「手を組めと?」
「そうだ。真っ先に仮宿みたいな場を襲撃されたからにはそれくらい機転利かせろ、真っ先に叩きのめされて相棒が犯されかけたのを黙ってるのか?」
イリナに比して戦闘に支障が無いゼノヴィアに一誠は交渉して了承を得た。三日後にしたのは恐らくイリナの恐るべき技にしてやられた治療だろう。その間に何を用意してくるかわからないから打てるだけの手は打つ。
木場の身の上も聞いた。聖剣を扱うべく養成されたが、適応出来ずに他の同士もろとも処分が決定されて逃げ延びた先でリアスに出会った事。教会側がそんな非道をしていた事をアーシアが信じられずに狼狽していたが、リアスに宥められていた。神器関係無しにアーシアは世界の暗部を全て知るには早すぎる。
そして、リアスもするべき事をした。グレイフィアに連絡を取り、事情を話したが返された返事は即答。
『受けて立ちなさい』
イリナ達が訪ねて来た直後にも連絡は取っていたが、コカビエルクラスが潜伏していたのはリアス達には見抜けなかったのは相手が相手だからとやむ無しとして冥界も魔王級が出向く用意はあったのだ。流石に数時間経ってからコカビエルが直々に赤龍帝とグレモリー眷属に決闘を申し込んだ事については予想外としても。一時手を組む事になったゼノヴィアは当面の疑問を述べた。
「なあ、グレイフィアとやらはイリナがコカビエルに不覚を取らせた経緯を何やら教会側の正統派な策や技術と勘違いして、私達に勝機があると思っているから決闘を受けろと言っているのではないか?」
「確かに、俺達からしても奴の意図についての仮説は性的暴行寸前にイリナのアホらしいが痛快で一理ある技でプライド傷つけられたから決闘だが、そんなのグレイフィアさんには想像は出来ねえだろうな」
一誠は目を背けた。周りは流石に男として恐怖を抱いたからとしたようだが、自分絡みで何か企んでるのが明らかだが確証が無い、それとグレイフィアが以前に不覚を取り、魔力吸収系宝玉を産み出す苗床とされた肛門の洗浄治療として一誠が一晩に渡り薬剤浣腸を繰り返した後に腸内を薬代わりな龍の気を染み渡らせる為に赤龍帝の籠手を出した指での卑猥とすべき行為を半時間も続けた為に何か察しているかもしれない予感があるとは想像は出来ない。
「グレイフィア様の意図はともかく、僕はやります」
木場佑斗は憎悪と決意混じりの目をして断言した。相手が悪すぎるが逃げるワケにはいかない、聖剣計画の犠牲にされた自分や同士の無念を張らさねばならないのだ。
「待ちなさい、流石に当面は若手だけで戦うんだから準備はしておくの!周辺に妙な動きが無いか確認も含めて」
「確かに、決闘と見せ掛けての陰謀もありえますわね」
朱乃も表情が険しい。堕天使への私怨が混じっているが言っている事は正しいので次の日には学園内にいる悪魔達【ソーナ・シトリーと眷属達】との協力態勢を持ち掛けた。
その日の夜。
自室で就寝前の一誠はベッドの縁に座りながら考え込んでた時に魔法陣が出現したのを気付いたが、その直後に寝間着なのか白い装束を裸の上に来ただけな朱乃が現れた。リアスが同居を決めて以来の事だが、今回は神妙な表情で質問をされた。
「リアスが立ち合うよう言われなかったからでも、イッセー君はソーナさん達とは会いませんでしたが理由は?」
「正直、まだグレモリー眷属だけで複雑だから悪魔とは積極的に関わりたくはないんで・・・・」
本心の半分を打ち明けた。もう半分はソーナを始めとして偽リアスのように彼女達に似せた者達を成敗した事があると顔に出したくは無いのだとした時に一誠の顔は右横に座った朱乃の胸に抱かれていた。
「イッセー君、嘘をついてはいないですが何やら言い出しにくい事を言う時に微妙な顔色や仕草になるとわかってますわ。こうしてあげると落ち着いてくれそうで・・・・」
「先輩こそ、何かカタカタ震えてますって感じですね」
お見通しとされてどこか嬉しそうな朱乃が言うには、前回のライザーとの戦いにおいてリアス擁護派とすべき存在からしたら一部知られている事。適応しきれなかったとしても聖剣の関係者である木場もそうだが、悪魔にとって相性が悪い真の力を持つ朱乃ならばライザーを倒せるとの事で本命はそちらを見れるか否かが含まれたらしい。
「やっぱり、俺は余計な事をしたんですね」
「いえ、関係者全員が貴方を甘く見ていただけですわ・・・・それより、聞いて頂きたい事が」
朱乃は向き合って話した。転生悪魔になる前は堕天使と人間との混血として暮らしていた生い立ち、特に。
【母が殺された時の状況を】
「・・・・つまり、貴女は【身内と違って】私的な事で留守中に犠牲を出したリアス部長を擁護してしまっているから気まずいと、関係ありませんよ。悪魔と関わるのを・・・・【他の選択肢】を断ってそうすると決めたのは俺ですし」
八坂に誘われたと迄は言っていないが、朱乃には危機感を煽られる内容であった。一誠クラスでなければ痛みを感じる程に抱き締める事で【行かないで】と訴えた時に気付いた。
「イッセー君、左腕がっ!」
「ああ、気になさらず」
ドラゴンの気が多少高まり、漏れ出すか一時的に侵食が始まる現象。特に陰鬱な気分の時にとした時。
「わたくし、良い方法を知っていますわ」
そう言ってドラゴンの気が高まった左手を添える程度な優しさで手に取った朱乃は。
【人差し指を口に咥え込んだ】
突然の事なので必死に平静を装う一誠だが自分で沈めるより楽になっているとはわかる。しかし、口内に含まれて吸われる感覚には思わず指先を動かしてしまって朱乃がくぐもった声を出すが、構わずに吸い続ける内に苦痛とは違う何かが混ざる声となっていく。頬が赤らみ、目が潤んでいるのも一誠は気付いている。直接吸い込む事により何かの感応があるのかとしたが違う、繋がりに近いものを得ているからだ。
「んっ、ん、ぅう?イッセー・・・・く、ん。うれ、しい・・・・次はそちらを、お慰めします」
何の事かとした時、股間を見られていたのに気付いた。一誠とて経験はあるし朱乃の願望には気付いている・・・・だが。
「イッセー君、日本では出陣前の3日間は禁欲とありますが・・・・今は戦国ではありません。それにイリナさんに悪いと考えてますわね、あの娘はわたくしと違ってタフですから・・・・怪我さえ治れば自分で立てますわ」
思考パターンが何故か把握されていると考えたが、イリナはあれくらいで負けはしないくらいはわかる。そもそもギリギリで逆転打を炸裂させたのだから、そのイリナと違って何かの支えと切っ掛けが欲しい朱乃は服を脱ぎ捨てて一誠の前に跪き短パンを下ろすと妖艶に微笑みながら男性器の先端に唇を落として。
【胸に挟み込んだ】
「せ、先輩・・・・」
「どうです。わたくしなりに喜んでもらえるようにした趣向ですわ」
自分の両胸を手でひたすら動かしながら一誠のものを挟んで刺激する。メーター越えなバスト任せなだが、恥じらいを隠せないし一心に喜ばせてあげたいと思っているとわかる。時折上目遣いに見上げる朱乃の表情に妖しい感覚を覚えた一誠は。
「ぅう、んああっ!」
思わず朱乃の両胸の先端にある乳首を摘まんでしまった。痛くしてしまったかと思ったが、身体を震わせながら朱乃はそのまま胸での奉仕だけではなく谷間から出た一誠の肉塊の先端に下を這わせて唇を被せる。一誠も堪らずに乳首を弄び続けてしまうのでせめてもの意地を張っているが、先程のドラゴンのオーラと先日の件で敏感になった身体は朱乃を惨めな敗北に導いた。
「ッ!いや、ああッ!ッッッ!ま、またっ、熱いのが、ひゃうううッ!」
朱乃の恥部からはプシャアアッ!と飛沫が溢れてしまう、背を逸らしてガクガク震える無様な表情迄晒してしまう羞恥に悶えるが、一誠のものはまだ達してはいない。何とか満足させたいが、このままでは潮だけではなくとする予感があった。
(わ、わたくし。このままでは・・・・イッセー君の前で【粗相】を)
先日の件とは状況が違う、レーティングゲームで完勝に繋げた件で朱乃は一誠を益々気に入ってしまったのだ。仮に、本当に粗相をしてしまったらとした時、ベッドの上に上げられて一誠に押し倒され股間を確認される形になっていた。
「い、いや・・・・見ない、で。見ない、で・・・・いやああぁぁっ!出ちゃ、出ちゃい・・・・いやあああっ!」
突然の事への戸惑いと羞恥、何より密かな喜びで潮吹きとはいかないが、またも飛沫を飛ばしてしまう。朱乃は完全に開発された身体となっていたし、粗相をしてしまう不安を感じていると見抜かれた。
「自分からやって来て無様ですね。まだ今回みたいのが精々なのに、何でわざわざ関係迫ろうとする事をやるんです?」
「そ、それはイッセー君が何故知識があるどころではないか気になるので・・・・」
要は一誠を疑っているし、まだ見ぬ相手に嫉妬を抱いているのだと理解した。だが、打ち明ける程には至らない。
「俺も中学の事件以降、田舎にいた間に・・・・妙な罠仕掛けられたりして対策考えたし、道具も知識も【戦利品】で頂いたりしてます」
「でっ、ですからそれを聞き出したくて」
やはり噛み合わない、秘密にしたい側と聞き出したい側。以前みたいに吐かせようとして刺激的な事をやりたくはないし、このままでは子供の喧嘩みたいにキリが無いとした時に一誠は妙案を思い付いた。
「じゃあ、子供扱いされて妙な反応してたから似たような事してあげます。お漏らしするの不安なのにはピッタリなのを」
「・・・・え、この格好。そ、それは・・・・っ」
朱乃は仰向けになり、自分で手を膝裏で抱える形に持ち上げているポーズを取らされる事以上に一誠が取り出したものに目を見張った。
【紙オムツ】
赤子に必要な物の一つであるが、哺乳瓶どころではない。
「・・・・い、イッセー君。それをわたくしに穿かせる気ですの?」
「はい、お漏らし対策で・・・・嫌なら、何か中途半端な理由答えて貰います」
朱乃はゾクゾクしながら答えた。実は亡き母から行為に及ぶ時はお互いの同意を得るのと他には決して漏らさない事をとした時。
「お母さんの教えなのはわかりましたが、先輩はまだ幼い次期ですよね。早すぎませんか?」
「そ、それは・・・・」
実は、亡き母が父に対して攻め側でSMプレイに興じていた一幕を目撃したからと迄は言わなかったが、一誠は何かを感じたのか聞き出すのを止めて紙オムツを何処かに引っ込めた。朱乃もその類いを使えるから原理はわかるのだが押し寄せるのは寂しさである。解放されてまたも未遂に終わった翌朝、朱乃は自分の寝室で何年か振りになる痴態を晒した。
「わ、わたくし・・・・本当にイッセー君にオム、いえ、自分で穿けば良いだけなのに・・・・」
脳内で一誠に本当にそうされた姿を想像してしまう自分に涙しながらも妖しい感覚に身体を震わせる朱乃は後始末に掛かる。コカビエルとの決戦は明日の夜に迫っていた。
朱乃さん、学生組の中でヒロインレースにスタートダッシュしてるが一思いにしては貰えないルートです。