡相変わらず硬いわ……そして、凄く美味しい…♡」
「気持ちいい…」
つまりは関係を持ち続けても大丈夫であろうクリスティと、八宗は今日も体を重ねる。
横になり仰向けに寝ている八宗の剛直を、クリスティは舐めている。亀頭の先端から順に舌を這わせていく。雁首を舐めたり、竿の部分をベロリと根元まで続けて舐め、そのまま玉袋まで行く。そしてチュウチュウと玉袋を吸うと、ベロの上で玉をコロコロと転がす。
目を閉じて感覚を集中すると、生暖かい感覚が常に肉棒の至るところから感じて気持ちが良い。
自分の奉仕で満足そうな表情をしている八宗を見て、クリスティは嬉しさを感じるのだった。
「ああっ!ああっ!あっ!あんっ!ああっ…!!」
「クリスティ…!クリスティ!」
舐るように口の中で八宗のモノを堪能した後は、クリスティが上になり交尾を開始する。女性が動きやすい騎乗位の体勢で、クリスティ主導のセックスが行なわれている。
偶には成すがままに快楽を味わう日があっても良い。八宗は強く打ち付けられ、時に締め上げられるピストンをただただ受け入れる。
クリスティも八宗に奉仕するのは好きなので、自分主体というのも好みだ。快感を与える事を重視しながらも、一緒にエクスタシーを感じたいから先に射精させないように調節しながら腰を振る。
「もうすぐっ…!もうすぐイキそうよ!私っ!!」
「俺も…!俺もそろそろイっ…!」
パンパンと鳴り響く軽快な肉音は更に激しく小刻みに。2人の食いしばるような表情も限界がちかそうだ。この人の種を受けたい。そんな想いを込めながらクリスティはエクスタシーまでの快感をどんどん高めていく。
八宗も腰を上に振り始めた事からその時は直ぐ近くまで来ている。
お互いを呼ぶ声が響き合い、体の密着度も上がると、
「ああ〜〜〜〜〜っ゙♡♡♡」
「くぅっ…!!!」
最後には互いを抱き締め合い、絶頂を迎えるのだった。たらりとクリスティの秘所から流れるのはエクスタシーの証。未だ孕ませる事は叶わぬが、この液をお腹の中に沢山貰うと、クリスティは幸福を感じるのだ。
さて、避妊具も付けずに中出しをしても大丈夫なのかという疑問もあるだろうが、結論から言えば大丈夫だ。
マジカルチンポという異能はこと女性関連に関しては万能であり、避妊具を付けないでの中出しでも所有者が望まなければ妊娠はしないのだ。余りにも都合が良すぎる気もするが、便利なのもまた事実。馬鹿らしく見える能力なのに意外と実用性があるのだから質が悪い。
〜3回目〜
「ふぅっ゙♡ふぅっ゙♡ふぅ~〜〜〜っ゙♡♡♡」
クリスティの行為に癒された八宗は、今度は自分が彼女を悦ばせる番だと張り切っている。手始めに抜かずの寝バック三連発をクリスティにかました。1回ならば耐えられる行為も、こうも立て続けにやられると簡単に限界が訪れ始める。クリスティは息だけを何とか吐きながら、その猛攻を耐え忍んでいた。
〜6回目〜
「むりっ゙♡♡♡やっぱりむり八宗しゃん♡♡♡いっか、いっかい休ま──んおぉ゙っ゙!!?」
両腕で持ち上げたクリスティからは許しの声が聞こえる。このまま一旦止めても良いが、壊すところまで壊したクリスティも見てみたい。その欲に従い、下から突き上げるピストンを早めながら続けていく。むり、むりと子供のように叫ぶクリスティの悲鳴を無視して、八宗は腰振りを続けるのだった。
〜10回目〜
「ん~~っ♡♡♡八宗さーん♡♡♡ふふふっ♡♡♡」
「…やり過ぎたな」
興味本位で突っ走り過ぎた。気付いた時にはボーっとした瞳をしながら自分を求めてくるクリスティの出来上がりだ。
またヤりたいと言えば喜んで股を開いて懇願するだろう。
ハッスルしすぎた。流石にこれ以上は不味い。クリスティには休養として寝てもらわなければ。
「おやすみ、クリスティ」
眠る前もうわ言のように自分の名前を呼び続ける彼女を見ながら、1日目の夜は過ぎるのだった。次の日からはもう少し抑えるように進言されたため、なるべくクリスティ主体の行為を増やし、八宗はなるべく自分の番を増やさないようにした。
「じゃあまたね、八宗さん!」
「ああ、また」
4日目の朝。まだ早い段階からこの場を去るクリスティを見送る。まだ八宗の子供は産めないが、それももう少ししたら実現しそうとの事。もう少ししたら区切りがつく。だからその時は…。そう言って彼女は消えて行った。
九条館の夜。何時ものようにメリイが居る部屋へと足を運んだ八宗は、桐箱の中からメリイを取り出す。
手慣れた様子で衣服を脱がすと、裸体となったメリイをテーブルの上に置いた。
「うん、良い感じだ」
メリイをひっくり返し、お尻を突き出すような姿勢を取らせると徐ろに指をお尻の穴へと突き刺す。
「!」
「尻型と言うだけあって、中々キツイな」
そう。八宗は新たにメリイの体に尻穴を模したオナホールを付けたのだ。マジカルチンポの効力は竿も勿論だが、その中から出る精液にも力がある。女性器を模したオナホール以外にも、挿入出来る穴があった方が都合が良いのだ。
「今日は、こっちから挿れるか」
「……♡」
ある程度尻穴の締めつけを確認した八宗は、早速カチャカチャとズボンのベルトを取り、肉竿を外へと出した。
外に出た事で、グングンと天高くそそり立ち始める愚息を見ると、満足そうに頷く。
メリイの体勢はそのままに、お尻を両手でガシリと掴むと少しづつ、少しづつ付けたての初物アナルの中に肉棒を突き進めて行くのだ。
「!?……♡……♡……」
「くっ…!キツイな…!」
作り物とはいえその抵抗は凄まじい。肉棒を先に進めれば進める程に、アナルはこれ以上進むのを拒むかのように抵抗を強める。
性への企業努力とは凄いものだ。まるで本物かと思うくらいに締めつけは増していく。それでも何とか腰をぐいっと推し進め、最奥の奥まで肉棒を挿れる事に成功したのだ。
「くぅ…一旦やすむか…」
「……!……!」
ケツ穴に肉棒をしまい込んだ状態で、暫く動きを止めた。肉棒への感覚に慣れるまで、そう前置いて息を整える。
時折ピクリと肉棒がメリイの尻穴の中で跳ねるが、反射的な行動ゆえに仕方がない。
「…さて、そろそろ動かすか」
「…………♡」
休憩は充分。後は動かしながら慣らしていく。滑りを良くする為に塗った潤滑油を頼りに、少しづつ腰を動かす。
肉棒が動く度に、メリイの尻穴の中を縦横無尽に潤滑油付きの肉棒が暴れ回る。こうする事であらゆる所に潤滑油が行き届き、どんどんスムーズに肉棒が動かし易くなるという寸法だ。
「───!!───!!!」
「ふっ…!ふっ…!」
一定のリズムで腰を振り、肉棒へと刺激を与えていく。未だ抵抗があるため、気持ち良さはオナホ穴の方が良い。だが全く快感を感じない訳ではないので、射精に至るまでは大丈夫だろう。
激しい腰振りは出来ないが、偶にはこうしたゆっくりとしたペースも悪くはない。少しばかり時間は掛かるが、何とか射精まで持っていこう。
「うっ…!」
「〜〜〜〜っ゙♡♡♡」
「ふぅ……」
数分の緩やかなピストンの後、八宗の肉棒の先端からは大量の白濁液が放出された。みっちりと隙間なく、メリイの尻穴は八宗の肉棒を包み込んでいるため、精液の逃げ場がなくなるが、溢れるまでは何とか行かなかった。
思ったよりも伸びる柔軟性があるだろうか。一度肉棒を引き抜きながら、そんな事を考えていると、
「ん?……ああ、抜けたか」
「…………」
一瞬肉棒が引っかかり、抜けなくなったような気がしたが、その後はスルリと抜けたので、思い過ごしだったようだ。初めての尻穴オナホールだから、少し勝手が違ったのだろうか。
「よいしょ……っと」
「♡」
一旦地面に垂れないようにバイブで尻穴に栓をしておく。
これならば中の精液が垂れる事はないだろう。
そして今度は膣穴へと肉棒を挿し込む。暫くはこの穴の中を使い、慣らしてきた肉棒で再びアナルの中へとその肉棒を突き入れよう。
「ふっ…ふっ…ふっ…」
「……!……!……!」
今日も八宗の部屋では可憐な西洋人形が犯され続ける。主の種も性も尽きるまで続く行為は、12時の鐘が鳴り響いても行われていた。
膣穴も新しく出来た尻穴も犯し尽くされた彼女は、今日も雌穴という雌穴から種を滴らせるのだった。
どうせ未来で破局するなら奪っても良いよね!
という事でこの作品のクリスティは始めから八宗の愛人枠になります。本編の頃よりは昔なので少し若い。もう少し経ったら仕事辞めて子育てに専念するつもり。マジチンがあるとは言え罪な男だね。
メリイ。もうオナホ人形としてどんどん機能を追加して行こうかなという気持ちと、ノーマルプレーンタイプでもヤりたいなという気持ちがある。まあどっちも書けばいいだけの話なのだが。
次は新たな人形かそれとも印人か。その時の気分によりけり。ではまた〜。