「下手っぴ…」
はっと、気づいたように手が止まる。真冬の頬から一筋と、涙が流れたと思えば もう止まらない。呟いた言葉が止めになったのか、押し倒した私の上で、彼女は とうとうと泣き出してしまっていた。
「あ、ぃゃ、やだっ…私、なんでっ。ごめん。ごめんねっ。ごめん、なさいっ…はね、るっ。ごめんなさい、ごめんなさい…っ」
ごめんなさい、ごめんなさい。繰り返される謝罪の言葉。
両手で顔を覆い、しゃくり上げ、流れる涙を拭っても、次から次へと溢れてくる。
別に責めてるわけじゃない。
エッチが下手なくらいでさ。
真冬に触れて貰える。求められるのは、それだけで気持ちがいいし、幸せだ。
それは別にしても、言いたい文句はいくらもあった。当然だ。いきなり羽交い締めにされて、首筋を噛まれるわ、おっぱい揉みしだかれるわ、勢いに任せて弄られたオマンコは、ちょっとヒリヒリしてるくらい。
でも、そんな些細な不満はどうでもいい。
私が一番につまらなかった事は、真冬が途中で手を止めてしまった事。
馬乗りになった私の上で、はっと、突然正気に戻ってしまった事だった。
下手くそ…。
本当に、欲の扱いが下手過ぎる。
まるで、限界まで膨らんだ風船みたいじゃないか。
最初は勢いよく飛んでいく癖に、ある瞬間を境にポトリと地面に落ちてしまう。
「押し倒したんなら、最後まで押し切れよ」
「ちがうっ! そんな事、しないもんっ。羽流に乱暴したいわけっ、そんな…そんなの、そんな風にしたかった訳じゃっ、私っ!!」
違う、違う。首を振り、泣きながら訴える真冬にはもう、さっきまで滾らせていた獣欲の面影は、何処にも残っていなかった。
面倒くさいな。
全く思わないなんて事はないよ?
そんな不器用な所も、鬱屈した愛情にもだ。普段、良い子ぶっておきながら、根っこは寂しがり屋の甘えん坊。そんな有り様で、私のモノになれ だなんて良く言えた。ヘソで茶が沸くわ。真冬の方こそ、さっさと私のモノになってしまえば楽だろうに。
「何が違うの? 私、羽交い締めにされて、噛みつかれて、今押し倒されてるんだけど? 人の体さんざ弄り倒してくれちゃって? 止めてって、言ったのに。そういうのに興奮したんだろ?」
「ごめんなさいっ、ごめん、なさい…。私だって、こんな…。意地悪、いわないで…。羽流に乱暴したい訳ないっ。でもっ、でもっ…」
自分でも、何がしたかったのか分からない。
そう、口にするのがやっと。泣いて、泣いて、泣きじゃくって…。
自分のやらかしに、すっかり混乱してしまった真冬は、すぐ目の前で転がってる答えにすら気づけていない。
「甘えたかっただけでしょ? 私に。それの何がいけないのさ?」
「甘えって…。そんな訳…あんなのだってっ」
「レイプ?」
「そんな…言い方は」
「レイプされても怒らない彼女って貴重よ? 私、凄くない? どんだけ真冬の事好きなんだって、自分でもビビるわ」
「だからっ、言い方。レイプじゃ…っ、すんっ、はっ、ぁ、ふぅ…。やっぱり、羽流って、そういう…」
「ちげーし。人を まふゆん見たいに言うなしっ」
「は? 誰がMなのっ。羽流の方こそっ、私に乱暴されて濡らしてたじゃないっ」
「はーい♪ 今認めましたー。私Mだなんて言ってませんー♪ ちゃんと自覚あるんじゃーん♪」
「減らず口っ。そんなに乱暴されたいのっ! 私はっ、本気でっ…なのにっ。バカにしないでよっ、どうせ出来ないと思ってるんでしょっ。私だって、私にだってっ…」
さて、私が煽ったのはどっちだったのだろう?
反抗心か、嗜虐心か。
どっちにしろ、手招く据え膳を前に、真冬の獣欲が再び涎を垂らしのは確かだ。
スルリ…。
彼女の羽織っていた上着がベッドの脇へ落ちていく。
ちょっと大変そうだなって、少しだけ場違いな事を考えていた。
ペアルックってほどでもないか。
私がデニムのミニスカートなら、彼女はジーンズの長ズボン。
ホントはお揃いがよかったんだけど、それは、短いスカートを嫌った真冬の妥協点だ。あまり履き慣れても無いんだろう。厚手の生地はゴワついていて、脱ごうとする度、彼女の出っ張りに引っ掛かる。
けん、けん、ぱっ。
バツが悪そうだ。両手をベッドに着いたまま足を振る。
勢い込んでは見たものの、ジーンズに絡まれ、遊ばれている真冬の姿は、どこか間が抜けていた。
ぎぃっと、ベッドが沈み込む。
一人用のベッドに二人分の体重だ。きっと、慣れない重さにコイツも気合を入れてくれたに違いない。
腕を交差させて、ぐっと、伸びをした真冬は 残っていたシャツを脱ぎ捨てた。
ぽよんっと、弾んだのはベッドのせいだけじゃない。ブラも外された真冬本来の豊かさは、見上げた私の視線を奪うには十分に過ぎた。
「んっ…」
真冬の手の平が、私のお腹を撫で始める。
さっきよりは落ち着いた様で、その手つきは柔らかい。少し赤くなっていた肌を労るようでもあった。
おヘソの見えている黒いシャツ。デニム生地のミニスカート。
脱がされるも何も、上から羽織っていた白いジャケットの除いてしまえば、私の体を覆う布面積なんて、着込んだ真冬の半分もあったかどうか。
お腹を撫でられながら、手の平が肌の上を滑っていく。
服の下に入り込んだ時にはもう、彼女の指は私の胸へと届いていて、一段と柔らかい素肌へと、指先が吸い込まれていった。
押し上げられて、捲られる。
シャツを脱がされ、ブラを外され。上半分。裸にされた私の体に、彼女の視線が絡みつく。それはもう舐め回す様にだ。普段、視線を逸らしがちな真冬に、食い入るように見つめられると、羞恥心が ちょっとした興奮に変わり、体が熱くなってきた。
手の平に包まれた胸の膨らみが、柔らかく形を変えられていく。
ゆっくり、ゆっくり、繰り返し。
揉むと言うよりは、まだ撫でるといった趣が近い。
私を押し倒した事で少しは安心出来たのか、私に噛みついていた時の乱暴さは鳴りを潜め、顔色を伺う程度の余裕は見えた。
「ね、羽流? 気持ち良い?」
「ん…まぁまぁ」
「そう、なんだ…」
少し残念そう。曖昧な私の反応に、真冬の顔が曇る。
拙い手の動きは、単純な快感で言えば物足りない。さっきまで乱暴されていたせいか、いまいち盛り上がりにも欠けていて、こんなの愛撫にもなるかどうか。手探りに触られるくらいなら、もうちょっと乱暴でもいいくらいだ。
あるいはまた、噛みついてくれたって良いんだけど…。
「おっぱい…。小さいと感じやすいって、そうでもないんだ」
「お? なんだ? 自慢か? 目の前でそんな乳ぶら下げてさ?」
「乳とか言わないで。自慢とかでもないから。私は、どっちかと言えば羽流くらいでよかったし。体の線、出るのもイヤで…大きくたって、そんな」
そうだろうね。
長ズボンとはいえ、ジーンズを履くのも嫌がったくらいだ。
あんなピッチリと、お尻の形が出るような格好。上着の裾で隠してもないと、最後まで嫌がってただろう。
「人はなぜ、おっぱいに焦がれるのでしょう?」
「知らない。ちっちゃい頃から吸ってたからじゃないの?」
「まふゆん もかい?」
「それはそうでしょう? 羽流だって…」
チラリ…。
私の顔を見やった真冬の視線が、胸の膨らみ、その先へと注がれる。
ふわり、ふわり。小さくたって膨らんではいる。揉まれれば形を変えるし、気持ちいいと感じれば、乳首だって固くなってくるのは当然だった。
「んっ…♥」
真冬の肩から零れた三つ編みに肌をくすぐられる。
押し倒されて、見下されながら、近づいてくる彼女の唇に期待せずにはいられない。
ちゅっ…。
ぺろっ…。
キスをされて、舌先で舐められた。
乳首の先が甘く痺れて、ドキッと、快感の鼓動に胸が弾む。
「どう、かな?」
どうったってな。
思ったより全然良い、というのが本音だったろうか。
でもそれは、快感というより感動に近い。舌先で舐められる。未知の刺激が手伝った部分はあるけれど、顔を真っ赤にした真冬に おっぱいを舐められている。その事実にこそ私は興奮していた。
「噛みつかれるかと思った」
「噛まないよ…。流石に、もう…あんな事」
「そう? せっかく役作りしてたのに」
「役作りって…」
「『ぃゃっ、ゃだぁ…まふゆんっ、いた、い…よぅ、やめ…ぐすんっ』みたいな?」
いない、いない、ばぁってなもんだ。
両手で顔を覆い、嘘泣きを披露した私は、ぱっと手を開いて おどけて見せる。
「…」
「ちょっと良いなって顔するじゃん?」
「…してない。してません。一緒にしないで」
図星を隠すように、真冬は視線を泳がせた。
気づけば、胸を揉む手にも力が入り、キュンっと、素知らぬ振りしていた彼女の頬も紅潮を増していく。
「ごめん…。私も、なんであんな。羽流がどっかいったりしないって、分かってるけど。不安になっちゃって、急に…だから」
「ネットにヤな事書いてたの?」
「…まぁ、色々だよ。羽流だって、分かるでしょう?」
「まぁねぇ。ジャンルとしてはある癖にさ、リアルになると途端 風当たりが強いのなんのって。家のママとかパパだって、照れ隠しくらいにしか思ってないんじゃないかな」
その点、真冬の母上はまだ真摯だったろうか。
ただ、ネットの情報を鵜呑みにして気が滅入っていた所に、母親からの正論が、真冬には重すぎたと言うだけで。
「羽流は…どうして平気だったの? 変なの、おかしいの分かってて、恋愛なんて出来ないよ、私には…」
「平気だった訳じゃない。そうするしか無かっただけ。真冬と違ってさ、選択肢が無かったんだよ、私には。むしろ、ごめん。こんな恋路に巻き込んで…」
「こんな、なんて言わないでっ。なんか、って言うなって羽流がっ。私は、羽流と…その、恋人になれたの、後悔してない」
「あははっ。私も、真冬と恋人になれて良かったよ。でもさ、分かるよ? まふゆんの気持ちもね。たまに思うんだよ、私が男だったら もっと簡単だったのかな? こんな風に、まふゆんを不安になんかさせないですんだのかもって。難しいね、こういうの…」
私の言葉が彼女の何に触れたのか。くすっと、微笑んだ真冬は、冗談めかして呟いた。
「いぇーい♪ とかやってる男子に、私が近づくと思う?」
「思わない。けどさ、まふゆん押しに弱いし、私から強引にいけばワンチャンあるかなって?」
「それこそレイプじゃない。そうだよっ。だいたい最初に押し倒してきたの羽流の方で、人にレイプとか言う前に自分がさ…」
「だったら…」
吠える彼女の口を塞ぐように、真冬の頬へと手を伸ばす。
「レイプの続き、する? 仕返しのチャンスじゃない?」
「…言い方」
「言い方かぁ? さっきのまふゆん ちょっと怖かったんですけど? 力めっちゃ強いし。噛みついてくるし。逃げようとしたら無理やり押さえつけてくるんだぜ?」
「ごめん…」
「そういうプレイがしたいなら、付き合うけどって言ってるの、私は」
「別に…レイプしたいって、訳じゃないけど。甘えていいっていうなら…その。
してみたい事はあって…」
恐る恐る。おっかなびっくりか。
薄く開いた唇の隙間へと、私の乳首が吸い込まれていく。
「んっ…。と、なに? 赤ちゃんプレイがしたい…感じ? おっぱいでねーけどな、流石に。よちよーち♪ みたいな感じでいい?」
「っ!」
いったっ!!
噛まれた。
噛んだよ、やっぱり噛みましたよ、こいつ。
「ちょっ!? 噛まないって言ったばっかりでっ」
「うるさいっ、黙って。人を赤ちゃん見たいにっ。あんなの羞恥プレイ。誰が喜ぶっていうのっ」
「えー。ニッチだけど需要はあるんだぜ? バブみっていうの? おギャリたいんだとか、男子連中がバカ言ってるじゃない?」
「…気持ち悪い。それって…羽流も?」
冷めた視線はそのままに、続く言葉は投げやりだった。
「気持ち悪い」その呟きよりは幾らかマシで、私が頼み込めばワンチャンはあるかどうか。
「気持ちは分かるってだけならね」
「…」
ドン引きされた。冷めた視線がますます冷え切っていく。
「違う違う。私が、とかじゃなくって。好きな相手に欲望の全部をぶつけたいって、そういう気持ちだけなら頷けるって話。さっきの まふゆんだって そうだったじゃん」
「それは…そういうのは、誰にだってあるじゃない。羽流が私にするみたいにさ」
「まふゆん がいちいちエロいのが悪い」
「人のせいにして…。今日は私の好きにするから。羽流が良いって言うんだから」
「お、良いぞ? おいでー真冬ちゃーん♪ 羽流ママですよー♪」
「…」
乳を はたかれるか? そのくらいの覚悟はした冗談だったが、果たして真冬は眉を ひそめただけだった。むすっと、頬を膨らませながらも、再び乳首へと唇を寄せていく。
「ひぅっ…♥」
変な声がでた。
何処からだ?
お腹の奥で何かが響いた気がして、ソコに意識を向けるとまた…。
とんっ…。
おヘソの下の方。オマンコへと続く、なだらかな下り坂の その途中。
丁度キーボードを とんっと叩くような力加減でしかない。
ジワリ、お腹が熱くなった。
それと同時に乳首を舐められ、ヒリヒリとオマンコを苛んでいた刺激が甘く解けていくみたい。気持ちがいい。一つ一つはそれほどでも。特にお腹の方だけなら快感と呼ぶには曖昧だ。
けれど…。
とんっ、とんっ、とんっ…。
繰り返す度、繰り返される度。軽い響きが重なりあい、反響を繰り返す内、
じわり、お腹が熱くなった。広がる熱が、快感を更に響かせる。
じぃん…と、肌を伝う甘い痺れ。オマンコから、乳首にまで、性感帯の隅々にまで行き渡り、指の先まで震えだす。
「ちょっ、まって。まふゆん…どこで、こんな…」
初めての刺激を どう受けとめて良いかが分からない。
そういう開発の仕方があるとは聞いた事もあるけれど、乳を揉めば膨らむ程度の与太話だとばっかり。
「私もどうかなって、思ってたけどさ。結構、ね? 自分でも試してみてさ…。これなら羽流も喜んでくれるかなって、どう? 乳首とか、クリトリスとか、そういう分かりやすい快感の方が好きだもんね、羽流はさ。こんな回りくどいこと、自分じゃしないでしょ?」
とんっ…。
また、指で叩かれる。
さっきよりも響きは重たくなって、快感が下腹部全体へと伸し掛ってくるみたいだ。
「お腹の奥、痺れる感じ、いつもと全然違うの分かるかな? ま、分かんなくてもいいよ? 分かるようになるまでするから。クリトリスとか、乳首とか。羽流が好きな所 触りながらさ。だんだん、だんだん、お腹も気持ちよくしてあげるから…ほら」
とんっ…。
やば、これ。
意識がお腹に持ってかれる。真冬が何言ってんのか全然分かんない。
彼女の言う通りだ。乳首いじられながら、とんっと、される度、快感がお腹へと響く。お腹から全身へ、気持ちいいが波の様に広がると、触られてる乳首も もっと気持ちが良くなって、そしたら、またお腹が気持ち良くなってきて。
「すとっぷ。まふゆんっ、一旦待ってっ。これ…しらな、私…ダメって」
「やーだ。今日は甘えさせてくれるって話でしょ? 羽流がダメになるまで続けるから、良いよね?」
「良くなっ、あひっ♥」
とんっ…。
精一杯の強がりも、お腹を叩かれた途端に飛んでいってしまった。
気持ちいい。気持ち良い。気持ちが良い。
オマンコ、触ってもないのにジンジンしてきてる。太ももを擦り合わせる程度の刺激じゃ、余計な快感を募らせるだけ。
気持ち良い。気持ち良い。気持ちが良い。
乳首を吸われるたんびに、ビリビリして、先っぽから何か出てきそう。
快感が真冬の唇の中へと吸われていくみたい。ちゅって、吸い込まれて、頭の中が何も分からなくなって。
そのくせ。
とんっ…と、された。
とんっ…て、された。
同じペースで、ずっと、ずぅっと。
とんっ、とんっ、とんっ…。
快感が重たく響く。お腹の奥が熱い。もどかしいよ。今すぐにでも腹捌いて、手を突っ込みたい。今 掻き回したら絶対気持ちがいい。
真冬にお腹を叩かれながら、太もも同士を擦り付ける足の動きが止まらない。シーツをぎゅっと掴まえて、背中を擦り付けるだけでもゾクゾクする。
とんっ、とんっ、とんっ…。
快感が重たく響く度、全身の感度が上がっていった。
もっと気持ち良くなりたい。気持ち良くして欲しい。頭で考えるよりも、体は正直だ。腰が泳いで、背中が反れる。もっとと強請る様に、胸を真冬の唇に押し付けた。
「あはっ♪ すごいね、羽流。そんな顔初めてみたよ? すっごいエッチな顔…ダメだからね? 外でそんな顔したら。みんな、羽流のことが好きになっちゃうもん。そんな顔して良いのは私の前だけ。良い? その代わり、私の前なら、どんなにエッチになっても良いから。どんな恥ずかしい羽流でも、私は…ね?」
恍惚としていた。
獣欲を取り戻した真冬は、それを隠すこともなく舌なめずりをしてみせる。
そんな彼女の仕草に、ゾクゾクした。ドキドキもしている。体に傷をつけた後は、心にまで刻んでやろうと、荒い鼻息を興奮に変えるようだ。
頬を撫でられて、彼女の親指が唇に触れる。触れられた頬が熱い。唇の離れてしまった乳首が物寂しい。ぐっと、顎を持ち上げられた。唇の端から入り込んできた親指に口を開かされ、ようやくとキスを迫られている事に気づく。
「んちゅっ♥ んっ、んんぅ…っ。はふ、んあ、はぁ…」
「羽流は素直だね。好きだよ、そういう所。私だったら、未だにイヤイヤってさ。ほんとは、もっとして欲しいのに、羽流のこと困らせてたと思う」
唇が重なる。
同時に、とんっと、響いた快感に腰が泳ぐ。
あ、ダメだこれ。私何も出来ない。
すっかりと手懐けられている。首輪とかリードとかそういうんでもない。
快感をエサに支配されていた。被虐的な快感に思う。痛みは無い。あるとすれば羞恥心くらいで、それすらも今は快感の燃料だ。真冬の言う所のエッチな顔。一体自分は今、どんな顔を晒して喘いでいるのか。
鏡があったら…。
いや、見たくはないか。
そんなの真冬だけが知ってれば良い。どうせ他に見せることもないんだ。
「ほら、もう一回。口開けて…」
「んっ…ちゅっ、はっ、あっ♥ ぁぁ…っ、やっ、まふ、ゆ…はぁ、あむっ、んんんぅ♥ ちゅぅ…ぇろ…はっ、はっ、はふっ…んんんっ!!」
役作り…。どうしようかな?
今、このタイミングで、どういう反応をすれば真冬はもっと喜んでくれるのか。
「いや」って「やめて」って、意味のない抵抗をして見せれば興奮もするだろう。あるいは、恥も外聞も無く、泣いて叫んで「もっと、もっと」と、快感を強請ってみれば、その気になってくれるだろうか?
そんな余裕はございません。
今の私は喘ぎ声一つでさえ自由にならない。
未知の快感に涙が溢れてきてしまう。快感に喘いだ嬌声も、全部、真冬の口の中へと吸い込まれていく。
くちゅり、くちゅり…。
舌で口の中をかき回されて、ごくり、飲み込んだ唾液の半分は彼女のものだ。
頬から首筋に、真冬の指先が肌を撫でていく。飲み込んだ唾液の後を追うようだった。
意識しないではいられない。
自分の中へ、喉を通り胸元へ、胸元からお腹の中に。
なんだか熱い。飲み込んだ彼女の唾液。流れたその部分が、イヤに熱く感じてしまう。それが気持ち良い。それが気持ちよくって、ゴクリ、ゴクリ、喉を鳴らして自分から彼女を受け入れた。
じぃんっと、お腹の中に広がる熱。
とんっと、下腹部を叩かれて快感が響く。
ぬるっとした、びりっとした。唾液に塗れた真冬の指が乳首を摘み、痺れるような甘い快感に全身を貫かれる。とんっと、とんっと、同時に重たく響いた快感が、私の全部を燃え上がらせた。
「あっ♥ あ、やっ、ぃぅっ! はっ、はっ、ぃぃぃっ…♥ あ、や、また、また、またぁっ。とんって、とんってしちゃ、まふゆ、だめ、だめって、ちくびが、でっ、とんっは、まって、それ、ゃぁぁぁぁぁっ…♥」
気が抜ける。力が抜ける。
「あははっ♪ すごいね羽流。やっぱり、おっぱいが小さいと感じやすいって、あるんじゃない? 乳首でイッちゃうなんて、私、冗談だとおもってたけど…可愛い、すっごい顔して…はぁ♥」
ぎゅぅっと、突っ張っていた何かの栓が外れたみたい。
面白い位に腰を浮かせて、怖いくらいに背中が反れた。沈んでいく。重たく、深い所。オマンコでも、ましてやクリトリスでもない。イジられ続けた乳首は快感を訴え、とうとうと、絶頂に達してしまう。その間にも、とんっと、お腹の奥で生まれた快感が、私を掴んで離さない。
気づけば、真冬の肩を掴んでいた。
背中に手を回して、ペタペタと、縋るように、とりとめもなく彼女の事を抱きしめる。足の届かない水場で、浮き輪に掴まるみたい。真冬に掴まっている事で、溺れそうになる自分を ようやく引き止めていた。
「よしよーし…。いいこ、いいこ…」
「なに、して…」
絶頂に浸っていた。頭を撫でられる事にさえ快感を感じてしまう。
心地いい。好きな人に触れて貰える。性感とはまた別の気持ちよさが、絶頂に茹だった私の体を、少しだけ冷ましてくれた。
「ん? んー? なんか、オギャってたから? あやしとこうかなって?」
「おぎゃってねーし…。はぁ、ふぅ…っ。そりゃ、ね? イキ顔は晒してましたけど?」
「素直なんだ?」
「潔いと言って欲しい」
「同じじゃない…」
「同じじゃないっ」
「カッコつけちゃって…」
すぅっと、真冬の視線が細まった気がした。
感じたのは殺気だろうか? トラかオオカミか、動物園で見た時とは違う、もっと生の感情だ。
「あ、ちょっ、真冬さんっ!?」
嫌な予感がした。
確かに、潔いのは彼女の方。いっそ豪快ですらあった。
毟る様に私のスカートとパンツを剥ぎ取った後、自分のパンツですらすぽーんっと脱ぎ捨て、私の方へと覆い被さってくる。
「何?」
素知らぬ顔だ。何食わぬ顔で、二回戦をおっぱじめようって顔をしてらっしゃる。
「何じゃなくって、今から もっかいとか、ちょーっと厳しいなって。少し、休ませ…」
「イヤ」
明確な否定。それは断言。
いつも曖昧に頷く彼女が、私にだけ見せる甘えた言葉。
「いやって、ほんとっ、ちょっ、まっ…」
「もう、面倒くさいなぁ…」
伸びてきた手を払い除け、なんとかマウントを取り返そうとはしてみても、絶頂直後の体は重い。思った通りに動かないどころか、まだ、真冬の支配下から抜け出せてもいないようだった。
とんっ…。
快感が、お腹に響く。
それだけで、体がベッドに引き戻された。
「ひうっ♥ ちょっ、それ…卑怯だってっ、ずるじゃん、そんな、ああっ♥」
私の抗議を黙らせるようにもう一度、とんっと、響いた快感は、絶頂の後にはかなり辛い。分からせられる。自尊心からくる些細な抵抗も、もはや風前の灯火だ。
真冬の機嫌一つで、簡単に吹き消されるのも時間の問題だった。
「大人しくしてて。ほら、なんだっけ? 天井のシミ数えてる間に終わるから、みたいな奴?」
「そんな余裕あるかぁっ!」
ヌルリとした。
私の抗議なんてお構いなし。
閉じた足に力は入らない。太ももの隙間は自分の愛液でベトベトになっていて、その隙間を割り開くように、彼女の太ももが沈んできた。
「くそぉ…。なにがムッツリだよぉ、性欲おばけじゃんっ、こいつぅ」
「は? ムッツリって、勝手に羽流が言ってるだけじゃない。あと、性欲お化けも止めて。自分だって、散々人の体好きにするくせに」
濡れた太ももの隙間が開かされる。
真冬の太ももが、ゆっくりでも、確実に近づいてきていた。ぬるり、ぬるり…。
擦れる肌と肌が濡れて滑って、抵抗ができない。悪戯レベルの快感にさえ、力が抜けていってしまう。
「んあっ♥」
軽く、体が押し上げられた。
割れ目に、オマンコに、真冬の太ももが押し付けられて、体ごとベッドに沈み込む。
「可愛い♪ ほら、まだそんな声出せる余裕あるじゃない? ね?」
「ね♪ じゃねー。するにしたって、ちょっと、休ませてって…」
「イヤ」
ご無体な。
どうやら真冬は、私に引導を渡すつもりらしい。
「ほら。今の声、もっかい聞かせて?」
「ひゃっ…♥」
「あれ、ちょっと違うや。こうかな? こっちの方がいい?」
「んひっ♥ あぁっ…♥ ふぁっ♥ まっ、やっ♥ ぃぅっ♥」
まるで、楽器の代わりにされた気分。
角度を変えて、力加減を変えて、緩急極まる刺激の繰り返しに、何度も違う嬌声を上げさせられた。
「んあっ♥」
「あ♪ これ。こういうのが良いんだ、羽流? ほら、もっかい、ほら、ほらっ、こうでしょ? ね?」
「んあっ♥ はっ、や、まって、ほんと、まじ、んあっ♥」
ずんっ…。
快感がお腹に響く。
とんっ…と、叩かれた時の響きじゃない。あれはまだ、自分の中で生まれたものだと分かる。こんな風に、体ごと押し上げるみたいに揺らされて、オマンコの奥を直接刺激されているみたい。
彼女の体にしがみついたかと思えば、勝手に力が抜けていく。無防備に開いた私の体にまた、ずんっと、快感を押し付けられ、声を上げさせられるの繰り返し。
指の一つも自由にならない。太ももの動きにされるがまま、真冬の望む声を上げることしか許されなかった。
ぎしっ、ぎしっ…。
真冬が体を揺らす度、ベッドが軋んで、私も揺れて、こんなエッチな揺り籠あってたまるか。けど、オマンコが太ももに犯されて、体、持ち上げるみたいに揺らされている内に、だんだんと、真冬の顔からも余裕がなくなってくる。
「あっ、はぁ♥ 羽流は? どう? わたし、ね? 好きなんだ…こんな風に、押し倒されるの。羽流の体重、乗っかってきて、なんか逃げられないの、それがすっごくね…。私で、気持ち良くなってる羽流の顔、見てるの好きで…今、抱かれてるんだって、愛されてるの分かるのが。だからっ、あっ♥ 羽流にもねっ…」
私の太ももにまで、真冬の愛液が流れてくる。
熱くって、ドロドロしてて。オマンコ、割れ目、開いちゃってさ。押し付けられたクリトリスと一緒に、クリってして、ヌルってして、重なった肌が熱い。彼女の奥から溢れてきた愛液に、溶かされていくみたい。溶かされて、混ざって、一つになって、もう、どっからが真冬で、どっからが私だったのか。
少し怖い。
とんっと、響いただけで あんなに感じてしまったんだ。
こんな、ずんっと沼に沈めるみたいな快感。今度イッちゃったら。予想がつかない。凄そうだってのは分かる。
まふゆん、いつもこんなだったのかな?
する事に慣れてはいても、される事に不慣れな私には、落ちていく自分をどう保って良いのか分からなかった。
「羽流はっ! 羽流はっ…どう? 私に押し倒されて、ちょっと乱暴にされて、どう? ね、どう? 気持ちいいって、嬉しいって、幸せだって思ってくれる?」
「そんなっ、あっ♥ はっ♥ やっ、んあっ♥ わか、なっ…わからんないっ、まふゆんっ、まふゆんっ、あぁっ…んあっ♥ はぁっ、はふっ、ふぁぁぁっ♥」
「あはっ♪ 分かるよ? 離さないでって思うよね? 迷子になったみたいで不安だよね。一人じゃ怖いの。もうなんでも良いから、一緒じゃないとイヤだよね?」
手でも腕でも肩でも良い。掴める所なら何でも良かった。
真冬の体を抱き寄せた。背中を丸めてでも、彼女の胸元に額を押し付ける。
自分がどんな顔をしているのか分からない。見られるのも恥ずかしい。
ドキドキしてる。ドキドキしていた。
額を押し付けた真冬の胸元から伝わる鼓動の音。その音が私を安心させると、強張った体から、少しだけ緊張が解けていく。
「甘えん坊。顔見られるの恥ずかしい?」
「んっ♥ んあっ♥」
答えない、答えられない、そんな余裕がない。
彼女の胸元で甘える見たいに、なんども頷くのが精一杯だ。
「おいで、羽流?」
ぽんっと、背中を叩かれた。
泣いてる子どもをあやすように、ぽんっと、背中を叩かれた。
ぽんっと、私の中で快感が強く響く。
ぽんっと、背中を叩きながら、腰の方、お尻に向かって降りてくる。
ぽんっと、お尻の上、腰を叩かれ、ゾクゾクした。
ぽんっと、彼女の腕の中に、逃げる場所なんて何処にもない。
ぽんっと、お腹の奥が揺らされる度、背筋が伸び上がりそうになる。
背中に手を回されて、体を起こされる。向かい合った私達。
真冬の太ももに、丁度 乗っかるような格好だ。親に甘える子どもみたい。彼女の背中に手を回し、しがみつくようにして胸の谷間に顔を押し付けた。
ぽんっと、腰を叩かれ、背中がゾクリと震え上がる。
とんっと、響いた快感に、お腹の奥が きゅんっと熱くなった。
「んあっ♥」
ずんっと、真冬の太ももが、下から突き上げてくる。
唐突だった。力強い、体ごと持ち上げてくるような刺激に声が出てしまう。
彼女にしがみついたまま、私は動けない。お腹をとんっとされて、腰をぽんっと叩かれる。キュンとした、ゾクってする。前から、後ろから、そして下からは、ずんっと、真冬の太ももの上で腰が弾んで、お腹に抱え込んだ快感が全身に響き渡る。
「羽流…ほんとに子どもみたい。そんな可愛い声で泣いちゃだめだよ? そんなにしがみつかれると、もっとイジメたくなる。あ、でも…それで興奮しちゃってる私って…ロリコンとか言うのかな? ね? どう思う?」
「あっ、はぁ…ひぃっ♥ うっさいっ。ロリ…とか、あぁっ。言うなっ、だれが幼女だこらっ…んあっ♥」
「あは♪ そうだね、幼女はそんなエッチな声ださないもんねぇ…」
真冬の囁きにすら、耳が甘く痺れだす。そのまま耳を舐められて、くすぐったいやら、気持ちがいいやら、首を振ってみせるのが精一杯。
人をロリ扱いして。本当なら、その肩口にでも、揺れているおっぱいにでも噛みついてやりたいのに。
「まってっ、まってってばっ。おねがっ、あ、はぁ…ひぃぅっ♥ ぽんっ…はっ、とんっも…。お願いだからっ、そんな一緒にしなっ、あぁぁっ…んくっ、はむっ…んんっ、ちゅっ…は、あっ…」
「ちょっ、くすぐったいって、羽流。そんなところにキスしたら…あっ♥」
唇を開いて、押し付けて、噛みつくだけの力は出ない。
出来て甘噛み。前歯で噛みつく前に、涎で滑っておしまいだ。せめての抗議に、何度も、何度も、それでもだ。「痛い」と、一言も聞けないまま、真冬の胸元は私の涎でドロドロになってしまう。
「そんなっ、悪戯ばっかしてっ。あ、はっ、仕返しされたいんだ? 羽流はっ…。いいよ、んっ♥ 私も、そろそろ…だから。一緒に、いこ? 二人なら、絶対気持ちいいよね、今でも…さ? やばいよね、これ…。羽流が、私に意地悪するのも分かるな。こんな…ずっと、こうしてたいのっ」
羽流、好き…。
その告白に耳が震えた。
いやらしい。
このタイミングで言うんだもんな。
普段、全然言ってくれないくせに。こんな時にばっか、狙いすまして。
ゾクッとした。胸元に押し付けた額をグリグリと動かして快感に耐える。
「好きっ、好きっ、大好きっ、愛してるのっ。他の誰にもっ、私のだから、私以外のモノになっちゃっ、イヤっ、だからっ、羽流っ、はねるぅぅっ♥」
なるかよ、なるもんか。
こんなに好きって、愛されて。真冬以外の、一体誰に恋しろって言うんだよ。
「はぁっ、はぁっ、わたし、もっ…真冬のこと、好きっ、愛してっ」
「イヤっ! 私のほうが、ずっと好きだもんっ。羽流のことっ、羽流よりもっ!!」
「イヤとかっ、なんだそれっ。しらなっ、んあっ♥ つよっ、それ…きちゃっ、だめっ、真冬っ、やっ、あっ、きもちぃっ、だめだめっ、ほんとに、わたっ、あっ…」
幸せだった。
なんか良く分からなくなって、とにかく幸せだったんだ。
好きかもしれない、これ。
今まで、押し倒すばっかりだったから気づかなかった。
乱暴なくらいに愛してもらえるの、ちょっと癖になりそう。
快感が弾けて、幸せに満たされる。
真冬に愛してもらえた実感。受け取った愛情は、私が思っていた以上に重たくて。それが、ちょっと…ううん、かなり嬉しい。今まで私が、好きを伝えて、伝え続けて、それでも伝えきれなかったように。溜め込んできた彼女の愛情も、これで全部って訳が無い。
ゾクッとした。
また、こんな風にされるんだ。
そう思うと、新しい期待に胸が弾んでしまう。
ああ、でも…流石にさ。
「いっ♥ ひぅっ♥ あっ…はぁっ、はぁっ、ひぃ、ふぅ…あぁっ♥ はぁ…んっ」
ぶっ倒れた。
一緒に絶頂に達した真冬も、寄りかかってきた私を支えられず、彼女を押し倒すようにして、ベッドの上に崩れ落ちる。
「あははっ…。はぁ、すご、お腹の奥まだ、ビクビクしてて…はぁ、ひぃ…。こんな愛されたらさ、まふゆんの事、もっと好きになりそう」
「私はいつもだよ…羽流とエッチすると、もっと、好きに…。あ、ほんとだ、ちょっとヒクヒクしてるね? お腹、そんな気持ちよかったんだ?」
「んっ♥ やめ、さわんなよ…いま、マジで敏感になってて…」
「ふーん」
あ、ドSだ。私の真冬がそんな顔をしている。
その顔はもう見たと、身構えた私の努力は届かない。だって、もう既に下腹には彼女の手の平が触れていて、後は指を、とんっと…。
「あひっ♥ ばっ、ほんっ、まじっ…まてって、さぁっ…」
「ごめんっ、ごめんってばっ♪」
謝ってはいるが、とてもそんな顔じゃなかった。
私をイジメて、悦に浸っているのが丸見えだ。
「はぁっ、もうっ…」
けれど、惚れた弱みだ。楽しそうにしている真冬を見ると、怒る気も萎んでいってしまう。
「んで、少しは気は晴れたのかよ?」
「ううん」
「強欲…。流石に引くって。い、言っとくけどっ、今日は無理もうだからっ、絶対ダメだからっ」
「ふり?」
「違うってのっ! マジな奴!!」
恐ろしい子。
やると言ったらやる。なんとなくでも、そんな気配が立ち昇ってくる。
「逃げないでよ。そんな怯えたみたいにさ。ほら、ベッドから落っこちちゃうよ? もっとこっちに、ね?」
「だって…これ以上は、ほんとに」
「人を性欲お化けみたいに言わない」
「そのものじゃんっ」
「じゃあ、はい…」
差し出された小指に、今更「何?」と、問掛けることもなかった。
「まふゆん さぁ…。私達、エッチの度に指切りしてない?」
「ん? あー、そうかもね?」
とはいえ、差し出された小指には、条件反射のように小指を絡めてしまう。
それはまるで、放課後に手を繋いで歩くような気軽さだ。
「指切りげんまん…。今日はもうエッチしません。これでいい?」
「過去一 しょーもない約束してる気がするんですけど」
「羽流が逃げるから…」
「まふゆん が脅かすからじゃん。じゃ、嘘ついたら、もうエッチしてあげない」
「羽流のほうが我慢出来ないやつ」
「いーや。まふゆんのが我慢出来ないね、きっと」
「いいよ? じゃっ、指切った」
結局ヤッた。
「まふゆんのバカっ、アホっ、性欲魔神っ。しないってっ、もうエッチしてあげないって約束はっ!」
「いや、でも…日付変わってるし、良いかなって?」
「何が「良いかな♥」だよっ。屁理屈じゃんっ、そんなのっ。せめて日が昇るまでまてないのっ、吸血鬼か何かなのっ!!」
「あーもう、うるさいなぁ。面倒くさい。そんなに言う余裕あるなら、もう一回出来るでしょ? 日が昇るまで付き合って貰うんだから。ほら、大人しくしてっ、ちゃんと分からせて上げる。羽流は私のモノなの。しっかり覚えましょうねぇ…」
「ひぃっ、あっ、まってっ…ぁ♥」
結局ヤラれた。