「あの、姫島先輩?」
「イッセー君、せめて名前でお呼びなさい」
「じゃあ、朱乃さん・・・・何なんですかこの状況は?」
風呂場で甲斐甲斐しく背を流すような図。だ
が朱乃は子供扱いをしているような手つきだ。
「イッセー君は、わたくしの奴隷なのです。これからは主として世話もしてあげるつもりですが、意気地の無い子にはこういうのが相応しいですわ」
やはり変だとする一誠。朱乃からしたら望むのならまた肛門を・・・・としたが、初体験の後に無茶は禁物と二回目は断られてしまった意趣返しだが、尻をもじもじさせていると気付かれたくない。トロトロにされてうずく肛門を更に愛して欲しいが年上としての見栄を張りたい気持ちを必死に堪えながら一誠が男性器を大きくさせているのを確認して手応えは感じた。
(が、我慢ですわ・・・・せめて胸かお口でしてあげるべきですが、焦りは禁物っ)
自分なりに焦らしてあげたい作戦。少なくとも今の一誠には有効ではある流れで混浴な形の入浴をを終え、普段の笑顔を多少艶やかにした朱乃に見送られて帰る一誠はもやもやしていたが、実家に着いたら長らく忘れていた感覚があった。
「ああ、お帰りなさい。今アーシアちゃんとリアスさんが生姜多めの豚汁を作っているわ。疲れてるハズとかで、一誠が元気出せる類いなもの教えて欲しいって頼まれたの」
母である三希が言った事の理由は一誠にはわかる。アスカロンの件で普通なら疲労がかなり大きいだろう、但し別の類いな消耗をしたのだが。こういう時は風邪を引いた時におろし生姜入りな味噌汁を好む一誠には最適なものだとしたら怪訝な顔を向けられた。
「ねえ、何か一皮剥けたような雰囲気だけど。まさか姫島さんと仲良くなれたとか?」
ギクッとしつつ何故そう見えるかと聞いたら三希と交際の段階になれた五郎に似ていたらしい。やはり親子と笑いながら三希は念を押すように告げた。
「少なくともアーシアちゃんとリアスさんを泣かしたら駄目よ」
頷いたが、それは今の一誠にはわからない域だった。朱乃はある日に日常を壊されるという体験をした共通点があるからゼノヴィアに指摘されたように気を許して今日関係を持ってしまったのだが何故二人を泣かすような事をと理解は出来ない、元々鈍い上に三年前の事が尾を引いている。
【それに関して、朱乃は最初に言うべき事を言ってないのが失敗であった】
それを気付かないままに夕食を終えて会談迄の日常を過ごすべく眠りに着いた。
それから三日間。一誠には日課になりかねない事項が出来た。
「あ、ああ・・・・は、入る・・・・♡お尻、入りますうう・・・・♡」
関係を持ってしまった際の宣言通りに一誠は朱乃を性的に慰める役割を受けた。お互い一矢纏わぬ姿で準備を終え、体育館の更衣室の長椅子に座る一誠の男性器を背面座位で自分から肛門に挿入する朱乃は刺激に耐え兼ねて一誠の左肩辺りに背を預ける形になり、刺激に悶絶してしまう。
「ふ、深い・・・・ああ・・・・ん、むっ♡」
後ろを向いて一誠の唇を奪う。肛門快楽特有な野太い声で喘ぐ場合はリードしてあげている感覚が無いからだが、唇を重ねる内に舌を絡ませている時に不意討ちで左胸の先端を摘ままれて堪えたが、次はもう一方の手でそのまま女性器の突起を弄ばれてしまう。
「ひ、ひい・・・・ぎ、い・・・・ら、め・・・・こん、なああっ♡」
危険域な快楽でかえって発音が上手く出来ずに身体を振るわす朱乃の腸内はより卑猥にうねり結合部からは浣腸液の残滓混じりのはしたない液が漏れていた。
ブジュッ、ズブリュ、ブプっと聞かれるのが慣れない音に悶えながら尻を暴れさせて、その刺激に抗うように一誠も腰を動かしてしまう。
「い、イッセーくん、はやく♡はや、く出ひて下さい♡出されながら、イキ・・・・っお、ぉ・・・・ああぁぉっ♡も、もうだ・・・・だめ、だめええぇえっ♡」
結局、先にイッてしまった朱乃。身体が脱力する瞬間を狙うように一誠も達して更なる刺激を腸壁越しな子宮を襲う。身体を痙攣させて歓喜の悲鳴をあげて悶える以外にない朱乃の身体を慰めるように抱き締めてあげる一誠は即座に結合は解かない、初めての時のように即座に逆流して噴射させるのを避けているのだが、朱乃はそうしてくれる優しさを甘受したい気持ちと再び粗相をしてしまう程の恥辱で悶える背徳感に引き込まれそうな誘惑に震える気持ちがせめぎ合っていた。
またも腰が抜けた朱乃を助けながら一緒に身を清めた後。
「なあ、イッセー。私は何故玉拾いとかばかりなのだ?」
「お前がデュランダル振り回しながら追い掛け回したりしようとしたからだ。やったら顔見ただけでビビられるようになる。それは不味いだろ!」
ギャスパーに普通のバレーを始めとした球技の延長で神器をコントロールの練習をしているが、一誠が来る前のグレモリー眷属からしたらギャスパーはやはり前向きになっている。
一誠は、いずれリゼヴィムに向き合うのは勿論、ギャスパーにも何を感じたか聞くべきとしていた日の休憩時間。
「僕、ただ怖いだけです・・・・」
「そりゃあんなイカれたのは怖い、単純な強さでサーゼクス様でさえ警戒するくらいな相手なんだ。少なくとも今の状況は怖いの対策にはなってる。それじゃ駄目なんか?」
「い、いえ。そんな事ないですぅ」
一誠自身も何故か朱乃との情事を受け入れている事で何かを掴めるかもな曖昧さのせいか悪く言えば意気地の無いギャスパーとは妙に対話が出来てるとしていた。確実に進歩はしているハズとしたのは間違いではない、特訓を続ける日々の末。
【ついに会談当日となったがギャスパーは普通にグレモリー眷属の僧侶として同席をする事となった】
(豪勢だなあ・・・・)
会議室には表向き普通の人間が通う学園には場違いな華美なテーブルが置かれていた。一誠は自分みたいな一般人には恐らく手が届かない値段かとしていたら次々と各勢力の代表が姿を見せた。
現ルシファーのサーゼクスに魔王の一角なセラフォルー。給仕にグレイフィア。
天使側は一誠が先日顔を合わせたミカエル、美人だが只者ではなさそうな女性天使。
そして、堕天使総督アザゼル。
壁側に設置された椅子に案内されていたグレモリー眷属はアザゼルが連れていた青年に注目した。アザゼルから前座代わりに質問の応酬を提案される。
「ヴァーリ、堕天使の側にいたのか」
「ああ、驚かせてしまって失礼だ。俺は現雇い主なアザゼルの付き添いでしかない」
嘗て、三勢力に多大な犠牲を出した二天龍の顔合わせにしては緊張感が無いのは天使側の女性が首を傾げたが、それはさておいての会談が始まる。
途中、リアスから先日のコカビエル絡みの報告と堕天使陣営からアザゼルの謝罪と進む中で一誠達は違和感があった。神の死からの不備でミカエルからアーシアへ説明は良いが何故か自分に対して空気が思いと一誠は感じていたら巻き込まれて悪魔陣営に入り後悔してないかと聞かれた。一誠と言うよりリアスが問題だが当の一誠が勢力間での不毛な事が無くなる事の方が大事と即答した。
「ご立派だ」
「おい、ヴァーリよ。引き取った側としてこの場を使ってでも聞いときたいが、お前は白龍皇として宿敵なハズの赤龍帝に悪さをしようなんて思わないだろうな?」
「兵藤一誠とは二天龍の因縁があるからとしているようだな。見ればわかるように彼は赤龍帝であって赤龍帝ではない、良い意味でだが」
それは大半が気付いていた事、一誠は神器とは何かが違う水属性の使い方に片寄っているのだ。それよりも黒歌についてが重要だ。冥界のSSS級認定のはぐれと何故知り合いなのかとしたら。
「姉妹を美味しく頂く気満々なクズで頭来たから殺ったらしい」
それは小猫の認識を崩してしまう事だった。興味ある対象以外はとことん冷たいのは猫寄りな気性なだけではないのではと重大な場で言い放つのはどうかと思うし、当の黒歌は逃げたので見掛けたら話し合いたしと告げれば良いハズと事も無げに告げるのみで後回しを提案され、会談は行き着く場に行ってしまった。
【この日、三勢力の和平が実現した】
「終わった・・・・わね」
グレモリー眷属は兵藤家に集まって、一旦は夜のティータイムとなった。カモミールティーで落ち着きを取り戻そうとしているが、確かにリアスが怪訝に思うように何事も無かったのはおかしい。和平反対派が多いと聞いていたので襲撃でも来るとしていたが無かった。
「ね・・・・黒歌の知り合いのヴァーリも本当に何もしなかった・・・・」
小猫の言う事は尤もだ。ヴァーリは少なくとも一誠と戦う気すら無い、無論戦いたいワケではないが、その考えをしている側にはかえって不気味な沈黙が流れる中でグレモリー眷属には新たな司令が来た。
「わ、わたくし達が全員。兵藤家で暮らすですって・・・・ま、まあそれ・・・・」
朱乃の複雑な声に周りが怪訝に思った。上層部の意図はわからいが、一誠と距離が縮まっているのが丸わかりだが、更に縮める機会なのではとしている・・・・但し、数回アナルセックスに励んでいる迄に関係が進んだのはまだ知られていない。それに関しては指示された流れでは一誠との性行が自分好みにやりにくくなると考えているとは知る術は無い。
「一誠、お友達がいっぱい来ているのは良いけど。もう夜中なのよ」
三希が客間に来て尤もな一言を掛けた。まだ準備も始めてないから即座には実現出来ないとして今日は解散となった。
「木場、嫌な予感するから女子やギャスパーを頼む」
「イッセー君は直接副部長を送って行きたいんじゃないのかい?」
木場なりの【気遣いと探り】でもあるが一誠はやれやれ感覚だ。朱乃はワケありにしても最初に一誠と交際宣言でもすれば楽だったと知らない、兵藤家以外に住んでる者以外が帰路に着いたが、アーシアには気付いた事があった。
「あ、あのイッセーさん?」
「わかってるよ。母さんの様子がおかしい、けど魔力で操られてるとかじゃなかった・・・・良いかアーシア、部長にはまだ言うな。なるべく二人でいろ」
それは普段からだが、どうにも不吉な予感がした。それについては他種族と関わった故な盲点を突かれていたと気付けなかった。
密かに兵藤夫婦にまんまと搦め手が仕掛けられていたのだ。
「あ、アナタ・・・・これをどう思うの?」
「落ち着きなさい、リアスさんが何か後ろめたい事を抱えているのはわかってた。けど、本当だったとしたら一誠の近くにいる理由に・・・・だが、彼女は悪い娘じゃないっ」
「そ、そうよね。けど、やっぱり何かの間違いよ!リアスさんが・・・・三年前の爆破事件をこんな形で招いたなんて・・・・」
兵藤家に人間が送る郵便物に紛れさせて送られて来た手紙に記された事はこうだ。
【お宅の息子が中学2年の時に起きた爆破事件はリアス・グレモリーの家が原因だ。あの女はそれなりの名家出身で自分の望まぬ婚約を断る為に実家の分家に当たる女、つまり【息子さんの当時の担任】を身代わりにして逃れようとした。そのせいで精神を病んだ先生は学校で自殺を図った。爆発事件はその時に使った手段や場所の噛み合わせのせいだ。それを証明したいので手を貸して欲しい】
これが後に一誠達と長い因縁を持つ者達の策だった。和平会談の妨害を警戒させた隙に現状では一番効果的な手段を取った。
手紙の内容も最初の方は強ち出鱈目ばかりではない。それよりも五郎と三希にはこの上なく刺さる単語が含まれていた。リアスが初めて顔を見せた時に二人が気付いていた事があったのだ。
何故か襲撃未遂だが、盲点突かれて今後は?な回。