(焦れったい・・・・)
一誠は、あの後にギャスパーにはリゼヴィムから提案された通りに話した。
【リゼヴィムの神器無効能力に関しては、これからの為には言わない方が良いとしながら】
それ以外には、女性達を助けた後にやり過ぎてしまって建物を倒壊させてしまった関連はお咎め無しで保護した女性達への【治療】を終えた事で丸く収まったが、何をどうするべきなのかについては、今やっている事に集中するしかなった。
『手を上げて、背伸びの運動~~♪♪』
「1、2・・・・っ!」
グレモリー眷属が王であるリアスと僧侶のギャスパーの為にやっているのは【ラジオ体操】である。理由はリアスの魔力が戻らずギャスパーは引き込もっていた影響で身体を鍛えるのではなく動かすのとほぐすのから始めなければならないので基本的な運動からとしたのは一誠の案。
一誠しか目の当たりにしていないがギャスパーが何故か唐突に前向きになったのはリゼヴィムを見て何かを感知したからにしても詳しくは聞き出せない。一誠も他に深入りすべき立ち位置ではないのだ。
「俺も付き合う事になったが、ギャスパーが男ってのにはショックだったな・・・・」
「もう言うな匙、昔の児童雑誌でヒロインが実は男でしたなんて展開あったらしいぞ」
「それ知ってる。リアルタイムで読んでたキッズ達の心中察して余りあるぜ」
「おお、例えればアーシア・アルジェンドが実は男でしたくらいショックだろうな」
「いや、そりゃ俺も近所のを昔は男だと間違えてたり・・・・って、アザゼルじゃねえか!」
浴衣姿の男がいつの間にか一緒に体操をしていたのに驚いた。他も堕天使総督がいきなり現れては警戒体制を取らざるを得ない。
「そう構えんな、兵藤一誠に関わってみたくなったんだ。お前らもコカビエルを倒した手腕は赤龍帝関係無しな類いの力だから気になってんだろ?」
痛いところを突かれてから、されるがままだであった。正確にはリアス達は初対面から気になっていたが踏み込めない。怖いからだ・・・・夜這いを何度も仕掛けるくらいに入れ込んだ朱乃ですら慎重に徹している。
一誠からしても匙やギャスパーに神器についてレクチャーしているアザゼルには悪意は感じない、興味本位は間違いないがリアスになるべく視線を合わせない理由は今の状態に触れない為なのかどうか判断が出来ない。
それから数日後。
「俺に龍殺しの剣である【アスカロン】を授けるですか?」
一誠が朱乃に案内されたのは神社、悪魔云々は単純に相性で踏み入れないのではとする思考をしてはいけないと自分なりに思い知った身なので敢えて聞かない場で会ったのは金色の羽と頭の上に浮かぶ輪っかが目を引く容姿端麗な青年。
【天使の長ミカエル】
赤龍帝には危険なのではと思ったが、処置はしてあるとの事で一誠は何事もないように神滅具と一体化させたが、ミカエルが目を丸くしていた。
「噂には聞いていましたが、君は何か赤龍帝とは違う力が強いようですね。今回の件は和平会談の前段階のつもりでしたが、本格的に君と語り合う機会を望みますよ」
そう言って全身から光を出して消えた。
【それが争乱の始まりとは知らず】
そして、朱乃は学園にいる時の紅茶ではなく緑茶を淹れて一仕事終えた一誠を労っていた。
「イッセー君、わたくしが神社にいるのは詳しくは聞かない理由は・・・・いえ、それより率直にお聞きしますが、グレモリー眷属をどう思っていますか?」
「部長に関して複雑ですが、他はそれなりで姫島先輩は・・・・まあ、好きな部類ですね」
一誠にとっての危険域ギリギリであった。朱乃は真っ直ぐに一誠を見てるので一誠は素直な感想を述べた。当のグレモリー眷属を含めて目にしたものが思う事で、境遇に加えて自分なりに近付くのを何度も試みた朱乃が親密度は最も高いが、一つ失言があった。
「【好き】・・・・それは、男女のとして宜しいのですか?」
「え、あの・・・・」
「イッセー君、そちらも反撃して未然にしたとは言っても何度も夜這いを仕掛けられた相手に先輩として好き・・・・そう言いませんわよね?」
艶を帯びたような顔色。一誠とて、元々はスケベ少年だったので気にも停めない事は無い。どう対応するかについて以前の事が朱乃から先に語られた。
「グレイフィア様には怒られるでしょうけど、わたくしは先日の教育の時、身を焦がされる思いでしたわ・・・・イッセー君が他の女性をあのように・・・・」
「いや、俺も怒りますよ!グレイフィアさんは先輩達があんな風にならないように実例見せるのが目的って言ってました。俺だって先輩達があんなになるのは嫌だから不本意な公開刑みたいな事、を・・・・」
逆効果だった。つまり、自分達の為にやった事でもあると言ってしまった。
「イッセー君、わたくしは・・・・あんな風になる事の覚悟はしてないワケではありません。ですが、どうせなら・・・・純潔はイッセー君に捧げたいです。イリナさんが言ってしまっていた状況でも、悔しかったですわ」
確かにな内容の中にイリナで思い当たった一誠は何やら朱乃が不安定になっているのを感じていた。理由に心当たりはあるのでこのままにはしてられないとした。
「じゃあ先輩、贈り物してあげますよ。例えば悪い奴にやられそうになった時にギリギリで先輩を守ってくれるものをね」
朱乃は出したものに目を丸くした。何やら梅の花びらのようだが、感じる力が尋常では無かった。ティアマットが分けてくれたもので彼女の話が本当ならリアスの処女膜近くにあるものと同じ類いである。
「これは純潔と結び付く神通力使う女性が最後の一線を守る為に入れとくものです。これをあげますか・・・・って、何で袴を脱いでるんですか先輩!?」
「その類いの御守りはわたくしも知識にあります。どうやって手に入れたかは敢えて聞きませんが、自分では入れられないのです・・・・あげると言ったからには責任を持ってお入れなさい、以前にわたくしを泣き寝入りさせたものと変わらないでしょう?」
何故そうなのかはともかく、泣き寝入りさせた時云々は確かにと思った。腟内に淫らなお仕置き用アイテムを入れた等と・・・・思えば、あの時は今程に気を許してはいなかったとしている内に、その時のような【マングリ返し】の姿勢になって朱乃は女性器を差し出した。うっすらと涙さえ浮かべている表情を何故か目を逸らせない。
(なっ、何か・・・・いや待て!これなら先輩は俺に最後までやるような夜這いは掛けて来れない事になる。なら!)
結論付けた一誠は蜜のようなものに引き寄せられたが如く朱乃の女性器に花びらを近付けていた。まるで生まれたての小動物のように慎重に触れたが、引き返してはならないとして一思いに広げた。自分が焼かれそうな熱を感じながら内部に花びらを入れると奥深く吸い込まれて行く。駄目とわかってもピンク色の肉が蠢いてはしたない液体を溢れさせる光景から目を離せなかった。
「はっ、ぅう・・・・これで、わたくしは純潔を守って貰えるのですね・・・・イッセー君、何か注意事項等はありますか?」
「それは・・・・これは最新式らしいから、例えば旧式にあった攻略法も通じないらしいって事しか・・・・嗚呼、質問される前に言いますよ。お尻でHしまくって子宮をメロメロにしたりすると流れ出ちゃうような事があるらしく、それすら通用しないので・・・・って、どこ連れてく気ですか?」
思わず正直に答えた時、立ち上がった朱乃が一誠の手を取って別室に移動した。何故かただ事ではないとはわかる一誠が目にしたものは既視感があった。
連れて来られたのは和室ではあるが、グレイフィアの肛門を治療した場と似た感じで注射器ではなく浣腸器とわかる器具、中和剤や治療薬でもある浣腸液が大量にあると真っ先に気付いた。他にもキシスと共に潜入した場にあった器具が散在する所謂SM部屋の和室版にすらなっている光景である。何故こんな場がと聞きたいが朱乃は先手を取る。
「イッセー君。丁度、準備用の道具は沢山あります。SM趣味の女社長をお相手にしたバイトの時に特殊処置をした器材が紛れていたので回収して浄化した物ばかりです。あの時に【わたくしが頼んだらお浣腸してくれますか?】と言ったら、はいと即答してくれましたわね。ミカエル様が予定で半日近く滞在するハズだったのに直ぐに用事が済んだから時間はありますわ。わたくしの・・・・此処にある物を使ってお尻を言ったようにして、御守りが無効にならないかどうか、実証して頂きたいですわ・・・・満更でないとわかりますわよ?」
浄化していたのも気になるが、朱乃が視線を落とのに釣られて見てしまった一誠のソレは大きくなってしまっていた。朱乃がこんな風になる理由は改めて思ってしまう。
一つ目は、一誠への純粋な情。
二つ目は、和平会談が迫っていた時に寄りに寄って【アザゼルに会ってしまった】・・・・あの堕天使が結果的に朱乃の今を決定付ける一因だったのは聞いた。心の均衡が崩れて、縋りたがる対象に性急な姿勢となっている。
何故わかるかは、八坂とロイガンの件で似た類いの感情に敏感となったからだろうとは一誠は気付いていない。
(だっ、だからって・・・・けど先輩をこのままにしたら危険だ。ドーナシーク達にやられたような絡め手にあっさり引っ掛かるどこじゃない、何か・・・・そ、そうだ!確か・・・・)
『良いですか、戦場や近い雰囲気に長い間過ごしていると緊張感が続きますが、そうなると倒錯的としても何かを求めたくなるものです』
中3になった時にグレイフィアからの座学で聞いた。戦場とは違うが、後で知った朱乃のような生い立ちでも近いものがあると。
【実際はグレイフィアが行方不明の弟を誤解していた故な語り方だったのだが】
そして、一誠は自分を見詰める朱乃に問い掛けた。
「先輩、そんな風にして・・・・覚悟は出来ていますね。俺、一応は淫行使われた場合の対策学んだ身なのですよ。先輩がおかしい事をしたらどうなるか保証は出来ませんが?」
先ず迫って来た相手に圧力を掛ける。グレイフィアは実は自分に邪欲を抱いていたと知らない弟が、後の夫に対する恐怖を紛らわす為と装って関係を迫った際に一睨みで退けた。この時は流石に自分以外がサーゼクスと戦う恐怖を理解していた故な誤解から来る寛容さだったからな結果である。
だが、朱乃は違った。
「構いません、わ・・・・わたくしのお尻の純潔。イッセー君に貰って頂きたい、ですわ・・・・」
「じゃあ、残った服を脱いでから。準備の為に浣腸の用意をし・・・・っ!」
効果が無かったようなので、次は無理難題なのだが言い終わる前に朱乃は残った服を脱いで容器に水を入れて薬剤を溶かす。そして手にした浣腸器で吸い上げて、何か大事なもののように差し出した。一誠は、もう本気かどうかと問う事も出来ずに受けとるしかなった。
「イッセー君、わたくしを・・・・軽蔑なさないで下さいね。バイトの時に、からかったつもりが即答されてから、その・・・・」
言い出せない欲求を抱いてしまっていたとわかった。少なくとも相手を選んでいるし、その相手が自分だとわかる・・・・ならばと。
「じゃあ、お尻を俺の方に向けて下さい・・・・浣腸・・・・します」
その一言に朱乃は全身に燃えるような熱が走って震わせてしまう。これから究極的な倒錯行為をする事もあるが、一誠の目に今までのような冷淡さとは違う熱が宿り始めたのを見たからだ。これならイケるかもと朱乃なりに手応えを感じた。
(イッセー君、わたくしなりの答えを見せますわ・・・・だから、どうか・・・・【繋ぎ止めて下さいませ】・・・・)
意味深な部分はさておき?
次回、私作内な一誠と朱乃の裏勝負(更に意味深)
花びらの元ネタは昔のアダルトアニメに詳しい御方にはご察しにしても、表が駄目なら裏の発想は神通力とか奪うのが優先だったからか?って気分。