※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 一誠の苦界   作:くまたいよう

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 八坂ルート一直線(汗)ってワケではない。


夜明けの後

 一誠と八坂は日付けが変わる辺りに二人で温泉に入っていた。一誠に粗相をしてしまったからにしても念入りに八坂が結界を張って外部に気配や声が漏れないし、近付いてきたら感知できるようにと、その状況で一誠の髪や背中を娘にやるように洗ってやりながら何とか体裁を取ろうとしながら事情を話していた。

 

「済まぬどころではなかった・・・・」

 

「いえ、俺こそ押し倒してから好き勝手やってしまったんですし・・・・けど、その?」

 

 一誠とて、あの事件迄は性欲の固まりだった男だが、違和感程度はあった。それを見て取った八坂からの説明が始まる。

 

「お主の飲まされた薬の後遺症は自慰でもすれば治る。だが、戯れを兼ねて楽にしてやろうとしたら術が効き過ぎてのう・・・・わらわも鬱屈していたから、それがお互い妙薬のようになってしまった」

 

 京都の妖怪の長とまでは話せないが、八坂も立場上で寂しい思いはしていた隙があったからだと釈明した。

 

「一夜の夢とやらのつもりじゃ・・・・尤も、あのような痴態を晒してしまうとは思わなんだ」

 

「す、すみません」

 

「よ、良い・・・・じゃが?」

 

 八坂は屹立しているものに背中超しに引き寄せられている。失禁して下腹部に引っ掛ける等と恥の極みであったが、あの後に年甲斐無い慰めをしてもらったのは・・・・と考えを振り切りたがった。

 

「先程は言い淀んだが、お主に侵食した龍の因子の影響じゃ・・・・龍の、な」

 

「龍の・・・・うむっ?」

 

 顔を合わせた時、八坂は唇を奪ってしまう。そのまま舌まで絡めて来て口内でお互いの舌を滑り合わせる。息継ぎに離したら、舌と舌の間に唾液が怪しい銀の糸みたいに繋がっていた。

 

 どうにかしようとしても、お互いに着いた火が消えない・・・・一誠は洗い椅子から立ったが、八坂は腰を震わせるのみだったので、向き合うにも跪く八坂を見下ろす形になる。

 

「一誠、わらわも女じゃ・・・・半端ではいかん」

 

 正にヘソまで反り返る状態な一誠の分身を小動物や赤子に触れるように【竿】の部分を両手で取って、引き寄せた先端に口付けすると一誠は身体を震わせたが、間髪入れずに八坂は口の中に招き入れた。口の中に含んだものに舌を這わせ、濃厚な男性の匂いと唾液と混じった液体をコクンと飲み干す度に初めて酒を飲んだ時のように身体と脳を火照らせてながら八坂は回想をした。

 

 未亡人として紹介された相手は多いが、琴線に触れる存在はいないかったが、一誠は新鮮だからにしても良いと。

 

 息継ぎに一旦は離しながら見上げた一誠は情欲を堪えながらも自分を炙り尽くすものが宿っている歓喜を感じた。

 

「さもしいのじゃ・・・・乗り掛かった船と、やらで・・・・」

 

 言えない、まだ言うべき事をとする寂しさ。一誠は八坂の顔を抗えない程度に引き寄せて再び口に自分の分身を含ませた後に、後頭部に手を添えた。八坂も堪えるように一誠の腰を抱えながら喉にまで咥え込む、くぐもった声を辛うじて漏らしながら再び淫欲に溺れ込んだ。

 

 

 

 ーーーーーーーー。

 

 

 

「私は何をやっているのか・・・・」

 

「まあ、良いじゃねえか」

 

 深夜の旅館におけるくつろぎの場で一人で戸惑うグレイフィアに声を掛けたのは顎髭を生やし、一部髪を染めた端正な男であった。

 

【堕天使総督アザゼル】

 

 プライベートであるが、冷戦状態で他勢力屈指の実力者に顔見知りでなくても接近出来る数少ない実力者だった。

 

「お前さんは、貞淑とやらで。俺は好き勝手にやった側だがよ、男女ってのの形の一つなんだろうよ・・・・傷の舐め合いとか、何とかでも良いと思ったりした相手とひたすら楽しくやりたいとやらだ」

 

「しかし、アレでは」

 

「お前さんがリアスが鬱屈したままな赤龍帝君に殴られたり無様にやられたりしないように誘導したと取られかねんってか、まあ良いけど野暮な真似はすんなよ。あの二名は相性が良かっただけだ。気の済むようにさせてやれ」

 

 アザゼルも割れ関せずで去っていったが、当人達が気の済むまで好きにさせるのは異論は無い。

 

【八坂も調べた限りで気晴らしが必要ではあるので悪くはない】

 

 自分が改めて話すのは二人の気が済んでからで良い。

 

 

 

 

【そう思っていたが?】

 

 

 

 

「あ、ああ・・・・こんな格好」

 

「凄い綺麗です」

 

 本当にかと八坂は問いたかった。口淫を終えて部屋に戻り、知識はあるようだから好きにしてみるよう告げたら四つん這いに、獣のように這わされて一誠にはしたない箇所を突き出した姿勢を取らされている。幾ら自分が九尾とは言え狐の妖怪でもを含めても女性器だけではなくお尻の穴まで丸見えであるとしているので綺麗なのは其方も含めてなのかと生娘のように恥じらってしまう。

 

 一誠も胸に劣らず豊熟な尻を震わせながら差し出すようにしている八坂に堪らなくなり、両手で尻を撫で回した。

 

「はああ・・・・ん、ん・・・・っくああっ!」

 

 尻の愛撫に気を取られた。八坂への意図せぬ不意討ち、一誠は後背位での挿入をした。膣内の締め付けもだが、下腹部に密着した尻が震えて九尾の緊張したふさふさな感覚も堪らない、何より八坂を喘がせてやりたくなり、尻を掴んで腰を動かし始めた。

 

「は、激し・・・・ぃひ、ひっあ、あはっ、い、うああっ、堪忍、し、くあああっ」

 

 ずちゅずちゅっと湿った抽送音と尻を下腹部に討ち据えられるパンっ、パンっ、とした軽快な音が八坂の嬌声に混じって部屋に響く。汗に濡れた身体を両手で支えられなくなったが、胸を掴まれて体勢を維持させられた。そのまま乳首を絞られて母乳がまた出てしまう。

 

「あ、改めて。おっぱい張ってますね」

 

「い、言うな・・・・まっ、また絞ら・・・・えっ?」

 

 乳首から指を離されてしまって、何故だ?と首を逸らして訴えてしまう、刺激が強すぎたのかとした一誠もそれには困惑したが・・・・暫し沈黙した後。

 

「絞って・・・・欲しいですか?」

 

 冷淡な光を宿らせている一誠の表情をゾクッとしてしまう。

 

 

『お乳を絞って下され』

 

 

『もう、ご堪忍を』

 

 

 どちらも本心だとせざるを得ない、大人の意地と矜持に掛けたいがとしたが、最早後者は選べなかった。

 

「し、絞ってくれ・・・・胸が張って苦し、いひやああああああっ!」

 

 痛いくらいにつねられて母乳を噴射されてしまう。膣内がうねり、絶頂を迎えて崩れ落ちる八坂を助けるように引き寄せた一誠だが、勢い余って繋がった後ろに座り込んでしまった。その衝撃により悶絶する八坂だが、気を取り直すとそのままの体位で再開してしまう。

 

「んん、んぅぅ、んっ、はああっ、ああああ、い、イっ、クうううっ!」

 

 胡座で座る一誠の上で悶える肢体は弄ばれるままであった。自分も達した衝撃に堪える一誠が手を伸ばした場は?

 

「う、ああっ!そこは・・・・つ、摘ままんでくれええっ!ま、また出・・・・後生じゃ、もう粗相、粗相・・・・は、う・・・・ああっ!」

 

 術で洗浄した布団に、またも八坂の失禁による小さな放水を浴びせてしまう。背徳的であり情欲に溺れる交わりは続く。果てては呼吸を整えてまあ交わる連鎖は日が明けてから漸く終わりを告げたが?

 

「んん・・・・くっ、どうじゃ一誠、赤子の頃にしか味わっ・・・・た。事の無いハズ、な味・・・・は」

 

 機転を聞かせた八坂は一誠に胸に抱きながら乳房を吸わせて母乳を飲ませていた。体力を使いきったハズの二名に出来るプレイ、寄り添いながら寝る二人は身体をすり寄せながら怪しい遊戯に溺れる。

 

 

 

 そして、昼が近付いた時。

 

 

 

「ではな、縁があればまた会おう・・・・ああ、そうじゃ。京都や西日本に行って、困った時はこれを」

 

「ありがとうございます・・・・」

 

 身だしなみを整えて一先ずの区切りを付けた二人。大人びた挨拶で去る八坂だが、まだ若いだけでなく唐突な悪夢で思考が今一つハッキリしない一誠では八坂の目に宿った色の意味には気付かない、一夜の夢で終わる類いではないのを。

 

 

 そして?

 

 

(よ、漸くです!不可抗力の連続でした。ですが)

 

 グレイフィアは漸く一誠に用件の再開を持ち掛ける機会が来たとした。淫猥なようで必然な縁のキッカケとなってしまった自分は形容しがたい存在としたが、必要な事をと。

 

 

 

 しかし?

 

 

 

「兵藤じゃないの・・・・奇遇ねえ?」

 

「えっ、あ・・・・き、【桐生藍華】・・・・」

 

 一誠に話し掛けたのは、三つ編みで眼鏡をした同年代の女子だが、グレイフィアから見ても様子がおかしい、まるで先日の一誠のような暗さがあるが、それを振り切ろうとして悪戯っ娘のような笑みを浮かべていた。

 

「ふ、ふふん。何か縁があるわね。私もこの辺りで、療養を奨められて来たのよ・・・・流石、に。こたえちゃってさ」

 

 一誠の方も八坂と会う前程では無いが、影が出始めた事に気付いた。そう、藍華こそが・・・・【あの時】に一誠と一緒に怪物に変えられた女子を保健室に連れていった保健委員だったとは知る術はないが、巻き込まれた側とはわかる。何より近くにいた冥界の関係者が目撃者に掛けたであろう【記憶操作】が通用していないのをグレイフィアは理解した。

 

「貴方は【悪魔】ですね」

 

 和風の部屋でテーブルを挟んで自分と向き合いながら並ぶ一誠と藍華に話を切り出そうとしたグレイフィアは藍花に不意を突かれた。話によると、人間界での営業で来ている悪魔と会ってはいたので知識はあるらしい。

 

 実は、一誠の神滅器の関連を知らないので自分が何かいけないものを呼び込んでしまったのではと考えていた。一誠の顔色が変わるのを見てグレイフィアは先ずは一誠にしたような謝罪と説明をした後。

 

「恥を忍んで提案します。あなた方は私が便宜を図るので、普通の学園生活に復帰しつつ【駒王学園高等部】に進学しませんか?」

 

「「嫌です」」

 

 当然の答えだ。自分達に地獄を見せた不祥事を防げなかった者達=この辺りを管轄したり関わりを持つ悪魔に関わりながら過ごす羽目になるのだ。例えば一誠は八坂を頼って西日本辺りの高校に進学する方がまだマシで話を聞いてもらえるだけマシなグレイフィアの一番の苦闘がこの日から始まる。




 桐生はそういう設定。

 果たして、グレイフィアの意図は?
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