「中野家のマンションも大概すごいけど、ここはもう別格だよなぁ」
土曜日。午前中は家庭教師があるためそのお宅に来ているのだが……
僕はその家の大きな門を見上げて、それに連なるように高い塀が永遠と続くのではないかと思われるくらい長く続いているのを、左右に確認した。
ここは
僕は教授の薦めもあり、この家の娘さんの家庭教師をしているのだ。
「おはようございます、吉田先生!」
「おはようございます。今日もお勤めご苦労様です」
「いやいや。先生に比べたら大した事ありませんよ。アッハハハハ!」
「いやー、はははは…」
家に近づくと警備の人から挨拶をされた。
普通であれば近づく事さえ許されない場所でもあるので、このように警備の人が何人も常駐しているのだ。
しかも、その警備の人達は
最初に来た時とか、マジで警戒心マックス状態だったから回れ右して帰ろうかと思ったくらいだ。
「ささっ!当主様とお嬢様が首を長くしてお待ちしておりますので!」
警備の人が門ではなく、その横の普通の扉を開いて中に招いてくれた。
「ありがとうございます。あ、これ差し入れのお菓子です。大したものではないですが、良かったら皆さんで食べてください」
「いつもありがとうございます!
ニッコリと笑って僕の差し入れを警備の人が受け取ってくれた。
いい人達なんだけど、やたら声が大きいからビビるんだよねぇ…
そんな思いの中扉を潜ると、初老の男の人が腕をお腹辺りで曲げ頭を下げて挨拶をしてきた。
「おはようございます。ようこそお出で下さいました」
「おはようございます。いつも言ってるじゃないですか。そんな仰々しい挨拶はしないでくださいって!」
「はっはっはっ…これも我らの勤めご容赦下さい」
そう笑っているのはこの北条院家の執事長を勤めている
ここでの家庭教師も三年目ともなるので、堅苦しい態度をお互いに取らないようになっていた。
そんな玄庵さんの後ろについて玄関まで向かう。
「相変わらず綺麗な庭園ですね」
「はっはっはっ…庭師達が毎日手入れしていますからね。放っておくと後が大変ですからな」
この家の庭園は本当に見事で、よくテレビに出てくる日本庭園を持ってきたようなものである。
そんな庭園をしばらく歩いていると大きな屋敷にたどり着いた。
この家は見た目は純和風の作りの平屋で玄関も引き戸になっている。
ただ、中は意外に現代感もあるので古い建物といった感じはされない。
「では私はここで」
玄関前に着くと玄庵さんが頭を下げながらそんな事を言ってきた。
「あれ?何か用事でもあるんですか?」
「ええ。ご当主様直々の命がありまして」
いつもは部屋まで案内してくれるのだが、今回はここで別れる事になったので疑問を投げかけると、玄庵さんは頭を上げるとニッコリと笑顔でそう答えると離れていった。
ふむ…当主自らの命なら仕方ないか…しかし…
ここである問題が起きた。それは、果たして家庭教師の生徒の部屋までたどり着けるのかという問題である。
この家はとにかく広く、しかも同じような部屋がたくさんあるのだ。
いつもは玄庵さんの案内でたどり着けるんだけど…うーん…困ったなぁ…でも、玄庵さんの事だから案内人を用意してくれてるかも。
そんな期待を持って引き戸を開けた。しかし、そこには予想外の人物が正座をして三つ指をつけ頭を下げていた。
「ようこそお出で下さいました、紘一様♪」
その人物は頭を上げると優しい微笑みを向けてきた。
「か、
この人物こそこの家の現当主である北条院薫子本人である。
薫子さんは常に着物姿で髪は櫛で後ろに纏めているので実際の長さは分からない。
しかし、顔立ちは良く美人の部類に入るだろう。零奈より七つ年下ではあるが、若く見え大学にいる女の人と変わらない程で、初めて会った時は僕が教えている生徒のお姉さんと間違えて笑われた程である。
そんな薫子さんはいつもニコニコと優しい笑みを向けてきて、とてもじゃないが当主としての威厳を感じる事はなかった。
しかし、大学の友人に聞いたところ、北条院薫子は判断力も凄く敵対した者には容赦が無いような氷の女と言われているそうだ。それもあり、北条院家の影響範囲は拡大し、県内で逆らえる者はいないとも言われており、裏では政界にも繋がっているそうだ。
今も目の前で優しい微笑みを僕に向けている女性がそんな人だとは、今でも信じられずにいる。
ちなみに、薫子さんのご主人は十年前に亡くなっていて、所謂母子家庭というものだ。
「ふふふ…そんなところで固まっていないで、どうぞお上がりください」
僕が驚きで固まっていることを可笑しく笑いながら立ち上がった薫子さんは、靴を脱いで上がるように促してきた。
「す…すみません。まさか、薫子さんに出迎えてもらえるなんて思ってもいなかったので…今日は仕事は大丈夫なんですか?」
薫子さんに促されるままに靴を脱いで上がりながら聞くと、薫子さんは僕の右腕に両手を添えながら寄り添い答えた。
「ええ。今日の用事は午後に回せましたので。紘一様をこうしてお迎え出来、嬉しく思います」
「あ…ははは…そうでしたか。えっと…僕も薫子さんのような美人に出迎えられて嬉しいですよ」
「あら♪紘一様はいつもお上手ですね♪」
僕の素直な気持ちを伝えると嬉しいのか、機嫌を良くしてさらに寄り添ってきた。
「い…いやいや…誰が見ても美人ですし、二十代前半にしか見えませんよ」
「ふふふ…本気にしちゃいますよ…♡」
そう言った薫子さんは僕の肩に頭を乗せてきた。
この家庭教師にはある問題が二つあり、その一つが薫子さんである。
前々から僕には彼女がいる事を伝えている。しかし、何もした覚えがないのだが、こうやって好意を寄せてくるのだ。
雇い主なのであまり大きく反発する訳にもいかず、ましてやこんな美人に言い寄られると、という考えが頭を過り拒めないでいた。
ちなみに、薫子さんは女性にしては背が高く僕より少し低いくらいで、零奈より少し高いといった感じだ。なので、今のように立ったまま僕の肩に肩を乗せやすいようである。
「あー……ちょっと近すぎません?」
「そうでしょうか?それに誰もいませんから大丈夫ですよ。全員に仕事を言いつけてますので」
薫子さんがこんな風に甘えてくるのは周りに人がいない時である。玄庵さんとかがいる時にはこんなことはない。そこが唯一の救いではあるのだが…
「ほら、そろそろ行かないと。
「むぅ……仕方がありませんね。では、このままご案内しますね」
そう言った薫子さんは本当に手を離すことなく、腕を組まれた状態で目的地まで向かうことになった。
コンコン…
「桃華。紘一様がお見えですよ」
『はーい』
目的の部屋に着くと薫子さんがノックをして部屋の中に声をかけた。すると元気な女の子の声が返ってきて扉が開かれた。
ガチャ…
「あ!せんせーいっ!」
開かれた扉から出てきた女の子が僕を見るやいきなり抱きついてきた。
「会いたかったですぅ…♡」
「ちょっ…桃華ちゃん。さすがにくっつき過ぎじゃないかな…」
抱きついてきた女の子が僕の生徒である北条院桃華。中学三年生。この北条院家のご令嬢で、普段は凛としており、正しくご令嬢といった態度である。最初に会った時もそんな彼女だったのだが、日を追う毎にどんどんと甘えん坊になってしまっていた。
髪型は黒のストレートロングで、二乃や四葉くらいの長さだろう。身長はこの年の女の子としては背が高い方で五つ子達とそんなに変わらない。
小さな頃に父親を亡くし、また普段からお稽古事など、北条院家の跡取りとして日々精進している訳なのだが、僕との時間ではそういったしがらみを取る必要はないとアドバイスすると、すっかりと甘えん坊のお嬢さんになってしまったのだ。
今も僕に抱きつきながら顔を僕の胸にスリスリとしている。
そして、もう一つの問題が、この過剰とも言える接触が桃華ちゃんの大きな胸が僕に押しつけられ、欲情しないように我慢するのが大変な事でもある。
これ、一花達五つ子と変わらないくらいではないだろうか…見たことないので感触での判断ではあるのだが…この年でこれとは…
じゃあ、その母親である薫子さんも大きいのかと考えてしまう自分に反省もしている。
前にこの胸が押しつけられるので、あまり抱きついてこないように注意したのだが、『先生なら問題ありません』、と効果がなかった。
しかも、更に問題があり、桃華ちゃんは普段は薫子さんと違い洋服を着ているのだが、その服が日々露出が高くなっているように感じるのだ。今日なんて、ワンピースではあるが、胸元の谷間が見えていて目のやり場に困っている。
「えー…このくらい問題ないですよぉ…♡」
「こら、桃華!はしたないですよ」
「はーい」
僕の言葉にも離れようとしない桃華ちゃんに薫子さんが注意するとようやく離れてくれた。
貴女もさっきまで腕を離してくれなかったのではなかったのでは?という疑問は心の中に留めておいた。
「申し訳ありません、紘一様。後でキツく言っておきますので…」
申し訳無さそうに薫子さんが頭を下げながら謝ってきたので、僕は慌てて両手を前にして恐縮した。
「いやいや、そこまでしなくても良いですよ。普段から頑張ってる桃華ちゃんが甘えられるのは、薫子さんか僕くらいしかいませんから、気にしてないです。まあ、ちょっと度が過ぎますけどね…あはは…」
「ふふふ…先生はやっぱり優しいなぁ…♡だから大好きなんです♡」
怒らないであげてほしいと、笑いながら薫子さんに伝えると、桃華ちゃんは嬉しさからかまた抱きついてきた。
だから、度が過ぎるって言ったよね?
と、心の中で思いながらも桃華ちゃんの頭を撫でてあげた。
「はぁぁ…紘一様は桃華に甘いのですから。しかし、紘一様の仰っている通り、桃華は普段から真面目にお稽古事や勉強を頑張っていますからね。こういったのも必要なのかもしれません」
ため息をつきながらも僕の言葉を薫子さんは肯定してくれた。
「ん?そういえば、先生今日は格好いい服装ですね!
抱きしめるのを満足した桃華ちゃんは僕から離れると、僕の今の服装を褒めて、自分の為なのかと目をキラキラさせて聞いてきた。
普段はそんなにお洒落はしないのだが、この後に二乃とのデートが控えているので、今日は久しぶりにお洒落をしている。
黒のTシャツにネイビーのテーラードジャケット。それにテーパードパンツを穿いている。
自分ではお洒落な格好だと思っていたが、桃華ちゃんからは評価が良いので安心した。何せ、姉妹で一番お洒落な二乃とのデートなので自分が浮かないように色々と考えたのだ。
「あー…そう言いたいところなんだけど…ごめんね。この後人と会う約束があるんだよ」
申し訳無さそうに僕が伝えると、桃華ちゃんは目を見開いて固まってしまった。
「あら……彼女さんとデートですか?」
「ま…まあ、そんなところです…あはは…」
薫子さんが微笑みながら聞いてきたので、乾いた笑いを出しながら答えた。
本当は彼女の娘とデートだとは口を裂けても言えないな…
「では、今日はお昼は食べていかれませんか?」
「いえ。待ち合わせはお昼を食べた後にしてますので、差し支えなければ、いつも通りいただこうかと」
「ふふふ…わかりました。ご用意しておきますね」
僕の言葉に笑顔で薫子さんは答えた。
この家には使用人の人達も住んではいるが、食事は薫子さんと桃華ちゃんの二人だけなので、少しでも寂しい思いをさせないようにと、食事はなるべく断らないようにしている。
「では。今日も宜しくお願いいたしますね、紘一様」
軽くお辞儀をして薫子さんは部屋から離れていった。
「じゃあ、始めようか桃華ちゃん」
「むぅ……」
あれーー?
席についた桃華ちゃんに話しかけるも頬を膨らませて、黙って机に向かっていった。
一応、桃華ちゃんにも彼女がいるって言ってるんだけどなぁ…
部屋のドアを閉めた僕は、桃華ちゃんに続いて机の側に用意されている椅子に座った。
机には、ノートと参考書が開かれて準備万端なのだが、一向に桃華ちゃんはペンを握らない。
「えっと……そろそろ始めたいんだけど…」
声をかけるも桃華ちゃんは頬を膨らませたまま、じっと前を向いているだけである。
はぁぁ…どうしたものか…
「先生は……」
「ん?」
ようやく口を開いてくれたのでそれに反応した。
「先生は…彼女とこの後デートして……そして、キスやエッチな事もされるのですか?」
「へ!?」
桃華ちゃんの口からとんでもない言葉が出てきたので驚いたのだが、桃華ちゃんは真剣な顔でこちらを見ていた。
「いや……まあ、雰囲気とかでそんなこともあるかもだけど、必ずする訳じゃないよ?」
まあ、今回は二乃の初めての体験だから必ずエッチはするだろうけど…
「じゃあ、雰囲気が良くなったらされるのですね?」
「ま…まあ……てか、この話は良いでしょ。さ、勉強始めよう」
そう言いながら参考書に手を伸ばそうとすると、すくっと桃華ちゃんは立ち上がった。
「桃華ちゃん?」
「
「?」
何か口にすると桃華ちゃんは急にワンピースに手をつけ一気に脱ぎ始めた。
「ちょっ…!?」
僕は慌てて顔を桃華ちゃんから逸らした。
「いきなりどうしたの!?」
「お願い……先生…見て…」
「いや!駄目だって!」
「お願いっ…!」
必死に見てはいけないと伝えるも、桃華ちゃんは悲痛な叫び声をあげた。
その声を聞いて僕は桃華ちゃんの方を見た。
そこには恥ずかしがりながらも背筋を伸ばして立っている、下着姿の桃華ちゃんの姿があった。
ブラやショーツは幼さを感じる白で、ショーツには小さな赤いリボンが付いていた。
しかし、体つきは明らかに大人である。やはり胸は五つ子よりは大きいようだ。
「どうですか…?
そう言いながら僕の頬に両手で添えるように近づいてきた。
「あ…ああ……」
「ふふふ…嬉しいです…♡このまま
「!?」
とんでもない事を口にした桃華ちゃんは顔を近づけてきた。
「駄目だって!僕には彼女がいるの知ってるでしょ?」
僕は抵抗するように桃華ちゃんの両肩を手で押した。
「お願いいたしますっ…!一度っ…!一度で
それでもなお抵抗する桃華ちゃんは必死に懇願してきた。
「
「!」
桃華ちゃんは涙を流しながら、この状況の意味を説いてきた。
「
「なっ…!?」
薫子さんってそんな早くに嫁いでたのか!?
「だからっ…!だから、どうかっ…!」
「!」
桃華ちゃんの悲痛な願いに心が揺らぎかけている。
零奈……僕はどうすれば……
迷いからか僕の手の力が弱まり、桃華ちゃんの唇が僕の唇に近づこうとしている。
「せん…せい…♡んッ……」
桃華ちゃんが目を瞑りまさにキスをしようとした瞬間。
コンコン…ガチャ…
ドアのノックの音とドアが開く音で我に戻り、また桃華ちゃんを押し返した。
それと同時に薫子さんがお茶を乗せたお盆を持って部屋に入ってきた。
「お茶の準備が…でき…まし…た………」
薫子さんは桃華ちゃんが下着姿でまさに僕に迫っている光景を見て固まってしまった。
「えーっと……ふむ…なるほど...」
状況を理解したのか、薫子さんはお盆をテーブルの上に置き話しかけてきた。
「桃華。とりあえず紘一様から離れて服を着なさい」
「ですが、お母様!」
「桃華?」
「はい…」
声色を変えて桃華ちゃんの名前を呼ぶと、桃華ちゃんは僕から離れてワンピースを着た。しかし、今の薫子さんの声凄かったなぁ。
その後、事の顛末を話すと薫子さんはため息を吐いて僕に頭を下げてきた。
「紘一様。この度は我が娘がとんだ失礼な事をしたこと謝罪いたします」
「そ、そんな!頭を上げてください。桃華ちゃんの年頃であれば、そういった事に興味が出てくるものです。それに桃華ちゃんの気持ちも分かりますから」
なるべく優しい声で話すように努めながら、僕は自分の気持ちを薫子さんに伝えた。
「紘一様………少し失礼しますね」
僕の言葉を聞いた薫子さんは、頭を上げて微笑んだ後、立ち上がると部屋の外に向かって声をかけた。
「
『は!お側に!』
薫子さんの言葉にどこからともなく声が聞こえてきた。
「今桃華が行ったこと他言無用。分かりますね」
『は!』
いつもの優しい声と違い、少しドスが聞いた声に僕は少し驚きを隠せなかった。
「それから、今より
『し、しかし!それでは!当主様の身に…!』
「
『!はっ!半径十メートル以内に近づく者がいれば、即遠ざけます!』
ゾクッ…!
自分の命令が聞けないのかという薫子さんの言葉には、まさに当主たる所以の圧を感じてしまった。やはり友人の言っていた言葉は本当なのだろうと、ここで初めて思ってしまった。
「よろしい。下がりなさい」
『は!!』
そこまで話した薫子さんは部屋の扉を閉め、ニッコリといつもの優しい笑顔で振り返った。
「ふふふ…これで邪魔者は来ません」
そう言った薫子さんは、しゅんとなって床に座っている桃華ちゃんの近くに座り、自分の方に寄り添えながら話しかけた。
「お母様……」
「桃華?貴女は紘一様が好きですか?」
「っ…!はい!生涯を添え遂げたい!そう思えるほど愛しております!」
「そうですか…」
桃華ちゃんの気持ちを聞いた薫子さんは満足そうに笑みを浮かべて桃華ちゃんの頭を撫でている。
桃華ちゃんの気持ちは嬉しい。だけど、僕にも生涯を添え遂げたい人がいる。
そこで零奈の微笑んだ顔が頭を過った。
「紘一様」
「は、はい!」
そこに薫子さんから声をかけられたので、緊張した赴きで返事をした。
「こんなことが起きてしまった後に、差し出がましいお願いだとは思っております。ですが、どうか桃華のお願いを聞いていただけないでしょうか」
「お母様……」
「薫子さん……しかし、僕には…」
桃華ちゃんの願いは叶えてあげたい。だけど、それは零奈を裏切ることになるかもしれない。そんな天秤を頭の中で思い描いていた。
「分かっております。貴方には愛する人がいることも。ただ…桃華の気持ちもどうか汲んでいただきたいのです…」
「そ…それは……」
薫子さんの真剣な表情に心が揺らぐ。
「桃華から聞いた通り
「お母様……」
薫子さんは微笑みながら話し、桃華ちゃんの頭を撫でていた。
「主人も
「お父様……」
ご主人の亡くなった話をした時に薫子さんは少し悲しみの表情となったのだが、桃華ちゃんも父親の事を思い出したようで、寂しそうに薫子さんに寄り添った。
そんな桃華ちゃんの頭を笑みを浮かべながら薫子さんは抱きしめた。
「その後も
「なっ…!?」
「ふふっ…驚くのも無理もありませんね。ですが、あの者達は桃華を使ってもっと地位の高い者と繋がりを持とうとしたのです。今でもその時の事を話すあの者達の事を思い出しただけでも吐き気がします!時代遅れも良いところ…」
なるほど。こういった格式の高い家にも裏にはそういったものがあったのか…
「ですので、桃華には本当に愛する者と結ばれてほしいと考えています。ただ、紘一様には想い人がいたのが残念ではありましたが…」
「そうでしたか……」
本当に残念そうな顔で薫子さんは僕を見てきた。
「これは人道を外れた好意であることは重々承知しております。ですが、どうかこの子の初めての経験だけでも叶えていただかないでしょうか…」
「…………分かりました…」
「!紘一様…」
少し間を置いて僕は了承した。すると、それに薫子さんは驚きもするものの、喜びの表情へと変わっていった。
「でも、条件があります」
「ふふっ…どうぞ」
「その…さすがに体を重ねるのは桃華ちゃんの年齢的にも早いと思いますので、そこは後々考えさせてください」
「……分かりました。そこは
「お母様!」
「大丈夫ですよ。今すぐに貴女を誰かと一緒にする、といった事はありませんから。そうですね…十六の誕生日プレゼントとして、紘一様に抱いて頂くと思えば良いのではないですか?」
「っ…!それは良い考えですね!」
えーーー!なんか、勝手に話が進んでるんですけど…まあ、そこは零奈に相談してみるか。
ウキウキしている桃華ちゃんの顔を見て僕はため息をついた。
「あ……あの……紘一様にもう一つご相談が……」
すると、薫子さんは少し照れながらもう一つ相談事があると言ってきた。
「?何かあるんですか?」
「そ……その……先程も申し上げた通り、
「ふふっ…お母様も先生がお好きなのですね?」
言葉を濁した薫子さんに、笑いながら桃華ちゃんが聞くと薫子さんは顔を赤くしてコクンと頷いた。
「で…ですので……
「え!?」
薫子さんの提案に驚きの顔となってしまった。
「………やはり、嫌ですよね。このようなおばさんに…」
「い、いえいえ!むしろ、僕に彼女がいなければ大歓迎と言いますか、とても嬉しいですよ。貴女のような美人とキスが出来るなんて」
「~~~っ…!ありがとうございます…」
僕の言葉に顔を真っ赤にして、薫子さんは下を向いてしまったが、嬉しさは伝わってきた。
「えっと…じゃあ…」
僕はすくっと立ち上がり、薫子さんと桃華ちゃんの近くに座った。
「あ、あの。本当に僕なんかで良いのでしょうか?」
「ふふふ…
「ふふっ…
僕の問いかけに桃華ちゃんは嬉しそうな顔で答え、薫子さんは少し照れながらも微笑みながら答えた。
「えっと…じゃあ…」
「では、桃華からお願いいたします」
「え!?良いのですか?」
「ええ。後、ごめんなさい。折角の初めての接吻を母親が見ているところでなんて」
「そんな事ありません。
申し訳無さそうに話す薫子さんに、桃華ちゃんは笑顔で答えた。
「分かりました。じゃあ、桃華ちゃん。いくよ?」
「はい!んッ……」
僕が桃華ちゃんの頬に手を添えると、桃華ちゃんは目を閉じ唇をこちらに差し出してきた。僕はその唇にそっとキスをした。
「ちゅっ…はぁ…♡」
軽めのキスだったのだが、顔を離すと桃華ちゃんはトロンとした目で余韻に浸っていた。
「ど…どうかな?」
「はい…♡とても感動いたしました…」
満足そうな笑みを向けてきたので良かった。すると、僕の左手に薫子さんが手を添えてきた。
「薫子さん?」
「え?はっ…!す、すみません!手が勝手に…!」
「ふふっ…僕はどこにも行きませんよ。薫子さん、良いですか?」
「は…はい…」
僕が微笑みながら薫子さんの頬に手を添えたのだが、違和感を感じた。
「あの……緊張されてます?」
「えっ…!?」
「すみません。薫子さんはご主人で慣れているのかとばかり…」
薫子さんの頬に手を添えると、緊張からかかなり震えていたのでそんな疑問を投げ掛けた。
「うううぅぅ……その……先程もお伝えした通り、
うるっとした上目遣いで薫子さんがそんな事を言うものだから、つい可愛くていきなり唇を奪ってしまった。
「んンッ…!?ちゅっ……ちゅるッ……はぁ……ひろかずさまぁ…♡ちゅるッ……んンッ…!?」
桃華ちゃんとは違い、興奮してしまった僕は薫子さんの歯をなぞるように舌で撫でながらキスをすると、薫子さんは驚きの表情へと変わった。だが──
「んふっ…♡れろッ…♡れろッ…♡ちゅっ……はぁ……れろれろッ……ちゅっ……もっと…くださいぃ…♡はむッ…♡ちゅるッ……れろッ…♡れろッ…♡ちゅっ……はぁ……れろれろッ…♡ちゅるッ……♡はぁ……♡」
しばらく薫子さんの舌を堪能した僕は薫子さんの顔から離した。すると、その薫子さんはとても妖艶な笑みを浮かばて舌ずりをしながらこちらを見ていた。
ヤバッ…!
そんな薫子さんの姿に興奮してしまった僕は薫子さんを強く抱きしめながら押し倒し、首すじなどにキスをしていった。
「ちょっ…!紘一様!あッ……あッ……それッ……いいッ……♡ねえ?口にお願いできますか?」
薫子さんにもスイッチが入ったのだろう。薫子さん自らキスをねだってきたのだ。
「ちゅるッ……れろッ…♡れろッ…♡ちゅっ……はぁ……れろれろッ……ちゅっ……はぁ…♡あッ…♡いいッ……ひろかずさまぁ…♡」
キスの後はうなじや耳などにも舌を這えずり回していると、薫子さんから甘い声が出てきて興奮度が更に高ぶってきてしまい、着物の上から薫子さんの胸を触っていた。
「んんッ…♡あの……紘一様……あッ……
「!?す、すみません!」
薫子さんの言葉で我に返った僕は謝りながら薫子さんから離れた。
そして、ちらっと桃華ちゃんを見るとむすっと頬を膨らませながらこちらを見ていた。
「あの……ごめんね…」
「むぅ……お母様ばかりずるいです!」
「はい……」
「ふふふ…紘一様もやはり男の方ですね。
ご立腹な桃華ちゃんと違い、ニコニコと笑顔で起きあがった薫子さんはそんな事を口にした。
「お母様ばかりずるいです!」
「はいはい、分かりましたよ。では、一緒に紘一様をご奉仕しましょうか?」
「ご奉仕?」
「ええ…」
そう言った薫子さんは、僕の股間に手を添えてきた。
「!?あ、あの……勃っているのは分かっておりましたが…その……こんなに大きなものでしたでしょうか?」
「あー……彼女が言うには、僕のは大きな部類に入るそうで…」
「そ…そうですか…」
僕の股間に手を添えてきた薫子さんは、触った感触が思いの外大きかったのに驚いている。そして、そのまま何も言わず撫でるのを止めなかった。
「?お母様?」
「はっ…!」
そんな薫子さんの様子に疑問に思った桃華ちゃんがおもむろに声をかけたことで薫子さんは我に返った。
「コホン。桃華も知っているでしょう?男の方はここを気持ち良くしてくれると喜んでくれると」
我に返った薫子さんではあるが、僕の股間を撫でるのを止めることなく桃華ちゃんに説明をした。
「それは……学友の方達が話しているのをチラッと聞いた事がありますが…」
「ふふっ…それを今から二人でするのですよ」
「なるほどぉ!」
いやいや。ニッコリした顔で薫子さんは桃華ちゃんに何て事を言ってるんだ!?
桃華ちゃんなんて目をキラキラさせている。
「では、紘一様。ズボンと下着を脱いでいただけますか?」
「え!?本気ですか!?」
「ええ。このままではお辛いでしょう?」
本気なのか尋ねると、至って冷静に薫子さんは答えた。
くぅ……仕方ない…
僕は立ち上がってズボンとパンツを一気に下ろした。
「「!!」」
そこにはギンギンに勃起しているペニスが現れ、薫子さんと桃華ちゃんは驚きの顔で僕のペニスを凝視している。
「あ…あの…お母様。殿方のはこんなにも大きなものなのでしょうか…保健の授業である程度は学びましたが、こんなものが、あそこに挿いるのですか?」
「いえ。
僕の勃起したペニスが大きすぎる事に薫子さんと桃華ちゃんは言葉を失ったままペニスを凝視している。
「あの……さすがにこのままでは恥ずかしいのですが…」
「そ、そうですわね。えっと…紘一様はそのままベッドに腰かけていただけますか?」
僕は薫子さんの指示に従って、桃華ちゃんのベッドに下半身丸出しで腰かけた。
良いのか、こんなことして…
すると、薫子さんと桃華ちゃんがペニスを挟んで左右に近づいてきた。
「では、まずは手に持って扱いてあげましょう。桃華、出来ますか?」
「は…はいっ…!あの、先生…触りますね?」
「あ…ああ…」
桃華ちゃんはおずおずといった形で僕のペニスの竿の部分を握った。
「!凄いです、お母様!とても硬くて、びくびくと脈打ってます!」
「ふふふ…では、そのまま上下に手を動かしてみましょうか」
「は…はいっ…!」
薫子さんの指示の元、桃華ちゃんはペニスを握った手を上下に動かし始めた。
ゆっくりとしたペースではあるのだが、いつも勉強を見てあげているあの桃華ちゃんが僕のペニスを扱いていると思うと感じずにはいられなかった。
「ど…どうですか、先生?気持ち良いでしょうか…?」
「あ…ああ…とても良いよ」
「わぁ♪もっと頑張りますね♡」
僕が褒めてあげると笑顔になって扱くスピードを上げてきた。
「あ、先から透明な汁が出てきました。これが精子ですか?」
「いいえ。男の方は気持ち良くなると、このように汁を出すのです。良かったですね。桃華のご奉仕が紘一様に気に入っていただけたようですよ」
「はい!」
「では、
そう言った薫子さんは、我慢汁を手に馴染ませると亀頭辺りからカリ辺りまでの先の部分を扱き始めた。
くっ…!これは凄いかも……
あの北条院母娘が二人で僕のペニスを扱いている光景を見ていると興奮度が上がってきた。
「わぁー、どんどん汁が出てきますね」
「そうですね。桃華、服を脱ぐことは出来ますか?」
「え?それは構いませんが…」
「男の方は視覚からも興奮度が上がるそうです。
「分かりました!」
そう返事した桃華ちゃんはまたワンピースを脱いで、ペニスを扱き始めた。
ヤバい!こんな姿を見せられたら…!
「!お母様!また、大きくなりました!」
「ふふっ…きっと紘一様は桃華の下着姿に興奮しているのですよ」
「そうなのですね♪先生が望むのであればいつでも見て良いですからね♡」
薫子さんの言葉に喜んだ桃華ちゃんはニコニコしながらそんな事を言ってペニスを扱くのを止めなかった。
「では、そろそろ次の段階に入りましょうか」
そんな薫子さんの言葉に僕の警鈴が鳴った。
「ちょっ…!ちょっと待ってください薫子さん!それはさすがにまずいと思います!」
「むぅ……お母様!教えてください!」
僕が待ったをかけたのだが、それが気に入らなかったのか桃華ちゃんが頬を膨らませて薫子さんに先を促した。
「ふふふ…紘一様のこれを舐めて口に含むのです」
「舐める……口に……」
薫子さんの言葉を聞いて、桃華ちゃんはペニスをじっと見ている。
「桃華ちゃん。無理しなくて良いからね。手でしてくれるだけでも十分気持ち良いんだから!」
「そうですね。桃華が難しいのであれば、
「ちょっ…!」
そんな事を言えば…
「やります!」
ほらぁ……対抗心メラメラだよ…
「ふふふ…では、まずは先にキスをしてみましょうか」
「はい」
桃華ちゃんは薫子さんに促されるまま顔を僕のペニスに近づけていった。そして──
「ちゅっ……」
亀頭辺りに軽くではあるがキスをした。
「ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……」
桃華ちゃんはそのまま色々な角度からキスを続けた。
「ちゅっ……!びくびくしてます…」
「ふふっ…きっと桃華のキスが気持ち良いのでしょうね。では、次は舐めてみましょうか。棹の部分を下から舐めて、先っぽまでいったらまたキスをしてあげてください」
「はい…れええぇろっ……」
桃華ちゃんの舌が僕のペニスを這っている。それだけで、背徳感から気持ちが昂ってきた。
「ちゅっ……れええぇろッ…ちゅっ…♡はぁ……先生…どうですかぁ…?れええぇろッ……」
「あ…ああ…気持ち良いよ。もう少しこっち側を舐めてくれると気持ち良いかな」
そう言いながら裏スジの方を指さした。
「ここ…?れええぇろッ…ちゅっ……」
「ふふふ…では、
「くっ…!」
薫子さんもペニスを舐め始めたのだが、薫子さんは思い出しながらカリ首を中心にキスや舌ずりを始めた。
あまりの気持ち良さに声が漏れてしまった。
「ふふふ…良い感じみたいですね…♡ちゅるッ…♡」
「れええぇろッ…ちゅっ…♡はぁ……先生……もっと気持ち良くなってぇ…♡」
ヤバい!この光景を見てるだけで気持ち良さに歯車がかかってくるッ…!
方や下着姿ですでに発情状態の少女。方や表情には出ていないが妖艶な笑みで舐める着物美人。
どんな店にもないだろッ…!こんな光景が見れるのはッ…!
「ちゅるッ…♡はぁ……ごめんなさい...桃華。もう我慢出来ませんッ…!はむッ…♡ぢゅるッ…ぢゅるッ…ぢゅるッ…」
薫子さんが我慢できないと言うと、ペニスを咥えて顔を上下に動き始めた。やはり顔には出ていなかったが、薫子さんも発情していたようだ。
舌や唇をしっかりと使ってペニスを口で扱いている。
「ふわぁ……お母様のそんなお顔見たことありません…」
桃華ちゃんは一心不乱にペニスを咥えて顔を動かす母の姿に驚いていた。
「ぢゅるッ…ぢゅるッ…ぢゅるッ…♡はぁ……ごめんなさい...桃華…久しぶりのおちんぽに興奮してしまったようです…ちゅっ…♡」
「良いのですよ。ふふふ…お母様の新しい一面が見れて
「れろッ…♡れろッ…♡ちゅるッ…♡ええ、良いですよ。さあ、口に咥えて。歯を立てないように気をつけるのですよ」
「は…はい…!あーむッ…♡んーー…」
ずずずっと僕のペニスを口に含んでいく桃華ちゃんの姿はとてもエロかった。
「全部含む必要はありません。紘一様のは大きいですからね。カリ首……そうですね、くびれ辺りまで入れば問題ありませんから」
「ふぁい…ちゅるッ…けほッけほッ…顎が疲れます…」
「ふふふ…それだけ紘一様のはご立派という事ですよ。ああぁぁ…疼いてきましたぁ…♡紘一さまぁ…指で良いので、私を慰めていただけませんかぁ…♡」
薫子さんは色っぽい声で僕の右手を取ると、着物をたくしあげ、自らの股に導いてきた。
導かれた先のショーツは濡れており、じんわりと湿りを感じた。
僕はそのまま指でショーツ越しに割れ目を撫でた。
「あッ……あッ……い…いいッ……♡こんなきもち…ひさしぶりですうぅ…♡」
僕の肩に両手を置いて、薫子さんは自ら腰を動かしてる。
「薫子さんのそんな甘い声聞いちゃうと、興奮しちゃいますよ。とても色っぽくて素敵です」
「あッ……ふふっ…♡ねえ…接吻しましょ…♡後、指…挿れて…♡ちゅるッ…♡」
耳元で指を挿れてほしいと薫子さんが艶っぽく言うと、僕の唇を奪ってきた。
僕は薫子さんのお願い通り、ショーツをずらして腟内に指を挿れて、腟壁を擦り始めた。すでに愛液が溢れており、指を動かすごとにクチュクチュと音が聞こえ、その音で更に興奮度が増していった。
「ちゅるッ…ちゅっ…あッ……あんっ…♡きもちいいぃッ…♡れろッ…♡れろッ…♡ちゅるッ…♡ねえぇ…もっとはげしくしてもよいのですよ…♡ちゅっ…♡」
「分かりました」
薫子さんのお願いに答える形で指に圧を与える力を上げながら、薫子さんのスポットを探した。
「ああぁぁんッ…♡いいッ……そこぉッ……♡」
ここか。
スポットを見つけた僕はそこを重点的に責めた。
「はあぁぁんッ…♡だめッ……むすめのまえなのにッ……わたくし…もうッ……がまんできませんッ……♡」
「良いんですよ。貴女の素を見せてください」
「はいッ…♡あなただけにみせる…わたくしを…もっとみてぇッ…♡あッあンっ…♡れろれろッ……♡」
「ぶううぅぅ……またお二人の世界に…
「くはッ…!桃華ちゃんッ…それッ…気持ち良いッ…!」
「ふふふ…ちゅるッ…♡はぁ……後は、お母様はもう少し唇を狭めていたはず……はむッ…♡ほほはな…?ぢゅるッ…ぢゅるッ…ぢゅるッ…」
「!」
嘘だろッ…!この子、今日初めてフェラしてるんだよね?こっちの才能もあるのかよッ…!
桃華ちゃんは勉強も礼儀作法も何でもこなしている。まさかその能力がここでも発生させるとは思わなかった。
「あッ……あンっ…♡だめッ…♡もうッ……イッちゃいそうですぅッ……♡むすめのまえで…イッちゃう…わたくしを…けいべつしますか…?」
「ちゅっ…♡いいえ、そんな事ありませんよ。むしろ僕で気持ち良くなってくれて嬉しいです。薫子さんのイくところ見せてください」
「あッ……あッ……い…いいのッ……はぁッ……そんな…こと…いわれたらッ……わたくしッ……わたくしはぁッ……♡」
「ぢゅぷッ……ぢゅぷッ……ぢゅぷッ……ぢゅぷッ…♡はぁ……あはっ♪だんだんびくびくが増えてきましたぁ…♡射精というものが近いという事でしょうか…?ふふふ…先生♡
嘘だろッ…!この子零奈並みに上手いぞッ…!
ヤバいッ…!
「あんッ…♡とうかよりも…わたくしに…かまってくださいませッ…♡あッ…♡それッ…♡いいッ……いいッ……♡」
桃華ちゃんのフェラに気を取られたのが不服そうにしている薫子さんにラストスパートの如く腟内を責めた。
「あッ…あんッ…♡すきッ…♡すきですッ…ひろかずさまぁッ…♡もうッ……ひろかずさま…なしでは…だめですぅッ……あんッ…だめッ……もうッ……もうッ……くるッ……きちゃいますうぅぅッ……♡」
「イけ!」
「ふわあああぁぁぁぁッ……♡」
最後に薫子さんのスポットへの圧を強くすると、天井を見上げながら目を見開き、口を大きく開けて、薫子さんはイッた。
「あ……あ……あ……あ……こんなの……はじめて…♡」
イッた薫子さんは僕に寄り添うように倒れ込んできた。
「はぁ……はぁ……はぁ……
そして、薫子さんは僕を押し倒すようにしてキスをしてきた。
まずい!このままだと桃華ちゃんの口に
「ちゅっ…薫子さん!このままじゃッ…!」
「ふふふ…ちゅっ…♡良いのですよ…桃華のお口にたくさん
くっ…!確信犯かッ…!
「ぢゅぷッ…ぢゅるッ…ぢゅぷッ…ぢゅるッ…♡」
僕の射精感が高まっていることは気づいているが桃華ちゃんはペニスを口から離そうとしない。
「んッ…♡ちゅっ…♡れろッ…♡れろッ…♡ちゅっ…♡さあ、イッてくださいませッ…♡ちゅるッ…♡」
ぐッ…!イくッ…!
ドクッ…ビュルル…ビュルルルルル…
「んむッ…!?」
薫子さんによって口を塞がれていた僕はイく事を口に出すことが出来ず、そのまま桃華ちゃんの口の中に射精してしまった。
「んんんんッ…!んんんんッ…!」
あまりに射精感が気持ち良く、僕は無意識に腰を上げ、ペニスを桃華ちゃんの喉奥に突き刺した。
「んくッ…んくッ…んくッ…」
僕が腰を押しつけているせいで口をペニスから離す事が出来ない桃華ちゃんは、そのまま精液を飲み込んでいる。
射精仕切った僕は腰を下ろしたので、ようやく桃華ちゃんはペニスを口から離す事が出来た。
「ゴホッゴホッ…!はぁ……はぁ……思わず飲んじゃあましたぁ…」
「あらッ…♡羨ましいですね。どうでしたか?紘一様のお味は?」
「えっと……少し苦味がありましたが…私は好きな味でした♡先生!また飲ませてくださいね♡」
「ふふふ…だそうですよ?貴方様♡んッ…ちゅっ…♡」
精液の味を気に入ったようで、桃華ちゃんはニコニコしながら僕にまた飲ませてほしいとお願いしてきた。
それに満足した薫子さんは僕にキスをしてきた。
「ねえ、貴方様?次の家庭教師の日はどうぞ泊まっていってくださいませ。
「そ…それは……」
「ちゅっ…♡その時に、
「はい……」
欲望に負けた僕は、結局薫子さんの提案に頷いてしまった。
そんな僕を、薫子さんは満足そうに微笑みながら見下ろしていた。
今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。
今回はオリジナルキャラだけで書かせていただきました。
僕の作品って毎回こういう家柄の人が出る傾向が……
なんかそういう家柄の人っていうのが好きなんですよね。すみません。
さて、欲望に負けた紘一ですが、零奈にはどう説明するのでしょうか。もしかして内緒にしたり……
今回はオリジナルキャラだけでしたので、次回の投稿は1月31日と連日でさせていただきます。
次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。