その日の夕方。
「ちゅるッ…れろッ…れろッ…♡ねえぇ~二乃ぉ…お兄ちゃんの挿れたいいぃっ!」
「駄目に決まってるでしょ!私はあんた達のご飯作ってるんだから、その横でシようものなら夕食抜きだからね!」
「そんなあぁ……」
放課後となった五つ子は、零奈の言う通りうちに泊まりに来た。しかも、全員が大きな荷物である。
そんな中、宿題を終わらせ試験勉強まで頑張ったところで、今は二乃が夕食を作っておりそれを三玖が手伝っている。
残りの三人は手持ち無沙汰だと言って、僕とセックスしようとすると、夕食が終わるまで我慢するように、と二乃がキツく言ってきたのだ。
そりゃそうだろ…人が夕食作ってる横で、あんあん喘ぎ声出されたら堪ったもんじゃないよ。
と言う事で、僕のペニスをフェラするまでならOKが出たので、一花と四葉と五月は、三人で僕のペニスを舐めているところなのだ。
「れえぇろッ…れえぇろッ…♡ちゅるッ…♡諦めなよ五月ちゃん。お兄ちゃんの精液飲ませてもらえるだけ、ありがたく思わなきゃ」
「れろッ…れろッ…♡ちゅっ…♡お兄ちゃあぁん…♡精液飲ませてえぇ…♡れろッ…♡」
二乃の言葉にガックリと肩を落とした五月に一花はフォローを入れた。そんな状況下でも、四葉はマイペースに僕に射精を懇願するようにペニスを舐めていた。
「ぶうぅぅ…れろッ…れろッ…♡そうなんだけどさあぁぁ…ちゅるッ…♡おちんちん目の前にしてお預けって生殺しだよおぉぉ……れろれろッ…♡」
ペニスを目の前にしてまんこに挿れられないと嘆く五月。それでもしっかりペニスを舐めてるところが五月らしいか。
「ううぅぅ……おまんこ切ないよおぉぉ……おにいちゃあぁぁん…♡んッ…あッ…♡」
「いや、僕に言われても。二乃の言う通り、せっかく夕食作ってくれてるんだから、その横でセックスはどうかなぁ……」
多分濡れてきたのだろう。自慰しながら切なそうに見てくる五月に、僕はどうしようもないと伝えた。
「ううぅぅん…仕方ないなあぁぁ…五月ちゃんこっち来て」
我慢の限界といった五月を見て、一花は五月の腕を掴んで、すでに床一面に敷いている布団の上に連れて行った。
「あ、お兄ちゃんのおちんちんは四葉が咥えてて良いよ♪」
「え、いいの!?わあぁぁい♡あむッ…♡んむッ…んむッ…♡」
一花から僕のペニスを咥えてて良いと言われた四葉は、嬉しそうにペニスを咥えて口を使って扱き始めた。
その顔は本当に嬉しそうである。なので、そのまま四葉の頭を撫でてあげた。
「んむッ…んむッ…♡んッふふッ…♡ちゅるるるるッ…♡」
それが嬉しかったのか、満天の笑顔でペニスを吸う事を交えながら四葉は僕のペニスを味わっていた。
「むうぅぅ…一花あぁぁ…こっちで何するの?私もお兄ちゃんのおちんちん咥えたいよおぉぉ…」
「そりゃあ、私だってそうだよ。でも、今の五月ちゃんは気持ち良くしてほしいんでしょ?」
「え?それは……そうだけど…」
一方の一花と五月の方はというと、お互いに僕のペニスを咥えたいと言いながら何やら始めるようである。
「じゃあ、五月ちゃん。服を全部脱いじゃおっか♪」
「え!?ここで!?」
「ん?もしかして恥ずかしいの?」
何の躊躇することなく服を脱ぎながら一花は五月に質問をした。
「そ…そうじゃないけど……一花何する気?」
恥ずかしさはないと言いながら、五月も一花の指示の元服を脱ぎ始めた。
二人とも全裸になると一花が五月に指示を出した。
「じゃあ、五月ちゃん。ここに仰向けに寝て」
「う…うん…」
五月は心配そうな顔ではあるが、一花の指示の元仰向けに寝転んだ。
「じゃ、失礼して…」
すると、そこに一花は五月の顔を跨いで、自分の顔は五月の股に持っていったのだ。
「ちょっ…!?一花!?」
「へえぇぇ~…女の子のおまんこってこんな風になってるんだあぁぁ~…ふふっ…♡五月ちゃんってば、もう濡れてるね♡れろれろッ…♡」
「あッ…んんッ…♡ちょっとッ…いちかあぁぁ…♡」
そしてそのまま一花は五月のおまんこを舐め始めたのだ。
あいつは何してるんだ?
「ちゅるッ…♡ほら、五月ちゃんも私の舐めてよ。私だって、気持ち良くなりたいんだよ?」
そう言いながら一花は腰を振って、五月に舐めるようにアピールをした。
「ううぅぅ…私、女の子のとか舐めた事ないよ?」
「私だって五月ちゃんが初めてだよ。れろれろッ…♡ちゅるッ…♡大丈夫だって。自分が気持ち良いと思うところを舐めれば良いんだよ♡れろッ…れろッ…♡」
「はッ…あんッ…♡いちかあぁぁ…じょうずうぅぅ…♡えっと……これが…おまんこ……ううぅぅん…お兄ちゃんに舐めてもらいたいところを舐めれば良いんだよね。れろッ…れろッ…♡」
「んんッ…♡五月ちゃんもやればできるじゃん♡じゃあ、舌挿れちゃうね♡ちゅるッ…♡」
「ふああぁぁんッ…♡ちゅるッ…ちゅるッ…♡あッ…いいぃッ…♡れろれろッ…♡」
二人はお互いに気持ち良くなったのか、もう自分達の世界に没頭してしまった。
「結局、喘ぎ声出してんじゃない…はぁぁ…まあ良いわ。って、ちょっと待ちなさい三玖!何入れようとしてんのよ!?」
呆れ気味に一花と五月のシックスナインを見ながら二乃は夕食作りに手を戻した。すると、三玖が何やらしているようである。
「?隠し味…」
「あんた阿保なの!?コーンポタージュにお酢入れるわけないでしょ!」
「むうぅぅ…美味しいかもしれないのに…」
「自分の分にだけ入れなさい!はぁぁ…もう良いわ。お皿出しててちょうだい…」
「わかった…」
三玖の手からお酢を取り上げた二乃は、頭を抱えながら三玖に指示を出している。
あっちもあっちで大変そうだな。
「ぢゅるッ…ぢゅるッ…♡ちゅるッ…はぁ……♡れええぇろれろッ…♡ちゅるッ…♡お兄ちゃん、気持ち良い?」
「ああ。四葉はフェラ上手だね。教えたことあったっけ?」
「れええぇろ…れええぇろ…♡ううん。なんとなくこうすれば良いかなってやってるよ♡ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…♡他にシてほしいこととかない?れええぇろれろッ…♡」
自分のフェラを褒められた四葉は、上機嫌な顔で裏スジを中心に的確に男の感じるところを舐めている。
天然って恐ろしいな…とは言ってもこれ以上ヤッてほしいことなんか思いつかないしなぁ…
そう考えながら、僕の目は四葉の大きな胸に目が行ってしまった。
「?ちゅっ…♡お兄ちゃん、おっぱい見たいの?」
「え?あ、いや…まあ……」
「ししし。見たいなら見たいって言えば良いのに♡よっと…!」
僕の視線を感じた四葉は笑みを浮かべながら上着を脱ぎ、そしてブラまで脱いでしまった。
「んん?これって、おっぱいで挟んだら気持ち良いのかな?」
「へ!?」
ブラまで脱ぎ胸をさらけ出した四葉は、ふと自分の胸とペニスを見ながらそんな言葉を口にした。
「よし!ちょっとやってみるね♪よいしょっと…」
すると、四葉はなにも気にすることなく自分の胸で僕のペニスを挟んできたのだ。
これは……気持ち良いかも…
「わっ!お兄ちゃんのおちんちん凄いね♡おっぱいで挟んでも飛び出してきてるよ。んッ…ちゅっ…♡れろれろッ…♡」
「ああぁぁ…四葉…それ気持ち良いッ…」
「本当!?よおぉぉし…ちろちろッ…♡ちゅるッ…えっへへ…♡お兄ちゃん気持ち良さそうな顔してるよ♡」
「ああ……本当に気持ち良いからね…四葉、そのまま胸で僕のを扱きながら舐めてくれる?」
「わかった!」
僕が気持ち良くなっているのが嬉しいのか、笑みを浮かべながらペニスの先端の尿道口に舌を入れるのではないかというくらいに舐めている。
そして僕の指示の元、四葉は自分の胸を動かしてペニスを扱きながら舌を使って舐めてきた。
「うんしょっと……れろれろッ…♡ちゅるッ…♡こんな感じ…?」
「ああ……良いよ…次は乳首同士を当てるように胸を動かしてごらん」
「うん…♡あッ…はッ…♡これ…気持ち良いかも♡れろれろッ…♡あッ…いいぃッ…♡ちゅるッ…♡」
自身の乳首で感じなからも懸命にペニスを舐める四葉の長い髪をすいながら頭を撫でてあげた。
「ちろちろッ…♡あッ…♡お兄ちゃんの手♡気持ち良い♡れろれろッ…♡ちゅるッ…♡ちゅっ…♡あッ…んッ…♡」
「僕も四葉の胸と舌気持ち良いよ。四葉も気持ち良くなってね」
「うんッ…♡ちゅるッ…れろれろッ…♡あッ…んんッ…はッ…れろれろッ…♡いッ…いいッ…♡」
四葉の感度も高まってきたようで、声もどんどん甘くなってきた。
「もう!ヒロにぃがそれじゃあ意味ないでしょ!」
そこに二乃が振り返って文句を言ってきた。
そんな状況下でも一花と五月はお互いに感じあい、四葉も感じながら一生懸命胸を動かしながらペニスの先端を舌で舐めていた。
「ごめんって。お詫びになるか分かんないけど、この後のお風呂は二乃と入るから」
「本当に!?じゃあ、許してあげる♡ふんふっふ~ん♪」
お風呂に一緒に入ることを提案すると、二乃は機嫌を良くして夕食作りを再開した。
「…………」
「えっと……」
そんな中三玖はじっと無表情のまま僕を見ていた。
「三玖は……添い寝とか…?」
「ふふっ…♡約束♡」
三玖も何とか機嫌を取り戻して二乃の手伝いを始めた。
「れろれろッ…♡ちゅるッ…♡ぶうぅぅ…!私はあぁぁ~?」
そこに頬を膨らませた四葉が胸でペニスを扱きながら見上げてきた。
「四葉は一番に精液飲めるからそれで我慢してくれるかな?」
「あっ…そっか!ふふふ…じゃあ、いっぱい
四葉は自分の胸から飛び出ているペニスを咥え込みながら乳首を擦り付けるように胸を動かし始めた。
本当にこういう事に関しては上手いなっ…!そろそろイキそうかもッ…!
「ちゅるッ…れろれろッ…♡はッ…あんッ…♡いつきちゃんッ…じょうずうぅ…♡まけられないよッ…ちゅるるるるッ…♡」
「れろッ…れろッ…れろッ…♡ふああああぁぁぁッ…♡いちかッ…♡だめだよッ…そこはッ…♡わたしだってッ…じゅるるるるッ…♡」
「あッ…んッ…だめッ…いつきちゃんッ…わたしッ…もうッ…♡ちゅるッ…れろれろッ…♡」
「はうッ…いちかあぁぁ…♡わたしもッ…もうッ…イッちゃうよおぉぉッ…♡れろッ…♡れろッ…れろッ…♡」
「「ちゅるッ…れろれろッ…♡あッ…ああああぁぁぁぁんんッ…♡」」
一花と五月の方はお互いにイク事で終わったようである。
と言っても僕も我慢の限界なんだけどね…
「ぢゅぷッ…ぢゅぷッ…♡あッ…んんッ…♡れろッ…♡はッ…あッ…イッちゃうかもッ…♡おにいちゃんのもッ…ビクビクしてるうぅ…♡はんッ…だめッ…♡ぢゅるッ…♡おにちゃあぁぁんッ…♡だしてええぇぇッ…♡」
「くッ…!イクッ…!」
イキそうになった僕はそのまま四葉の頭を押さえて、なるべく四葉の口の奥へとペニスを突っ込んだ。
ドクッ…ビュルルルル…ビュルルル…
「んッ…んんんんんッ…♡」
四葉もどうやら喉奥に精液を感じながらイッたようで、その影響で口の中に入りきれなかった精液が四葉の口から垂れて胸へと落ちていく。
ヤバッ…!エロッ…!
その光景はとてもエロく、僕は四葉の頭を押さえたまま目を離せないでいた。
「んくッ…んくッ…んくッ…♡んんんッ…!んんッ…!」
「あ、悪い!」
四葉が精液を飲み終えると、手を退かしてほしいのか訴えかけるようにこちらを見てきたので、急いで手を退けた。
「ぷはッ…♡もおおぉぉッ…!苦しかったんだからね!」
「ごめんごめん。四葉に見惚れててつい……」
「ししし…♡なら、許しちゃう♡んッ…ちゅっ…ちゅるッ…ちゅっ…えろれろッ…ちゅるッ…ちゅっ…んッ…♡はぁ…♡おにちゃあぁぁん…すきいぃぃ…♡ちゅるッ…れろれろッ…ちゅるッ…えろッ…ちゅっ…♡ふふふ…♡まだおちんちん大きなままだね♡挿れちゃう?♡」
キスしながらペニスを撫でていた四葉は、にこりと微笑みながらスカートの中のショーツをずらして、僕のペニスを導こうとした。
ゴンッ…!
「あいたっ…!」
「挿れないわよ!」
そんな四葉の頭に二乃はチョップを入れながら四葉の行為を止めた。
「まったく…油断も隙もないんだから!ほら、ご飯出来たから…と言っても、このテーブルだと全員分は無理そうね。ご飯組とお風呂組に別れましょ。そこの裸で寝てる二人は先にお風呂行きなさい」
「「はああぁぁ~~い……」」
夕食の準備が出来た二乃はテキパキと指示を出した。
お風呂に行くように言われた一花と五月は、お互いのまんこ近くに顔を置いて、力なく返事をしている。
「ぶうぅぅ…もうちょっとだったのにぃぃ……お兄ちゃん!後で気持ち良い事しようね♡ちゅっ…♡」
二乃に止められた四葉であったが、これ以上無理と判断して、僕の頬にキスをしてブラをせず上着を着てテーブルについた。
そうして、一花と五月。三玖と四葉という順番でお風呂に入りながらも、夕食を食べるのだった。
「あッ…ああぁぁんッ…いいぃッ…♡」
お風呂の最後の組である僕と二乃なのだが、普通に入るだけでは終わらず、結局二乃を立ちバックの形でペニスを挿入して腰を動かしていた。
この家のお風呂は狭いから、これくらいしか体位が無いんだよなぁ…とは言え…
「あッ…ひろにいぃぃッ…いいぃッ…♡これッ…きもちいいのッ…♡あッ…あんッ…♡」
自身を支えるように壁に両手を置き、二乃は下を向きながら喘ぎ声をあげていた。そんな二乃は、すでに三回ほどイッている。
そういえば、初めての時に行ったお風呂でも同じ体位でやったら、二乃気に入ってたっけ。
そう考えながら、前屈みになり、ぶらぶら揺れている二乃の大きな乳房を揉みながら乳首も軽く摘まんだりした。
「あッ…いッ…♡どうじはッ…だめなのッ…♡」
「じゃあ、止める?」
「やだッ…♡やめないでえぇぇッ…♡このままッ…つづけてッ…♡あッ…はッ…あッ…んッ…♡」
返事は分かっていてもどうしても聞いてしまう。
そのまま二乃の両胸を揉みながら、比較的浅目にペニスを膣壁に擦りつけるように腰を動かした。
たしかこの辺が二乃のスポットだったはず。
「はッ…あッ…んッ…んんんッ…♡はッ…だめッ…♡またイッちゃうッ…♡あッ…いいぃッ…♡」
「良いよ。何度でもイッて。ちゅっ…気持ち良くなってね。ちゅっ…」
二乃の背中にキスをしながら腰を振り、二乃の絶頂を促した。
「あッ…んッ…だめッ…♡もうッ…イッ……くうううぅぅぅッ…♡」
二乃がイクと同時に
「はぁ……はぁ……はぁ……ヒロにぃ……はぁ……凄すぎ…♡はぁ……」
満足そうな二乃の声を聞いた僕はそのまままた腰を動かした。
「あッ…うそッ…らめッ…いまッ…イッたばかりだからッ…あッ…んッ…いッ…♡」
「ごめん!そろそろ限界。このまま
「あッ…んッ…♡うんッ…だしてッ…♡にののッ…なかに…ヒロにぃのッ…せーし…だしてッ…♡あぁぁんッ…だめッ…またッ…イクッ…イクイクッ…♡」
最後は奥に
「うそッ…♡これッ…すごッ…♡まってッ…イッちゃうのッ…♡」
「良いよッ…!僕もイクからッ…!」
「きてッ…♡きてきてッ…♡あぁぁんッ…もうッ…だめええぇぇッ…♡」
「イクッ…!」
ドクッ…ビュルルルルル…ビュルルルル…
「あッ…はああああぁぁぁぁんんッ…♡」
掴んでいる二乃の腕を引くように腰をお尻にぶつけて、一番奥で射精した。
それと同時に二乃もイキ、幸せそうな顔で笑いながら口を開けたまま絶頂に浸っていた。
「あ……あ……すご…い…あ……なかッ…あったかああぁぁい…♡あんッ…♡」
「二乃、最高だったよ…ちゅっ…」
そのまま二乃を直立に立たせて、両腕を腰に巻きつけるように抱きしめて、ペニスは挿入したまま二乃にキスをした。
「ちゅっ…ちゅるッ…ちゅっ…♡はぁ……最高なのは…私の方よ♡もっと気持ち良いこと…これからしましょうね♡」
僕の言葉に満足そうな笑みを向けて二乃は答えるのだった。
「んッ…あッ…ふふふ…♡本当にお兄ちゃんのおちんちん凄いよね♡絶倫だあぁ…♡はッ…あッ…本当に五人の相手しちゃったね♡」
ここまで四葉のパイズリから始まり、二乃、五月、四葉、三玖と相手をして、今は一花が騎乗位でゆっくりと腰を前後に動かしながら、うっとりと僕を見ている。それでも気持ち良さはあり、一花の大きな乳房も揺れていて視感的にも興奮度を上げてくる。
ちなみに僕は今仰向けなのだが、全裸の三玖に膝枕をしてもらっている状態だ。そんな三玖も微笑みながら僕を見ている。
そして二乃は全裸のまま僕に覆い被さるように抱きついてきており、たまにキスしてきたりしている。二乃の胸も押さえつけてくるので、それも気持ち良かったりする。
一方の性欲が強い五月と体力が有り余ってる四葉は、お互いのまんこを舐め合っていて、そちらはそちらで楽しんでいるようだ。
「ふふっ…♡さすがお兄ちゃん…♡」
「本当よねえぇぇ~…んッ…ちゅっ…ちゅるッ…えろッ…♡ちゃんと全員を満足させてくれるなんて♡」
「いや……さすがにもうヘトヘトなんだけどね…」
「んッ…あッ…♡あはは…♡五月ちゃんと四葉は激しく求めてきて大変そうだったもんね。はッ…んッ…いいぃッ…♡」
全員の相手が出来たものの、さすがの体力限界なのを伝えると、一花が笑いながら答えてきた。
そんな一花のゆっくりとしてくれている気遣いが何よりも嬉しく思っている。
「ありがとね一花。僕の為にゆっくりしてくれて」
「んッ…いッ…♡何のことかなあぁぁ…♪私はただ、お兄ちゃんのおちんちんをゆっくり味わいたいだけだよ♡はッ…あんッ…♡」
感じながらも、いたづらっ子の顔で一花はとぼけている。
「やっぱり長女だよね。そういう一花好きだよ」
「~~ッ…♡今そんな事言わないでッ…♡あッ…感じちゃうッ…♡」
一花に優しく声をかけると膣内がキュッと締まってきた。体は正直なようである。
「むうぅぅ…私は?」
「もちろん、三玖に二乃。それに、四葉と五月も好きさ」
頬を膨らませてこちらを見てくる三玖の頬を撫で、そして僕寄り添っている二乃の頭を撫でながら三玖の問いに答えた。
「ふふっ…♡お兄ちゃんならそう言うと思った…♡ちゅっ…ちゅるッ…ちゅっ…♡」
「そうよねえぇぇ~…♡れろれろッ…ちゅるッ…♡ふふふ…硬くなってる♡」
すると嬉しそうに三玖は僕の唇にキスをして、二乃は僕の乳首を舐めてきた。
「あッ…んッ…♡ふふふ…♡おちんちんビクビクいってる…♡二乃と三玖のキスで感じてるんだね♡」
二乃と三玖の行為に感じた僕のペニスの反応に嬉しそうに一花は伝えてきた。
「今日は五人で来れて良かったよ…あッ…んッ…♡昨日、あんな事あったからッ…んッ…♡みんな…お兄ちゃんに甘えたくなったからっ…あッ…いいぃッ…♡はんッ…♡」
「昨日?」
一花が五人でここに来れた事を、甘い声で感じながら良かったと伝えてきたのだが、昨日何かあったのだろうか。
「ああ……あれか…」
そう言いながら三玖は胸を僕の顔に押しつけてきた。
気持ち良いのだが、息がしずらい…
「んッ…お兄ちゃんッ…♡息吹きかけないでッ…♡あッ…♡」
無茶言うな!
「ふん!思い出しただけでも腹立ってくるわよね!まったく…!ちゅるッ…ちゅっ…れろれろッ…♡ふふっ…♡ヒロにぃの乳首凄い勃起してるうぅ…♡かりッ…♡」
「くっ…!何かあったのッ…?」
「んッ…♡お兄ちゃんに言われた通り…みんなでお互いの得意科目を教え合うために…んッ…♡リビングで勉強してたの…あッ…♡お兄ちゃん…乳首舐めて…♡」
「はいはい…で?ちゅるッ…ちゅるッ…」
「あッ…いいぃッ…♡お兄ちゃんのッ…舌ッ…やっぱり…気持ち良いぃッ…♡」
あ、三玖はもう駄目だな。
「ちゅるッ…♡そしたらそこにパパが帰ってきたのよ。で、私たちに向かって、『ようやく僕の考えを理解してくれたんだね』、て無表情で言ってきたのよ。あんたのために勉強してないっての!れろれろッ…ちゅるッ…ちゅっ…♡」
なるほど。そんな事が…
「あッ…いいッ…♡私たちが勉強してるのはッ…んッ…♡お兄ちゃんに褒めてもらってッ…んッ…♡ご褒美もらうためだもんッ…はッ…あッ…んッ…♡別にお父さんの考えを理解したわけじゃないからッ…あッ…ああぁぁんッ…♡」
うーむ…どうも五つ子からのマルオさんへの好感が低すぎるんだよなぁ…
「ふッ…♡んッ…♡その後もッ…お母さんが出てったからッ…はッ…あんッ…♡ずっとッ…機嫌悪かったしッ…はッ…だめッ…♡きちゃうッ…♡」
あ、そういえば二乃にだけ気持ち良くしてなかったな。
そう思って二乃の膣内に左手の中指を挿入させた。すでに濡れていたのでスムーズに挿入出来た。
「ちょっ…あッ…んッ…♡なんでッ…♡」
「いや、二乃だけ気持ち良くなってないかと思って。嫌だった?ちゅるッ…」
「いやじゃないわッ…あんッ…いいぃッ…♡ヒロにぃのッ…ゆびつかいッ…しゅごいのッ…♡ああぁぁんッ…♡」
「はッ…んッ…♡一昨日にッ…お母さんがッ…んッ…♡なんかッ…お父さんに怒ってたからッ…はッ…あんッ…いいッ…♡多分ッ…それでッ…出ていったんだと思うよッ…ごめんッ…おにいちゃあぁぁんッ…♡もうがまんッ…できないのおぉッ…♡」
すると、一花は前後のゆっくりしたスライドから上下運動へと切り替えて、激しく動き始めた。
「良いよ。一花が思うように動いてッ…!僕もそろそろイクッ…からッ…!ちゅるッ…ぢゅるるるるッ…」
「ふあッ…♡だめッ…おにいちゃあぁぁんッ…そんなにすったらッ…もうッ…♡」
「あッ…ああぁぁんッ…♡ひろにいぃぃッ…♡よわいとこッ…ばっかりッ…せめてくるからッ…わたしッ…すぐッ…イッちゃうよおぉぉッ…♡」
「あッ…あッ…あッ…あッ…♡いいよッ…おにいちゃんもッ…イッてッ…♡あッ…あッ…あッ…♡わたしッ…もうッ…げんかいだからッ…♡」
ちなみに一花はまだピルを飲み始めたばかりなので、ゴムを着けた状態でペニスを挿れている。
と、考えているどころじゃないッ…もうッ…イクッ…!
ドクッ…ビュルルルルル…ビュルルルル…
「「「はッ…ああああぁぁぁぁんッ…♡」」」
射精寸前で腰を上に打ちつけ、更に三玖の乳首を吸い上げながら、二乃のスポットに指圧を加えると、三人同時にイッてくれたようだ。
「はぁ……はぁ……お兄ちゃんとの…セックス…はぁ……最高だよ…♡はぁ……はぁ……」
一花は後ろに両手をついて、天井を見上げながら絶頂に浸っていた。
「はぁ……はぁ……もう…ヒロにぃってば…どんどん…上手くなってるんだもんッ…はぁ……はぁ……なんでえぇぇ…まあ…ぜんぜん良いんだけどね♡はぁ……」
二乃は僕のお腹に手を組んで置き、それを枕のように顔を置きながら僕の行為を称賛していた。
「んッ…ちゅっ…ちゅるッ…えろッ…♡ちゅっ…はぁ……ふふふ…お兄ちゃん…大好き♡」
三玖は僕の顔を両手で抑えてキスをして、満足そうな笑顔を向けてきていた。
「ありがと。そろそろ寝ようか」
「はぁ……そうだね……そういえば、四葉と五月ちゃんはえらく静かだね」
僕の提案に息を整えた一花が、四葉と五月が静かな事を気にした。
たしかに静かだ。
「はぁ……あの二人…舐め合ったまま寝てるわよ……器用なもんね…」
二乃の言葉に二人を見ると、たしかにシックスナインの態勢のまま微動だにせず、微かに寝息が聞こえてきていた。恐らく、お互いにイッた後、そのまま寝てしまったのだろう。
「んッ…♡わっ…!お兄ちゃんってば、まだこんなに
一花がペニスを抜くと、そこにはコンドームに精液がたっぷりと溜まった状態のペニスがあった。まだちょっとだけ勃起している。
「じゃあ、取るよ。よっと…!んーー…」
一花はペニスからコンドームを取るとそれをじっと見て何か考え込んでいた。
「これってこのまま捨てるのも勿体ないよねぇ…あー……♡」
すると、コンドームに入っていた精液を自分の口に流し込んだのだ。
「「あああぁぁぁっ…!」」
それを見た二乃と三玖がすぐさま反応したのだが、もう遅い。
「んくッ…んくッ…んくッ…♡ペロッ…♡えっへへ…ご馳走さま♡」
全ての精液を飲み込んだ一花は舌で唇を舐めながら笑顔を向けてくるのだった。
その後は、後片付けからパジャマに着替えてもらい。一花はどうせ脱ぐからいらないと言った。就寝することになった。
先程の約束通り、三玖が僕の横で寝ていて、笑みを浮かべながらじっとこちらを見ていた。
他の四人は寝ているようで、あちこちから寝息が聞こえてくる。
「寝ないの三玖?」
「うん…もう少しお兄ちゃんの顔見てたいから...♡」
そんな風に言いながら目を細めてにっこりとした顔で、三玖はじっと見てきた。
「……やっぱり三玖が一番零奈に似てるね」
「え…?」
ふと感じた事を三玖に伝えると、三玖は驚きの顔でいた。
「何言ってるの?私たち五つ子だよ?みんな同じ顔だよ…」
「いや、そうなんだろうけど。僕にはもう別人にしか見えないからさ。そう考えると、姉妹で一番三玖が零奈に似てるなって思ったんだよ」
お互いに横を向いて寝ているので、右手で三玖の頭を撫でながら僕の考えを伝えた。
「そっか……お兄ちゃんには…そう見えてるんだ…ふふふ…ちょっと嬉しい…♡」
僕の言葉を聞いた三玖は嬉しそうに僕に寄り添ってきた。
「えっと……ヒロカズ…?」
「!?」
そして上目遣いで急に三玖はそんな風に呼んできたのだ。
「どうしたのさ、急に」
「ううん。お母さんならそう呼んでたから…少しでもお母さんに近づけたらなって……嫌かな…?」
「ううん。嫌じゃないよ。三玖がそう呼びたいならそう呼べば良いさ…ちゅっ…」
「んッ…ちゅっ…ちゅるッ…はぁ…♡ヒロカズうぅぅ…好き…♡ちゅるッ…れろッ…れろッ…♡ヒロカズうぅぅ…♡愛してる…♡ちゅるッ…えろッ…♡」
三玖にスイッチが入ったように僕も零奈としている感覚がきて、おもむろに三玖の胸を服の上から揉み始めた。
「あッ…いいよッ…ヒロカズ…♡もっとッ…♡ちゅるッ…♡」
すると三玖も僕のペニスをズボン越しに撫で始めてきた。
「ちゅっ…ごめん三玖…ゆっくりするから、挿れても良いかな?」
我慢が出来ず三玖にお願いすると、答える変わりに僕のズボンとパンツを下ろしペニスを扱き始めた。
「良いよ…♡ヒロカズがしたいようにして…♡」
そして器用にも、ペニスを扱きながら自分のズボンとショーツも下げて、扱いていたペニスを自身のまんこに導いてきた。
クチュクチュとペニスが膣口を擦る音が妙にリアルに聞こえてきた。
そして三玖は僕の耳元で呟いてきた。
「いれてッ…♡」
それを聞いた僕はゆっくりと徐々にペニスを膣口から挿入していった。
「あッ…ヒロカズのッ…おちんちんッ…いつもより…感じるッ…♡はんッ…いいよッ…ヒロカズ…♡ヒロカズ…♡」
名前を呼ばれる度に興奮度が高まってきたが、激しくせずゆっくりと丁寧に腰を動かしていった。
「んッ…あッ…はッ…♡ちゅっ…ちゅるッ…れろッ…れろッ…♡ちゅるッ…♡ヒロカズ…はげしくしないの…?♡」
「ああ。このままゆっくりと三玖の
「んッ…ちゅっ…♡いいよッ…♡ヒロカズがッ…あッ…おもうようにしてッ…♡はんッ…いッ…あんッ…♡んッ…ちゅっ…ちゅるッ…えろれろッ…♡れろッ…れろッ…♡はッ…♡」
三玖の許可も貰えたので、その後もゆっくりと三玖の
辺りは静かで、他の姉妹四人の寝息とクチュクチュという音と、三玖の甘い吐息だけが部屋に響いていた。
その間も三玖の膣壁はギュッギュッと締めつけてきて、射精を促してきていた。
それからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
胸を揉みながら腰を動かし、時には指の腹でクリトリスを軽く撫でていたので、三玖は何度か軽くイッていた。
さすがの僕も限界が近づいた時、いけないとは思いつつもあることが頭を過った。
「ねえ、三玖?今日って危険日?」
「んッ…あッ…♡えッ…?えっと……きけんびッ…てなに?あッ…♡」
「……このまま三玖の
「!」
僕の言葉に驚き顔を固めたが、すぐににっこりと微笑んで頷いた。
「うんッ…♡いいよッ…だしてッ…♡ヒロカズのッ…あかちゃん…ほしいからッ…♡はんッ…んッ…♡なかにッ…だしてッ…♡」
すると懇願するように三玖も腰を動かし始めた。
「もしできたら…零奈には僕から謝るよ…ちゅっ…」
「ちゅっ…ちゅるッ…♡あッ…♡ううん…わたしもあやまるッ…♡だから…おねがいッ…♡このまま…おくにだしてッ…♡ヒロカズのッ…せーし…ちょうだいッ…♡」
三玖の言葉を聞いた僕は少しピストンスピードを上げて射精感を高めていった。
「くっ…!
「うんッ…うんッ…♡あッ…あッ…あッ…♡わたしの…いちばん…おくにッ…ちょうだいッ…♡」
「イクッ…!」
ドクッ…ビュルルルルルル…ビュルルルル…
「んッ…んんんんッ…♡」
最後は子宮にぶつけるように射精をして、その射精を受けた三玖はイッたのだが、懸命に声を我慢していた。
僕は、そんな三玖の唇にキスをしていた。
「んッ…ちゅっ…ちゅるッ…♡あ……これが……ヒロカズの…♡子宮に注がれてるのがわかるよ♡ちゅっ…♡」
「ありがとう三玖…受け止めてくれて…」
「お礼は私の方……はぁ……赤ちゃん…できないかなあぁぁ…♡」
お礼を伝えると、笑顔で答えた三玖はお腹を擦っていた。
「その時はちゃんと三玖とその子を守るから...ちゅっ…」
「うんッ…♡ヒロカズ…愛してる…♡」
「僕もだ」
「ちゅっ…ちゅるッ…♡ふふっ…♡嬉しい…♡」
そして、僕と三玖はそのまま抱き合ったまま眠りにつくのだった。
~喫茶店・REVIVAL~
時は少し戻り21時頃。
「よう。待たせたかい?」
「いんや。問題ねぇよ。俺らも今さっき来たとこだからな」
眼鏡をかけたショートカットのスーツを着た女性が、男二人で向かい合って座っているテーブルに声をかけながら座った。
彼女は下田。零奈の言っていた元教え子で、現在零奈は彼女の家に厄介になっている。
その彼女の隣に座っている男は上杉。金髪のトゲトゲヘアーでサングラスを頭にかけたヤンキースタイルをしている。
そんな二人の前でマイペースにコーヒーを飲んでいるのが中野マルオ。零奈の現夫である。
黒い髪にショートカット。上杉と違いきちんと髪はセットされており、前髪を左右に分けていて、細い釣り目が特徴的である。
「僕も忙しい身でね。単刀直入に言おう。零奈に帰るように伝えてくれ下田」
「コーヒーの一杯くらい飲ませてくれないのかねぇ。すみません、コーヒー一つ。後、チーズケーキを」
マルオが話を進めようとすると下田が遮り自身の注文をした。
「僕は忙しいと言ったはずだが?」
「じゃ、帰んな。私はこのまま上杉と零奈先生についての話をしていくからさ」
無表情ではあるが挑発的な物言いのマルオに対して、下田も挑発的な笑みで返した。
すると、マルオは眉毛をピクリと上げて威圧的な態度でいる。
「はん!私にそんな態度取っても何とも思えねえよ。それにな。私はあんたに呼び出されたんだ。私にはあんたと話すことなんかねえんだよ」
「落ち着けよ下田。それにマルオもだ」
「ふん!」
「……」
下田は、今では黒髪にスーツ姿としっかりとしているが、高校時代はヤンキーであり上杉とよくつるみ零奈に怒られていた経歴がある。その上杉とのつるみもあり、マルオとも腐れ縁なのである。
挑発的な二人に上杉が落ち着くように話すと、下田は腕組み不機嫌そうに顔をマルオから反らし、マルオもまた顔には出てないが不機嫌そうにコーヒーを飲んでいた。
「あ…あのぉ……コーヒーとチーズケーキです……」
そこにオドオドとしたウェイトレスが下田の注文した商品を持ってきた。オドオドしているのは、先程の二人の様子を見ていたからである。
「おっ♪悪いねぇ。迷惑かけちまったな♪」
「いえ。では、ごゆっくり」
そんなウェイトレスに下田は笑顔でウィンクを返してきたので、ウェイトレスも気が落ち着き笑顔でお辞儀をするとテーブルから離れていった。
「で?何だって零奈先生は家を出ていったんだよ?」
「僕に聞かれても困るね。それは僕が聞きたいくらいだよ」
話を進めようと上杉がマルオに質問したのだが、マルオは知らないとコーヒーを飲みながら淡々と答えた。
「はっ…!お前さん本気で言ってんのかい?あんたの頭の中はメルヘンチックだねえぇ」
そんなマルオの答えに、下田は笑いながらチーズケーキを一口大にフォークで切り分けて口にした。
そんな下田をマルオはコーヒーカップを持ったままじっと見ていた。
「何だ?下田は知ってるのか?」
「ああ……コイツはあろうことか零奈先生の娘さん達を自分の知り合いの息子と結婚させようとしてんのさ。高校卒業を機に嫁がせるつもりみたいだね」
「なっ…!?」
下田がチーズケーキを食べながら話した内容に、上杉は驚愕の顔となり、そしてマルオを睨んだ。
「おいマルオ!下田の言ってること本当なのかっ!?」
「……ふぅ…だとして、上杉には関係ない事だ。これは僕達家族の問題なのだからね」
上杉の睨みを効かせた質問にもマルオは動じず、至って冷静にコーヒーカップを置きながら答えた。
「てっめえぇッ…!」
「それにこれは娘達の幸せの為だ。別に僕自身の為ではない」
「はああぁぁん…良いご身分なこった。自分は好きな女と結婚しておいて、娘達にはどこの誰とも知らない男と結婚させるとはねぇ…」
娘達の幸せの為。マルオの言葉に下田は挑発的に伝えた。
「別にどこの誰とも知らない相手ではないよ。僕が厳選した親しい人物の息子さ。それに裕福な家に嫁いだ方が彼女達の為になる。彼女達には何も無いのだから」
「おまッ…!マジで言ってんのか!?」
「僕はいつでも大真面目さ。折角有名な学校に入学したにも関わらず、勉強もせず、ただ自分のしたい事をする。そんな彼女達に社会を生きていけると思うかい?それは無理な話だ。だから、裕福な家庭に嫁ぎそこで主婦として生きていく方が娘達の為になると言うものだよ」
(コイツッ…!ここまで頭おかしくなってんのかよ!)
マルオの考えを聞き、同じく一人の娘を持つ親目線としての上杉には信じられず、ただ驚くだけだった。
ガシャンッ…!
そんな考えが上杉の頭を過った時、下田がコーヒーカップを勢いよく受け皿に置いた。その音に上杉も我に返った。
「よおおぉく分かった。今のお前さんには、とてもじゃないが零奈先生を任せておけねえぇ…」
「……それは誘拐と同じ行動だと思うがね」
「はん!弁護士でも何でも立てな!上杉帰るぞ。ここにいちゃ、コーヒーもケーキも不味くて敵わねえぇ!」
下田はそう言うと自分の鞄と注文書を手に席を立ちレジに向かった。
「もう一度言う。零奈に帰るように伝えてくれたまえ」
そんな下田の背中にマルオが一言声をかけた。
「死んでもお断りだね!」
「ちょっ…!おい、下田待てよ!」
マルオの願いを聞き入れない下田はさっさと行ってしまい、それを上杉が追いかけていった。
「全く……頭の悪い連中には話が通じないね…」
一人残ったマルオは、少々イラつきながらスマホを手に取った。
「……江端かい?あの件進めて構わないよ。来週末辺りから始めてくれたまえ…………零奈かい?彼女は今は冷静になれていないのだよ。きっと冷静になれば僕の考えを分かってくれるさ。じゃあ、頼んだよ?」
電話の相手に指示を出したマルオは残りのコーヒーを飲み干すと席を立ち店を出ていった。
「おい!マジで、どうすんだよ!マルオの事だ。無理矢理にでも、零奈先生を取り返しに来るぞ!」
店を出た下田の背中に上杉は焦った表情で問いかけた。
その言葉を聞いた下田は立ち止まって振り返った。
「上杉。あんたに一つ聞きたい」
「な、なんだよ…」
真剣な表情で聞いてくる下田に緊張気味に上杉は答えた。
「あんたは零奈先生の味方かい?」
「ッ…!当たり前だろ!俺に家族がいなきゃ、あそこでマルオの奴をぶん殴ってやってたぜ!」
「ふっ!私もさ。零奈先生から
上杉の答えに満足した下田は、空に光る月を見ながら笑みを浮かべた。
「ある事?」
「ああ…マルオには確かに金に物を言わせる力がある。だがよ、そんなアイツでも手が出せない相手が出てきたらどうすると思う?」
「は?マルオよりって……この辺にそんな奴いたかよ…」
下田の問いに上杉は考え込んだ。
「………北条院…」
「ッ…!なッ…!それは確かにマルオでも手が出せねえが、
北条院の名前を聞いた瞬間、上杉は驚きの表情となった。だが、上杉の言葉も正しい。北条院と言えば、この県で誰も逆らえない程の力を持っている。が、そんな相手と話すどころか謁見することだって不可能な話である。
「ふっ……私だって最初に聞いた時は同じ考えだったさ。でもよう、零奈先生はやっぱ持ってるぜ。上杉は知ってるだろ?零奈先生の不倫相手の事…」
「あ…ああ。たしか今年度大学を卒業するって言う、昔零奈先生が住んでたアパートの部屋の隣に住んでる男の事だろ…」
当初、上杉は零奈から不倫の話を聞いた時は止めるように零奈に説得をしていた。しかし、零奈の意思は強く、また零奈の娘達でもある五つ子も気に入っている人物だと聞いて、零奈の恋の応援をすることにしたのだ。
勿論マルオも紘一の存在は知っている。しかし、所詮は学生。何が出来るのか、零奈は自分を選んでくれたという気持ちから特に気にしていなかった。
勿論そういったマルオの目が紘一に行かないようにしたのは零奈と五つ子の貢献におけるものでもある。
「そ。そいつが何と!北条院の当主と令嬢をろう絡させたのさ」
「何!?」
下田が笑みを浮かべながら話す内容に上杉は驚きの表情を表した。
「何でも明日、零奈先生は北条院家当主と面会するらしいぜ。そこで、後ろ楯になってもらうようお願いするみたいだねぇ…」
「マジかよ!?でも、相手は北条院だ。そんな簡単に見ず知らずの零奈先生のお願いを聞くかよ」
「そこも零奈先生は手を考えてたよ。私としては、あんまり賛成したくないんだが……マルオのところにいるよりかはマシだろ」
「何だよその手ってのは…」
「ふっ……そいつはな──」
「!!」
下田から聞かされた零奈の手を聞いた上杉は、口を右手で押さえて考え込んでしまった。
「良いのかよ、それでッ…!それじゃあ……零奈先生は……」
「そんだけ零奈先生は、そいつの事を愛しちまったのさ。
ポンと下田が上杉の左肩に手を置くと、上杉は涙を流しながら頷くのだった。
今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。
今回は五つ子全員で紘一のアパートに泊まるお話を書かせていただきました。
本当は五人同時とか書きたかったのですが、僕の実力ではここまでが精一杯でした(*T^T)
三玖が一番零奈に似ているのは個人的な感想ですので悪しからず...
そしてとうとう紘一は三玖への中出しをしてしまいましたね。
薬は飲んでおりますが、日も浅いので果たして──
そして満を持してのマルオの登場です。
なんだか悪の親玉感満載になってしまいましたが(^_^;)
同時に勇也と下田にも登場してもらいましたが、二人はマルオの考えについていけず決裂。
マルオは本格的に五つ子の婚約話に向けて動き出しました。
では、次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。