※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 一誠の苦界   作:くまたいよう

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 前回出した亀は、多分原作グレモリー眷属じゃ初見では大半が勝てない。


一誠、敗因と再戦の末

 夢だとは一誠にはわかっている。

 

【自分がいたせいで、藍華以外のクラスメートと学校生徒に教師達が大勢死んだ】

 

 そして、ここも重要な事。

 

【下手人の生涯を見てしまった】

 

 まだ直接会ってないリアスに似せられるよう整形されながら育てられた女の生涯は、暴挙に及ぶ迄はとした時に意識が戻った。

 

「やあ、目覚めたかい。軽い火傷の感覚だけ残るのは我慢しな」

 

「ろ、ロイガンさん。ここは何処です?」

 

「地底の湖ね。キシス様が交渉してた御方の説明聞きなさい」

 

 現れたのは巨大な【水龍】だった。ドライグのような戦闘力面での強さが感じないが、何故か畏怖と同時に安心感がある。

 

「ほう、確かに赤龍帝。頼りないが良い宿主を当てたようだ」

 

『そりゃどうもだ。事態は把握したようだから説明を頼む』

 

 ドライグがいきなり出て来るのも訳がわからないが、一誠は説明を聞いた。

 

 水龍の正体は、元々は人間界に居住していた者なのだと。

 

「率直に言うが、人間界には儂のような龍は住めんのだよ、水が駄目になったからのう。平たく言えば環境汚染の影響じゃ」

 

 それは良く耳にする問題だ。水以外に大地や風も自然界に住む龍には厳しいのだが、一つ例外がある。

 

【火】

 

 火山だけでも良いが、人間が席巻している世界ではエンジンを始めとして火が人間界を支配していると言って良い、基本的な自然界の元素は人間以外の種族には悪い意味で火こそが頂点になっているのだ。

 

「お前が負けた理由だが、例の亀は邪気と炎を糧にするような存在だ。火に偏る世界で生きた事と、お前が怒りや憎しみの暗い感情で戦ってしまっているのが原因だな。キシスから聞いた限りで今の未熟で戦う原動力が強いようで不安定なお主が攻撃した際、吸収はされなかったが同調系をされやすかったので力が跳ね返されたワケじゃ、これは一朝一夕では改善出来ん。女達に頼って切り抜けるのが嫌なら再戦挑んで勝てと言いたいが、今のままでは同じ結果じゃ」

 

 

 

 そうして奨められたのが地底湖の水に浸かりながら意識を集中させる事。有り体に言えば憎悪や火寄りな力の使い方だけでは、あの亀には勝てない、火には水が定番だから水との交信を心得てみろとして浸っている。考えるより感じてみろとの事だが?

 

 

 

(駄目だっ、単に身体が冷えるだけ・・・・龍の侵食が無ければ凍えてるけど、そもそも)

 

「そもそも、何で戦ってるのか?って顔ね」

 

 いつの間にかロイガンが一誠と同じく全裸で近くにいた。不思議な事にキシスより親近感があるのは何故かと戸惑った時。

 

「あら、かなり立派じゃない・・・・筋肉も伸び代ありそうだから・・・・感心無いのね、種族としてな悪魔嫌いとは違うけど、良ければ何があったか話してくれないかな?」

 

 一応で話した。だがロイガンは今までの者とは違って核心を突いた事を言い始める。

 

「じゃあ、片っ端からその偽リアスみたいなのをエロ処刑で吸収して強くなって仕返しとかやれば良いんじゃない?」

 

「駄目ですよ、俺がやったようにして悪党を吸収してたら、その内に染まり兼ねないし、それにあの偽物は・・・・その」

 

「同情しちゃった?」

 

【同情】

 

 それこそが一誠の抱えた【闇】の正体であった。学校の皆を殺した悪魔に同情した等と関係者に知られたら殺されても文句は言えないとした時。

 

「何の真似です?」

 

 背後から豊満な胸に頭を優しく挟まれるように抱き抱えられていた。それでも思春期らしい反応が無い事がロイガンには決定打になる。

 

「気に入ったよ、ねえ。それでどうするの?同情しちゃうのに関わって、逃がしたりした後。逃がしたのが大規模な戦争の一因になるかもしれない。戦争は甘くないよ、君の学校みたいな事が百や千の単位で済まないさ」

 

「そ、それは駄目です。学校の件みたいな事をやらすワケにはいかない。倒してでも止めるべきだ!」

 

「何よ、ちゃんと答え出てるわね。じゃあ、貴方はそれが理想でも今みたいに私事の問題、又は難しいから上手くやれずに二の足踏んでるままで良いのかい?」

 

「ち、違う!俺は、あんな事はもう嫌だ!」

 

「うん、ベターな結論でも咄嗟に言えるくらいなら悪く無い、先ずは落ち着いて亀対策。逆算してな結論だから・・・・先ずは【逆算】の意味を調べよう」

 

 子供をあやすような冗談にされてるより恥ずかしいとしていた。一誠は学校のテストをすれば以前よりは上だが、まだ応用は利かないとしてガクッとしたが、少し落ち着いたと思った時だった。

 

「・・・・何か、妖精みたいの出て来てますね」

 

「妖精・・・・つまり?」

 

 

 ドオオオァっ!

 

 

 轟音が響き、キシスが慌てて状況を伝えに来た。

 

「一誠君、さっきのが近くに来たようね。どうするの?」

 

「やります!・・・・っ?」

 

(女のお陰でも、かなり早かったのう。初歩には至ったか、では贈り物をしてやる)

 

 一誠の頭に語り掛けるのは水龍だったが、イメージが入って来た。服を着て出た三km程の地点でマグマと一緒にグリプトドン型の魔物が近付いて来たのを確認した。

 

「自分から来たか、ならば覚悟!」

 

 巨大な岩石が放たれたので回避して。四散してマグマのようになって来た。何とか集中をとしたが?

 

(中心に何かが?・・・・そうか!)

 

 再びマグマの岩石となった時、籠手から自然に出せた気弾を放つと、普通の焼石のようになり崩れた。相手が先程とは違うと警戒した時。

 

「こいつ、本体の方にも・・・・っ!」

 

「ぬっ、一日経ってないのに見違えている?ふははは!流石は赤龍帝、伊達に喧嘩の巻き添えで三大勢力に甚大な死傷者を出した存在なだけはある!」

 

 一誠には亀の言う事はわかる。あの偽リアスも正にそれを禍根とする家に生まれたが為に歪んで行ったのを見たからだ。だが?

 

「それでも・・・・悪い事は悪いんだよ!」

 

 それは譲れない、自分はまだしも。他を巻き込んだのは【悪】・・・・今、向き合う相手も同類だとわかる。だからこそとして、先日と敢えて同じ形で力を高めて放つ技は?

 

「水龍三つ眼!(すいりゅう みつまなこ)」

 

 暫定的な名を叫び、三ツ目の水龍が三体、左拳から四百メートルの距離より放たれた。これが名を明かさない水龍からの贈り物、送られたイメージから放ってみろと言われた技がグリプトドン型に音速を超えて襲いかかり甲羅を突き抜く、中にある【怨念】に届いて、先程の岩石のように崩れた。

 

 勝利の余韻等は無い、これからどれだけこのような存在に関わるかの予感がしていた。

 

 

 

 

 三日後。

 

 

 

「グレイフィアに連絡取れたし、私から根回ししたから明日には元の学校よ、今日はゆっくり休んでね」

 

 有事に備えてロイガンの別荘で待機していたが、キシスが手間取るのは相当だったのだろうとして漸く警戒態勢を解いた。振る舞われた冥界の料理は正直なところ日本とはそんな違いが無い味、久しぶりにゆっくり食事をして後は寝るだけとして洋風なようで違和感がある部屋で寝ようとした夜。

 

「・・・・っ、結界!?」

 

 先日の変態吸血鬼とは違うが、内部からのが張られたと理解したが、普通に部屋のドアが開いた。

 

「こんばんわ、明日帰ったら暫く会えないかもと思うから水龍さんのお土産を自分で渡しに来たわ、人間界のを取り寄せてたらしいものだけどね」

 

 着ているのが白く簡素なネグリジェな分スタイルが際立つロイガンが昔ながらな【宝箱】を百科事典程度のサイズにしたものをベッドで上体だけ起こした一誠に渡して、自分もベッドに一誠の隣に座りながら開封したものは?

 

『やっ、激しいぃぃっ、』

 

 壁に映像が投写されて正統派な黒髪ストレートヘアの美女が、見た目が年下の育ち盛りな男に四つん這いの姿勢にされて激しく腰を打ち付けられている。卑猥な水温がグボッ、グボッと響いて女を悶絶させている。

 

『や、あああ あっ、ああん♡♡』

 

『せ、先生!良いよ、まだまだたっぷり膣内に注ぎ込むからね!』

 

『やっ、やああっ・・・・もう、もたないよぉ、でも、うれしいっ♡』

 

 何とも言えない沈黙。魔法か何かで再生機のようになっている。

 

「ま、まあ・・・・凄いクオリティ高いAV。けど水龍さんは老いて盛んって奴なのね」

 

 呆れたようにベッドの上で胡座をかいた一誠だが、その上にロイガンが乗った。何のつもりかと思ったが?

 

「はあ、興奮してないのね。私のお尻くらいだと駄目かな?」

 

 決して弾き飛ばしたり出来ない程ではない、ロイガンは尻を揺するが、一誠の股間にあるのは反応してないとしたが。

 

「私をこのまま後ろから抱えて、この映像を見てなさいな。何か意味があったりするかも?」

 

 それは、何か事務的だが。一誠には巨大亀を倒せたのは水龍とロイガンのお陰なので言われた通りにした。無駄肉のないようで柔らかいともしなやかとも感じるお腹の前で手を組んだ。

 

「ふふ、いつかはこんな風にやる事やってみたいかな・・・・私なら、受け止めてあげるよ?」

 

「俺は、悪魔はやっぱり・・・・複雑で、でもロイガンさんみた・・・・っ!」

 

「く・・・・あっ、これは驚いたよ。やっぱ凄い立派なのね」

 

 膨れあったものが、尻の谷町に挟まり始める感覚、短パン越しにこれではとした時、ロイガンは抜け出してネグリジェを脱ぎ捨て、一誠を押し倒した。

 

「嬉しいよ、私に欲情してくれたね。悪魔には本能的に無関心だと思ったけど、私も捨てたもんじゃないのね?」

 

【悪魔】

 

 そう、自分は悪魔がとしたが・・・・ロイガンにキシスにグレイフィアが例外なのでは?と戸惑う一誠は本能的にロイガンの両手首を掴んで骨が軋む程に握った。

 

「っ・・・・放してくれたけど。別に良いよ。手首握り潰してくれたってね、面白いもの見せる機会になるから」

 

 異様な発言の意図を聞き出したい一誠の意識を逸らすように、額に口付けを落としたロイガンは、そのまま一誠と自分の身体をすり寄せ続けながら、頬に、首筋へと唇と舌を這わせて行く、乳房の弾力に富む柔らかさと、先端の心地よい固さが一誠の何かを解き放つようにして鎌首をあげるように股間にあるものを益々高ぶらせる。

 

「凄い、まだまだ大きくなるみたい。短パン脱がせて直接見たら恐がっちゃうかも」

 

 下腹部に近い箇所で触れるソレを目指すようにロイガンは鎖骨や胸にも舌と唇への愛撫を施す。引きはなそうとして触れた髪も、角の固い感触も一誠には怪しい手触りで心音が高まるのを自覚し、互いに荒れ始めた吐息が部屋に響き始めた。

 

 水龍が何故か送った映像からの音声は二人にはもう届かない。




 次回、一誠VSロイガン。

 多分、中学生編は次回辺りで最後か手前。

 一誠は水の妖精と言うか、現代人っぽいのが交信困難なのの姿を少し見れるようになりました。
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