「秋よね・・・・」
何となく呟く藍華に相槌を打ちながら一誠は紅葉が広がり始める山を見た。この辺りは自然豊かだからか、その類いな観光地に近い。
二人のこの後の予定はほぼ決まった。
【普通の学校に復帰は、遅くても高校進学の直前で良い】
これが結論であるが、藍華からしたら自分はともかく一誠にはまだ酷だとした。グレイフィアのような美女、しかも自分ですら羨む程に綺麗なピンク色の肛門に浣腸や指での徹底的な淫行を施したも同然の間に以前のようなエロ魔人の片鱗すら感じられなかった。そこに不吉な予感を覚えたが、まだ真相を知る術は無い。
先への不安が広がって行く中でのある日。
「釣れますか?」
精神修行の一環で、山中の川で魚釣りをしていた一誠に声を掛ける者がいた。振り返る先にいた者の顔を見て思わず臨戦態勢を取った一誠だったが?
「リアス・グレモリー・・・・似てるけど違うみたいだな、誰だよ?」
「私は、あの娘の【祖母】である【キシス・グレモリー】です」
「はっ?」
紅髪をポニーテールにして、白で統一されたワンピースに日除け帽子姿な女性は二十代になるくらいな令嬢の外見、柔和な垂れ目でリアスと瓜二つになった外見の悪魔より社交的な外見だ。流石に祖母とは・・・・としたが、やはり悪魔は違うのだろうで一誠は用件を聞いた。
「グレイフィアの時も思ったろうけど、本人が管轄地での不祥事を防げなかった関連で会いに来るようにするべきね、けど貴方にはリアスを会わせられないわ。多分戦いになるし貴方には勝てないと思う、良くて相討ちね」
「孫娘への評価がそれで良いんですか?」
「グレモリー家は、元々戦闘力がある方じゃないのよ、現ルシファーとなってるサーゼクスが強いのは・・・・現党首の妻の影響、ある名家で最強の女性悪魔と呼ばれた娘で其方の方に要因がある。その類いの話をするの兼ねて、よければ後日遊びに行かない?リアスと似ている私と話をしているだけでも、貴方にはリハビリになると思う」
一誠には意味がわかった。確かに悪魔の気配や紅髪の女に過剰反応しかねない状況には何とか対処をせねばとして約束の日を定めて帰ったが?
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「そりゃ、デートのお誘いなんじゃない?」
「はっ?」
「猫と組み合わせたくなる野太い声で【はっ】て言うんじゃないの!」
内容も何もわからかいが、一誠は藍華が何やら苛立ちを滲ませていると理解した。自習用の部屋で毎日顔合わせる付き合いが1ヶ月になるが、やはり以前のようにはならない。
「冥界は俺の抹殺も視野に入れてると見るべきだとしてはいるが、デートなんかする必要あるのかよ」
「あるんじゃないの・・・・【ハニートラップ】とか、実年齢より見た目でしょ?」
「としたら、本当に厄介だな。尚更わかりやすい理由あんのかどうか」
「まあ、自分で探ってみなさいよ【バール・フレンド】が出来るならそれに越した事は無いんだし」
【バール・フレンド】
奇天烈なアニメでレギュラーの一人が田舎のお婆ちゃんと仲良くなった際にガキ大将にからかわれた際な言い方、今の二人のように外見等に気を取られない思考でなら悪い意味で使うだろう。そうなんだろうとした空気で終了した。
その頃、学校内にある一室。
日本の文化が好きなグレモリー家の注文により来客と言うより将軍様のお成りとすべき部屋の光景、時代劇の家臣のようにひれ伏してグレイフィアは気配を感じた時、入室したキシスが上座にあがった。
【キシスが例の薬を一誠に飲ませた直後の様子を聞きに来たのだ】
「ご苦労。グレイフィア、面を上げよ」
「わざわざのお越し、痛み入ります」
生真面目だからか、遊び心に掛けるとしたグレイフィアには様々な遊戯を持ちかけられている故な一幕である。
「では、早速に本題で。例の薬を飲ませたにしても赤龍帝は中々に寛大なようね。理由は、生来のものが半分。それと?」
「ルキフグス家の分家の女性悪魔の生涯をみたからかと」
「それは私が【デート】の日に探りましょう」
悪ふざけに過ぎるが、恐らくとしながら無造作に近付いてきたキシスから差し出された物に消え入りたくなる羞恥を抱いた。
「の、飲む【ホラ・キ・ノール】・・・・?」
「経緯は敢えて聞かないけど、何となくわかったわ、命あっただけ幸いだけど辛かったでしょうに。良く自分だけで何とかしたわね」
言ったような誤解をしているようだが、抱擁してくれたのは嬉しかった。長時間の恥辱と苦痛と怪しい感覚に支配された傷は深い。
「じゃあ、手出しは無用よ。祖母の私も責任があるから、一誠君は私が面倒を見るわね」
退室したキシスはグレイフィアが早速飲んだのを確認して笑みを浮かべた。
(やっぱり、甘いわね。ジオたんのとこで強くなったけど、弱くなってる・・・・)
そして、指定日。
「は~い、お待たせ」
「それ・・・・人間界の教師が着てるような」
「どうかしら、多少は【慣れてもらいたくて】ね」
適当に似合ってるとしか一誠は言わない、一駅放れた場で藍華が言うようにデートでもする気なのか普段着に近いし女教師が着るような白く清楚な上着に膝下までな黒いスカート姿でキシスは来た。飾り気が無い故にスタイルが際立つ姿だが、一誠からしたら、自分が殺した紅髪悪魔を連想させる姿である。
「さあ、行きましょう」
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「ゲームセンターとか服屋とかな娯楽とか、久々だったから良いけどファースト・フード店巡りですか?」
「新鮮なのよ、次はケーキ・・・・いえ、まだ気温高めだからアイスなんか良いかも」
一応、普段は人間とそう変わらない一誠を気遣ってな選択である。デートと言うより美人の知り合いに連れ回される中坊が関の山なのは気まずいとした時。
「さあ、本命よ。私の見立てで君は元いた中学の件で敏感になってるけど、見方によっては似たような気配を探る勘が働くようになっているかも。複雑だろうけど、何か感じない」
「ほ、本当にですか?」
確かに複雑で唐突だが、言われたようならやるべきとして一誠は意識を集中した。微かな邪気を感じて向かった先は?
「まあ、大胆ね♪♪」
「違う!何かの間違いだ!!」
【ラブホテル】
男女がそういう事をする場だが、今の一誠にはそんな意志は無いとしたが?
「入りましょう」
遊園地のような感覚でキシスは事も無げに一誠の手を引いて入る。従業員には何かの暗示でも掛けたようですんなり入れたが、キシスは本当にホテル内に何かがあると思っているのかとした中では?
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『や、やああっ!』
「悪趣味ね」
確かにだが、何かがおかしい。自分達のではなく近くの部屋に何か違和感を感じて潜入して物陰から見ていたが、女一人に対して男三人での乱行をしていた。一誠にもかろうじて感じられたが、女の方は何か催眠術でも掛けられたのか意識と自我が失われている。
キシスからしたら、リアスの眷属の【女王】が髪を下ろして胸を平均より上程度にしたような外見の女性が男の上に跨がりながら普通の女性器の方で激しく騎乗位で交わっている。そして?
『へへっ、此方はどうかなあ?』
無造作に女の背後に回った男がお尻の穴に先端を当てたが、酒でも飲んだのかトロんとしている女は、ずぶぶっ!と突き込まれてから漸く反応をした。
『あがっ、ああ・・・・ぉぉっ、尻・・・・お尻の穴がああっ!』
馴染んでいるかな確認をせずに男達が乱暴に腰を動かして女を悶絶させる。そして、上体を乱暴に起こされた女は残った一人の男性器を胸と口で奉仕し始めた。
キリが無いので一旦は自分達の部屋で待機していたが?
ビシッ ビシンッ
「い、痛いっ・・・・痛いいっ!」
(何をやってるんだ俺)
一誠は右手で手加減をしながら荒療治の内として鞭を振るっていた。
清楚な短髪の眼鏡女性、キシスが言うにはリアスの親友である悪魔に近い外見の娘がルームサービスとして入って来たが、持って来たのは【催涙ガス】であった。素早く取り抑えたキシスは荒事を敢行するとして、全裸にした女性を部屋にあった天井から伸びる鎖で両腕を拘束し、一誠に鞭打たせていた。
「人間界で言う中世紀の魔女狩りで良くあった光景らしいわね」
キシスとて其れなりな現実を見て来た女であるから鞭での拷問程度はとしたが?
「あの、この人は悪魔にしては全然弱いみたいですけど・・・・」
「そうね、小技の内だと思うわ。貴方の学校に現れたのを始めとして、今の冥界の若手に似た外見に整形したり素で似ているのに悪さをさせている。裏で糸を引いているのが偽物騒動とかでもやる気かもね、それはさておき。痛い目に遭いたくないなら事情を話しなさ【プッ】・・・・あら、気の強い事」
歩み寄ったキシスの顔に唾を吹き掛けたが、防御用の魔力で咄嗟に防がれた。
そして?
「いや、降ろして!降ろしてえっっ!」
三角木馬に乗せられ、時折股間からバイブが飛び出る淫具に乗せた。足首も拘束されたから抵抗しても成す術は無いとした時。
ズブッ。
「んおっ、おお・・・・ぉぉおっ!」
「あら、お尻に入っちゃったわね・・・・」
ぶぼっ、ぬぼっ、ぬぼぉ。
悲鳴と同時に湿り気混じりな排泄に近い音が響く、知識であるし先程見た乱行でも聞いたが、お尻の穴をああされると聞くに耐えない音が出るのだ。数分そうしている内に意識を失ったようである。
そして、キシスは何かの記憶措置をしたのか娘は何事もなく仕事に戻った。
「良いんですか?」
「うん、必要な情報は得たわよ。言わなくてもわかる事、後は大人に任せなさい」
釈然としないまま、潜入した部屋の方では何時間も乱行をして漸く終わったのか、男達が退室した後に気休め程度に身体を吹いた女もホテルを出たのを確認して二人も出た。
女は黙々と町外れに歩を進め、それを追跡する事にした間、キシスは想像以上に【薬】の効果を確認していたが?
(いけないわね、対象外には反応しないのは薬飲まなくても同じだったかも)
当初のキシスの目的に関しては、間近で乱行を見たり拷問をさせたりしても無反応な一誠を見て逆効果になりかねないと結論を出した後に着いた場は?
「洋館ね、女の人がドアを開いた際に僅かに漏れた気で理解出来た。吸血鬼かそれ以上がいるのが明らかよ」
もう深夜となり、危険な話題に出やすい条件が整った洋館に踏み込むか否かを二名は決断を迫られていた。
八坂はともかく、一誠は悪魔を女性としては見なくなってる。
キシスやグレイフィアはまだマシな段階です。